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2014年7月

2014年7月28日 (月)

メンテナンス 松下(ナショナル) AM 真空管ラジオ UA-360 その1

音響のFM/AMラジオはネオン球の到着を待っている。

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今日は、松下さんの真空管ラジオのメンテナンスです。型式はUA-360.

トランスレスです。年式なりに汚れています。

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パイロットランプの線材から、芯線が覗いています。

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油汚れと錆もあります。

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蝋が融け落ちてました。 この蝋はどの位の温度で液体に変るのやら、、、。

一般的な蝋は70℃近傍で液体に変るらしい。

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バリコンブッシュは、いつものように融け落ちてます。

このまま通電すると火花がでるので、 

①まず部品交換などを行ないますね。

②その後、通電確認。

③BC帯は外部アンテナ線なしで鳴らしてあげたいので、バーアンテナ化を希望

 (巧く置けるか???)

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磨くのに疲れた。

その2。

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2018年11月 追記。

PLの結線。 35W4のヒーターセンターから貰っている。もう1端は5番ピン。(スタンダードなトランスレスラジオの配線です).

UA-360は2台とも嫁いでいったので残った写真頼りです。25オーム抵抗は無くても支障ないはずです。(現に鳴っているはずです)

22Ωあるいは30Ωのセメント抵抗(5w)を手にいれて配線してみてください。サイズが大きすぎるようならば 50Ω3W抵抗2本(酸化金属皮膜)を並列使いしてください。

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2014年7月27日 (日)

大阪音響 真空管FM / AMラジオのメンテナンス その4

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上の写真は、「FACEBOOKでは即消される」と評判らしい。

大評判のようなのでUPしてみた。

オイラ,FACEBOOKは門外漢。

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その3の続きです。

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FM初段のIFTをばらしてみた。

116スタンピングで、10.7Mc。 455kcとある。

天側が10.7Mhz.

地側が455Khz.

2バンド1パック上下は回路図ではよく見かけるが、実物は初めて。

次段とは500PFのC結合。

★外したIFTを復活させて、FM局を受信してみた。

下の写真のように聴こえてくる。IF段のゲインが少々不足。

もっとゲインを取るには、パターンカットする必要があるので、

IFT段は原形のままにする。

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★2バンドIFTの455Kc側は、ディチューンで使われていた。

感度ピークに合わせると、ボボボときた。

でボボボ発振しない位置に戻した。

★下の写真は、VRを絞ってのSP端波形。

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 VTVM読みで3mVくらい。

トランスレスラジオにしては上々。

前記のように平滑回路は3段にしてある。

あとはネオン管がNGなので、これから調達してみる。

ここまできたら、ほぼ完了状態。

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その5に続きます。

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2014年7月26日 (土)

大阪音響 真空管FM / AMラジオのメンテナンス その3 

さて、その2の続きです。

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tuner packは、このアルプスさんのチューナパックに似ていて、もっと部品が少ない。

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上の勝手違いぽいのが、ラジオに載っている。

AFC用ダイオードも載っているらしい。(AFC用配線が検波段からきている)

パックを外した。

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17EW8の6番ピンに、緑マーキングした。

OSCされていないならば、

①「緑マーキングの半田面⇒細線サブコイル」で10PF~15PFを足す(現行のCにパラ付け)

②「6番PIN⇒グランド」でCを入れる。  (OSCでよく見かける方法)

③「6番PIN⇒OSCコイル」でCを入れる。 (OSCでよく見かける方法)

3通りの解決策がある。

113 上のように、①案は、コテが入らないのでかなり困難。

114 で、③案で対応。⇒もちろん、周波数が動くので注意。

 OSCコイルに直附けで「C+L」を吊るすので、しっかりFreqが変る。

のちのち手に負えないなら、②案にする。

本当は、①案がベスト。

★SGで84.0MhzFM信号をいれてみた。

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普通にでてきた。

FM用IFTであわせこむと、初段IFTの地側がどうも生きていない。

コアを回しても変化がない。ピークが不明。

チューナーパック単体のゲインは30dBはあるので、性能はカタログ通りですね。

まあ、FM帯で鳴る状態にはなったので、周波数合わせと耳の確認が残っている。

おいおいとIFTを覗いてみる。

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その4に続きます。

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2014年7月24日 (木)

