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2017年1月 5日 (木)

ST管ラジオで5段平滑回路。 ハム音の少ないラジオ。

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安倍先生のお陰で賃金は下がり続け、物価は上昇中。

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これを「わくわくする日本」と呼ぶらしい。下人のオイラからみると「溜息のでる日本」だ。上級国民だけはわくわくしているだろう。

経済用語では、「スタグフレーション」と50年前から名称が定まっているがね。

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放置しておいた「ST管ラジオ フィールドsp付き」を触りはじめた。改造修理なのか? 修理改造なのか?

バリコン位置が5mmほどずれていて修正した。

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平滑回路は 5段にした。

電源トランスからの出電圧が判っているならば従来通り3段でよい。(3段平滑でsp端の残留ノイズは0.1mVとか0.35mVとかまで下がる)。往時のトランスは、往々にして400Voutになるので100V以上下げる必要がある。

ここにも記してあると想うが、7極管やバリミュー管に250Vも印加してしまうとnoisyになる。noisyに為らずに元気よく作動してもらうようにする。(これをノウハウと呼ぶらしい)

その適正電圧にまで、低抵抗で下げていく。5w抵抗は、値を換えることを前提。低抵抗だと発熱が少なくて済むので好んで使っている。

トランジスタでリップルフィルタを昔に組んだこともあるがC+Rの平滑回路より劣る。残念なことにツエナーダイオードを使うとホワイトノイズ多々でラジオ放送がマスキングされてしまう。

「ヒーターピンの低いハム音になる側」を接地していくと勝手にハム音が減ってくれる。格段に特別なことは不要だ。知らないままヒーター配線すると、不幸にしてハム音の強いラジオに仕上がる。

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6Z-DH3Aは既報のように「ハム音の弱くなる側」ヒーターピンを接地する。

まだまだ、ハム音を強くするように配線されるラジオ工作者が居られるが、YOU TUBEで聴くと実際にハム音へは無頓着だね。60年前のラジオ工作者が身に備えていた技術がいま伝承されないなあ。

「技術を途絶えさせる」のも、「ハム音がするラジオを聴く」のも心持次第だ。

ハム音が強くなるように配線してyahoo出品する方々を見るが、これは邪道だろうな。

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