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2020年1月

2020年1月18日 (土)

SANYO ラジオIC LA1260:試作中ですが、NHKを聴いてみた。 SFU455Bの2連です。

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局発の強さを確認

①、バンド下側での強さは140mV近傍。

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バンド上限側は152mV。  かなり平坦なOSC強度になっていて、このICは優秀だ。

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、、と云うことは、昨日のバリコン周りの挙動から看てヘテロダイン作動していないことが判明した。

3,

SFU455Bをシリーズにしたら、ー5kHz離調時に20dBは楽に取れた。IFTコア位置で減衰具合が違うのでそこは注意。

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・「データシートでは9kHz離調時には20dB」のようだ。 upper側は同じだが、lower側はなかなかキレる。センター450のをシリーズにしてif=455で使うと良い結果が得られそうでもある。

・同じ性能のフィルターを2連にしても、スカート特性は2倍にupしない。これはきちんと説明したsiteがあるので、それで学習のこと。

・ 電子の移動を利用したのがラジオだが、「接地側から電子がどのようにスタート点を定めているのか?」が 試験問題にでてこないのは どうしてだろうね?

 接地側はアース側とも呼ばれているが、そのアース側からの電子移動を利用したのが電気製品だ。さて、エネルギー移動の起点はどこなんでしょうか?、、アース間での移動はどこが起点??、、、オイラは機械設計屋で良かったと思う。

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SFU455Bの2連:C6の増減で帯域幅が変化するので好みに合わせてください。 回路図記載の値で-6kHz離調時に40dB程度です。

SFF455Bは選別せずにランダムで実装しました。選別するならばケルビンコンタクトでお願いします。

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ミキサー作動していないようだ。FM/AMのmixerは共通なことが多いので、データシートでは「fm bypass」と明示ある処にCを吊るした。

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う~ん、こんな感度できこえます。


YouTube: LA1260ラジオの試作中:

・感度はLA600より良いですね。「SNはLA1600より良い」ことがデータシートに載っていて、24MHzまで作動するLA1260です。la1260.pdfをダウンロード

追加したCを回路図に反映しました。

C後付けでは見栄えが悪いのでPCB上にのせますね。 ⇒ 大陸は正月休みなので手配は来週末にします。基板ナンバーはRK-81になる予定。

2020年1月17日 (金)

SANYO ラジオIC LA1260。

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LA1600より感度良いLA1260を使ってみた。

IFTの1次側から455信号をいれてみた。

酷くはないがやや出力が弱いようにも思える。フロントエンドで随分とロスっているようだ。

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バリコン側のOSC波形。

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上の強さでIC側をみると推奨範囲に収まっている。

結線を変えるとOSC過多であちこちでビートが聞えるので、市販OSCコイル使用だとこの結線がベストだろう。

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現時点で何が悪いのかははっきりしないが、フロントエンドでのVCとアンテナコイルの挙動が奇怪しい。OSC具合をオシロでみると、コア出入れに伴い周波数は変化するが、SSG電波を受信しながらコア出入れしても受信周波数しない。 もっとOSCが弱い必要があるのか?

レイアウトが悪い可能性もある。

音が出てきた。

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樹脂ケースにいれた自作例。 このキットの評価です。


YouTube: LA1260 super heterodyne : my pcb is fitting to kit case.

La1260kit

2020年1月16日 (木)

松下 AN217P

TCA440同様なことが出来るICに「AN217P」がある。TCA440ではIF信号が廻って難があり、AGC作動より小さい微弱信号時にはビート音が聞こえるので、基板開発は中途でお休み中です。

 やや忘れさられたICだが、松下ICでSSBを聴くのも悪くあるまい。

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diodeを使うとこのサイズ。

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以下は考える力を持つ方むけのヒントである。 知的好奇心がないならば用無し記事だ。

・往時はOA90で包絡線検波していた。今ならば1SS△△になるだろう。

・この包絡線検波部をプロダクト検波にすればSSBは復調できる。同期検波にするのも面白い。

・同期検波とプロダクト検波の差異はMC1496データシートにて1973年から50年近く継続して公開されている。復調デバイスにMC1496を選定して、ほんの少しだけ工夫すれば同期検波/プロダクト検波 両用になる。包絡線検波、同期検波、プロダクト検波の3モードレシーバーになりますね。

 これで回路は書けますね。 大方の方はこのヒントで自作できるはずです。ハムフェア自作品コンテストに出せば、自作例の少ない同期検波ですから、賞は貰えると思いますよ。

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信号が同相出てきそうだが、出力側IFTの配置で逃げる必要があるのはTCA440と同じらしい。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

はいぶりっどワイヤレスマイク製作プロジェクト (MT管編)

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・真空管には200Vや100V等の電圧印加でないと使えないと思われていた時代に、12V印加で使えることを1992年CQ誌上で公開したのはJF1OZL氏。以降10V,12Vでの作例が多数みられるようになった。

