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yaha の設計思想を探る Feed

2022年12月 8日 (木)

yaha 考 :まとめ

数回考察してきた結果をまとめた。

低周波信号発生器のインピーダンスは600ohm.

それを1M ohmのオシロを直接続し観測するマヌケになりたくない、、、。web にはそんなマヌケです宣言してるsiteがとにかく多い。 そりゃ、中国に抜かれて当然なスキル水準。

1,西暦1934年の刊行本 Radio Designer's Handbookでは zero biasとされておる。

2,  The first stage of the 1937 "Rickenbacher" M11 uses grid-leak bias とある。エレキギターのアンプだ。

RADIO歴史上は、zero biasと呼ぶのが正しい。 商標登録からみで わざわざとgrid-leak bias名付けた勢力(エレキアンプ製造販売法人)がいたことも判明している。

radio 知識があるなら zero biasと呼んだほうがベタ-だ。エレキ派はグリッドリークでよいだろう。

yahaはグリッドリークと言い切るので 歴史を知らない あるいは エレキアンプ自作派だろう。

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X5 2nd generationでははZ=16~150。 

1, 入力Zのミスマッチは無視。yahaの入力Zは1000K~10000K.  信号源は150。

   「150 VS  1000K 」のミスマッチで使う。

2, audio amp分野では歪大で嫌われているZERO BIASにする。

  ご本人は「1934年からZERO BIASと印刷本が出回っている」のを無視しているぽい。

3,動作波形は原典にもない。

4、実装はone point アースにしない。渡りアースにする

5、ノイズ発生源として知れているLM317を無選別で使う。 

6, OP AMPの出力Z とhead phoneのZミスマッチは無視。
  ミスマッチの悪影響低減にz=33k
 
7, headphoneはhi-zの方が 歪率で格段に有利であるが、それについては触れていない。
 
 
8, yaha教によれば2005年考案の低電圧真空管駆動回路。 つまりJFIOZL氏のSITEがダイヤルUP時代から公開されていたので、発想的には模倣の領域。 アース結線具合をみるとaudio工作派ではない。 歪むので歴史上廃れたzero baisに拘る科学性はない。
 
 歪んだ音の為の回路を導入している意図に気が付かないマヌケが多いようだ。
 
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websiteを見るといろんな水準が混ざって非科学的記述もそこそこあった。zの概念なしでの説明が多数見受けられる。 こりゃ先達は悲しむと思うね。壷 宗教が流行る国民性だから、理論的思考しないのが日本国民性だろう。
 
murustuのheadphone amp kitも模倣の延長だと判明した。
 

FX-AUDIO- TUBE-01

てのも波形が落ちていたのでここで診た。性能は大げさぽく思える。 dcdc電源起因のノイズが出口端でも見える。 ここまでノイズが見える自作例はむしろ少ない。

市場価格3000円(製造原価1000円近傍)なので、性能と金額のバランスが取れていると思う。

 
 
オイラは深入りしないようにする。

2022年10月11日 (火)

headphone ampのエネルギー変換効率について。

sepp ampを自作した時点で非常に謎であった エネルギー変換効率について 考察してみた。

・物理系 たとえば自動車では燃焼エネルギーの10%がタイヤ・路面に伝わる。これは近50年変化ない。元エネルギーの9割は音・熱で捨てている。

・mol表現できるものは、変換効率理論値は70.7%.   これも300年変化ない。エネルギーを捨ててはいないが ユークリッド幾何学ではそうなる。

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・オイラ自作 sepp ampの供給エネルギー(E x I)の20%~30%がSEPP端で視れる。これより効率悪いのが 主流らしいことをwebで確認した。

・検索すると上位にくる「とある有名なサイト」では供給エネルギーが 7.6V 60mAと示されており E xI=0.456W. 最低歪出力が0.005W。 効率は1%.

