ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

« 2019年3月 | メイン | 2019年5月 »

2019年4月

2019年4月30日 (火)

AMワイヤレスマイク基板 キット (自作)

Baba_fumika59

*******************************

NE612 式 AMワイヤレスマイク (トランスミッター) キットはyahooにて出品中です。

Ne612tx06

612tx01

Ans01

***************************

注) JH4ABZ氏に再現性確認をしていただいた。支障なく動作している。、、と再現性確認済み。

・先日の小型のAMトランスミッター (AMワイヤレスマイク)の続になる。デバイスにはNE612使用。先日、プロトで確認し訂正した基板が届いた。本基板が正規版。

特徴として

VRによるキャリアバランス調整は止めて、固定抵抗によりバランス崩しした。結果AM変調になる。

上記固定抵抗を外すと バランス取れるのでDSB変調になる。

「水晶発振 or LC発振」はジャンパーピンで選択。 水晶発振はオーバートーン非対応。

基板は小型。[2IC+2TR+1V-REG]の構成だが小型。

調整箇所は、「周波数合わせ」「MIC-VRを回して過変調に為らぬように使うこと」。、、、と初心者にもトライし易い。

055

「発振コイルには、トランジスタラジオ用赤」だとキットのように中波帯になる。 fczコイルもそのまま取り付くので、中波以外ならばfczコイルを使うこと。

水晶発振例として7,181MHz.

612tx17

612tx16

612tx18

◇AM変調波形。

Ne612tx02_2

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

飛ばしてラジオで確認した。

右が注入信号。左がラジオでの受信波形。 20cm線アンテナで1mは飛ぶ。 mic-amp部に余裕があるので入力2mV時に MIC-VRがMAXだと過変調になる。

057

過変調時の波形。 こう為らぬようにレベル注意。ラジオからの音が歪まぬようにMIC-VRを合わせる。

058

サイズ確認。

056

Ne612tx03

Ne612tx08

 

主たる部品は NE612(SA612), LM386, それにトランジスタ2個。 赤のOSCコイル。

NE612はイーエレで@320. LM386は@70.

赤のOSCコイルは@160~@200で流通している。回路図は中波帯LC定数なので、目的周波数に合わせてLC定数は変更。

Ne612tx01

変調トランスレスなので、音域特性は良好。部品点数が少ないので、初心者向き。 調整箇所は「放送局のない処でoscさせる」こと。

「スマホからの信号をもらって、電波で飛ばし真空管ラジオを鳴らすこと」を目的として基板化した。スマホによっては youtube再生時に雑音を飛ばすものがあるのでそこは注意。

この基板の音を動画で上げておく。


YouTube: NE612 AM transmitter

通算260作目になった。

◇◇中波・短波帯でのAMトランスミッター(KIT) は

①世界初のDBM MC1496を採用した基板 RK-13

②無調整なNE612基板  RK-26

③50MHzでもdbm動作するS042Pを採用した基板 RK-35

④東芝のTA7320を採用した基板 RK-45

⑤波形が美しいSL1641を採用した基板 RK-62

⑥松下のAN612を採用した基板 RK-78

⑦東芝のTA7310を採用した基板 RK-79

⑧OP AMPでMIC AMP した基板 RK-149  (op amp icで音が変わる)

・半田付け間違いがなければ動作するのがRK-26
・綺麗な波形を目指すならばRK-62、RK-78 と RK-149。
・短波でと思う方にはRK-35
・国産DBMで電波を飛ばしたい方にはRK-45とRK-78。
・世界で初めて登場したDBM(MC1496)で電波を飛ばしたい方にはRK-149。
・バリー・ギルバート氏が研究所長時代に開発されたDBM(SL1641)で飛ばしたい方にはRK-62

S042P、TA7310、TA7320でAM変調は先達からの回路公開はないぽい。オイラが初めてらしい。

◇◇HAM RADIO 用の水晶発振式トランスミッターとして

① MC1496基板(基板ナンバー RK-16)   AM/DSB

②  NE612基板(基板ナンバー  RK-26)   AM/DSB

、、、とQRP TX向け。

◇◇

MC1496基板は波形調整できる。 波形の綺麗具合では「MC1496基板 > > NE612基板」になる。過変調時の波形でも「MC1496 > > NE612」 。 電波の質では MC1496基板を推奨、簡便ではNE612基板を推奨。