エレキジャックNO,4のキット 短波ラジオ LA1050 SANYO その2

オークションでFM,SW,BCの3バンド真空管ラジオが出ていたので、

少し質問したのだが、3日経つのにいまだに回答がない。

 田舎住まいのオイラの質問には回答してくれない。仕方ないなあ、、、。

このラジオ、オイラも持っているが、意外にハム音が強いので要改造。

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その1の続きです。

通電してみた。波形は出たが綺麗でない。音も軽微な発振ぎみな音。

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いつものLA1050ラジオと違うので、 ???状態。

症状は、

SP線をバーアンテナに近づけると発振する。

VTVMの測定ケーブル線をSP端に接続すると、ピーギャーする。

これは、「検波しきれない高周波がそのままAF 段で増幅されている」イメージ

改めて、LM386の規格表を見た。

眺めてみたら、このICはBC帯でも そこそこゲインがありますね。

オーディオアンプICなのに500Khzで20dB。1Mhzでも10dB取れる。

そりゃ、SP線をアンテナに近つけたらピーピー言うわな、。

LA1050(LMF501)のOUT側には、検波しきれなかった高周波をグランドに逃がすように小容量Cが通常は入っていますね。

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上の写真のように、発振あり。

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バリキャップの向きを間違えていたので、修正。

★推奨のCRだとBC帯の可変範囲が900Khzしかとれなかったので、あと200Khzを確保する必要がある。

バリキャップ印加用の定電圧ダイオードは7.5Vにした。

最低印加電圧が1.5vくらいになるように VR下流の4.7kΩを減らす。

BC帯用の470pfも330PF+22PFに減らし、⊿Fの範囲を広げた。

あとはバーアンテナのLと, それにCをパラ付けでBC帯にあわせる。

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LA1050のOUTに102を吊り下げて、見慣れた波形にした。

これでLA1050らしい音で聴くことができる。

★次に短波を確認する。

バンド下限は、5.25Mhz。

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バンド上限は8.94Mhz。

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あとは、普通にIFTを合わせて、雑誌のように耳も合わせる。

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手軽に短波が聴こえるラジオを作れるので、お薦めできる。

前記のように本はまだ手に入るようなので、本だけでも入手しておいたほうが良い。

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以上、第103目(完成)の製作記事でした。

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2014年7月21日 (月)

6SQ7⇒6J5にしてしまった。

今日は、ワンワンの床屋さんの日だった。

あまり半田工作に時間を費やことができなかった。

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GT5球ラジオの音がやや歪んで聴こえるので、「何でだろう??」と探っていた。

SGで波形を入れる分にはそれなりなのに、音楽が掛かると歪む。

アナウンサーの声は問題なさそうに聴こえる。

6SQ7はあまりIPが流れない球なので、それに由来するのか?

+Bが170VとGT管用電源として低めなので、苦しいことが多い。

色々と細工したが、音がすっきりしないので

「ダイオード検波+6J5」にしてしまった。

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写真のように、倍電圧検波。

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6J5は、6SQ7より音が良いと想う。歪み感も無くなった。

ダイオード検波+6J5もなかなか良い。 6H6+6J5よりも、はっきりくっきり聴こえてくる感じ。

SG電圧や+Bに整流ダイオードを入れると音が硬くなるよう(人によっては輪郭がはっきりする)に、ダイオードを使うと音が硬め側に倒れる。

「ダイオード検波+ミニチュア管」だと音が硬くなりすぎるが、

GT管だと丁度よく聴こえる。⇒オイラにとっては、発見だ。

GT管ラジオなので、ミニチュア管ラジオとは音の趣きが違う。

並べて聞き比べているオイラは、お馬鹿です。

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5tube_super_6j5.pdfをダウンロード

2014年8月10日 追記

本GT管5球式ラジオは、YAHOOオークッションにて都内の方にQSYして行きました。

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短波ラジオを自作しませんか?

他励式 短波スーパーラジオ3.5~7MHZ

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2014年7月20日 (日)

大阪音響 真空管FM / AMラジオのメンテナンス その2

地元のラジオで、「新田次郎」のコーナーが毎土曜日にあって

これを楽しんで真空管ラジオで聴いている。

映画の富士山頂もなかなか良かった

その1の続きです。

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7気圧で、埃を吹き飛ばした。

少し錆ていたので、紙ヤスリ#800番で錆落し。

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ACコードを外して、配線をやりなおそうとしたら、下の写真状態に気ついた。

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ヒューズが最下流で、端はシャーシに落されている。

ACコード(100V)⇒整流ダイオード⇒平滑回路(真空管へ+B)⇒電源SW⇒ヒューズ⇒シャーシの順に通電される構造。

ONKYOさん、ヒューズが最下流なのですね。

う~ん、平滑回路のブロックコンが短絡した場合には,ヒューズは飛びません。

では、何故ヒューズが切れていたのか??? 。謎ですね。

ヒューズは、寿命ぽい切れ方していたので、セーフかな、、。

球は

17EW8,12BE6,12BA6,12BA6,12AV6,35C5。

音響なので、球は当然、東芝製。

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ACコード⇒ヒューズ⇒電源SW⇒平滑回路の並びに変更した。

「35C5のソケットが熱に負けている」のがわかりますか?

