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2019年9月

2019年9月24日 (火)

千葉の応援:

この業界からの応援要請が地域支部に来た。この地域(郡部)では37社が加盟しているが、千葉に応援にいくのはオイラが世話になっている会社だけだ。他36社は無理らしい。 売上では2~3倍もある会社が多くあるが、応援はしないらしい。

会社創業時から 義理人情のあることで地域に知れている会社にオイラ世話になっている。 

明日、移動とのこと。

子熊と遭遇。

昨日の子熊事案

大町市で64歳との報道だ。

「場所と年齢から、社員ではないか?」と思いつつ出社した。

はい、社員でした。

技術の継承考

米航空機大手ボーイング(Boeing)737MAX型機に設計上の問題あり.

インドネシア当局のレポートでは、設計ミスが要因とされた

事故直後から、設計が拙いと航空オタクからの指摘が多数あったボーイング社。

・戦後の技術革新によって、 チカラづくで飛ばす飛行機になり、制御系に注力された結果、機体設計屋の意見が無視されるような航空機界になった。 その結果だろう。

・マルチコプターですら、興味のある民間人がマイコン内ソフトまで開発していたら、中国から民生品が販売された。 ドローンのスタートは民間人である。とあるジャイロセンサーは評判が良いのでそれが載っていると思う。 ジャイロセンサーの開発が進んだのはガラケーの普及によるところが大きいと思う。

・とある会社で、消防車用のポンプを製作しているが、50歳で現場工をリストラして収益改善を図ったことがある。熟練工が不在なので、要求水準のポンプを組み立てできずに、頭を下げて現場工に戻ってきてもらった事実がある。これは、とある1部上場企業の某事業所(長野県)である。

・ゼロ戦に搭載されていた 照準器の会社も、いまは実体がなくなった。光学系の技術は途絶えた。

 

2019年9月23日 (月)

東芝TA7641で基板化してみた。


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

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IFT式のラジオICで最も小型のデバイスは、東芝のTA7641になる。one-IC ラジオにトライしてみた。余談だが、IFTレスではSONYのが世界最小ICである。

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基板サイズは この位。OSC部からIF そしてAFまでワンパッケージの3V駆動ICだ。ダイレクトドライブスピーカー方式でSPを鳴らしている。

P1010002

通電してみた。

P1010006

う~ん、ちょっと回り込む。 OSCコイルからの結線がアンテナコイル経由でICに戻る回路が推奨されているが、推奨回路を見るとIF回り込み発振に苦労したことが判る。

オイラもIF455が悪さをしている。たまたまサトー電気販売のOSC赤を使ったが、発振が強すぎることも分かった。 OSCコイルは自作しかないようにも思う。

推奨回路の1st IFTは複同調式だがもちろん販売終了なので、現行品にした。 ただTA7641搭載ラジオでは複同調IFTでは無い。なぜ民生品では複同調でないのか?  混信除去には複同調だろうとは思うがね、、、 

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このICは同期検波ですいね、そこで「最小の同期検波ラジオ基板」になる。それが目的。

6mQRPトランシーバー基板を領布します。

2019年1月11日の再掲

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先日作動確認(tx , rx)が取れた6mトーキー基板の新ロット到着した。

今時、ハンドトーキー(小型トランシーバー)は不人気のはずなので10枚だけ手配してみた。

☆受信部は、 ne612ダイレクトコンバージョン (RK-22のLPF無回路)

  7MHzでのデバイス作動は -10dBu(ssg)が聞える回路。RF-ampはNF優先 あるいはゲイン優先で定数を決めるように。

☆送信部は、 NE612トランスミッター(RK-26に mic-comp TA2011追加した回路)のDSB仕様。

  NE612 +final の構成にて、200mW程度の出力対応回路。回路図定数だと入力130mW. 外部抵抗1本追加によりAM変調になります。

☆水晶発振回路は、TR式。2SC1906推奨。オーバートーン、ファンデ共に対応。 3.5MHzもok.