075

キットはyahooにて出品中。ne612で検索。

++++++++++

この小型ラジオ基板と 組み合わせばMWのトランシーバーが出来る。

La160021

La160025

La160024

**************************

ミニサイズの真空管ワイヤレスマイクの製作例。 リードのs-10に組み込んだ例

060

061

今の処、これより小さいサイズでの作品例は公開されていないようだ、webでは見かけない。

********************

ハム音を低くなるように留意して製作した真空管ラジオ。残留ノイズの実測値は0.4mVとメーカー製の1/10ほど。 メーカー製よりもSNが10dB以上良い。感度は15dBほど良い。


YouTube: 真空管ラジオのブーン音はどこまで小さくなるか?(残留ノイズ0.4mVのIF2段ラジ

オ)

SNが良くて低ハム音ゆえに、逆に受信感度が悪いと捉える人が多数発生しているのは残念。ブーン音(ハム音)が聞こえますか?

鉄筋コンクリート内でここまで聞こえます。 放送アンテナからは直線40Kmしか離れていません。しかしメーカー製真空管ラジオではこのNHK(540)すら聞こえてきません。

SNが良くて感度良いラジオは真空管式も半導体式も静かな音です。オイラのラジオを入手した方はSNの良さに驚きます。


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

ヤフオクに出品中

Ans01

FM帯ワイヤレスマイクをステレオ化した配置図

***************

昨日の回路は、この配置になった。

「水晶発振式のアナログステレオ変調」は、旧式分野になる。 秋月キットの弱点は改善したつもりだ。

061

「7石+2IC+2reg ic」と 部品点数は多めになった。

crystalはC-E間に入れてバリキャップも残した。

njm2035の実験はここ

2019年4月29日 (月)

COSMOSのおやじさん製作 : 0-V-1

2ケ月に一度ほどの割合で、COSMOS ブランド ラジオが出品される。今回は再生式ラジオだった。

本業の展示会もそろそろ開催される頃だ。地元では名士である。全国区でもとある分野ではご高名である。

Photo_2

********************************************

ST管のO-V-2に トランジスタ式高周波増幅を載せたラジオ。(ハイブリッド式)。田舎じゃO-V-2だと何も受信しないので、RX ampをつけてある。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

受信周波数は直読。

**************************

2台作成した。1台は嫁に行った。

トラッキングしていないことを吐露しているようだ

***********************

久々にみたら、調整していないことを吐露していたものが出品されていた。

0011

中波で  低い600kHz前後で電波が弱くなるため必要に応じて付属のアンテナ線を使用して下さい」
 
と明示されている。オイラは利発でないので、やや理解にくるしい文面だが、放送局からの電波強さは一定なはずで、「ラジオの感度がバンド下側で低下する」ことを表現しているのか?
 
「トラッキングは感度平坦化作業」なので、 トラッキングしていないことを吐露しているようだ。
 

 

バーアンテナがIFTからの帰還を貰うので、トータルゲインを下げる必要が発生する配置だ。褒められない配置だ。 寧ろ、コイル位置は右端にするのがIFT帰還から逃げられる。よくわかっている経験者は右端にコイルを持ってくる。

Photo

可聴域での低域が劣るトランジスタ用トランスでPU受けさせているようだ。 音域特性はフラットではない、むしろ積極的に非平坦特性化しているらしい。

、、と謎が多い。

サンシャイン計画

サンシャイン計画.

セロン.

TRON.

「リクルート事件」

*******************

池袋暴走事件の飯塚幸三氏は、昭和の大事件「リクルート事件」で当事者として国会答弁していた。

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第3号
昭和六十三年十二月一日(木曜日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/113/1726/11312011726003a.html
第112回国会 商工委員会 第7号
昭和六十三年四月十四日(木曜日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/112/1260/11204141260007a.html
第114回国会 商工委員会 第3号
平成元年六月十六日(金曜日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/114/1260/11406161260003a.html

下写真のように署長(警視正)に指示を出せる公務員がいる。

「警視正の上級職」 かつ 「制帽なし」の 役職は何でしょうか?