約30年経過した今、それは常識にまで広がった。低圧駆動で真空管機器を扱うプロエンジニアすら歴史経緯を知らない。(どこぞのメーカーだかわかりますね)。「プレート電流が多い球の方が作動させやすい」ことを見つけたのもJF1OZL氏である。知見と努力に感謝候。  JF1OZL氏に感謝候。

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はいぶりっどワイヤレスマイク製作プロジェクト (MT管編):JF1OZL氏の二番煎じです。

訂正した基板がelecrowから届いた。 シルク印刷が直っているはず。

本機は、トランスレス球を使っての「12.6Vワイヤレスマイク」の製作記事です。


YouTube: 12.6Vで動作する真空管ワイヤレスマイク

プレート電圧が100V用の真空管なのだが、動画のようにプレート電圧12.6Vで使ってみた。 飛びはアンテナ次第だが、この青色アンテナで0.2m程度。アンテナをビニール線にしてラジオに結線する方がよいように思う。

マッチング回路用のインダクターで具合良い値のが見つからないな、、。

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12.6Vで使うとHEPTODE管の音声信号は0.5V程度で球側(12BE6)が歪みはじめる。通常は5V前後までOKだが、プレート電圧12.6Vなりに小入力で飽和する。結果としてMIC ゲインとしては35dBもあれば足りる。

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フェライトビーズの在庫があったはずだが見つけられなかった。 廻込みするほどは電波が強くないので、ジャンパー線にて繋いでokだ。

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感電しない真空管ワイヤレスマイクを造ってみたい向けの基板になった。

通算237例目。

◇RF出力を有線にてラジオに入れてみた。

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思いのほか具合が良い。 程よい電波強さだ。

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「半導体+真空管」のワイヤレスマイク基板の現行流通品は無いようだ。本基板で、感電しにくい12.6Vで真空管トランスミッターをつくることも出来る。

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  「基板ナンバーRK-09」にて2018年1月10日から 領布中です。

2020年1月15日 (水)

SANYO LA1260。 短波用ラジオICを使う。

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サトー電気でしか扱いがないLA1260をつかった。

・このLA1260はMW~24MHzまで作動する。14MHz受信時、21MHz受信時のデータも記載されているのでLA1600同様短波向きなICで開発されている。ことSNについてはLA1260が秀でているデータになっている。「LA1600はノイジーだ」と判る方はこのLA1260をお薦めする。

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・フィルターは写真のようにSFU455の2連にした。バイパスコンデンサーの容量によっては狭帯域になる。中波ラジオ基板として興したので、適時実験をしてみよう。SFU455ではセンターfreqの許容が広いのでその辺りはどう影響してくるか?

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・波形は出てきた。感度が出ないので、OSCかなにかを間違えている。中波帯用OSCとバーアンテナで結線しだが感度が出る周波数はこの位だった。

・オペーレティングには3.0V~8.0Vが要求されているが、3.0V印加だと作動が弱い。4V掛けてラジオ感度が出てきた。

・チューニングLEDは点灯しぱなしなのでもっとRが要求されている。

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間違い探しはこれから。

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2020年1月14日 (火)

貧しくなる権利がある by 竹中親分。 結果、知的水準は国際平均以下になり大成功。

・国際学力調査の大学教育では日本は51位と中国より下位になることに成功した。エントリーが63ケ国なので、世界平均に達していない。

・国立大学の予算を減らすのに必死な日本政府。 結果、知的水準は下がることに日本政府は大成功。

山中教授の研究費すら出さないので、諸外国からは遅れることに日本政府は大成功。

国が進めるワーキングプアの基点は、「貧しくなる権利がある」と竹中 親分が明言したこと。

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豊かになる権利は憲法にも反映されている。 but 「貧しくなる権利」は中国ですら主張しない。

・ワーキングプア政策を進める日本から脱出したほうが良いと思うよ。

2020年1月13日 (月)

「メーヴェ」:風の谷のナウシカ


YouTube: 2016年7月 風の谷のナウシカの「メーヴェ」モデルM-02J ~ジェットエンジン換装から初公開飛行までの軌跡~


YouTube: Lilienthal-Gleiter: Fliegen wie vor 125 Jahren | Gut zu wissen | BR

2020年1月12日 (日)

50MHz AMトランシーバー自作基板。 受信部作動OK. RJX-601並感度。RK-77

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6mのamトランシーバー基板:ダブルスーパー受信方式で、「tx用dbmがne612式」 と「tx用dbmがsl1641式」の2通りがある。TX 入力は1W程度。3.5MHz~50MHz任意のシングルバンド用です。

今日はne612式trx を確認した。

main IC ; TDA1072 ,

filter W55H

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・受信部はダブルスーパー(RK-41)と同じ。⇒LC7265表示器が使えます。

・送信部は RK-65にTA2011を追加したもの。

ともに作動実績ある回路で、1枚基板にまとめました。

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通電してみた。

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普通に聴こえてきたが1st IFのコンデンサーを間違えて随分と小さいようで、コア抜けて感度がでてきた。

作動はしているので全体としてはいいようだ。

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さて間違えた同調Cを正規値にした。

感度が出てきた。

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(S+N)/N=10dB 時のSSG値はこの位。SSG端出力で5udBVは1.8uVに置換できて、受信側がZ=75ならば 半分の0.9uVが印加されている。 RJX-601と互角だ。RSでは53.