   おなじpageには最大出力が70mW . この時100mA流れるのでE xI=0.70W 。となっている。これを算出すると    効率は10%もある。

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有名なAMPでの変換効率も公開されているので、 オイラも先人にならって変換効率5~15%をねらうようにする。 音に変換されないエネルギーは熱になるので地球温暖化に貢献している。

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1997年に人気があって超3結真空管回路はオイラには高圧製作は無理と思っていたら、WEB管理が弟さんに変わって、あの衝撃は忘れない。 

Kondara MNU/Linuxも消えてしまい 最終日にはオイラも書き込んだが、もうない。ビジネスとして成功しつつあったのに残念だろう。

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以下、回路。動作???のもある。

Th

12ax7preamp_zps0f63b88b

12au7tubeirf612mosfetheadphoneampsc

2022年9月24日 (土)

yaha :op amp出口が1/2 Vccではないので  色々とある。

通電してみたら op amp 出口からみると この値の方がベター。 rk=47kとかrk=33kだとop amp入口では5Vに届かない。 実測4.20Vくらいだ。元回路で実測するとDifferential Input Voltageが 150mV程度ある。Differential Input Voltageは少ないほうが精神安定上よい。

 boosterをかませる場合には中位に合わせることはmustになる。

Yahasch2

 12au7の個体差があるので16k~24k程度でベターな抵抗値にすること。

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・12au7をdc13vで使う際には負荷抵抗は51kオームがよりベター。2013年の実験

・yahaではOP AMPからはVccの1/2電圧程度にしようとする電子移動が12au7間で生じる。そうしないとop amp出力端電圧がVccの1/2電圧からずれる。 等価回路をみればあまりズレると拙いね。それまで含んで波形確認すると15K ,16Kがベストに近い。出口が電圧中位でない場合には終段の電流が天側と地側で異なるはずだ。

741_4

PIN6が中位にならないのであれば、「PIN6の+V側」 と 「PIN6の-V側」では 「電流値差が生じているか、 下側TRに掛る電圧が不十分で苦しい動作」をさせていることになる。

P1010011Op_3

OP AMP出口を中位として上限均等に波形は出てる。  YAHAは中位からズレているので、随分と????思想だ。せめて中位になるよう動作点は合わせたほうがよい。

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「LOAD MAPがどの程度の正確に測定されたものか?」は、データシートにはない情報だ。「欧米メーカー とJAPANメーカーの標本数が同じか 異なるのか?」の議論は 雑誌にはない。

忖度するのが日本メーカーの特質であるが、データ偽造とのことで近年は怒られている。 戦前から忖度していたものを今更 駄目と云われても日本メーカーは困っている。、、とメーカ側の気持ちになってみた。

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12au7で mini mini watterにしてみた。max220mW.

FX-AUDIOは DCDCコンバーター起因の軽微なFM変調とAM変調が掛かっているので、音が霞んできこえるね。


YouTube: ヘッドフォンアンプ:12AU7+OP AMP+booster

RK-196 KIT  で検索。

2022年9月16日 (金)

yaha考 電位勾配の検討。 電子移動方向

昨日のこれでは 言及していないが、op ampの信号受けpinには1/2Vccが出てくる。等価回路がそれを示している。外部抵抗を配置するとそうなってしまう。

1/2Vccでない電圧に換えようとしても簡単には電圧が変わっていかない。信号受け口の電圧が簡単に変わらないことは等価回路が示している。

 OP AMPの設計上では、Vccでの中点(1/2 Vcc)で信号をうける前提で成り立つ。そこから外れると 増幅した波形が電圧の壁で飽和する際に、アンバランスが目立ってしまう。 

4458

6dj8のプレートには47k経由でそれなりの電位が生じる。これをVaとした場合には

Va  と 1/2Vcc では電位差はどうなるか?

「 Va  >   Vpin3 」  と 「 Va  <  Vpin3」で 動作が同じかどうか?。あるいはニアリ-イコールでOP AMP側が0.05V低い程度が作動ベスト点か??

Yaha2

「 Va  >   Vpin3 」で考えられているらしいが、模倣した回路では決してそうでもないらしいことも判ってきた。  dc変化分だけ伝えるにはdiodeという手たてもある。

下図は、電位差が大きい。

Yaha4

仮に成立しているのであればIC内部では苦労していると思う。あるいは もともとのyahaでICに苦労かけているのか?

Yaha5

OP AMPなしだと5.9Vでなく4V台になりそうだ。

これは電子移動方向が本来とは逆になっている。   IC内部では相当苦労して信号伝達してるだろう。 パターン上 または 結線上で電位差が、「ひとつ電線だが右端と左端ではかなり電位差が確認できる」事例だ。

op amp側信号受けpinと 3極管アノードとの 実装上電位差はいくつでしょうか?   op amp有の際にアノード電圧が上がるのはNGだと思う。 仮にOKであれば アノードの負荷抵抗は不要の方向。 IC内部に増幅分を感知する抵抗があれば、アノード負荷抵抗は不要。

あるいは電流増幅としてOP AMPで取れるならば好都合。

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DCをDCコンバータで150Vにもちあげて6DJ8に掛けている例もあった。これは、ノイズの嵐だがどうしているんだろう。DCDCコンをシールド化してもいないし、波形で気つきそうなだけどねえ??