D5khgj4u8aaccr6

Qyfq805

Img17009

竹下登氏は、角栄を裏切った男だ。むしろ陥れた側の可能性もある。

***************

安倍晋太郎氏と非常に近い関係らしい。

往時の日本は、、、、

レーガン政権が日本に貿易赤字の穴埋めとしてクレイ社のスパコンを高値で買うように内々で日本に命令

工業技術院がスパコン導入することを決め入札開催

入札説明会には日立、NEC、富士通、クレイが来たが
何故か入札当日にはクレイしか来ず通常の倍の価格を出したクレイと契約になる

通産大臣田村元はこれは工業技術院院長(飯塚)が専決でやったことであり大臣は把握していないと答弁
同時になぜか外務省までクレイ社のスパコンを導入(何に使うのか?  不思議)

田村元はそれ以上追求されず第66第衆議院議長まで登りつめる
米側との交渉当時の外務大臣だった安倍晋太郎は尻尾出さずに逃げ切る

その辺りの闇はここにあった

******************

ブレーキペダルを踏んで100%作動するわけでないことは、ここで明言した。

ECU絡みで作動しない確率もある。宝くじ当選確率よりは高いと思う。

2019年4月28日 (日)

FM帯ワイヤレスマイクをステレオ化した回路図

*****************

昨日のFM帯ワイヤレスマイクをステレオ化した図面。

ステレオ部は過去実験済み。 FM変調部は昨日の回路とほぼ同じ。

060

実験済み回路を足し算しただけの回路。

BTW,

TCA440には嫌われているらしい。

同期検波。トライ中。

**********************

通電して確認中。

P1010021

ラジオ部はRK-44をベースにして、同期検波用のTR等を追加した簡単な回路。Lにより90度を生成。

********************

他には、「トランジスタ1個+CR4点」での90度生成回路も知ってはいる。

移民政策実行中で、中国の下請けできるまでに人件費は下がりました。

大企業にヨイショする自民党に入れたら

「6年間で、
政府の裁量での支出(歳出)が増え、
会社役員の裁量次第の所得(純利益)が増え、
大衆が使えるお金(可処分所得)が減った」

移民政策実行中で、中国の下請けできるまでに人件費は下がりました。 ベトナムの下請けをできる水準まであと少しです。

9bdcd3c1

0c1b703e

大企業は自民党に献金しています。 

**********************

手取り1800ユーロ(日本 24万円)であまりにも低いと暴れる黄色ベスト
その半分の手取り12万でおとなしい日本人。

2019年4月27日 (土)

TCA440 基板。

****************

TCA440に再トライ中。

新基板になった。

056

しかし局発がこない。 ICを3個付け替えたが作動せず。 スリーシグマからすれば、宝くじ程度の確率で不動中。

何を間違えているのか??

2024年 新札発行の意味。

********************

・版下製造技術の継承。

・場合によってはデノミ。

デノミの根拠として「年金積立金管理運用独立行政法人」の実績

①2001年度~2017年度の利子・配当収入は累計33兆3195億円

②2018年10~12月期に、四半期ベースで14兆8039億円もの赤字を記録。今年1月から3月までの数字はまだ非公開。 このペースならば2018年度は25兆円ほど赤字予想。2019年には累計で赤字領域に突入。

 

1万円代で購入した利益のでる株はもう持っていないわけで、これから赤字だけが増える。2024年にはデンミしないとまずいとの判断も動いている。

同期検波 考。

****************

同期検波作動理論は多数上がっているので、其れ等を読むように。

作動理論を学んだのちに、技術課題を確認してみよう。

おそらくは、実装上の技術課題として「目標角度との角度差を±0.1度に納める方法」だろう。これは特許系情報にも多数見つかる。 この角度差の検出方法も学ぶ必要がある。