裸で計測ゆえに筐体に収納すればノイズがさがり、結果S/Nは良くなる。

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SSG端で1uV. 基板には0.5uV.  RSでは42.

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これもかつかつで聴こえるが,RS31かな?

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送信部:

1.4mV入力でCOMPスタートにした。

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am波形。 TX部はRK-65よりも注入量を小さくするのがノウハウです。

 

 

Amtrx03

サトー電気のみで今月末頃から取扱いです(yahooに於いても扱いません。only サトー電気)

意思確認の問い合わせしたら反応が戻って来ないので、領布形態は現瞬間では未定。基板ナンバーを入れたPCBを手配したが、大陸は正月なので2月に到着らしい。

通算342作目。 基板ナンバーはRK-77。

tx側は水晶oscにて固定周波数。メインIC TDA1072はKURA電子にあります。受信側フィルタはRSにありますのでご確認ください。

tx部負荷(RFC)は追い込み必要です。50MHzでは3.3uH~0.6uHのどこかでpeak点があります。3,5MHz用であれば図中のRFC値が割合goodです。

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初めてこの基板に挑戦してもやや困難だとおもいます。 RK-20,RK-41,RK-61B等でTDA1072の挙動を確認してから取り組むことをお薦めします。基板はここにあります。

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受信部はLC7265表示させると楽です。

2nd OSCから信号を貰います。

La1600zx18

La1600zx19

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この表示器のほうが薄くてよいかな?

Lcd04

これも、2nd OSCから信号を貰います。1st OSCを加算したものが受信周波数ですね。本機につけてみた。

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1ST OSCの48MHzを加えると受信周波数になる。

真空管(6J1)+FET(2SK30A) マイク アンプ :自作


YouTube: one ic radio :ta7613 part 2


YouTube: LA1600 mini radio with lm386

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真空管も使ったラジオの音


YouTube: 6AK5トーンコントロール付 LA1600ラジオ :RK-73


YouTube: 自作中波ラジオ: tda1072+12au7

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YouTube: NE612 AM transmitter

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SSB 或いはAMの送信音声に拘りのある方も多いだろう。 TA2011等のマイクコンプレッサーはせかせかしていて好きでないので、真空管をつかった音で楽しみたいものだ。

今日は、phone用mic-ampを製作した。「FETは音が良いと評判の2SK30」。 それにaudio愛好家で人気のある6AK5(6J1)を3結にした。 言わば音のよさで定評のあるデバイスを使った。

電源は10~12Vの0.3Aで足りる。

1、基板サイズはこの位。タバコケースより小さい。

Rk7901

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2,

真空管ヒーターへは3端子レギュレータで5Vまたは6Vで供給する。 ヒーター5Vならば放熱板はほぼ不要。 6Vならば放熱板(ヒートシンク)サイズ 11x11程度は必要。

ヒーター電圧5vでも6vでもゲイン差は1dBくらい。 オイラとしては5Vでいいように想う。

Rk7902

Rk7903

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3、

8kHzの信号を入れてみた。

Rk7905

4,

650Hzの信号を入れた。

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5,

200Hzの信号を入れた。

Rk7907

回路図中の値で200Hz~8kHzまでフラットだ。SSBでは200Hzはカットしてしまうので、270Hz~2.9kHzが平坦であれば充分だ。

ゲインは丁度22dBになった。マイクアンプとして手頃な増幅度だ。

真空管メーカー毎に音色が違うので球を差し換えて楽しむこともできる。NFBを掛けるならば3dB程度。

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マイクアンプ(2SK30+6AK5).

基板ナンバー RK-79。

通算338作目。

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・中華製6AK5(6J1)は12V印加時にゲインが取れないものが時折ありますので、数本用意し電圧特性のよいものをお使いください。

・12Vでもゲインの出る6J1を確認してキットにしました。 

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Ans01

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La1600zx15


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

ダイレクトコンバージョン受信基板 (7MHz):SN16913.

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昨年から継続中のこれをまとめてみた。

・サイドのかぶり対策には、MAX295のLPF。MAX295.

・ピコシリーズでお馴染のSN16913採用。

Sl16913rx01

 

Sl16913rx02

Sl16913rx04_2

TA7320のダイレクトコンバージョンとほぼ同じ程度に聴こえてくる。

Sl16913rx03

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AF部(TR +MAX295+TA7368)のゲインは60dB.