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35C5は通電しながら適正なSG抵抗値を探る。

12AV6は、高グリッドリーク抵抗によるバイアスだったので

カソードバイアスに換えた。

ブロックコンは使えそうだが、やや軽いので,??状態。

 通電してみた。

バンドSWは、BC帯。

AF段が50Khzくらいで発振している。

35C5のプレート⇔カソード間の300PFが入っていた理由はこれか、、。

可聴域でないので、この音は聞こえない

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 放送を受信してみた。

普通に聴こえるが、「上の波形+音声信号」なのがよく判る。

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 とりあえず、メーカーが施行したように

35C5のプレート⇔カソード間に300PFを入れてみた。

う~ん、止まらないですね。

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OUTトランスに472をパラづけした。

SGで信号を飛ばした。

すっきりした波形になった。 測ると、ブーン音がSP端で10mVでている。

(他メーカーのトランスレスラジオも実測すると6mV~30mV)

トランスレスのブーン音は、+Bのリップルよりもヒーターラインに起因しているように想う。

OUTトランスにCをつけて、ラジオAF段の超音波発振を回避する理由として

1、まず、この位の大きさの小型OUTトランスはその特性上、超音波領域にゲインピークがあることが多く 可聴範囲では、けっこう垂れていることが多い(測ればわかる)。こういうOUTトランスを使うと「超音波増幅器」 になってしまうので、やや注意。

2, トランスはL,C,Rで構成されているので、Cをパラつけしてインピーダンスを変化させ、

 発振している周波数でさほどゲインが取れないようにしむける。結果、音はどこかが強調された特性になる。

 

 

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BC帯には、テストループ必要。⇒まれにYAHOOに出品あり。

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⑧ 次はFM帯の確認。

FMノイズも聴こえない。ブーン音のみ。

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SGからFM信号を入れると,出てきた。

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チューナーパックが動作していないのがわかる。

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このチューナーパックは、 バリL仕様

上の写真に似たアルプスさんの説明をみると

特徴は「AM専用バリコン軸を使って同調を取れる」とある。

多くの会社から、チューナパックがでていたようで、

カタログには「ゲインは35dB以上」の表記が見れる。

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今日はここまで、、。

TUNER PACKを外すのは、やや困難。

その3に続きます。

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2014年7月18日 (金)

大阪音響 真空管FM / AMラジオのメンテナンス その1

FMも聴こえる真空管ラジオを手に入れた。

「コードつないでも電源入りません。」
しっかりとジャンク出品されていた。

今回は、真空管ラジオのレストアでご高名なお方と競い合ってしまった。

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過去に松下のRE-760RE-860の修理は行なっている。

下の写真のように埃が沢山。

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シャーシ締結のクッションゴムも悲しい。

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本来は、

076 上のゴムパーツの単価は20円未満の記憶。

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上の写真のようにそれなりの埃。

明日ガソリンスタンドへ行って、7気圧で飛ばそう。

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写真のようにトランスレスラジオ。

ブロックコンのコールド側がシャーシに接地されているが、

トランスレスタイプはフローティングさせなくてもOKだったのかなあ??

ブロックコンは生きているようだ。

ヒューズが断しているので、その理由は何だろう??

クリーンにしてから、着手。

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その2に続きます

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2014年7月17日 (木)

6H6 6AC7 ガラス管

GT管の仲間が増えた。

ガラス管の6AC7。 メタル管はとても見かけるが、ガラス管は時々。

ガラス管の6H6。

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2014年7月15日 (火)

エレキジャックNO,4のキット 短波ラジオ LA1050 SANYO その1

半導体モノをつくらないと、足の読み方を忘れてしまいそうなので、そろそろトライ。

さて健忘とは、日本語としてとても不自然な文字だと想うのだが、、、、

「健」を「すこやか」と読むのは小学校で習う範囲。

「すこやかにわすれる」とは日本語として、どう理解すればよいのだろう?

もちろん反意語として「すこやかでないわすれかた」が存在しなければならない。

おばかなオイラは、反意語をまだ知らない。

それとも、「わすれてすこやか」の意味ならば、

多くのヒトは苦い思い出を「忘れて健やかに」なるように

もともと頭脳がそのようにできている。

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基板もので、短波帯が聴こえるものを探していたら、

昔にリリースされていたのを思い出した。

当時は全く興味がなかったので、「誰が買んや?」とスルーした。

年月が流れて、いま入手しようとしたら絶版。

WEBでたたくと千石電商さんには在庫がまだある。

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主たる部品で、バリキャップは秋月さんにしかないようだ。

ラジオ用のバリキャップは製造終了だと想うので、在庫があるうちに手にいれたほうがよい。

主要部品はつけた。

定電圧Diがなかったので、手配した。

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LA1050はまだ流通在庫があるようだ。手持ちだったのでOK.

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互換品もあるが、製造現場での作りこみ技術(熟練度)が異なるのだろうな、、。

経験上、ICの性能としてはSANYOのLA1050が良い。

LA1050は、見つけたら買い。

で、半導体の製造プロセスの詳細は知らないが、

LA1050当時のウエハーサイズは4インチじゃないか?