アマチュアライクに、取り分けオイラのような機械設計屋にとっては、上記の技術課題に到着することは無理だ。

位相差を造る簡便な方法は、キャパシティを利用するかインダクタンスを利用するか? だろうと想う。

同一量の90度ベクトル と0度ベクトルを合成すると45度ベクトルが生成される。0度と170度のベクトルでも???度ベクトルはできる。 

ユークリッド力学の及ぶ世界で仕事をしているオイラには、電子の動きはかなり???だ。 

********************

先日の作動確認できた回路に手を加えてみた。

057

実装中。

FM帯ワイヤレスマイク: 水晶発振式

Yanagiyurina70

**************

テーマ :fundaのcrystalをovertone作動させ、直接変調する。

例えば、26.000MHz水晶を x3 または x4で発振させて、fm変調を掛ける。

サイズはこの位。

053

実装した。

052

通電した。

054

dpsラジオで受信してみた。 101.3MHzで確認できた。crystal x4 の周波数で聴こえている。 osc部のLC同調具合で x3 あるいは x4で受信できる。 x5も出ているはずだが、125MHz近傍のfmレシーバーを持っていない。

051

概ね3mV INで6mほど飛ぶ。finalをRFC負荷にしたのでアンテナ線を触っても周波数のブレは判り難い。ほぼ判らない。

crystal の高次を取りやすいようにcrystalはベースに吊るした。音量VRの開度に応じてMIC-AMP  TRの内部Cが変化するので、周波数がややズレる。実際使う際はVRを連続可変しながら送信するわけでなく、一度合わせるとそれ以降は触らない。使用上支障ない。

これは直接変調では逃げられないことのようだ。B-C間のcrystalを吊るすと挙動は少し違ってくる。

AMのベース変調がFM変調になる理由は上記の通り。AMベース変調はオイラは自作していない。 

*********************

VRはこの位置だが、freqに影響がある。

055

通算286作目。基板ナンバーRK-51.

crystalにcrが釣り下がるので、osc周波数は低めになる。手持ちのcrystalと相談してx3 あるいは x4で使うように、、、。

2019年4月25日 (木)

上級国民・飯塚幸三の轢き殺し無罪  :原発利権経産官僚でしたね。

さて身分制度の存在がこれほど判る事案もないだろう。:原発利権で検索すればでるらしい。

平等でない国つくりが進んでいます。

本庁のキャリア組官僚が集まって協議中。←下級国民相手には出動しないらしい。

Qyfq805

この黒服のハゲは、ご高名な中村格らしく見えるが、、、。さて誰だろう??

追記

利権の最上位にいることも分かった

・警察「何が上級国民だ、逮捕だ!逮捕だ!」
・政府関係者「上級じゃない、最上級だ!」
・警察「・・・逮捕はしないです」

フクイチ爆発させて日本の失地を作った国賊(原発官僚)が勲章ゲットできる放射能の国ですね。

で、年金の月額が80万との情報多数。産総研の所長だったので、トヨタ、三菱、NEC、富士電機、古河をアゴで使えます。 一部上場企業の社長では身分が違いすぎる。

*******************

産総研は、原子力発電所の爆発を想定して作業ロボット仕様をきめて、公募入札をかけ中国地方のfa会社が落札していった。そのロボット納入後にフクシマで爆発事故がおきた。

結構なゼニをかけた産総研ロボットが無能だったことは大きく報じられた。 まあ新技術の確立のために税金投入は否定しないが、あれだけ無能ロボットだと仕様作成した側が利発でないことが判明した事案でもあった。

「中波帯ワイヤレスマイク」とアンテナ線とのマッチング考

**********************

1, まずワイヤレスマイク(ラジオマイク)の合法的使用:

 ・法令で 電界強度での値が示されている。⇒ 公開されているので必ず確認のこと。

、、と云うことは、「アンテナとの整合を取ると法令を超える電界強度になる」ことが圧倒的だ。

この法令違反は罰則が明記されているのも事実。

それゆえに、オイラの回路図では 「整合部は自分で計算してね」(飛び過ぎの責任は自分で取ってね)になっている。意図が読み取れずに問い合わせしてくるお方は中学生国語をもう一度やりなおすことをお薦めする。

申し訳ないが、中学校卒業程度の算数力を持っている方が此処を訪問することを前提にしている。微分・積分は使わない算数力での範囲になる。

*************************

アマチュア無線ライセンスを所有し、認定を受けるべく無線機を設計している最中で、ファイナルとアンテナとの整合で、役に立つ回路はパイエル 或いはパイ回路だろう。

戦中・戦後直後はLC共振(並列)による整合回路がプロ仕様でも使われていた。もちろんアマチュア無線でも同じであった。

HFのようなマルチバンド対応化を考えた場合、LC共振による負荷だとバンド毎にタンク回路を交換(切替)する必要がある。 ビルトインユニット化してクイックチェンジするのが楽ではあるが耐高圧を考えるとやや腰が引ける。