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OUTPUT 80mW程度しかない回路で出力330mWって公開してた。 12Vx50mAしか流れないので エネルギー供給は600mW.  能率55%だそうでトランスタイプ並みの効率や。残念ながらSEPPはそんなにはよくない。

2022年9月15日 (木)

2005年考案のyaha amp 12ax7 “grid-leakage bias” :1934年時点では zero bias と呼ばれている。 

grid-leakage biasとはエレキアンプでの用語であり、刊行本でZERO BAIASとしてから3年のちのこと。エレキギター派は グリッドリークバイアスと呼び、歴史を知るものはゼロバイアスと呼ぶ。 単純に歴史を知っているかどうかだ。

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低電圧動作での真空管回路はJF1OZL氏の提唱(1992年 JAPAN  CQ誌)が起点になる。

「yaha教もエレキジャックNO18 に特集があった」と知った今日このごろである。

yaha は  First published in May 2005.らしい。

・The circuit works ok for R1 = 1megOhm but one can be sure that there is a small amount of grid current flowing. Most books don’t say anything about “grid-leakage bias” !!! If there is a value, use it.とある。主張によればカソードバイアスは肯定されず、グリッドリークバイアスが推奨されている。

初版1934年の刊行本 Radio Designer's Handbookでは zero biasとされておるので、歴史的にはzero biasと呼ぶのが正解。マジックアイ6E5は 1939年には使い方が刊行本(日本)で既知であるので、zero biasと云い出したのは1920年代だと思う。

・grid-leakage biasと云いだしたのはエレキアンプメーカー 。1937年に云いだした。商標からみでZEO BIASと云えない背景がそこにある。  "Rickenbacher" M11 uses grid-leak bias とある。

・それとその延長上を眺めていくと「直列共振によるイコライズ+ HPF」が推奨された回路に出会った。       audio愛好家は 受動式フィルター回路に疑問を感じていないようで、 これまた凄いと思った。

・オイラは入力上限や、動作点情報を得たかったが、   製作記事数に比べて波形観測しているのがいたって少ない。ほぼない。 「通電して鳴ればOK」の世界のようでもある。

  

Image003

もと回路はLM317だが、これノイズ源になるデバイスだ。2社はノイズ塗れで音が汚くなる。唯一 1社のはクリーンな音で聞こえてくる。  lm317をノイズ選別した記事も見当たらないので、ノイズに関しては無頓着なyaha教だと分かった。         データシートを見たらノイズ周波数もさらっと触れてあった。    製造元はこのlm317がノイズ源になることをやんわりと公開している。(それが理解できるかどうかは オツムに依存する)   ・等価回路を見たが定電流になるかは、オイラのオツムでは????だ。 

・写真のように 「 局所集中アース とは無縁である」。dcなのでブーン音にならないが、真空管アンプ派からみたら ???だろう。

・定電流回路がないものも yahaとして 販売されていることも判明した。「yaha の要件には定電流回路は含まないのかどうか?」。 

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grid-leakage bias  と yaha教では明示してある。1934年刊行本ではzero bias と云う。

yahaでの入力インピーダンスは 1Mオーム前後になると推測される。 、、とすれば音源のインピーダンスは100K~1M???。 仮に8オーム音源であれば、随分とかけ離れおり所謂ミスマッチになる。

 

1, 英文を見ても入力Zの記述はない。どうしてないのか?  Z=1MあるいはZ=10Mだろうとは思う。信号源がスマホであれば「8 :1000K」になるだろう。(一般的には ミスマッチと呼ばれる) 。 X5 2nd generationでは z=16~150と公開されているので、20年前ならばミスマッチ 。秋月ヘッドフォンアンプキットではz=10kにしてある。 

2, 「headphoneにdcを流す」が主流であり、スマホheadphone端子ではdcをテスターでも楽に計測できる。

3,  スマホのaf ICは32mW~70mW出力だ。 32mWで 入力Z=1Mオームであれば 1Mオーム抵抗端には0.0019V=1.9mV(理論値)が生じる。(小数点位置を間違えていたら ゴメンなさい) 

4、下手な真空管アンプ残留ノイズとよく似た電圧の「1.9mV」を信号として取り合うので注意が必要になる。 オシロ直読で1.9mVが綺麗に確認できますか????(これが波形公開されていない理由だろう)

