CLASS D アンプのバイアスについて。1959年公開の古典技術のひとつ。
FM TX AMPで使うCLASS Cのバイアス。
CLASS D.
1959年に(P. J. Baxandall)によってD級と名づけられたもので,スイッチング増幅器の一つである。Engineering56-06.pdfをダウンロード
Baxandall tone control circuit が有名でもある。Baxandall1959JM.pdfをダウンロード
晩年の論文をあげておく。Baxandall.pdfをダウンロード
これをみてamp設計すればok.
(1970年代に放送局電力増幅として実証実験され古典技術。日本では国策としてNHKが技術確立)
低周波信号増幅段でバイアスON/OFFを高速(100KCから1000KC)で行えば生成できる。言い換えるとデジタル(ON/OF)でのバイアスで成立する回路。 ON/OFFの遅延が話題になる。
出口には増幅された高周波がそのままでてくる。 それを完全除去するには減衰量120dBは必要だが、 そこまでゼニを掛けたアンプは庶民には手が届かない。インダクタを入れてしまうと 増幅した元信号が遅延する傾向もでてくるので、バランスが難しい。
特徴は、低周波信号情報の50%はコンパレーターで必ず捨てていること。模式図では7割ほど捨てている。元信号との相似性は劣る方向の増幅回路。
パルスの立ち上がり立下りがあるので、歪率はアナログアンプより大きく5%ほど。効率優先の回路なので歪は大きいて当然。
フィルター回路多数でそれを誤魔化して表記している。(闇があるので注意)
CLASS E
1975年 (N.0.Soka1)が発表したE級電力増幅器は, D級と同様スイッチング増幅。
D級 と E級の優位性の論文。
Amplifier classes such as E and F are basically enhancements of class D,
元信号の大半を捨てるCLASS Dの仲間なので、 AUDIO 愛好家が好むとは思えない。欠落した音楽情報が大好きなタイプむけの回路。
焼損防止目的で、動作させない時間があるのも特徴。(こうなると元信号との相似性は減っていく)
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民間企業でのCLASS D、CLASS E 研究はNHKより25年ほど遅れてはじまっている。
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