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2025年3月31日 (月)

CLASS D アンプのバイアスについて。1959年公開の古典技術のひとつ。

FM TX AMPで使うCLASS Cのバイアス。

Classcbias

 
 
 
 

CLASS D.

1959年に(P. J. Baxandall)によってD級と名づけられたもので,スイッチング増幅器の一つである。Engineering56-06.pdfをダウンロード

Baxandall tone control circuit が有名でもある。Baxandall1959JM.pdfをダウンロード

晩年の論文をあげておく。Baxandall.pdfをダウンロード

これをみてamp設計すればok.

 

(1970年代に放送局電力増幅として実証実験され古典技術。日本では国策としてNHKが技術確立

低周波信号増幅段でバイアスON/OFFを高速(100KCから1000KC)で行えば生成できる。言い換えるとデジタル(ON/OF)でのバイアスで成立する回路。 ON/OFFの遅延が話題になる。

出口には増幅された高周波がそのままでてくる。 それを完全除去するには減衰量120dBは必要だが、 そこまでゼニを掛けたアンプは庶民には手が届かない。インダクタを入れてしまうと 増幅した元信号が遅延する傾向もでてくるので、バランスが難しい。

Classdamp

特徴は、低周波信号情報の50%はコンパレーターで必ず捨てていること。模式図では7割ほど捨てている。元信号との相似性は劣る方向の増幅回路。

パルスの立ち上がり立下りがあるので、歪率はアナログアンプより大きく5%ほど。効率優先の回路なので歪は大きいて当然。 

フィルター回路多数でそれを誤魔化して表記している。(闇があるので注意)

Classdoperation

 
 
 
 
 
 

CLASS E

1975年 (N.0.Soka1)が発表したE級電力増幅器は, D級と同様スイッチング増幅。

D級 と E級の優位性の論文

Amplifier classes such as E and F are basically enhancements of class D,

元信号の大半を捨てるCLASS Dの仲間なので、 AUDIO 愛好家が好むとは思えない。欠落した音楽情報が大好きなタイプむけの回路。 

焼損防止目的で、動作させない時間があるのも特徴。(こうなると元信号との相似性は減っていく)

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民間企業でのCLASS D、CLASS E 研究はNHKより25年ほど遅れてはじまっている。

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