トランジスタのベースに信号を加えて変調 の謎 その1
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①
1960年の「子供の科学」の写し。 泉 弘志先生のAM変調(振幅変調)のワイヤレスマイク記事。
所謂、ベース変調になる。 ベース変調の良悪を抜きにして考えると、AF信号をコンデンサー経由でRF動作中のトランジスタに供給する簡単な回路だ。
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②
上記同様にAF信号をコンデンサー経由でRF動作中のトランジスタに加えるFM帯での方法も紹介する。
CQ誌から1960年に公開された回路(周波数変調)だ。トランジスタによって変調度が異なることも知られている。 トランジスタの特性の何かが効いてくる分野でもある。
「その何かが変調式に反映されているのか?」との疑念もある。
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問 ①と②の方法の違いは何でしょうか?
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振幅変調 と 周波数変調と変調方法が異なるが、 トランジスタのベースにAF信号を加えて 両方の変調が成立するのは、論理的に?? だろう。 変調されたものは数式表現されているので、ベースに信号を加える行為は 数式が少なくとも2つ作成できないと過去技術の否定になる。
或いは 「パラメータを0または1」で選択でき、その解がAM変調 あるいは FM変調になる算出式が存在する必要がある。この辺りは通信技術のプロエンジニアならば答えれると思うが、そのような記述をどこで学べばよいか?・??
シュミレーションソフト上でどう表現されているのか??。
★発振回路は 半導体+LCR+LCR成分(基板)+ケース等のLCR成分 から 構成されているので、何かひとつ変ると発振周波数は変る。真空管の9R59では「セラミックコンデンサー VS シャーシ」の浮動容量が効いてくる。 ②の「5k:10k 分圧」比率を「12k:3k」等に変えると発振周波数は現実に変化する。FMラジオではチューニングし直しするほど動く。
★「ベースにAF信号を印加するAM変調」は、FM変調に陥ることが往時の月刊誌(50年代)でも明言されている。さほど推奨されていない過去も判る。 とある条件下でならAM変調として成立するらしいが、 「FM成分レスのAM変調なのか?」
、、と機械設計のオイラにとって謎が多い分野だ。時折月刊誌を眺める程度のオイラには謎が多い電気工作だ。
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