026

変調波形。(於50MHz DSB) デバイスがNE612ゆえに50MHzではこの程度になる。

006

変調波形(於:7MHz  AM): 下写真

Ne612tx02

009

1月12日から 「基板ナンバー RK-36」にて領布。

通算273作目。

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余談だがTA7358での変調波形も次写真にて紹介する。詳細 ⇒ここ。  波形を見ればオイラがTA7358でなく、NE612にてトーキーにした理由も判るだろう。

024_3



 2019/may/09追記

・Tマッチ回路:

これはJA1FG氏が1970年に提唱され、 JA1AYO氏により広く知られるようになった経緯がある。設計Qによりインダクタンスが大幅に異なるので、製作者がQを任意で設定できるように、巻き数等の指示を行なっていない。Q=10時には10~20%ロスるので、よく吟味のこと。

算出式を身につけることをお薦めする。

P1010015

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今井OM氏設計の回路定数は、CQ誌にあり。

P1010017

3バンドラジオキット の製作 その1 .(再掲)


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

◇◇◇

2012年記事の再掲です。

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ラジオ少年から 新しく領布されたラジオキット KIT-600です。

MW/SW/FMの3バンド対応で、造り応えがあります。

2IC+2TRの構成です。

FMは空芯コイルなので、調整技術の優劣が判りやすくなってます。

「空芯コイルのラジオキットが、現行モデル」に驚くとともに、供給してくれた裕徳電子さんに感謝申し上げます。

価格は3150円と、オイラの財布にとても優しいです。

部材↓

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回路図(日本語)とパーツリスト(中国語)、それにキーポイントを記述したA4用紙が

付属してました。

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半田中↑ 

★FMのセラフィルターは、写真左側に印刷面が来るように配置します。(AM用も同じ向き)

★OSCは、赤コアがMW、緑コアがSW用です。

★赤LEDは足にチューブを被せます。長さは、基板をパネルに取り付けて

現物合わせで、決めます。(専用のスペーサがあるのを、後で気つきました)

★FM用空芯コイルは、「巻き数で2種類」ありますので、回路図通りに実装します。

(寝かすべきコンデンサーが立っています。すみません)

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LEDノスペーサ↑

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↑配色が違うようなので、赤⇔黒入れ替えました。

034

↑DC用のソケットの向きが、他の2つと異なるので注意ですね。

1個だけコンデンサーを寝かして、ケースとの干渉をかわします。

035_3

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↑電池接点。

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↑アンテナホルダー(方向性あり)

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↑バンド切り替えSWの「リンク部品」

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↑嵌めあい確認中。

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その2その3へ続きます。

2019年9月22日 (日)

amワイヤレスマイクキット : sl1641

amワイヤレスマイクキット (sl1641)

・dbmでam生成しています。 ⇔ 乗算です。

・波形は下写真のように綺麗です。

Sl164101

Sl164103

Sl164109

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YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

マルチコプター、 クワッドコプター 

20181222205412a33s

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ジャイロセンサーが急激に小型化しだしたのが2008年だった記憶だ。

クワッドコプターの自作SITEでcpuにpic16を使ったことがちらほらと話題になっていたら、ドローン(商品名)が中国大陸から出てきた。

人間が吊り下がりつつ運搬してくれるマルチコプターもyoutubeで見れる。

140kmほどの距離を送信機からの指示で飛べるコプターもyoutubeにで見れる、大量生産の民生品をそのまま使っているだけだが、140km飛ぶ。

小型モーターではマブチモーターが世界top. 「エアギャップが0.02mm程度ではないか?」と技術推測している。

もっとも有効な対策が、投網同様に「網で捉えること」。 網の技術では日本がトップに立てるぞ。 頑張れニッポン。

TA7613ラジオ基板。 プロダクト検波対応。RK-63.

20181022191605125s

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プロダクト検波デバイスをta7045にしたレシーバー基板(RK-63)がまとまりました。

このサイズでAMもSSBも聞けます。

Rk63002

 

Rk63005

Rk63004

感度はLA1600と互角です。

TA7613内部でAM復調しています。(おそらくトランジスタ検波). 往時のTOKO部品が流通していないので、初段IFT周辺部は欧州回路に合わせてあります。

測定器はmustです。

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Ans01

「欲しがりません。勝つまでは」の現代版。

ニンジンの皮もおいしく! 増税に勝つ食べ切り術

日本経済新聞の記事

この新聞社は、消費税の増税支持で、増税マンセーの記事しかない新聞社。

突然に「増税するから下級国民は耐えろ」の記事。 「欲しがりません。勝つまでは」の現代版。

北朝鮮の食糧事情に一歩近くなりました。

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セブンイレブンの弁当会社(上場企業)ですら、設備更新するゼニがない。来月は別工場を閉鎖。環境条例があるので新しく工場を建てるのにはハードルが高いので、既得の工場稼働地を果て手放さないのが経営。 土地をゼニに変えなきゃならんほど苦しいようだ。

キョウデンもリストラ開始中。

自衛隊ご用達の大豊ももうだめ状態。「カルソニックカンセイ」もあかん。

ラジオキット TECSUN社製 2P3を作ってみた。(再掲)