SSB復調出力が1mV程度あればしっかりとSP端で音になる。

Sl16913rx05

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通算341作目。基板ナンバー RK-76.

・SN16913を受信で使った感想 :ta7320と同程度の感度になった。おそらく455khzプロダクト検波はマイナスゲインになる。

・SN16913をTXに使った作例は

Sn16943004

Sn16943007

Sn16943006

2020年1月11日 (土)

4石スーパー:ST-32 特性の続。音質は蝙蝠向け。ラジオでも使えない。

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YouTube: ラジオ工作 段間トランス  6GX7 レフレックスラジオ


YouTube: 12Z-E8 マジックアイ RE-860

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 ・サンスイ小型トランス ST-32の周波数特性をみたら、蝙蝠さんの会話周波数(43kHz)で最も能率よく出力してきた。 ヒト向きの設計品でないことを確認した。 そこでST-32をゴミ箱に捨てて 2石アンプをトライしてみた。  2石 AF アンプはdirect driveにしたら、周波数特性が1000kHzまで平坦だった。IF=455kHzなので検波しきれないIF(中間周波数)がそのまま 増幅されてしまう。 ダイオード検波だと90%台後半の能率なので、数%は455信号のままでおよそ電力ゲイン53dBも増幅されると、 はいIFTに飛び込んで帰還発振します。

 これが前回までの到達点。

・WEBをあちこちST-32確認したが「特性計測しない。性能確認はしない」のが主流。端に「何も考えずに使っている」ようだ。「己の頭で思考しない」とは非常に現日本人らしいね。指示待ち人間だから トランス特性に興味がないんだろう。 あるいは 耳が悪くて聞き分けできないんだろう。

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ST-32は廉価でないので、もうone chance を与えようと 通常の回路で新しく配線した。ST-32はコレクター側につるした。

右がアンプへのIN.

左がスピーカー端の波形

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少しさげて250Hzにした。 おっと出力の相が可笑しい。う~ん、拙いね。 周波数を下げるともっと酷くなるね。ラジオは多数触ってきたが、一番酷いと思う。参ったね。

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まとめ。

・やはり駄目ぽいね。ヒトの音声域では使えないね。皆、よく使っているねえ?? 「赤信号、皆で渡れば怖くない」の世界のようだね。

・耳が悪くて聞き分けできないヒト向けなんだろうなあ。

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スピーカーにDCを流した場合のムービングコイルの動きを診た。 電位差は0.3V。 市販アンプの保護回路の作動下限より随分低い。ムービングコイルが動くことにより逆起電力も生じるが、アンプのパワー計測では逆起電力が生じない状態で測るのが主流だ。 現実と計測とでは乖離しているが、それでいいのか???

ミツトヨので計測して 最大1μm動く。

コーンの弾性があるので、コンタクト式では実測しにくいが何度みても最大で1μm動く。ウエイトキャンセラーを付けて測定するのが正しいが、コーン張力も数値で捉える必要がある。これをやるには装置ぽくなる。オイラの本業の世界に為る。

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コーンのフォームで、レーザー測量は無理。 画像でも計測無理。HDDのmoving head ギャップはおよそ1μmだが、それとて画像検査はスキルが必要だ。

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「3V駆動でゲインの取れる2石アンプ」を諦めると進むが、工夫を思案中、。

DCがSPに流れる使い方の例。dc電流で駆動する。7642での作例なので早30年経過している。

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熊本スタンダード ssb : cq誌1981年 7月号


YouTube: FU-1000  ビクター FMチューナー  修理中


YouTube: Low noise only 0.4mV: output speaker.

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以前にまとめてみたダイレクトコンバージョン(市販キット) ⇒詳細

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自作のデフォルトスタンダードであった「熊本スタンダード」は、この号に登場している。 近年自作を初めた方向けに列記しておく。当時のオイラは自作に興味はなかったが、本号は持っていた。

のちにジャーナルno44にもあるが、その記事よりは本誌1981年を読むと理解が深まる。

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・基板の実寸つき記事。

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オイラのAMトランシーバー基板を載せて、大きさ比較してみた。50MHz AMトランシーバー。

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先日の実験で、M28Sは200mA入れるとやや熱くなることが判った。150mAならば常温だった。、、と云うことで このトランシーバー基板の終段150mAは流せそうだ。(80mAは昨年確認済み)

 P1010019

journal no,44よりは 1981年記事が良い。

簡単な4石FET式中波ラジオ (JF1OZL氏に感謝候)

・真空管には200Vや100V等の電圧印加でないと使えないと思われていた時代に、12V印加で使えることを1992年CQ誌上で公開したのはJF1OZL氏。以降10V,12Vでの作例が多数みられるようになった。

約30年経過した今、それは常識にまで広がった。低圧駆動で真空管機器を扱うプロエンジニアすら歴史経緯を知らない。(どこぞのメーカーだかわかりますね)。「プレート電流が多い球の方が作動させやすい」ことを見つけたのもJF1OZL氏である。知見と努力に感謝候。  JF1OZL氏に感謝候。