オイラは、J300の話は沢山聴いたが、今は450mmになっているようですね。

「アナログICは中小が製造していることも意外に多かったが、かなり淘汰された」と聞く。

半導体製造向け露光用レンズは田舎の小さな町工場で造っていたりするのは、秘密です。

ピンポイントで社名がわかる方は、業界の方ですね。

プローバで有名なのは、やはりここですね。

ルネサンスさんに工程がUPされています

そういえば、

中真空の環境で,貼り合せする装置」を昔に設計したが、

お客さんの統合で装置がどこに行ったか判らない。

展示会で出品しているメーカーより、性能良く出来上がったのに、、、。

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その2に続きます。

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2014年7月13日 (日)

真空管ラジオ用455Khz IFT  日立 シャープ

IFTの1次側(P B 表記)が、天 or 地 の確認です。

以前、ここに記したように、やはりルールは無いようです。

①再びシャープ製

 前回とは型式が違う。

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1次側(P B表記)は 地側。

②日立のIFT。

1st IFTの 1次側(P B表記)にサブコイルが巻かれているのが特徴。

2nd IFTは抵抗でダンプさせているのが特徴。

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1次側(P B表記)は 地側。

ここまでを整理すると1次側(P B表記)

★COSMOS,STAR,タマディンは天側グループ

★松下、日立、シャープ、三菱は地側グループ

経験上、1次側(P B表記)は天側の方が回り込みに強い(過去の記事参照)

地側グループは、家電系とも読み取れる。

別なものが入手できたら 改めてUPする。

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2014年7月12日 (土)

2球レフレックススーパーラジオの自作 その2 6688 6AW8

2球スーパーラジオの自作 の続きです。

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昔にトライしてゲインが取れなかったので、再トライ中です。

局発コイルを自作します。

トランジスタ用局発コイルを利用して、線材を55cm巻きます。

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トランジスタ用局発コイル利用の詳細⇒ここ。

通電してみた。

波形がでた。

レフレックス動作が行なわれているのも確認した。okだ。

が耳がよくない。

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テストループで信号をいれた。波形はでた。

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動作するので、「自励式スーパーの耳がどうなのか?」を確認する。

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SGから直注入する。ヘテロダイン検波でゲインがとれていないのがわかる。これは、前回も同じ。

SGで見るとマイナス1dB。IFに注入するよりも1dB余計にアンテナに入れて、イコール。

自励式でゲインを確保するのは、オイラには無理らしい。

この自励式は、タップドコイル発振でカソードバイアスにしてある。

WEB上ではあまり実例がないと想う。

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ゲインが取れない。

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そのうちに、手を加えてみる。

音はまあまあ。

★考察

OSC動作は、供給されたエネルギー下で、MAX作動している。

アンテナからの信号を増幅するために、

球に頭脳があってエネルギーを割り当てしているのか?

お馬鹿なオイラにはわからんが、

 供給されたエネルギーはOSC動作だけに消費されている感じがする。

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2014年7月11日 (金)

6SK7と6SQ7のメタル管にしてみた。

先日の5球GTスーパーの球を換えてみた。

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メタル管があったので、6SK7,6SQ7をメタル管にした。

黒いので見た目は、ガラス管よりよくなった。

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鳴らしてみたが、問題なく普通に聴こえる。

メタル管でも毎日3時間づつ1週間の慣らし鳴らしした。

メーカー製5球ラジオと比べると格段によく聞こえる。

オイラのような田舎住まいだと、中間増幅は2段必要。

VRを絞ってのSP端では1mVを下回るので、ラジオとしては良好。

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6V6と6SA7のメタルは稀にしかみかけないのだが、

オールメタルにも憧れる。

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造るのが趣味なので、充分に慣らしたあとは,

いつも置き場に困る。

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2014年7月 9日 (水)

真空管ラジオの「ブーン」という「ハム音」を消す対策は、これだっ!

Lafayette Explor-Air Mark V Receiver :VR絞るとハム音聞こえないんです。
YouTube: Lafayette Explor-Air Mark V Receiver :VR絞るとハム音聞こえないんです。

6AV6のゼロバイアス回路です。
普通の修理技術者だとこれがハム音標準です。これより聞こえるのは実装が下手です。

ハム音の原因を列記。

Photo

「実装する技術の優劣が判る」のがハム音。

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Q: 真空管ラジオ、真空管アンプ のハム音について教えてください。

 
 
 
 A :ワンポイントアースになっていないのが原因でしょう。
 
web siteを持つ修理業者でも、「アース実装が怒下手. アース線がループ施工。 6Z-DH3Aの配線だめ」のを販売しているのでご注意ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
6Z-DH3Aゼロバイアスラジオでは、 VR閉時にはこの程度のハム音になる。


YouTube: 真空管ラジオ: 受信確認  VR閉時のハム音??