黑川達夫氏はこう説明している。

641669016_m

5、レコードプレーヤ解説のここによれば 「MM型は、出力3mV以上ある」。

6, yaha教は レコードプレーヤーMMカートリッジにて出てる電圧と同程度の3mVを有難くyahaでお聞きになっているらしいことも判明した。 

7,   レコードプレーヤからの音をyahaで聴く方が、情報欠損なく真値の音で聞こえる。レコードプレーヤ向けヘッドフォンアンプで売り出すと市場が広がるだろう。

8, インピーダンスを考慮すると、zero bias真空管の前段にインピーダンスマッチングの半導体あるいはトランスが必要になる。しかしその工夫を加えると、yaha教では異端者になるだろう。 あるいは音源側Zを100k 以上と指定するか???    yahak教から脱走するのであれば、カソードバイアスにしてRg=47kで受けると改善される。

9, 似たミスマッチの例として、「ラジオのPUにスマホ音源(500K 対 8オーム?)」がある。これご存じのように音がすこぶる小さい。ミスマッチ具合ではyaha教が勝利している。

10,「ラジオのPUにスマホ音源」では音が小さいと騒ぐが、yaha教ではそれに言及することはタブーらしい。

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zero biasで注意することは、下figのことで これが1952年刊行本にて確認できる。 ここでは1962年としている。

Art171a

zero biasでは slopeは立たないようにRgを決めると良いようだ。Ig とIbともに正だと誉められないようだ。

ここからは雑多なメモ。

1、6AK5,12AU7を12V印加で使った際の実測ゲインは20dBほどであり、プレート電流としては0.1mAも流せていない。

2,真空管はプレート電流を絞ると音が細くなる。6Z-DH3Aでも0.5mA程度流すと豊な音になる。トランジスタでもそれは同じで2sc1815が30mAと5mAでは音が違う。真空管を20Vや15V程度の低圧使用では音色はそれなりになる。

3、スマホを音源とした場合には、「直流+信号」で出てくるので 信号を受け取る側では工夫が必要になる。テスター計測できる電流がそこには出てきている。  dcに重畳してくる信号はVTVM実測5mV~8mV(信号受側Z=100K)ほどである。もっと出すと歪の面で不利になると思う。実測5mVなので 出力32mWだとなかなか思えないが、スマホ等2.2Vで動作するAF ICではある。 

4,スマホに機嫌よく動作してもらうには、抵抗入力にしてDCが流れこむめるようにする。この工夫の有無で音色が違う。「どの値の抵抗がベターか?」について触れたwebsiteがないのは、驚きでもある。 設計入力としては15mV input maxで考えるといいように思う。

5、tubeでの定電流化回路において見つかる古いのは  sonyからのマイクロフォンampである。昭和23年頃だった記憶だ。 これ6AU6で非常によい音が出ていた。 昨今は12AU7等が人気であるが、6AU6で良い音がでる。 これの成功により定電流回路は標準になっていく。その後に登場する半導体回路にも 技術は伝承されていく。

5、敗戦後の半導体回路でのaudio出力は 机上計算によるものだ。実測値と全く異なるので算数によるものだと判った。 実測による数値が普及しはじめた頃は よくわからん。

6、

ヘッドフォンインピーダンスによる周波数特性表が公開されている。情報元。

Distortionandimpedancegraphti

Zが高い方がFreq特性は良くなるのは、オイラの経験と整合する。op ampで軽負荷だと歪む方向になるのは波形で確認している。 yaha教の回路では意図的に33kを吊るして Freq特性改善を狙ってもいる。 良い音で聴きたきゃz=600のheadphoneを使うのがお薦め。

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おおむね yaha教の設計思想が見えてきたところで要点化する。

1, 入力Zのミスマッチは無視。

2, audio amp分野では歪大で嫌われているZERO BIASにする。

3,動作波形は原典にもない。

4、実装はone point アースにしない。渡りアースにする。

5、ノイズ発生源として知れているLM317を無選別で使う。 

6, OP AMPの出力Z とhead phoneのZミスマッチは無視。ミスマッチの悪影響低減にz=33k
 
 
 、、とオイラも one point アースをベースにして 何か作ってみよう。nagative yahaとして信号源からDC流出してくるのが近30年流行りなので、信号源がIC本来の電流を外部に出せるような受けにする。
 
 

X5 2nd generation -  ミドルクラス・ポータブル・ハイレゾプレイヤー

この商品はZ=16~150とされている

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これは技術として身につけておきたい。

2021年5月11日 (火)

yaha amp考:12vで真空管を使う ⇒ JF1OZL氏の1992年CQ誌投稿(カソードバイアス)


YouTube: Today's westinghouse tube radio


YouTube: 6AQ8+6BE6 : tube pcb for wireless mic.