以下、JF1OZLサイトからの転用。

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簡単な4石FET式中波ラジオ(作品no,108)

出力トランスはST32。。。1.2k:8Ω

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シンプル4石FET式中波ラジオ
古いラジカセを、別のページに紹介して在る「自動CW,CQ発生器」に使用していたら、テープレコーダーのテープ駆動ゴムベルトが切れてしまいました。(なにしろ1日に100回も巻き戻しするのですから、テープレコーダーにとってはたまったものではないのでしょう。)それで、ラジカセの中波ラジオだけを取り出して再生して、作り直ししてみました。ただし、そのまま作り直しするのではつまらないので、一ひねりしてみました。ずいぶん昔に、トランジスター6石式ラジオをキットで作りましたが、当時のゲルマニウムトランジスターは発振しやすいやら、ちょっとバイアスを流しすぎると壊れてしまうやらで、使いにくかったもにでした。その後、FETが現れて、ラジオも作り易くなったのですが、その当時、同時に半導体のIC化が進んで、ラジオもICで作られる様になってしまい、FETだけでラジオを構成した回路は、商業的には使用されませんでした。いつかは、これをやってみようと前から思っていました。また、話は変わりますが、戦前のアメリカ製の電蓄やラジオの回路を見ると、3極管が、ゼロバイアスのトランス結合で使われており、低インピーダンスのトランス結合 で駆動されています。これも前からやって見たかった事です。前置きが長く成りましたが、「FETをゼロバイアスで全段使用した簡単なスーパーヘトロダイン受信機」がこのラジオのテーマです。
格段の電圧利得と消費電流(実測値)を示します。

 

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最大低周波出力====1mW(8オーム)
製作の注意を述べます。中間周波コイルは普通のトランジスターの回路とは1次2次を逆に使用しています。2次側に同調側がきます。発振コイルはラジオの基板からはずす前に、足の接続方向を確かめて置いてください。中間周波は2SK241をゼロバイアスで使用していますが、発振はしませんでした。心配していたんですが、、、もし、発振する様なら、ソースとグランドの間に100オーム~1kオームの抵抗を入れて、利得を下げてください。ゲルマニウム検波器はここでは80%の検波効率を示しています。ハイインピーダンスで動作させている成果でしょう。小さな低周波増幅用FETのシングルA級増幅器で、しかも電源電圧3Vでは、低周波出力は1mWしか得られませんでしたが、ヘッドホンの駆動には十分でしたし、静かな部屋では、十分スピーカーでも聞こえます。有り合わせのFETで作りましたが、全て2SK241で作ってもOKだと思います。私の住んでいる土浦市で鳴らすと、NHK(JOABとJOAK)とIBS(茨城放送)は59、TBSや文化放送は55位でした。中学校の教材には、この回路の方が6石トランジスターラジオより作り易くて良いのでは無いでし ょうか。十分実用になります。

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このホームページの内容はコピー自由です、どんどんお友達に配ってください。砂村和弘
All contents(discription and circuits) of this homepage are freeware.Please make a paper copy and give them to your friends ! Kazuhiro Sunamura.

電源電圧たった1.5V 真空管ラジオ (JF1OZL氏に感謝候)

・真空管には200Vや100V等の電圧印加でないと使えないと思われていた時代に、12V印加で使えることを1992年CQ誌上で公開したのはJF1OZL氏。以降10V,12Vでの作例が多数みられるようになった。

約30年経過した今、それは常識にまで広がった。低圧駆動で真空管機器を扱うプロエンジニアすら歴史経緯を知らない。(どこぞのメーカーだかわかりますね)。「プレート電流が多い球の方が作動させやすい」ことを見つけたのもJF1OZL氏である。知見と努力に感謝候。  JF1OZL氏に感謝候。

以下、JF1OZLサイトからの転用。

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電源電圧たった1.5V!2HA5単球ラジオ(作品NO 78)

2HA5単球1.5ボルトラジオ
このページの冒頭に,このページの作品は実用ではありませんと、お断りしておかねばならないでしょう。これまで、低い電圧での真空管の利用についていくつかの実験的な作品を紹介してきましたが、「真空管を最も低い電源電圧で使用する事に挑戦しよう!」という共通の主題の元に作ってきました。今回の作品もまた,この主題に関する結果の1つです。

私は,真空管を100種類ほど持っています。それらのほとんど全ては,私と私の弟が約25 年前に廃棄されているテレビセットから拾い集めてきたものです。これらの手持ちの真空管に対して、プレート電圧が何ボルトから電流が流れ始めるかを試験しました。その実験の結果は2HA5という名も無いというか有名でない真空管が,優勝者だったわけで。また、この三極管の格子は,プレート電圧1.5Vボルトの動作でも、プレート電流をコントロールすることができることがわかりました.この真空管のヒーターの設計値は,2.4V-0.6Aです。

