メタル管 ワイヤレスマイク 6AC7+6AC7+6SA7 その3
****************************
え~と、バーアンテナで切った緑線。
半田上げするの忘れてました。
発振波形。アンテナ端子での波形。
バリコンをまわした上限の発振周波数。↓
可変範囲が550~1620Khzなので、 とてもよい感じのfreqになった。
★6AC7を1球だけ挿してゲイン測定したら15dbしか取れなかった。
プレート負荷を47k⇒240kに換えたがゲインは減った。
球に掛かるエネルギーが減ったので音も細くなった。
★ヒーターラインはツイストだったので、局発の信号を受けてハムが増大していた。
ツイスト線に載ったエネルギーの逃げ場がなくて、
6AC7のプレートにそのまま出てくるイメージ。
波高値としては、オシロで見た局発の波高値とほぼ同じだった。
GT管ラジオと同じ現象だった。「ハム音だけ聞える」同調ハムのような症状になった。
ヒーターラインに載ったエネルギーを逃がすために、片側を近くのアース母線に落した。
その途端に、見慣れた普通の波形になった。 やはり先達の知恵は凄い。
6BE6や6SA7のようにヘテロダインさせるラジオは、ヒーターラインに局発信号が載ることがオシロからも分った。 ツイスト線はアカン。
★ヒーターラインをやり直してから、単球レフレックス6GX7で、電波を受けてみた。↓
ワイヤレスマイクへの入力線でハムを軽く拾っている。
聴感上は聞えてこない。
メタル管が4つ。 マイクアンプ部のゲインは50db弱なので、まだ20~25db不足。
6n2なら1球で60db強とれるし音も良いがミニチュア管。 本機の飛びは2.5m。
メタル管のシェル端子ピンは、「グランドに落した方が良い」程度だった。
必ず落す必要はない。 このラジオアンプは未結線。
結局、カソード抵抗などは、近くのアース母線に落としなおした。この方がリップルが減った。
従来通りが一番よかったことを体験した一日だった。
**********************************
マイクゲインがあまりにも足らないので、1TRを加える予定。
新規に制作される方には、マイク部に4球配置することを薦めます。
コメント