LM386 革命アンプ :
英訳すると、LM386 revolution AMP.になるだろう
LM386革命アンプ。
革命??
革命の概念を定義つけしたのは、マルクス。それ以前には、概念がない。日本での出版物としては、割と薄い本に載っていた。
革命と訳したのは日本での共産主義者。 革命って用語は社会科の用語なので、これを科学に当てはめるのは、相当にオツムが悪い。
つまり、高校社会科の時間には寝てたことも推測できる。思想的背景のある用語を使うには蛮勇心が必要だ。「 クーデター と 革命 は異質である」が、ゆとり世代を育成成功した文部省では、高等学校では教えない指針らしい。
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「NFB作用によりノイズ減少(増幅度ごと減少)し、 NFB入力を2番ピンではなく1番ピンで行うことを特徴 」するらしい。
LM386は内部抵抗15kにてNFBを掛けており、NFB量は「15K :1.5K 」の比に依存する。LM386の増幅度も15Kの大小に依存する。 AF AMP ICでは「25K:300」なんてのもあるので、そこそこNFBが掛かっているICのひとつにLM386がある。
LM386革命アンプでは、外部NFBと 内部NFB、 つまり2ルートでNFBが掛かる。外部NFBにCを使うとNFB信号電圧と信号電流の到着時間差がいつも生じる。 コンデンサーは電流が進相になる。これは強電で基礎学習として学ぶ。
NFBにコンデンサーを入れると電流相ズレが生じる。 この様を数式で表現する力があると、第3種電気主任技術者の試験は楽に受かる。2ルートNFBでは信号1kHz だと聴感でわかる時間差になるが、 耳が駄目ならわからんわな。
LM386 等価回路
書き換えた。上記内部抵抗 R=15K(12K)を触って「パラレル追加として 抵抗+Cを入れる奴はいない」だろう。 等負荷差動回路ではないので、差動部の電流はイコールにならない。結果差動対にする科学的理由はない。
pin1は下作図のように使うのがベスト。JF1OZL氏の実験のように70dB超えのゲインも取れる。
LM386革命?アンプは、「アンプの増幅度を下げる回路」なので、「増幅度がさがったら、つられてノイズもさがったのでSNは同じ」ってのは当然。
「SNが改善されたかどうかは実測数値を見るのが科学的」である。LM386革命?アンプにおいて SN 改善具合を調べているがHITしてこない。 実験データがどうも見えない。 いわば空想の世界に近いまま 唱えられているらしい。 さてSNは改善されているのかどうか?
2ルートNFBは 時間差になるのでプロ回路では、視た記憶が弱い。 7番ピンの電圧大小で初段ゲインが違うので、7番ピンにCをつけるとゲインはでてくる。 電源が高い電圧だと初段動作点がゲインが減る動作点になるので、くふうしたほうがいいこともある。
以上、雑感。
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LM386は AF AMP ICの中では よく練られたICである。自由度が高いし、差動入力にしてある。 当時の日本製AF AMP ICは差動入力になっていないので、かなりの技術差を感じる。
イプシロン打ち上げのシクジリは、総システムとして診るチカラのある人物がいないことが起因。
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