また、この真空管は,カラーテレビセットのチューナーに使われていた物です。多分,この真空管は,日本のオリジナルだろうと思っています(元設計がGEやRCAでは無いという意味)。そして,私は,実験の結果、この真空管が,ヒーター電圧も1.5Vでも動作することができるということに気づきました。図の右側を見て下さい! これは,2HA5の低電圧特性です。格子ボルト数が,-0.3から0Vに変わったときに,そのプレート電流は,2.5uAから32uA に変わりました。それは,すなわち,コントロールされています。

しかし,それと同時にで,格子の電流は,14.5uAから145uA に変わります。そしてつまり,格子が,動作する為にそれ自体電流を要求するので,この真空管のグリッドの入力インピーダンスは,またとても低いという事になります。格子の入力インピーダンスを計算すると,0.3V/145uA= 2 kohm です.つまり、制御グリッドが電流を必要とするので、この場合普通の真空管の様に電圧制御素子として扱うのはふさわしくありません。電流利得( トランジスターのhfe と同じ単位) は,すなわち32/145 = 0.22です。それは,とても低いでしょう。*** それで,ラジオを図の左側で示した様に作りました.このラジオでは,格子の低い入力インピーダンスに適応させるために,格子は同調コイルにタップダウンでリンクさせています.このラジオ(アンテナからホーンの間 ) の総計の電圧利得は,実測18dB でした.それは,「ゲルマニウムラジオ」よりより大きいゲインです。私のゲルマニウムラジオは,6dBの電圧利得を持っています( パワーゲインじゃ有りません! この場合は総合電圧利得です。) ゲルマニウムラジオとこのラジオを聞きくらべしてみました。このラジオは、ゲルマニウムラジオよりわずかに,より大きな音で聞こえました.

2ha5


それからこのラジオはプレート検波をしています。検波効率が100%と仮定した場合の、総合電圧利得は計算上、下記の様になります。利得A=5「コイルの巻き数比」*{(32ー2.5)マイクロ「プレート電流の変化」/0.3「グリッド電圧の変化」}*20K「負荷インピーダンス」=10倍、よって20dB。これは実測値18dBと良くあっています。
そうとう頭の柔らかい人じゃないと以上の解説は理解出来ないでしょう。なにしろ真空管を電流増幅素子として扱っているんですから。こんな事やってるから「砂村さんのインチキ作品」なんて言われちゃうんだなあ。はいはい。

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このホームページの内容はコピー自由です、どんどんお友達に配ってください。砂村和弘
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2020年1月10日 (金)

4石スーパーをトライ中。AF 特性。

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信号が帰還して発振するので、とりあえずoscを停止させてssg455kcを入れてみた。

SSG端で70udBVだとこれだけしっかり聴こえてくる。OSC停止中なので「455KC信号を増幅後、ダイオード検波 ⇒ AFアンプ の構成」 。高一ラジオの455kc版みたいな状態。

012

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・AF部がBC帯まで例えば1000kHzまでゲインがあると拙い。なぜならスピーカーからの1000kHzが電波となって受信アンテナに入り、発振モードに突入してしまう。

・AFアンプに使われる LM386では1kHzで45dB, 100kHzで40dB,1000kHzで10dBの電圧ゲイン、、、。1000kHzでは35dBほどゲインが下がる。

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この2石アンプの周波数特性を診た。

6.7kHZ

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1000kHz超えてもゲインは同じ。

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、、と云うことで 1MHzより上まで平坦特性だった。 

「検波されないIF成分を50dB近く増幅すれば、RFが廻って発振モードに突入した」状態だった。検波直後のLPFは入ってはいるが1MHzで60~70dBも減衰はしない。

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まとめ。

・この2石アンプは平坦特性が1000kHzまではあるので、audio趣味の方は興味を持たれるかもしれんが、ラジオ用途には無理。

・もともとサンスイST-32の特性が蝙蝠向きだったので、ヒトの可聴域でのdirect driveを狙ってみた。

・音扁平なST-32等小型サンスイトランスの採用は避けたい。 すこし考えてみる。 

特殊な能力を持った、高度な技術を持った人間のみアクセスが

国家公務員が答弁ギャクを仕掛けて失笑されている。

以下、転用

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・原口
「サーバにターミナルからアクセスできる権限持ってる人は何人いますか?」

・内閣府
「まず8週間で消えるというのは、私は承知していません」
場内騒然

・原口
「職員はアクセスできないだけだよね?」

・内閣府
「職員はアクセスすることができません、つまり、あの、まあ結果削除することもできません」

・原口
「ほらね、残ってるんだよ アクセスできる人は何人いるの?」

・内閣府
「特殊な能力を持った、高度な技術を持った人間のみアクセスが、その、できます」

場内失笑

・石垣のりこ
「だから、そんなあやふやな答弁はいいから、仕様書や提案依頼書を出して下さい!民間に出せて何で国会に出せないの!??」

・内閣府
「・・・」

動画

2020年1月 9日 (木)