2015年1月12日の再掲。

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半導体式キットの製作は、2014年のDBR-402以来なので、8ケ月ぶりになる。

WEB上では耳が良いと評価が良い ラジオキット TECSUN社製 2P3

2013年の初秋ころから日本でも見かけるようになった2P3を半田してみた。

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パッケージにも金を掛けていますね。好感が持てますね。

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組み立て図が大きいので、子供さんにも向きそうです。

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取り付き具合の確認。

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IFTやケミコンから半田を始めます。

半導体は一番最後です。

NPO ラジオ少年のサイトとは基板verが違う。

2nd IFTがバーアンテナから遠い配置に変更されている。

その結果、帰還発振が起こりにくい。 キットメーカーもチカラをつけてきてますね。

凝視すると1st IFTも5mm程度スピーカー寄りになっているようだ。

IF信号が「IFT⇒バーアンテナ」に戻って発振する事象はラジオにつきものなので、部品配置は重要ですね。

でも アンテナコイルの延長上に2nd IFTが配置されているので、帰還発振具合は初期verとおおきな差はないかなあ、、。

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ダイオードは、型式刻印を読んで間違えないように半田。

バリコン固定のビス 2本。

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シールドを1N60の上から被せます。「検波しきれないIF信号が悪さをする」のを防ぐネライなのか?

真空管ラジオだと「IFT⇒検波素子」の配線ルートひとつで耳が違ってくるので、本キットのシールド化のような工夫は結構重要なんだろうな。

059

予備品でRが入っていた。

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SGから455KhzをいれてIFTをあわせる。

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バーアンテナの1次側コイルは2分割されていた。これは、トラッキングがし易いとともに

IFTから距離が取れるので、帰還発振から逃げれる。もちろん昔からの方法。

062トラッキング中だが、夜半なので外来電波が多くてあわせにくい。

次の休日の昼間にあわせることにする。

耳はイスペットのCR-P461Aに近い感じ。

このラジオはIFの増幅度にかなり余裕があるので、好みで手を入れて耳UPしても良い。

バーアンテナコイルの調整がpeakyなので、もう少しリッツ線の本数をあげてもらえると助かる。

063

IFが2段なので回路上格段に耳が良いわけでもなく、キットとしては普通の耳かな。AFのゲインが大きいのでそれが功を奏している感じ。部品配置がよければIF段のゲインを上げれるので,部品レイアウトが優劣をきめるのがラジオの世界。

セラミックフィルターを使っているので選局のフィーリングが違う。

ラジオキットは、イスペットのCR-P461Aがやはり優秀ですね。現行品でないのが残念だ。

1月14日追記

早めに戻れたのでトラッキングしてみた。

066_2

VRをあげてOUTをみるとVTVM読みで1Vちかくなる。1W弱でているわけだ。

トランジタ式ラジオを単三乾電池の3Vで1W近く鳴らすとボボボーとモーターボーディングするのだが、このICなのでそうならずに済んでいる。モーターボーディングの理由はわかりますよね。

ついでにAFのゲイン測定をしたくて、audio信号をVRに入れてswitch onさせた。

見事にAFが発振する。VRに接続したaudio信号ラインに何かが載ってきているイメージ。

 このラジオのAFのICはTA7368の海外版。若い頃の仕事で

TA7368の波形を1万回近くみてきたが、こんなに回るICだった記憶がない。

データシートをみると、100Khzでもあんなにゲインが取れるのね。

そりゃ455Khzでも25dBは取れるだろう、、。

ダイオードで検波しきれないIF信号が30dB増幅されりゃ、回り込み対策は必要になる。

でシールドもしたのか、、。

afのインもアウトもトランスレスなので、音の特性はフラットでよい。その反面、RF成分を減衰させられない。ダイオード後に一応CRでlow pass filは入っている。

ラジオで、inもoutもトランスを採用する理由も判ると想う。

通販や店頭で買える安価な小型TR用トランスは、Freq特性はあまりよく無い。計測した方ならご存知ですね。

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068

インシュロックが裏蓋に当たったので寝かした。

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緑のマジック印がOSCのトリマー側。

アンテナコイルは巻き数は変更せずにつけたが、2巻き足したほうがコイルを外側に持ってこれる。(IFTから離すことができる)

070

完成。 耳はオイラの造った「kit-9改造」とおなじくらい。WEB上の評判がよいので、多少期待したが、レイアウトなりの耳。

しかし現行市販品キットでは耳はよい。

アンテナコイル位置がpeakyなので、測定器を使ってあわせるように、、。

幾つかのラジオキットをつくったあとでこのキットをつくれば、このラジオキットの良さがわかる。

樹脂ケースの手触りがよいのだが材料のプラスチックは何かな?