YouTube: 自作中波ラジオ: tda1072+12au7


YouTube: 6E5 ワイヤレスマイク 作動確認中

JF1OZL氏のWEBからの抜粋を紹介する。

CQ誌での話ですが、(12Vのプレート電圧の例として、私自身の発表で)1992 年12月号は,6BM8 * 2球の 7MHz スーパーヘテロダインラジオを紹介しました.1993年9月には,12AU7の0 V-1ラジオを示しました.1996 /5月号で6AJ8 DC ラジオを示しました

オイラの記憶では1999年にはJF1OZL氏のWEBは存在していた。

◇◇◇◇時系列的には、

・真空管には200Vや100V等の電圧印加でないと使えないと思われていた時代に、12V印加で使えることを1992年JA CQ誌上で公開したのはJF1OZL氏。以降10V,12Vでの作例が日本内外で多数みられるようになった。

・約30年経過した今、それは常識にまで広がった。低圧駆動で真空管機器を扱うプロエンジニア及び 執筆者すら歴史経緯を知らない。(どこぞのメーカーだかわかりますね)。低圧駆動だと音の伸びが欠けるのでやや注意が必要だが、これを聞き分けできる聴感よい人間はyama教に入信していない。

「プレート電流が多い球の方が作動させやすい」ことを見つけたのもJF1OZL氏である。知見と努力に感謝候。 JF1OZL氏に感謝候。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

1。音の大分類として歪の観点からすれば、

・歪んだ音 (自然界に存在)

・歪ませた音(人為による)

・歪の無い音

2、時間軸からみて

・揺らぐ音

・時間遅れ信号を加算した音(nfbと呼ばれる)

・etc

3,電圧の観点から

・スマホからの「信号+dc」を直接に真空管グリッドに掛けて、スマホ側のインピーダンス変化をどうとらえますか? 

下のICはポピュラーなICのひとつでメーカーも0.4V以上のDCが出力されることを公開している。これをyaha側をどう対応させているのか?

Direct_drive

Direct_drive2

・データシートを見るチカラがあれば、yaha回路に疑問を持つだろう。

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・片端閉・片端開放の楽器は奇数倍で共鳴している。高校物理で説明できる現象であるが、なかなかそれを認めない大人が多い。広義の反知性である。

・オイラ、本業で産総研/自衛隊へシールドboxを設計製作して納品もしてきたんだが、一般家庭ではノイズが飛び回っているんで概ねSN70dBが測定上限。 それより上は目張りしたシールド小屋の世話にならなきゃ無理。 WEB上でSN90dBなんて数字が見られるが、それは換算値だろうと捉えている。3端子レギュレータを実装搭載した時点で、測定すりゃバレるような波形が満載なんだもんだから100KC以下に限定して計測しちゃうわけ。

・1970年代後半のfm ステレオ チューナーicでのセパレーションは45bB。        それから40年後の今 スマホのadioICクロストークがmax30dBしかないが、耳大丈夫ですか?。  40年経過した割にはかなり性能が低い。スマホは音源として使えますかね? 昔の機器の方が性能いいですね。

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YAHA が人気になりだしたのは2008年頃からである。本家によれば2005年5月だ。

・ヒーターの定電流は、日本のSONYでも1960年代に普通に見られたことで、回路も見つかる。着眼点進歩性は少ない。寧ろ音にこだわるaudio界であればヒーター定電流は常識だ。 lm317はノイズ源になりノイズ波形観測できるデバイスの一つなので、ノイズに為らないメーカーのもの或いは選別することが必要になる。 オイラはセカンドソース品を使っている(ノイズ源に為らないことを確認できたのは、このセカンドメーカーだけ)。yama本家をみるとそこの考察がないようなので偶々ノイズにならないものと遭遇したようである。

・「3端子レギュレーターはノイズ源になります」と製造側は公開している。

 低ノイズと謳う製品のは1.1MHzでのスイッチング制御になっているので人の可聴域ではノイズが低いが、ラジオ向けにはベストなノイズ源になっている。ラジオ向けノイズ低減に4MHzトラップをCRで構成し、誤魔化している。これデータシートの特性から読み取れる。