 上動画のハム音にならないようであれば、原因を確認ください。「主たる原因は実装が下手、修理が下手」

 
 

1、

球ラジオを100台超えて製作しVTVMでノイズ観測した結果では、ゼロ電位側(アース側 あるいは 接地側)が、渡配線(わたりはいせん)だとハム音が強い。

電子の移動に対しては、整列した平滑回路がmust。

2,
平滑回路のC容量の大小はかなり無関係。
平滑回路の段数が支配する分野である。 「47uf+47uf」の2段(計94uF)   よりも「4.7uf+22uf+4.7uf」の3段(計31.4uF) が、ハム音は弱い。  Cの合計値の大小とは関係が薄い。
 
 

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 そこで ハム音対策に、2017年から上のように平滑回路基板を興した。RK-137で検索。
 
 
 
 
 
 
 
 ここにも記載済み。
 

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2000年頃から公開されている情報だが、ラジオ工作派(ラジオ整備派)でも知らぬお方があまりにも多い。基礎知識不足のままだと「部品交換作業者」に為ってしまうだろう。オツムを使わない部品交換作業者には子供でも為れますね。

ST管の6Z-DH3Aの「ヒーター・ピンはどちらの方をアースすべきか?」が先達によって書籍化されていますので、ご一読をお薦めします。

「球から出るハムの対策」⇒ここ

市販品ですら間違っているのが、そのままに今も多数流通している。往時の技術水準は高くない。   真空管ラジオを手に入れたら、まずヒーターピンの確認してみることを推奨する。

真空ラジオではアンテナに誘起した0.1mV前後の信号を1W程度には増幅する。 真空管アンプでは100mV前後の入力信号を30W程度には増幅する。 つまりラジオの方がアンプより増幅度が1ケタ大きいので、アンプより技術ハードルが高い面がある。    audio ampで1kwなんてのはレアだが、無線では5kw,10kwはざらざらある。  オイラからみると真空管アンプはゲインがかなり小さくて技術ハードルは高くなさそうにみえる。

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yahoo等では「ハム音のしっかりと聴こえるラジオが取引されている」上に、「ラジオ修理者らもハム音に無頓着ぽいお方が非常に多い」。次の動画はWebで拾った。

代用マジックフィンガ
YouTube: 代用マジックフィンガ

まあしっかりとブーン音が聴こえくる。これは電源トランス式だが、かなり聴こえてくる。トランスレス?と想ってしまったほどだ。ラジオノイズだと想って聴いていたら全域で聴こえてくるので、ラジオノイズではないことが判る。このくらいのハム音ラジオが取引平均点。 配線ルートに注意すれば、これよりハム音が 下がるが、そこまで深く技術追及している修理者はweb上では見かけない。(測定器も持たないお方が圧倒的多数なので、煙も出ずに音が出ればOKのようだ)

オイラもハム音が10dBほど小さくなるように追い込んだ修理ラジオを出していたが、「ハム音の聴こえないメーカー製ラジオ」の市場ニーズが無いので辞めた。SNで10dBほど改善したメーカー製ラジオだが、市場では要求がないことも判明した。

さて、オイラの自作ラジオこの程度までブーン音は小さくなる。 ブーン音聴こえますか? これが残留ノイズ0.7mVの世界。上と同じく6WC5,6D6,6Z-DH3A,42。SNは10dBほど改善されている。

 IF2段式だ。6D6を2本載せているので上記ラジオより20dBほど感度は良い。「感度良くて、ハム音が小さい」。これが技術の差。メタル管ならこの半分のノイズ値。

真空管ラジオのブーン音はどこまで小さくなるか?

YouTube: 真空管ラジオのブーン音はどこまで小さくなるか?

このレベルまで静かになると3端子レギュレータIC起因ノイズの有無がわかる。


YouTube: ハム音の比較にどうぞ

ラ ジオの残留ノイズは0.3mVまでは比較的簡単に下がる。ソレノイドアンテナ仕様だと雑多なノイズを多々拾うが、バーアンテナではそうならぬ。結果SNが 良い。 1KW中継局から35Km離れた鉄筋住居でラジオ放送を受信している。SPは「3wayのオーディオ用」を使っているので、60Hzや120Hzは  「安価なラジオ用SP」よりもしっかりと音が出る。

往時の16cmスピーカならばもっと低域は聴こえない。

audio用3way SPで聴いて、このレベルのハム音だ。

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電源トランス搭載ラジオで、無受信時にハム音がそこそこ聴こえるのはかなり論外。自作では、「ハム音は、ラジオノイズに隠れて聴こえない」水準でまとめることが出来る。

トランスレスラジオなら、ハム音がそこそこ聴こえるのはまあ普通。 ハム音の大小は測って数値でみること。ハム音が大きい或いは小さい等の表現は感性によるものゆえに、少しも科学的ではない。科学的な電気品を評価するには、測定値での優劣評価が普通。

ラジオ修理しているのが素人多数だから、カスを掴むことも多々あるだろう。残留ノイズ値に言及しないのが素人。(言及出来ないからダンマリ状態)。修理者モドキによるラジオが市場を寡占している。

★「中間周波数増幅が2段のロクタル管ラジオ」の残留ノイズが、0.3mV程度。メーカー製ラジオよりSNは20dB良い。

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通常、デジタル表示器はノイズ源に充分なるが、この表示器はノイズ源に成らない稀有なタイプ。

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ハム音を減らすための基礎情報を中心に記してあります。

性急に答えだけを探す方には不向きです。ラジオ工作は、経験を積んで会得する世界ですので、悪しからず。「教えて君」向けには記述していません。

経験上、ラジオのSNはバーアンテナ >> ソレノイドコイルなので、電波雑音少なく聴きたいかたはバーアンテナ化してください。

ブーン音の大小の目安にどうぞ!