左様な次第で、HF帯真空管TXでの主流は「ハイインピーダンスによる負荷」+「アンテナマッチング」になっている。ハイインピーダンスによりRF成分のDC流入を止め、そこに停留するエネルギーをマッチング回路経由でアンテナへ導くことになる。ハイインピーダンス⇒高抵抗(直流計測による抵抗値)になりがちなので、ほどほどのインピーダンスと直流抵抗値にするのがノウハウのひとつになるだろう。

パイマッチングでもアンテナの実抵抗値によっては整合しない。もともと整合範囲を定めて処々計算し、実装するからだ。 この辺りの設計方法は書物が出ているので手に入れること。ここにも紹介してある。WEB上で見つかる情報は古書の焼き直しだ。原点(原典)から知識を得るように。

原典の2次使用許可を受けている人は日本には恐らくいない。無許可で上げているだろうと推測している。著作権・意匠権上、オイラも2次使用はかなり避けている。だから古書を入手し学ぶしかない。

「直列共振時のインピーダンス」と「並列共振時のインピーダンス」とでは全く値が違うことは試験問題でも出されている。ご存じのようにパイマッチでのQは随分と低い。

*********************

ことMWラジオマイクでは、 アンテナ系は直列共振にしたほうが飛ぶ。アンテナ長とターゲット周波数から、リアクタンス系の理論値がわかる。それ以降は中学生算数ができれば解は出る。

くれぐれも法令違反はしないこと。

以上、中学生算数が出来ない人には不向きな内容でした。

2019年4月23日 (火)

SN16913でAM/DSB 送信基板。 やや変更して手配。FINALは2SC2851等

先日の実験を受けて、TA2011Sの動作開始を可変できるようにVRを入れた。 TA2011S マイクコンプレッサー基板と同じく可変にした。

045

COMP後段にはLCRによるLPFをいれて、FINALは2SC2851等が載るようにした。AMとDSB波が出ることは確認済み。

OSC信号をTPから取り出せるので、ダイレクトコンバージョン受信機とでセットになる。バッファーとファイナルの+Bは通電/非通電の選択ができる。

◇DSBの受信には 「NE612ダイレクトコンバージョン受信機」RK-22を推奨。

次はこの基板領布

TA7358は歪む。 

過去にaf信号だけを入れた実験出力波形。

0.3v outで歪んでいる。

049

JH9JBI氏のレポート通りに0.2v以前に歪む。素のままだと概ね0.15Vが出力上限になる

RF-AMPを使うともっと悪化する。

*********************

6m QRPで人気のあるTA7358でワイヤレスマイク製作した。 TA7358はクランピングダイオードの呪縛があるので、不人気の側面もある。 「その呪縛からの解放方法は過去記事」にあげてはある。dsb ⇔ am は抵抗1本の有無で行う。ラジオで聴くのが簡単なのでamにした。

今日は、呪縛されたままで製作を行なった。 (メーカーの意向に沿った回路になっている)。BC帯にしたので真空管ラジオで音質確認することを前提にしている。 SOLID DEVICEよりもtube radio で聴くと音質優劣が判り易いからだ。

1,

LCによる発振確認。 トランジスタ用赤コイルを使ったので周波数帯はBCになる。

020

2、

発振OKなので、部品を全て実装した。

021

3、

MIC端に低周波信号を入れた。飛ばして確認。 単音だと、まあまあ普通に聴こえてくる。 軽い違和感がある。飛びは1mほど。finalはM28Sなので数十mA流せるが、それだと飛び過ぎになるので必ず軽く作動させる。

022

4、

肝心の変調波形の確認。

動作点がセンターにないことが波形から判る。

023

入力を上げていくと、クリップしたかのような波形になる。入力レンジが狭い。 NE612やMC1496,S042Pとは波形が異なる。波形具合から音の違和感理由も判明した。

