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2020年1月16日 (木)

松下 AN217P

TCA440同様なことが出来るICに「AN217P」がある。TCA440ではIF信号が廻って難があり、AGC作動より小さい微弱信号時にはビート音が聞こえるので、基板開発は中途でお休み中です。

 やや忘れさられたICだが、松下ICでSSBを聴くのも悪くあるまい。

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diodeを使うとこのサイズ。

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以下は考える力を持つ方むけのヒントである。 知的好奇心がないならば用無し記事だ。

・往時はOA90で包絡線検波していた。今ならば1SS△△になるだろう。

・この包絡線検波部をプロダクト検波にすればSSBは復調できる。同期検波にするのも面白い。

・同期検波とプロダクト検波の差異はMC1496データシートにて1973年から50年近く継続して公開されている。復調デバイスにMC1496を選定して、ほんの少しだけ工夫すれば同期検波/プロダクト検波 両用になる。包絡線検波、同期検波、プロダクト検波の3モードレシーバーになりますね。

 これで回路は書けますね。 大方の方はこのヒントで自作できるはずです。ハムフェア自作品コンテストに出せば、自作例の少ない同期検波ですから、賞は貰えると思いますよ。

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信号が同相出てきそうだが、出力側IFTの配置で逃げる必要があるのはTCA440と同じらしい。


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