・カソードバイアスでは無いので、歪まない信号レベルはもの凄く低い。この部分のレポートは見つからなかった。 「グリッドリークによるバイアスで、リニア動作領域外で真空管を使うのがyahaの特徴」ゆえに内外での研究が進んでいない。audioマニアからの公開情報に期待したい。恐らくは10mVも入れると歪むはずだ。

・「信号源デバイスとして ICメーカー設計のネライ電流が出力されているか?」の考察がないのは、不自然すぎる。「スマホはDCも共に出してくるのでそれを受け流す回路になっているのか?」と常々思う。

・グリッドリーク抵抗値はここでもさらっと触れている。yama教ではCUT OFF動作になり易い。あえて、リニア動作範囲から外れたところで使っているので、音の判るヒトはyama教に入信していない。カソードバイアス採用はyama教では無い。

・「グリッドリークバイアスによる音の是非は日本の雑誌でも1950年代に論議された」とcosmosの親父さんが云うので、カソードバイアスとの音色差は存在する。(議論された事実を忘れた年寄が多い)。親父さんの真空管アンプ作例も数回は月間誌に載ったので、相応の感性は持っている。

・球の選別。 高圧印加を想定しているデバイスなので12vでは ゲインが出てこない球が3割ほどある。中国球で20本実測したが50%はゲインが出なかったので必ず選別すること。

・グリッド抵抗値。この回路では音色に影響するので、好みに合わせること。12V駆動だと270K~390Kのどこかで良い音になった経験が多い。

追記予定。

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・ampものは奥が深いので、ラジオものが落ちついたら考えてみたい。

・audio投資1000万円超えでJAZZ鳴らしていた喫茶店も オーナーが昨年鬼籍にはいったので、安曇野で良い音が聴ける喫茶店は皆無になった。脚色されていない素直な音が聴こえきていた。Everestが置いてあった。JAZZにはEverestが合う。オープン当時に、audio システムで1500万円とも聞こえてきた。

・通過デバイスにより音色が変化するのがaudioの世界。故にスピーカー線、半田材、真空管、コンデンサー、抵抗、トランス それぞれの音色がある。脚色されていない音を聴けるのは稀だ。ゼロバイアスによる歪領域作動の音を有難く聞いているんじゃ、耳が奇怪しすぎる。

・リニアアンプから出たエネルギーが負荷側で消費されずに反射してくることもある。高周波ものは計測しやすいが、可聴帯域のものも測れる時代になった。パワコンなんぞその反射を見て制御している。既にスピーカーへの吸い込み具合を数値確認できる時代に入っている。既存技術で構成できるので市場に廉価で出回るのも近いと思う。(chineseがその気になるかどうかだ)

・松本のjbl4343は閉店した。

・有明のあそこもclosedして久しい。薪ストーブの季節になると思いだす。

・リニアアンプのab1,ab2,b級の音は違うが、それが聞き分けできるか耳かどうか? ソース源にd級動作デバイスを使ってa級、ab1級の差が判るか? 等の疑念がある。

・△△kwの放送局で真空管txと半導体txでは 音が違う。50年前にラジオから聞こえてきた音と半田工作カムバック後に聴くam放送では音が違う。 何でだろうね??

Dsc_0119

pioneer EXCLUSIVE in ariake,hotaka,japan.

ピアノの旋律を聴くにはベストなスピーカーだとオイラは思う。

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YouTube: 自作真空管ラジオ。 AUXにFMチューナーからの信号

2020年9月30日 (水)

yaha amp 考:「リニア動作領域外で真空管を使うのがyahaの特徴」and 2番?3番?煎じ。   1992年公開の「12vで真空管を使う ⇒ JF1OZL氏の92'年CQ誌投稿(カソードバイアス)」

低周波信号発生器のインピーダンスは600ohm.