12Z-E8  マジックアイ RE-860
YouTube: 12Z-E8 マジックアイ RE-860

トランスレスラジオのブーン音は上の動画程度。これより大きかったら「技術のあるプロにお任せ」を推奨します。

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真空管ラジオのハム音を減らす方法としては幾つかの方法がありますが、

★ハム音は、ラジオメーカの実装技術に依存する処が大きいですね。

(局所集中アースになっていない実装が目につく⇒それゆえ、手直しした方が良いですね)

整備品と称して高ハム音になるようにヒーター配線してあるラジオもyahoo出品されていますので看る側の知識と技能が必要な時代です。出品者に残留ノイズ値を問いて確認すれば早い。(オイラはお尋ねしたことがある。回答が得らねぬまま、ブラックリスト入りしてしまった。)

★加えて、12AV6(6AV6)を使うとVRを絞っても球内部の結合により音が絞りきれないので、その対策に7ピンに100PF~200PF程度を吊るしてある。これがLPFを形成して高域が弱まり低域が強調されてブーン音が耳につく回路になっている。この100PFをつけたり外したりしてラジオを聴くと,結構高域の違いが分る。(機種によっては1000PFがついていた)

また、AVC定数と音声負荷が同じ経路なので、時定数のCRが信号ラインに吊り下がる。

もっとフラットな音域特性に改善した方が好ましいとオイラは想う。(そこまでこだわる製作者はweb上では皆無に近い)

フラットな音を望む方は、手を入れた方がよい。(高域が垂れ下った音が好みならばそのままでok.   鳴ればokとするuserが多いのが実態らしい)

ラジオで使う小型OUTトランスは特性がフラットでなく山谷があることが多い。それも含めて200Hz~3kHzで3dB以内にはまとめたいと想う。

音の歪み面からみると、AVCと音声出力が同じ回路だと不利。 音質的には別回路が好ましい。(50年前の先達の記事にも書いてある)

(オイラの6AV6、6SQ7を使った自作ラジオは、AVCと音声出力は別回路)

★トランスレスラジオであれば、+Bのリップルをオシロで実測して対応を考えます。無闇に+Bのコンデンサーを増やすことは薦めません。トランスレスラジオの+Bリップルが200mV程度であれば配線の引き直しで、ハム音がかなり下がります。

「分る方には分る」文面で申し訳ないです。ブーン音を下げるにはオシロとVTVMは必須です。(測定器の示す数値を見ながら追い込む)。低周波増幅初段の真空管のヒーターピンの2本中、接地すべきピンが接地されているかを確認する。メーカー製でも誤っているのを入手した経験をオイラにはある。

電源トランス搭載の真空管ラジオ(メーカー製)で、出力トランスと電源トランスが接近していてブーン音がでてくるラジオも体験した。

メーカーでも、ブーン音対策完璧と言う訳ではない。

★真空管ラジオの+Bラインを印加せずに、 ヒーターラインだけ生きている状態にさせてみたことありますか? その時にスピーカーからブーンがどの程度聴こえますか? 

その音量が、現部品レイアウトでの到達可能な最少ブーン音であろう。

なぜなら 球の増幅度はゼロであるから、、、、、純粋なブーン音を聞くことができる。

 

 配線だけ手を加えても、ブーン音はこの状態(ヒーターラインだけ)より小さくは成らない。「電源トランス⇔出力トランスの配置」を換えると増えたり減ったりするので、レイアウトに依存している。

★VRを絞ってのsp端でのVTVM読み。(パワートランス式の所謂、残留ノイズ)

これは、オイラの自作ラジオ(IF2段)だと0.3mVくらいのVTVM値になる。(自作当初は1mVを下回らなかったが、20台超えたあたりから数値が低くなった).

2バンドにしてバリコン周辺の配線長が長くなると0.6mVくらい。稀に2バンドタイプでも0.3mVに納まる。 高一レフレックスだと0.1mV.

IFが1段しかないラジオだと0.3mVより少なくて普通。0.7mV超えるようなら実装が下手だろう。(稀に球がノイジーなこともある)

自作したラジオでは、80年代のステレオ用の3waySPを鳴らしているので球種による音の違いも聞き比べています。

トランスレスラジオでは12AV6のヒーターピンを確認。接地しているピンNOを確認する。

12AV6の低ハム側ヒーターピンが接地されていればOK.

(差があるのは当然ご存知ですよね,知らぬなら学習されたし)

平滑回路の段数を3段にする。⇒RADIO.ERX氏に記事あり。tnx to radio.erx.