4石スーパーをトライ中。

RK-44ラジオを4石化したものをトライ中。

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電源電圧3V時

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電源電圧4.5V時

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出力が7dBほど増加

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4石ラジオでAF部確認。

OSC+MIXで1石。

IFは1段で1石。

AF部は2石。このAF部はある意味、眉唾ものだが音は出てくる。

・電源電圧4.5V時, 10mV in(600Ω)  ⇒  2石アンプ ⇒ VTVMの読み換算で0.00125Wの音量。

・電力換算で56dBほど。この数字は、3Vの2石アンプならば悪くない。(4.5V駆動ならば63dBになる)

・この2石アンプに20~30mVくらいは入れる必要がありそうだ。 ラジオIC :TDA1072では70~100mVほどの検波出力があるので、TDA1072の下流につるせばそこそこ音が出そうだ。

・過去、LA1600では30mV前後しかでてこなかったことを公開してある。

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IF一段でゲインを取ろうとやや苦戦中。IFT ⇒IFTの帰還があってゲインをあげ辛い。

2石アンプ(ゲイン56dB)に入れてそれなりの音にするには、検波後に30~40mVはほしいが、アンテナ端に1mV掛かれば,「OSC+MIXで1石,IFは1段で1石」でもなんとか為るか???

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とある事務所がコントロールしてましたね。

今年の招待者名簿については、内閣府が宮本氏から資料要求があった五月九日に廃棄したことを明らかにしていた。当時の記事

「廃棄簿」への記録が残されていなかったことなので、客観的には「廃棄した事実がない」。

つまり「名簿は残っている」。あるいは 「行政側では名簿作成していない。」 さてどちらでしょうか?

色々と合理的に考えると「桜を見る会の名簿」は「安倍事務所で作成し、出席をとりまとめて行政に提出」すると廃棄簿にも残らない。

「公金投入にあたり とある議員事務所がコントロールしていいのか?」、「日本の民主主義ってはの公私の区別ができない程度なのか?」との土人国家状態を曝している。

オーディオ機器接続(DC漏れ)

オイラはメカトロニクスのマシーン設計屋だ。40年前の云い方では「省力化機器の機械設計業務」を本業としている。

差動回路をicに組み込んだ商品は1963年には市場流通していた。 差動、差動と皆が申すが半導体差動の歴史は60年なる。プリント基板には電気面での固有共振周波数が存在する。可聴域より上ではあるが RF IDの周波数にも多少掛る。 RF ID屋は その共振をどう交わしているか? あるいは無視しているか?  もう15年も経過すれば技術話題になるとは思う。「日本ではそのIC製造テクノロジーが無い」と云われているのが聞えてくる。 まあ、ゴン狐の物語を正当に理解できない若人が主流化しているので、亡国モードにレベルUPしてはいる。

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以前、ここで少し考察したことがある。

OCL回路ではスピーカーに掛かる直流電位をゼロに近づけて設計する。ずばり「ゼロを狙って設計」する。しかし1n秒ごとに計測すれば動的なものが視れる。

70wattoclpoweramplifiercircuitdiagr

・メーカーの用語として「平均直流電位をゼロとする」ようだ。 これはここでも公開されている。裏を返せば「動的には直流電位がかかりますよ」との意味だ。0.0001秒ごとに3分程度連続計測しプロットすれば面白いものが見える世界だが、プロメーカーはどうしてますかね??

・SPの両端電位差がゼロであれば電流はゼロになる(オームの法則とはそう云うものだ)が、それだとムービングコイルが動かないので音に為らない。AMP内信号(音の電気信号)はオシロでみると真っ直ぐな横線でなく上下動で観測できる。広義の交流として捉えると判りやすい。電気回路で生成した音と異なり 自然界の音は、高速スイッチングされたようなギザギザ波形が多い。動物の声は下側の方がエネルギー量が強い傾向がある。(物理構造傾向としてそうなる)

・スピーカーは公称8オーム。オシロはZ=1メガオームなので、インピーダンスは1万倍超えで違う。SP端にオシロをダイレクト接続するマヌケはいないと思うが、もしもダイレクト接続しているsiteがあるならば「オツムが悪いと公開中」だね。

・金属にはイオンの勾配があり、異材間では電荷が動く。スピーカー端とアンプとの結線境界では異材ゆえに電位は発生する。それが計測できるかどうかは差の大小(エネルギーの大小)による。 「テスターで計測して電位差無」とは、おこちゃまの云う内容である。電位差確認には、30万円程度の低抵抗計測器で計測していただきたいものだ。

・高校卒業していれば、金属の異材による錆発生のしくみは知っているはずだ。(オイラは高校物理で習った)

