日本がIC製造で奮闘していた時代のMPX IC. LR分離:DSPは50年前技術を超えられないねえ。
YouTube: mono to mpx device , then stereo sound on FM radio
TA7343( as is AN7420)は使ってみた。
セパレーションが良いのは、9V電池では無理。
1.5VでMPXできるDEVICEは 鈴商だけに置いてある。ともにSOPだけあるが、DIP品の流通は非常に細い。
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FM受信時の Rch Lchのセパレーションは45dBが平均点。 55dB取れるのは優れもの。LC共振から CR共振38Kcに技術UPした頃のIC。
DSP技術もってきてもLR分離は50dB (DSPだと分離が良いと騙されるのはご自由にお願いします)
RDA5807は LR分離はわずか30dB.
SI4831は LR分離はわずか42dB.
DB45 FMラジオレシーバ(DSP 現行販売品)のLR分離が 50dB
DSP-AX459(DSP 2006年発売: YAMAHA)が LR分離 42dB.
M-CR612(マランツ 現行品)でも LR分離 42dB.
繰り返すが、アナログIC での Rch Lchのセパレーションは45dBが平均点。
DSPでは 平均はで42~45dB。上限は50dBなのでアナログよりは劣る。
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DSPだから LR分離時に演算補正でSEP 70dBくらい狙っていると思ってたが、なんのことはないDSP黎明期からのLR分離技術の向上はない。
1970年代アナログICにも負けてしまうらしい。55年前の技術に負ける新技術って価値はあるのかねえ?
デジタルなので音響情報の50%は捨てるのは 勿体ないとはオイラ思う。
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