5~10段平滑も実験したが、電源トランス搭載ラジオでは3段で充分。トランスレスラジオは3~4段。(+Bが下がるので様子を見ながら決める)

TR式リップルフィルターは教科書通りには成らず。⇒メリットは薄い。

配線ルートを直す。(局所1点接地化)。VR外装の接地はnoisyになる傾向が多い。

★「ブーン音を減少化したメーカー製ラジオ」を時々出品していましたが、ニーズが無いので止めました。(yahoo上では、ハム音の聴こえないメーカー製ラジオを求めていないのが判った)。  減ブーン音化することなくメーカー製ラジオ整備出品します。悪しからず。 

出品中の商品はこちら

ブーン音で手に負えないようでしたら、ご相談ください。代わって治します。

メール

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スイッチング電源はノイズを周囲に電波で撒き散らすので、当然使えない。(撒き散らしても気に留めないお方はどうぞご自由に)。100vラインにもがんがんと重畳して行くので何十m先で減衰するのかは実測してくださいな。

ハムのブーン音も定量に測ると面白いですね。

メーカー製トランスレスラジオのSP端では、ハム音が6mV~30mV出てますね。

基板タイプの真空管ラジオは概ねハムノイズが高めですね。

下の写真は、VRを絞ってSP端で計測してます。

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上の写真は、メーカーさんの市販ラジオを測ったもの。

SP端でVRを絞っての、波形。VTVM読みで8mV程度ありますね。

みごとにACの波形。

AC100Vの波形によく似てますね。

ヒーター起因のリップルが僅かですが見ることができます。

メーカー製のトランスレスラジオは、だいたいこんな具合です。

配線ルートがよくない場合には30mVくらいのブーン音がしてますし、そういうラジオも修理済み良品として流通してます。

配線ルートを変えて4mV程度まで下がるラジオも、実際にあります

②トランスレスでメーカー製真空管ラジオに手を加えて2.5mV~3mVに下げたラジオ。

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下げる意志があれば、ご自分の努力でブーン音レベルは下がります。

対策方法は本site上にはupされています。お調べください。

下の写真はオイラの自作MT管ラジオ。0.7mVくらいです。(電源トランス搭載)

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ヒーター起因のバースト波形です。

「メーカー製ラジオ」と「オイラの自作ラジオ」では、

波形が異なるのが判りますね。

これもオイラのMT管ラジオ。(電源トランス搭載)

121

0.35mVくらいです。

電源トランス搭載の自作ラジオを製作し始めた2011年頃は、1.5mVくらいありましたが

最近は1mVを軽く切るように実装できてます。

★真空管のラジオやアンプを造っていると、いろいろな波形に遭遇して面白いものがありますね。

100

↑非通電時の電源トランスの2次側です。

ACコンセントにプラグを挿すだけで、この程度のリップルがトランスの2次側に出てきますね。

電源SWはONしてありませんよ。AC100Vは、もっと綺麗な波形ですね。

この波形はバーストしてますね。そこそこの電圧になっているのが、オシロから読めます。

長らく真空管に携わっている方は、この事象にみんな気づいているはずですね。

皆さん、どう対策されているのでしょうか、、。気になりますね。

101

このバースト波形の対策をした自作品は、今のところは、これこれだけです。

「非通電状態でのバースト波形」の理由は、判りますよね。


★下の写真は、

ヒーター電圧をシリコンブリッジでDC化を狙ったのものです。

6.3Vにたいして、リップルが0.1VもあってDCとは言えませんが、

平滑回路の定数は、標準的なものです。⇒記事

リップル率は、0.1/6.3x100%=1.6%もあります。(実際には、0.1V/5.1Vx100%なので2%です)

AC6.3Vを整流しても、平滑抵抗の値が高く取れないのでヒーター波形はこんな波形になります。

024_2

整流回路では、 整流ダイオード相当分の電圧が下がるのは、ご存知ですね。

シリコンブリッジだと0.6x2=1.2vほど低下しますね。

半波整流でも0.6V低下するので、ヒーター電圧6.3Vのトランスに整流ダイオードを入れてしまうと6.3ー0.6=5.7Vになります。6.3V球を5.7V駆動させると動作が弱くなって全体の耳が大幅に悪くなります。 耳を大幅に犠牲にできるならば、採用できます。

6.3V端子にシリコンブリッジを入れて6.3ー1.2=5.1Vにするとで5V球で構成できて具合がよくなりますが、真空管に5BD6や5BE6がないので ヒーター端子6.3Vに整流素子を入れるのはかなり困難です。

それゆえに、「10Vとか12Vとかの電圧を掛けて、6.3Vまで下げて使う」ならヒーターDC化もよさそうですね。

★もう一つ、AFに6AW8を用いて,

オシロでの波形をUPします。⇒過去記事

0 RCAの6AW8を挿した波形↑

012 シャープの6AW8を挿した波形。↑ 上と時間軸は同じです。

015 RCAの6LF8を挿した波形↑

突き詰めると、「球に起因する」ってことですね。

OUT側にリップルを出しにくい球を使うことがベストですが、

これは実測するしかありません。

+Bの低リップルもそれなりに効果あります。

下の写真は自作6球ラジオの+Bラインのオシロ実測です。

232

シリコンブリッジ整流の120Hzが見えません。 

この程度まで低リップルするとSP端でのハム音は静かになります。⇒記事

「どの程度までリップルを下げるか?」は、「どのていどの残留ノイズにしたいのか?」に関係してますが、自作ラジオであれば+Bリップル2~3mV程度には下げておいたほうがよいですね。

