6BA6群
左から6BA6,6EW6,6BZ6,6DK6。
①6EW6は新品のNOSで入手⇒ボケていた。6BA6より劣った。
②6BZ6は中古で入手。⇒6BA6と差なし。
使える球を探索中。
ラジオ少年の3球スーパーラジオキット 3S-STDです。
いつものように、「耳を良くしたい」病がでてます。
AF段は、昨日、球変えしました。
IFの6BA6を6DK6に換装です。6DK6の規格
ピン2⇔ピン7ですが、回路上は、つながっているので、
そのまま抜いて差し替えです。
「6BA6は4300μモー」に対して
「6DK6は9800μモー」ですので2.3倍(3.6db)ほどupできる予想になります。
6BA6↓
6DK6↓
2dbだけゲインupしました。
推奨カソード抵抗が56Ωでしたので、77Ω⇒56Ωと合わせてみましたが
格段な差を見つけられませんでした。
規格表には、シールド不要とありました。実際、不要です。
推奨動作点が125v,12mAなので バイアスはー0.85V近辺になります。
モー値の増加分とゲインの関係がイメージできたので、
今後6DK6から、15000μモーの球に換装したら
1~2dBのゲインUPになりそうですね。
この3球式だと、
IF段 6DK6(9800μモー)⇒15000μモー化で1~2dBup
AF 段 6EH8(3極部が7500μモー、5極部が6000μモー)⇒15000μモー化で3~4dBUP
が上限でしょうか、、。
(まだ6dB近く上げれますね)
室内アンテナ+「3S-STD(改)」で
「70年代後半のステレオスピーカー(3way)」を鳴らしてみました。(鉄筋住まいです)
五月蝿く鳴るので、VR max迄上げれません。(近所迷惑??)
3分目で聞いています。IFTが一段なので、良い音で聞えます。
あの頃のR390を思い出しました。
今後、球式ラジオは、
レフレックスにトライ予定です。
球未定。OUT トランス未手配。
2011,Oct,2nd 追記
6DK6⇒6EW6に換装したら、4dbよくなりました。
球の「規格内バラツキが30%」と本には書いてありました。
半導体は、Hfe測定して分類してますね。TRは4ランク分類。
LEDは、輝度もあるので10ランク~50ランク分類。
(50分類は、そういう装置仕様書が出まわっていました)
おじさんがハンドラーに関わっていた頃は8ランク分類でした。
2011,Oct,8th 追記
東栄トランスの1次側を10k⇒12kに変更したら、0.6dbだけupしました。
(トランスの共振点が、可聴帯域よりに少し下がった為ですね)
★AVC考
オイラの受信環境では 3S-STDのAVCは 6BY6に掛かるだけで充分です。
それゆえに、シャープカット球をIF段に使いました。
リモートカットでモーが高い球なら6JH6などがお薦めです。
IF2段或は 高一中一ならば、AVCがIFに必要になる受信環境にいます。(弱電界)
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本機は、リップルも低くて、造り易いキットです。
TRラジオに慣れた方なら、初真空管のラジオとしてまとめられると思います。
★往時のメーカー製真空管ラジオ(5球スーパー)よりも、
このラジオキットの方が良く聞えてます。やはりバーアンテナの威力は大きいですね。
真空管の挙動をまとめた「基礎実験 のまとめ」も一読ください。
単球ラジオの1RW-DXの球変え(6AB8⇒6EH8)で、ゲインUPしたので
この3球スーパー(3S-STD)も球変えしました。
NHK受信中↓
ゲインは、1RW-DX同様に、バルボルの1レンジ分UPです。
波形の下側の伸びがおかしいのですね。
3球のうち、2球(6DK6,6EH8)は推奨動作点にとても近いので、
あと1球でしょうか、、。(時定数はよく見かける定数です)
カソード抵抗を小さくしていったら、ピーギー鳴ったので
OUT PUT トランスに、103をパラ付けしました。(472では止まりませんでした)
カソード抵抗は47Ω+68Ωにしました。
「6BA6のバイアス」+「6AB8⇒6EH8」で 15dbほどupしてます。
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感度を上げたくて、少し調べました。
①6BA6のカソード抵抗を変化させて見ました
300Ω(購入時のまま)↓
100Ωをパラにして、↓ 抵抗値は計算上、約77Ω。
バルボル読みで判るように、感度はupです。
web上では 300Ωの回路が沢山見られますが、
そこまでゲインを殺す必要はないと思います。
(ゲインを絞っている理由は不明ですね)
カット&トライでは、 カソード抵抗120~70Ωの
ゲイン差は1db半でした。
球の規格表をみると推奨動作点がプレート電圧200v,プレート電流11mAなので
バイアス、ー1Vが合致します。(規格表にはRk 68Ωの表記)
補助アンテナなしで、鉄筋住宅内で聞えるようになりました。
「ガンガン鳴る」までは、まだです。(夜はガンガン聞えます)
②OSCコイルはバンド下限の532Khz前後がいいですね。
527まで伸ばすと、感度がグッと下がります。
トラッキングは、OSCでの感度優先で調整するのが、ポイントです。
(トランジスタラジオと比べて、格段にOSCコイル調整での感度差がでます。)
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本稿は、3球スーパーラジオのキット製作記です。
5球真空管ラジオキットの製作記は、こちらです。
O-V-2のキット製作記は、こちらです。
中波・短波の2バンド真空管ラジオキットの製作記は、こちらです。
性能の良いラジオは、まず第一に部品レイアウト。
第二に、ロスの少ないIFT。
以上、ヒントです。ラジオ工作に慣れた方なら、上記2点で組めますね。
本blogにはヘテロダインラジオの製作が75記事を超えてある。
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ラジオ少年の真空管のラジオキットです。
3球スーパーラジオキット 3S-STDです。「変換⇒IF1段⇒AF2段」の構成です。
球は6BE6⇒6BA6⇒6AB8。
ささっと半田付けです。
VRの1/3程度から
AFが発振中。F≒22Khz。
RFは問題なし。
22Khzって結構耳でも 聞えるものですね。
AF部の発振は、
OPTの1次側に0.0047μFのセラコンを半田付けして解決です。
VR MAXで発振が停止していたので、少し悩んでました。
ラジオの放送局から35Kmほどです。
鉄筋なので、弱電界です。
ループANTの威力で聞えるようになりました。
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耳upへ移行します。
性能と値段を考えると、真空管ラジオのキットで一番良いですね。
★耳が良いので、2号機、3号機も製作しました。⇒右のカテゴリー欄から入ってください。
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