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2014年7月20日 (日)

大阪音響 真空管FM / AMラジオのメンテナンス その2

地元のラジオで、「新田次郎」のコーナーが毎土曜日にあって

これを楽しんで真空管ラジオで聴いている。

映画の富士山頂もなかなか良かった

その1の続きです。

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7気圧で、埃を吹き飛ばした。

少し錆ていたので、紙ヤスリ#800番で錆落し。

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ACコードを外して、配線をやりなおそうとしたら、下の写真状態に気ついた。

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ヒューズが最下流で、端はシャーシに落されている。

ACコード(100V)⇒整流ダイオード⇒平滑回路(真空管へ+B)⇒電源SW⇒ヒューズ⇒シャーシの順に通電される構造。

ONKYOさん、ヒューズが最下流なのですね。

う~ん、平滑回路のブロックコンが短絡した場合には,ヒューズは飛びません。

では、何故ヒューズが切れていたのか??? 。謎ですね。

ヒューズは、寿命ぽい切れ方していたので、セーフかな、、。

球は

17EW8,12BE6,12BA6,12BA6,12AV6,35C5。

音響なので、球は当然、東芝製。

088

ACコード⇒ヒューズ⇒電源SW⇒平滑回路の並びに変更した。

「35C5のソケットが熱に負けている」のがわかりますか?

087

35C5は通電しながら適正なSG抵抗値を探る。

12AV6は、高グリッドリーク抵抗によるバイアスだったので

カソードバイアスに換えた。

ブロックコンは使えそうだが、やや軽いので,??状態。

 通電してみた。

バンドSWは、BC帯。

AF段が50Khzくらいで発振している。

35C5のプレート⇔カソード間の300PFが入っていた理由はこれか、、。

可聴域でないので、この音は聞こえない

089

 放送を受信してみた。

普通に聴こえるが、「上の波形+音声信号」なのがよく判る。

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 とりあえず、メーカーが施行したように

35C5のプレート⇔カソード間に300PFを入れてみた。

う~ん、止まらないですね。

092

OUTトランスに472をパラづけした。

SGで信号を飛ばした。

すっきりした波形になった。 測ると、ブーン音がSP端で10mVでている。

(他メーカーのトランスレスラジオも実測すると6mV~30mV)

トランスレスのブーン音は、+Bのリップルよりもヒーターラインに起因しているように想う。

OUTトランスにCをつけて、ラジオAF段の超音波発振を回避する理由として

1、まず、この位の大きさの小型OUTトランスはその特性上、超音波領域にゲインピークがあることが多く 可聴範囲では、けっこう垂れていることが多い(測ればわかる)。こういうOUTトランスを使うと「超音波増幅器」 になってしまうので、やや注意。

2, トランスはL,C,Rで構成されているので、Cをパラつけしてインピーダンスを変化させ、

 発振している周波数でさほどゲインが取れないようにしむける。結果、音はどこかが強調された特性になる。

 

 

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BC帯には、テストループ必要。⇒まれにYAHOOに出品あり。

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⑧ 次はFM帯の確認。

FMノイズも聴こえない。ブーン音のみ。

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SGからFM信号を入れると,出てきた。

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チューナーパックが動作していないのがわかる。

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このチューナーパックは、 バリL仕様

上の写真に似たアルプスさんの説明をみると

特徴は「AM専用バリコン軸を使って同調を取れる」とある。

多くの会社から、チューナパックがでていたようで、

カタログには「ゲインは35dB以上」の表記が見れる。

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今日はここまで、、。

TUNER PACKを外すのは、やや困難。

その3に続きます。

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