★0.1mVの残留ノイズでも

スピーカーに耳を密着させてると聴こえるので、ヒトの耳は凄いですね。

★概ねラジオではSP端で1mVを割れば、受信ノイズに消されるのでOKだと思います。

オーディオだと0.3とか0.2mVあたりまで下げないと苦しいだろうと思います。

★市販のトランスレスラジオのハム音を下げる方法は、この記事中にあります。

★電子の移動方向は「マイナス⇒プラス」なのはご存知だと思います。

 経験上、ハム音は、マイナス側の微小電位差に起因していることが推測できます。

「その微小電位差が測定器で測れるか?」は、全くの謎です。

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で、真空管のゲイン測定をしてました。

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↑6EW6です。この球で、この回路だと25dbでした。

別の球で、別の回路では33db取れてました。

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↑6DK6です。この球で、この回路だと28dbでした。

球のIpが少ないと後段にゲインを吸われてしまいますね。

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6BA6は、6DK6よりゲイン取れませんね。 バルボルの読み通りです。

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半田工作の実装基本だけど上げておく。

①6Z-DH3A(6AV6)のヒーターピンはどちらを接地するか

②平滑回路のCOLD側とブーン音。いわゆるハム音。

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2014年7月 6日 (日)

2球レフレックススーパーラジオの自作 その1  OUTは6688

思案中の「並3コイル+GT管」は、部材を手配したところです。

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今日は、「リードのS-8ケース」に載る2球ラジオを造り始めた。

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上の写真で、左が2年前に製作した 2球スーパー(6BE6+6GH8)。

022

前回は、普通に2球を使ったので

今日は、「ポータブル・ラジオのページ」さんで、公開しているように

スーパーのIF段でレフレックス動作に挑戦したい。

2年前に「IF段でのレフレックス動作」にトライした折は、ちっとも巧くいかなかった。

加えて前回は、3極部の自励式ヘテロダイン動作で、ゲインがさほど取れなかった。

今回も駄目なら、オイラには3極管の自励式は無理ってことやん。

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★初球はピンアサイン 9DXにする。6AW8や6LF8が有名。

6LF8だと3極部でのamplification factorが 70ある。(手元に沢山あるので)

★2球目は、電圧増幅管の6688にする。(手元に沢山あるので)

OUTトランスは、ラジオ少年の20KΩ:8Ω。

+Bが165V近傍で IP=8mAならば、インピーダンスは?

★OSCコイルは、今回手巻きする。

★IFTの1次側の天地向きを確認する。

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このIFTの1次側(P-B表記)は、地側。

ここに記してあるように、規則はないようだ。

IFT段での回り込み発振を避けるには、1st IFTの1次側は天側が好ましい。

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今日はここまで。

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2014年7月 5日 (土)

セミキット O-V-2

COSMOS ブランドのセミキットです。

初期の頃のキット。OLD-COSMOSとでも呼びましょうか、、。

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O-V-2。

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オイラの手元に来て、かなりの年月が流れた。

他励式のO-V-2をイメージして配置されている。

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過去の作例 O-V-2

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2014年7月 2日 (水)

7月2日に想う

「GT管で何かつくれないのか?」と眺めていた。

008上のコイルは、カソードタップ専用なので 巻く必要がありそう。

並の3球でもよし。

並でない3球でもよし。

漠然としたイメージしか湧いてこないので、こりゃ先になりそうや。

2014年7月 1日 (火)

中国製IFTを使ってのスーパーラジオ  その4 球は6688 , 6GH8, 6AB8

この続きです。

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カソード共通の6GX7で、ヘテロダインさせてみたが

局所的に感度が下がるので、 ヘテロダイン球を換えた。

今度は、6GH8。 3極部でOSC。 5極部でヘテロダイン。

他励式ラジオは、6BE6より耳が良い。古い雑誌にその理由が書いてあった記憶。

6GH8は 時々使う球。

★球の構成も換えてみた。

①第二検波 ⇒6AL5

②1st AF  ⇒6688     少し前のオーディオ雑誌では、音が良いと評判らしい

 

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 確かに5極管ぽい音はしない。評判がよいのも肯ける。

③2nd AF   ⇒6AB8 の5極部

 ヒーターが0.3A。 バイアス5V~7Vで使えるので2nd AFに具合良い。

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AFの2球を換えたので、いままでの自作ラジオとは音が違う。

6688は良い感じ。前回は再生式ラジオで使ったので、この球の持ち味が生かされなかった。

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回路は普通。普通に鳴っている。

6BD6のSG抵抗は、写真のように510KΩと高抵抗。カソード抵抗も680Ω。

他励式ヘテロダイン部でゲインが取れるので、IF段はかなり軽い動作。

6688のバイアスは、-1.5V。

6AB8の5極部のバイアスは、ー7.5V。

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第102目の作品(完成)になりました。

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