自作RFスピーチプロセッサー :フィルターレスにて音の制約がない。AM TX向けのRK-95.
剥き出しのバラックで確認した。
剥き出しでも商業電源のハム音も入らない。
ケンプロKP-12Aをフィルターレスにしたタイプになる。言わば廉価版だ。
YouTube: 自作RFスピーチプロセッサー :ta7061 クリスタルフィルターレス
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RK-95がまとまった。
水晶振動子は10.7MHz. IFTは10.7MHz(サトー電気在庫品).
クリスタルフィルターレスなので、音域の制限はない。 (s+n)/nは70dB(オイラの設備での上限になる)
MIC-COMPもので最も重要なのは、コールド側パターンの出来具合だ。外来ノイズを拾い易く設計されたパターンも雑誌及びWEB上で見かけるが、ノイズを拾わないように、電子の動きを考えながらパターンを決めていく。 取り分けパターン幅での狭窄部があると電子移動速度が変化するので音色への影響はあるはず。 「ベタアースにしないこと」がノイズを拾わない方法になる。
(S+N)/N=30dBの見本品としては,5000円以下で買えるDSPラジオ(AM)だ。
LA1050ラジオも35dB前後の (S+N)/Nになる。
半導体のアナログラジオで (S+N)/N は50~58dB程度。
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右波形が入力。
左波形が出力。 3dBほどCOMPされた波形。
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これは15dBほどCOMPされた波形。 これはやりすぎだろう。
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LB-75Cはクリップ時に発生する歪み(2f,3f,4f)が通信音声域に落ちるので誉められない。
これは10.7MHzで音声処理しているので2f,3f,4fの歪みは20MHzより上の周波数になるので、歪み面では圧倒的に有利である。
VCAは強い音を処理した感じがするが、動画のようにそれとは異なり本機は弱い音も底上げされて聴こえる。 COMP量3dB~6dBと軽く本機を使うのが有利かもしれない。、
フィルター式では、ローカット、ハイカットになるので第一フォルマントが犠牲になっている。AM TX向けにお薦めなのがフィルターレスRFスピーチプロセッサーです。
サトー電気扱い。
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不動のKP-12基板と載せ替えてみた。RK-95v2になる。
YouTube: Rf speech processor: kp-12 is rebuilt . one make p.c.b
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