それを1M ohmのオシロを直接続し観測するマヌケになりたくない、、、。

1,西暦1934年の刊行本 Radio Designer's Handbookでは zero biasとされておる。

2,  The first stage of the 1937 "Rickenbacher" M11 uses grid-leak bias とある。エレキギターのアンプだ。

RADIO歴史上は、zero biasと呼ぶのが正しい。 商標登録からみで わざわざとgrid-leak bias名付けた勢力(エレキアンプ製造販売法人)がいたことも判明している。

radio 知識があるなら zero biasと呼んだほうがベタ-だ。エレキ派はグリッドリークでよいだろう。

yahaはグリッドリークと言い切るので 歴史を知らない あるいは エレキアンプ自作派だろう。

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JF1OZL氏のWEBからの抜粋を紹介する。

CQ誌での話ですが、(12Vのプレート電圧の例として、私自身の発表で)1992 年12月号は,6BM8 * 2球の 7MHz スーパーヘテロダインラジオを紹介しました.1993年9月には,12AU7の0 V-1ラジオを示しました.1996 /5月号で6AJ8 DC ラジオを示しました

オイラの記憶では1999年にはJF1OZL氏のWEBは存在し回路公開されていた。2005年5月 布教開始のyama教にとってJF1OZL siteを知らないと嘘ぶくのは out.

◇◇◇◇時系列的には、◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

・真空管には200Vや100V等の電圧印加でないと使えないと思われていた時代に、12V印加で使えることを1992年JA CQ誌上で公開したのはJF1OZL氏。以降10V,12Vでの作例が日本内外で多数みられるようになった。

・それから約30年経過した今、それは常識にまで広がった。低圧駆動で真空管機器を扱うプロエンジニア及び 執筆者すら歴史経緯を知らない。(どこぞのメーカーだかわかりますね)。低圧駆動だと音の伸びが欠けるのでやや注意が必要だが、「伸びがあるかないかを聞き分けできる聴感よい人間はyama教に入信していない」。

「プレート電流が多い球の方が作動させやすい」ことを見つけたのもJF1OZL氏である。知見と努力に感謝候。 JF1OZL氏に感謝候。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

1。音の大分類として歪の観点からすれば、

・歪んだ音 (自然界に存在)

・歪ませた音(人為による)

・歪の無い音

2、時間軸からみて

・揺らぐ音

・時間遅れ信号を加算した音(nfbと呼ばれる)

・etc

3,電圧の観点から

・スマホからの「信号+dc」を直接に真空管グリッドに掛けて、スマホ側のインピーダンス変化をどうとらえますか? 

下のICはポピュラーなICのひとつでメーカーも0.4V以上のDCが出力されることを公開している。これをyaha側をどう対応させているのか?

Direct_drive

Direct_drive2

・データシートを見るチカラがあれば、yaha回路に疑問を持つだろう。考えるチカラがないものが入信すればよい。

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・片端閉・片端開放の楽器は奇数倍で共鳴している。高校物理で説明できる現象であるが、なかなかそれを認めない大人が多い。これは広義の反知性であり、不幸にして商売する側で多見できる。

・オイラ、本業で産総研/自衛隊へシールドboxを設計製作して納品もしてきたんだが、一般家庭ではノイズが飛び回っているんで概ねSN70dBが測定上限。 それより上は目張りしたシールド小屋の世話にならなきゃ無理。 WEB上でSN90dBなんて数字が見られるが、それは換算値だろうと捉えている。3端子レギュレータを実装搭載した時点で、sn測定すりゃバレるような波形が満載なんだもんだから100KC以下に限定して計測しちゃうわけ。

・1970年代後半のfm ステレオ チューナーicでのセパレーションは45bB。        それから40年後の今 スマホのadioICクロストークがmax30dBしかないが、you tubeをステレオで聴こうとするあなたの耳は大丈夫ですか?。  40年経過した割にはかなり性能が低い。スマホは音源として使えますかね? ステレオ音源としてスマホを使うのは全く無理ですね。

昔の音響機器の方が性能いいですね。

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さて、YAHA が人気になりだしたのは2008年頃からである。本家によれば2005年5月だ。

・ヒーターの定電流は、日本のSONYでも1960年代に普通に見られたことで、回路も見つかる。着眼点進歩性は少ない。寧ろ音にこだわるaudio界であればヒーター定電流は常識だ。 lm317はノイズ源になりノイズ波形観測できるデバイスの一つなので、ノイズに為らないメーカーのもの或いは選別することが必要になる。

 オイラはセカンドソース品を使っている(ノイズ源に為らないことを確認できたのは、このセカンドメーカーだけ)。yama本家をみるとそこの考察がないようなので偶々ノイズにならないものと遭遇したようである。

・「3端子レギュレーターはノイズ源になります」と製造側は公開している。

 低ノイズと謳う製品のは1.1MHzでのスイッチング制御になっているので人の可聴域ではノイズが低いが、ラジオ向けにはベストなノイズ源になっている。ラジオ向けノイズ低減に4MHzトラップをCRで構成し、誤魔化している。これデータシートの特性から読み取れる。

