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2019年4月22日 (月)

SN16913でAM/DSB 送信基板。

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DBMの「SN16913」は非常に人気だったデバイスだ。

いまデータシートを探っても発見できないが、「AF信号を2番に入れた回路 または 5番に入れた回路」の2通りが出回っている。

その実験も兼ねた。

電源とAF信号、それにキャリア(SSG 無変調)をいれるように実装した。

2番ピンにAF信号を入れる。

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搬送波は86dBuV.

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搬送波を強くした。下半分が来ない。 100dBuV=100mV.

dBuVは開放端での値表示。40~50では不足。

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この位いれて、この波形。

120dBuV=1V 

130dBuV=3.1V

136dBuVでこの感じ、搬送波は0.5V以上必要なことが推測できる。 キャリアを漏らしている状態(AMモード)。

データシートにはMax500mVとあるが、それでは不足の気配。

5番ピンにAF信号を入れると波形がでてこない。、、と2番ピンで正解だ。AF信号入力端でキャリアリークさせるのでVRは2番ピンに接続。

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キャリアのもれを最少にした。 DSBの波形。

波形はMC1496よりが平均点より高い。NE612とこのSN16913はではSN16913の方が良い。

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2N5109にしてみた。50mAは流せるだろう。

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下側波形で、明るくなっている箇所がある。「TA7320と同じ波形が」でてきた。

 キャリアバランスでは補正できない。注入量も強いようだ。 内部の負荷Rがアンバランスらしい。

波形面では MC1496 >SN16913>  NE612>T A7320 となる。 

キャリア注入量は暫定1.5V. スイッチングに充分なエネルギーをSN16913に供給すれば作動するので、徐々に下げて行きベストなところを見つけるのが調整。

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ラジオで聴いてみた。

正常に受信できた。

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「TA2011S+ NE612」では 波形ピークは正常だったが、 「TA2011S+SN16913」では 現状は波形ピークが歪む。

 今回は、TA2011Sの後段のLPFが必要なことも判った。 搬送波はこれより弱くてもよいらしい。その当りを次回訂正予定。

2N5109はmAが小さいので、2SC2851か従来のM28S(0.2A流せる)に戻そうと想う。

この続きはここ

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受信機でSN16913を使った7MHz receiver. ダイレクトコンバージョン式になる。

Sl16913rx03

領布中。

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