4石スーパー:ST-32 特性の続。音質は蝙蝠向け。ラジオでも使えない。
YouTube: ラジオ工作 段間トランス 6GX7 レフレックスラジオ
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・サンスイ小型トランス ST-32の周波数特性をみたら、蝙蝠さんの会話周波数(43kHz)で最も能率よく出力してきた。 ヒト向きの設計品でないことを確認した。 そこでST-32をゴミ箱に捨てて 2石アンプをトライしてみた。 2石 AF アンプはdirect driveにしたら、周波数特性が1000kHzまで平坦だった。IF=455kHzなので検波しきれないIF(中間周波数)がそのまま 増幅されてしまう。 ダイオード検波だと90%台後半の能率なので、数%は455信号のままでおよそ電力ゲイン53dBも増幅されると、 はいIFTに飛び込んで帰還発振します。
これが前回までの到達点。
・WEBをあちこちST-32確認したが「特性計測しない。性能確認はしない」のが主流。端に「何も考えずに使っている」ようだ。「己の頭で思考しない」とは非常に現日本人らしいね。指示待ち人間だから トランス特性に興味がないんだろう。 あるいは 耳が悪くて聞き分けできないんだろう。
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ST-32は廉価でないので、もうone chance を与えようと 通常の回路で新しく配線した。ST-32はコレクター側につるした。
右がアンプへのIN.
左がスピーカー端の波形
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少しさげて250Hzにした。 おっと出力の相が可笑しい。う~ん、拙いね。 周波数を下げるともっと酷くなるね。ラジオは多数触ってきたが、一番酷いと思う。参ったね。
まとめ。
・やはり駄目ぽいね。ヒトの音声域では使えないね。皆、よく使っているねえ?? 「赤信号、皆で渡れば怖くない」の世界のようだね。
・耳が悪くて聞き分けできないヒト向けなんだろうなあ。
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スピーカーにDCを流した場合のムービングコイルの動きを診た。 電位差は0.3V。 市販アンプの保護回路の作動下限より随分低い。ムービングコイルが動くことにより逆起電力も生じるが、アンプのパワー計測では逆起電力が生じない状態で測るのが主流だ。 現実と計測とでは乖離しているが、それでいいのか???
ミツトヨので計測して 最大1μm動く。
コーンの弾性があるので、コンタクト式では実測しにくいが何度みても最大で1μm動く。ウエイトキャンセラーを付けて測定するのが正しいが、コーン張力も数値で捉える必要がある。これをやるには装置ぽくなる。オイラの本業の世界に為る。
コーンのフォームで、レーザー測量は無理。 画像でも計測無理。HDDのmoving head ギャップはおよそ1μmだが、それとて画像検査はスキルが必要だ。
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「3V駆動でゲインの取れる2石アンプ」を諦めると進むが、工夫を思案中、。
DCがSPに流れる使い方の例。dc電流で駆動する。7642での作例なので早30年経過している。
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