・アンプ回路では、直流成分ゼロの交流だけでスピーカーをドライブするのが正しいようにも思うが、OCL回路では微妙に電圧が掛かっていることがある。OCL回路は測定不能な微小電位差を利用した駆動方式とも云える。「ゼロオームと1オームとの差を1万分割できれば計測できる抵抗値を利用した回路ではないのか?」。「動的には負荷インピーダンスは動く、供給電源のZも動く。何を固定条件として設計するのか?」はオイラには判らない電気回路設計の範囲だ。その意味で電気回路設計屋でなくて良かったと思う。供給電源のZが動くと音の伸びが欠けるので聴感でも判る。

・デバイスの個体差、製造ロット差をキャンセルするような量産品はなかなか難しい。 寧ろ、SPに0.5V等のDC電圧が掛かると保護回路が働く機能を盛り込みつつ生産したほうが歩留りが良い。

・設計値より数百mV高い電圧検出で保護が動き出す。 この数値はメーカーにより異なる。所謂設計思想の範囲である。保護回路作動より小さい電位があるので、スピーカーのムービングコイルは本来の中立位置よりずれた位置を定位置としているわけだ。この辺りをオシロで実測しつつシステム設定していくことが好ましいとも思う。「保護回路起動電位よりもスピーカー端電位差が小さければ支障ない」との思想で量産されてもいる。その辺りの数値は工場管理値になっているだろう。販売価格が高価なものは個別調整されているが、廉価なものはそれなりで市場流通する。

・コーンによるテンション及び重力作用によりムービングコイルが静 ⇒ 動するエネルギーは個体ごとに違う。直流が微妙に流れても、静平衡取れていればコーン振動のエネルギーとしての影響がないようにも思える。

・「直流電位差の大小は話題になるが、電位差から派生する電流値は話題になっているのか?」についてはこれから調べてみる。

・半導体のp/n接合面を電荷が抜ける際の時間遅れを考慮したOCL回路はまだ無いようだ。

・ゲルマニウムトランジスタの信号伝達速度はシリコントランジスタより格段に遅いが、「音が良い」と申す方々も多数存在する。速いことは音質面とシンクロはしない。 音の良さと信号伝達速度の関係を研究するとヒット商品がつくれる。おそらく聴感上で適正な速度範囲が存在する。

・audioで云うNFBは進駐軍占領以降に多数使われた用語である。 戦前~昭和30年代には「中和」と呼ばれ、その技術開発者は真空管ストレートラジオ時代の日本人である。今でいう高周波NFBである。   戦前に日本人が見つけた技術を 英語を持って表現するのは、日本人を小馬鹿にしていることにもつながる。「八木アンテナ と呼ぶか YAGI ANTENAと 呼ぶか?」にも通じる。 日本人は技術を適正に評価しない傾向がある。それが技術者が窓際に追いやられる要因であり、国力低下になっている。

・接続端子に金メッキ品が好まれる。しかし金メッキ工場ごとに音が違う。どの工場での金メッキ製品がお好みの音ですか?

・低周波信号発生器はZ=600であるが、 Z=1Mオームのオシロで直接続しているマヌケも見られる。「インピーダンスがー」と騒ぐ割には、オツムが弱い。

 

、、、、と考えるチカラのある方向けに列記してみた。

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・オイラは、パチンコ向け携帯向け液晶の製造装置設計をそこそこしてきたので「静電容量式タッチパネル?? そんなもん普及はしない」との声も直に聞いてきた。 現実は静電容量式に置き換わっている。

・有機elの基本特許は精工社の社員が有しておったが、有機elを軽視する社風に耐えかねてて海外からの招きに応じて現地にいった。その社員が元同僚に「設備をつくれるか?」と訊いてきたのが発端で、下請けオイラも試作機をいれたのが2012年? 。以後 その招いた会社のひとり勝ちになった。

・技術を適正評価できぬ上長がいると市場は持っていかれるのを身近でみた一人だ。、、と独り言。

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・音色と音立ち上がりに拘るならば、「フィールドコイル(励磁)式スピーカー」しか存在しない。忘れられつつある技術だが、追従性はtopだ。

・磁化済みマグネット式は、音立ち上がりは速くない。加えてマグネットとムービングコイルとのエアギャップを広げて、追従性を悪くしたものがここ20年程流行っている。「追従が劣る音にカネを掛け聴いて楽しいのですか?」。 

・耳の感性(感度)が悪いと聞きわけできないが オツムの出来と聴感度は比例系傾向にある。

「レコードプレーヤー、アンプ、スピーカーで1500万円投入した」とオーナーが申していたMゲートが閉じて久しい。実に素直な音を聴かせる茶店であった。

2020年1月 8日 (水)

スピーカー駆動

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先日のst32レスラジオの続になる。周波数特性がヒト向きないデバイスの使用あきらめた。

電源電圧3vにしてはあまり使われない回路でスピーカー駆動してみた。

P1010025

入力10mVでまあまあの音量にはなる。

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