DBM部100mV程度からクリップする特性なので、100%変調に届く以前にクリップ(歪む)する。まあHI-FIでは無い。

 、、、と云うことは、工夫なし状態ではosc強度として100mV以下であることがほぼ必須だろう。左様に弱い自励発振できるのか? クリコン用としてもOSC注入は100mV近傍以下でないと生成された波形は歪む。

ICの設計仕様がFM用なので振幅制限有は前提になる。振幅制限機能内蔵の半導体を 振幅変調用に使うには工夫はmust.歪んだ音が好みならば使えば良いだろう

オイラは使わない。

024

◇◇参考にMC1496の波形(下写真)◇◇

MC1496仕様 エキサイター ⇒ ここ。 MC1496,NE612,S042P,TA7358と触ってきたが、波形の美しさでは MC1496 > S042P > NE612 >SN16913  >>>TA7358。 

025

ここまで違うとね、、。。

 5,

まとめ

変調波形は誉められるものではない。現状だと音声信号の小入力時にもクリップしてしまう。その辺りがCOMP動作とは違う。真空管ラジオ自作派のオイラとしては、恐らく消極的使用デバイスの一つになるだろう。

実験して遊ぶには程よいデバイスだろうが、 送信用(HAM RADIO)としては??だろう。クリコン用にしても外部OSCからの注入上限は100mV近傍になる。安全を見れば70~80mV程度だろう。

HI-FIにするには工夫が必要になる。 「割合に制約が多いデバイス」と捕らえるのが正しい。 工夫は各自してみてください。

***********************************

通算製作として第272作目。

「呪縛から逃れる実験したい方向け」に基板領布します。TA7358式 am/dsb トランスミッター実験基板の「基板ナンバー RK-37」です。

さて、工夫をしてみた。 クリップ波形からは脱出できている。まあ何とか使える水準になった。上下非対称も随分と改善された。

027

028

これならばクリコン限定用としてならばまあOKだろう。

問: AM/SSB受信に使えるか?

答: オイラは使わない。

***********************

ミニラジオ基板シリーズ:LA1600,TDA1072,TA2003,3石ラジオ、NE612ミニ。

C7l3mj7vwaa6a0jjpg_large

*****************

製作ボリュームが少ない「小型ラジオ基板」に仲間がふえています。KIT-16SPをベースに、自作基板を載せています。

開発順に、

 LA1600基板(RK-33)。 


YouTube: LA1600 nini radio with lm386

 TDA1072基板(RK-34)

Tda107208

Tda107210

 TA2003基板(RK-38)、 

042

 3石ラジオ基板(RK-44)


YouTube: 小型自作ラジオ:RK-44。

 ダイレクトコンバージョン ミニ(RK-50)

  

612mini07

 LA1600(短波専用 BFO)小型基板 RK-49.

La1600b001

La1600b010

トラッキング方法⇒ここ

感度についてはこの辺り参照。

***********************

中波を同期検波。  作動確認済み。

008

009

2019年4月22日 (月)

SN16913でAM/DSB 送信基板。

*********************

DBMの「SN16913」は非常に人気だったデバイスだ。

いまデータシートを探っても発見できないが、「AF信号を2番に入れた回路 または 5番に入れた回路」の2通りが出回っている。

その実験も兼ねた。

電源とAF信号、それにキャリア(SSG 無変調)をいれるように実装した。

2番ピンにAF信号を入れる。

031

搬送波は86dBuV.

032

搬送波を強くした。下半分が来ない。 100dBuV=100mV.