・残念ながら、yahaはカソードバイアスでは無いので、歪まない信号レベルはもの凄く低い。この部分の発案者レポートは見つからなかった。 「ゼロバイアスで、リニア動作領域外??で真空管を使うのがyahaの特徴」ゆえに内外での研究が進んでいない。audioマニアからの公開情報に期待したい。恐らくは10mVも入れると歪むはずだ。

・入力Zは公開回路から察すると1M程度になる。ミスマッチにならぬ音源Zは50Kくらいからだろう。 スマホはZ=8オームで設計されたAF ICが載っているのが主流なので、そのままではミスムマッチになる。 

・似たミスマッチの例として、「ラジオのPUにスマホ音源」がある。これご存じのように音がすこぶる小さい。

・「信号源デバイスとして ICメーカー設計のネライ電流が出力されているか?」の考察がないまま褒める記事が多数ある。これは不自然すぎる。「スマホはDCも共に出してくるのでそれを受け流す回路になっているのか?」と常々思う。

・グリッドリーク抵抗値はここでもさらっと触れている。yama教ではCUT OFF動作になり易い。あえて、リニア動作範囲から外れたところで使っているので、音の判るヒトはyama教に入信していない。カソードバイアス採用はyama教では無い。

The circuit works ok for R1 = 1megOhm but one can be sure that there is a small amount of grid current flowing. Most books don’t say anything about “grid-leakage bias” !!! If there is a value, use it.とある。主張によればカソードバイアスは肯定されず、グリッドリークバイアスが推奨されている。(初版1934年の刊行本 Radio Designer's Handbookでは zero biasとされておるので、歴史的にはzero biasと呼ぶのが正解のようだ。

・「グリッドリークバイアスによる音の是非は日本の雑誌でも1950年代に論議された」とcosmosの親父さんが云うので、カソードバイアスとの音色差は存在する。(議論された事実を忘れた年寄が多い)。親父さんの真空管アンプ作例も数回は月間誌に載ったので、相応の感性は持っている。

・球の選別。 高圧印加を想定しているデバイスなので12vでは ゲインが出てこない球が3割ほどある。中国球で20本実測したが50%はゲインが出なかったので必ず選別してから使うこと。

・グリッド抵抗値。この回路では音色に影響するので、好みに合わせること。12V駆動だと270K~390Kのどこかで良い音になった経験が多い。yaha教では1Mオーム以上にするようにとのお告げだ。

・「zero biasでは blockingに注意するように」と1952年から刊行本で公知されている。2017年には増版されたので新品本の入手チャンスでもある。

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・ampものは奥が深いので、ラジオものが落ちついたら考えてみたい。

・audio投資1000万円超えでJAZZ鳴らしていた喫茶店も オーナーが昨年鬼籍にはいったので、安曇野で良い音が聴ける喫茶店は皆無になった。脚色されていない素直な音が聴こえきていた。Everestが置いてあった。JAZZにはEverestが合う。オープン当時に、audio システムで1500万円とも聞こえてきた。

・通過デバイスにより音色が変化するのがaudioの世界。故にスピーカー線、半田材、真空管、コンデンサー、抵抗、トランス それぞれの音色がある。脚色されていない音を聴けるのは稀だ。ゼロバイアスによる歪領域作動の音を有難く聞いているんじゃ、耳が奇怪しすぎる。

・リニアアンプから出たエネルギーが負荷側で消費されずに反射してくることもある。高周波ものは計測しやすいが、可聴帯域のものも測れる時代になった。パワコンなんぞその反射を見て制御している。既にスピーカーへの吸い込み具合を確認できる時代に入っている。既存技術で構成できるので市場に廉価で出回るのも近いと思う。(chineseがその気になるかどうかだ)

・松本のjbl4343は閉店した。

・有明のあそこもclosedして久しい。薪ストーブの季節になると思いだす。

・リニアアンプのab1,ab2,b級の音は違うが、それが聞き分けできるか耳かどうか? ソース源にd級動作デバイスを使ってa級、ab1級の差が判るか? 等の疑念がある。

・△△kwの放送局で真空管txと半導体txでは 音が違う。50年前にラジオから聞こえてきた音と半田工作カムバック後に聴くam放送では音が違う。 何でだろうね??

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pioneer EXCLUSIVE in ariake,hotaka,japan.

ピアノの旋律を聴くにはベストなスピーカーだとオイラは思う。

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YouTube: 自作真空管ラジオ。 AUXにFMチューナーからの信号

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