dBuVは開放端での値表示。40~50では不足。

033

この位いれて、この波形。

120dBuV=1V 

130dBuV=3.1V

136dBuVでこの感じ、搬送波は0.5V以上必要なことが推測できる。 キャリアを漏らしている状態(AMモード)。

データシートにはMax500mVとあるが、それでは不足の気配。

5番ピンにAF信号を入れると波形がでてこない。、、と2番ピンで正解だ。AF信号入力端でキャリアリークさせるのでVRは2番ピンに接続。

034

キャリアのもれを最少にした。 DSBの波形。

波形はMC1496よりが平均点より高い。NE612とこのSN16913はではSN16913の方が良い。

035

2N5109にしてみた。50mAは流せるだろう。

041

下側波形で、明るくなっている箇所がある。「TA7320と同じ波形が」でてきた。

 キャリアバランスでは補正できない。注入量も強いようだ。 内部の負荷Rがアンバランスらしい。

波形面では MC1496 >SN16913>  NE612>T A7320 となる。 

キャリア注入量は暫定1.5V. スイッチングに充分なエネルギーをSN16913に供給すれば作動するので、徐々に下げて行きベストなところを見つけるのが調整。

042

043

ラジオで聴いてみた。

正常に受信できた。

044

「TA2011S+ NE612」では 波形ピークは正常だったが、 「TA2011S+SN16913」では 現状は波形ピークが歪む。

 今回は、TA2011Sの後段のLPFが必要なことも判った。 搬送波はこれより弱くてもよいらしい。その当りを次回訂正予定。

2N5109はmAが小さいので、2SC2851か従来のM28S(0.2A流せる)に戻そうと想う。

この続きはここ

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

受信機でSN16913を使った7MHz receiver. ダイレクトコンバージョン式になる。

Sl16913rx03

領布中。

2019年4月20日 (土)

車速度センサー: ブレーキシステム(ダイヤフラム式センサー)

Img_0162

雪道でのブレーキ時には、マイコンのソフトでアンチロックする制御をさせる。 悪いがこれにより停止距離が伸びるのは事実。 

ハリアーの停止距離は、プレリュードの1.5倍ほどもある。 プレリュードも雪上滑るが、ハリアーはもっと滑る。これは事実。

さて、アクセルセンサーは車両に1つなので、ON側あるいはOFF側で壊れた場合のソフト作動を知りたいと想う。まあ雪上でまともな停止ができないソフトなので期待をしては駄目だ。

デンソーがセンサー系情報を公開している。

ブレーキセンサーはピエゾ現象も利用されている。これはダイヤフラム式。

センサーがデッドだとブレーキは作動しない。ECUのソフトバグでもブレーキは効かない。高級車ほど、こういう複雑機構になることも事実。この機構だと故障率は乗算関数的に跳ね上がる。

「ブレーキペダルを踏んだら、ブレーキ痕が残る」のは旧式ならば、その通りだ.

しかしここ10年ほどのはブレーキ痕が残らない(センサー不良で ブレーキ作動せず)ことも充分にあるはずだ。ダイヤフラムセンサーだから、油中固着することもわりとある

ダイヤフラムにクラツクが入ることもかなりある。ワンチップ構成だとは思うが、シリコンの洗浄具合に性能・寿命が左右される。 IBMのHDDかなにかで、純水洗浄が悪く社会問題になって15年ほど経過したが、それと同じことは今後もある。

Photo

マスターシリンダーからダイレクトにブレーキ機構には油圧は掛からないことが公開されている。 ダイレクトにすると制御がややこしくなるので、ソフト制作優先の感もある。

Product_parts_052

従前のようにマスターシリンダーからダイレクトに力が伝わる方式がもっとも安全かつ故障率は低い。(目新しくしないと売れないので、制御のための制御機構になったりする

アクセルは開度センサーだが物理的なセンサーと明示されているので、これもピエゾだろう。

さて、勝手にアクセルが吹き上がる不良も報告されている。 装置設計エンジニアから見ると、センサー故障・CPU故障は充分にある。 天下りとの力関係で情報が上がらないことも、、、忖度、忖度。

このオイラの設計した検査装置がこの会社系列で採用されてTOYOTAに向け製品を造っているのも事実。

ブレーキペダルに脚を載せると接点から離れる。結果ブレーキランプが点灯する。b接点での作動になる。このセンサーは「メトロール製」だった記憶だ。非常に精度よいセンサーを造る会社で、内職者も使っていた記憶だ。

****************

「フッ酸」を圧送して 水晶振動子や ウエハを洗浄する装置もわりと沢山設計してきた。フッ酸の匂いだけで半日ほど具合が悪くなるので、なかなか危険な液体である。

テフロンはフッ酸にばんばん溶けるので、フッ酸槽は3年毎に補修してきた。フッ酸濃度は最も濃く、特注の高濃度品だ。薬液メーカーに云わせると、日本でのtop濃度らしい。

左様なわけで、純水等へのダイヤフラム式センサーもそこそこ研究はした。

ウェブページ

カテゴリ