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 以上、第112作品目の製作記事でした。

ラジオ少年やCRkitsでも取り扱いしていたが、 現行は、祐徳さんだけ取り扱っている

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

SANYO LA1600 homebrew radio just on the case.
YouTube: SANYO LA1600 homebrew radio just on the case.


小型スーパーラジオ:RK-44。
YouTube: 小型スーパーラジオ:RK-44。

This straight radio is having  s-meter ; ta7642 radio 。RK-94v2
YouTube: This straight radio is having s-meter ; ta7642 radio 。RK-94v2

 
 

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2016/Feb/14追記  最新のは4バンド(FM,MW,短波1,短波2)

KIT-006D  ⇒製作記

044

①FMも聴こえる2バンドラジオキット KIT-210

010

②FM ラジオ (LCD)

104

③真空管ラジオ

085

 

063

Takinximg600x4501499264508ugl9cz542

2019年9月21日 (土)

三端子レギュレータで整流リップル減るか? いいえ、気休め程度でした。

 Babafumika331
 
Babafumika404
 
 
 
 
過去記事の再掲

:交流から整流したリップルありの波形で確認した。

3端子レギュレーターの性能が、古典的回路(平滑回路)に比べて優れているのかどうか?

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3端子レギュレータはラジオで使えるかどうかについて考察した。
製造メーカーsiteには「発振する」と明記がある。クローズド制御ゆえに発振からは逃げられないことが多い。ホワイトノイズ発生器として多用されるツェナーを内蔵しているのが3端子レギュレータだ。ラジオゆえに数mVのノイズが致命傷になることも多いので、ノイズレス品選定することをお薦めする。
リップル除去について
オイラは御馬鹿なので3端子レギュレータの実力を疑うことにした。
055
①3端子レギュレータ使用の波形写真
ヒータ6.3Vを倍電圧整流し,12.6Vに為ったあとに3端子レギュレータ(9V)を入れている。負荷は2sc1815が2個なので5mAも流れない。VTVMは3mVレンジ。3端子レギュレータを使っているので、「リップルが減っている?」らしい。
リップル電圧が12.6Vならばそれの1/100は0.126V.
1/500なら25mVに為る. 
054
 
発振はしていないが、この3端子レギュレーターは230kHzで発振していた型式の1Aタイプ(日本メーカー品:戦前からの会社)。あの時は乾電池駆動だった。
今回は発振なし。あの時は発振。同じ型版シリーズで流れる容量がちがうだけなのに、、、。
等価回路が同じでもウエハーに形成されたランド幅が異なると浮遊C?も異なってくる。回路図だけでは性能を評価しにくい分野でもあると想うよ。
 
 ◇◇
②3端子レギュレータ無しの「平滑回路39Ωの4段」では?
057
VTVMでの数値は確実に下がっている。スパイク形状のピークは同じようだ。3端子レギュレータを使わない方がリップルが少ない。
スパイク形状対策はオイラが中学生の頃から雑誌に掲載されていたので、公知の方法である。オイラがいまさら書くほどの事はない。
平滑回路の段数によってリップル減少することは公知されている。詳細な本もリリースされている。それを読むのも読まないのも広義の自己投資だ。
058
負荷次第だが、この位の電圧になった。今は2SC1815が2個。

◇◇

③次に3端子レギュレータ無しで「330Ωの3段+680Ω1段」。 
ここまで改善された。
こうなると3端子レギュレータの能力(性能)にはかなり疑問符がつく。
 
060
VTVMの針が映っていないので0.5mVより小さいようだ。
CとRで構成した方が、3端子レギュレーターより20円程度安くつく。 
CRによる平滑回路で効果ありゆえに、リップル除去が弱い3端子レギュレータの出番は遠い。カタログでは「55dBほどリップル改善されるのが3端子レギュレータの性能」らしいが、その性能は???。
オイラの実験では3端子レギュレータは,リップル除去では無能にかなり近い。さて無能なものに貴殿はいくら投資するか?
実験室で行なわれるデータ取りは実環境と異なるので「チャンピオンデータ」と呼ばれている。この用語は、エンジニアなら聞きなれた言葉だ。この3端子レギュレータは残念ながら日本メーカー製である。 
 
061
③9V出力にする抵抗値を少し探ろう(3端子レギュレータ無し)
062
68Ωの4段にした。 これで初期(3端子レギュレータ使用)よりはリップルが確実に低い。負荷は2SC1815が2個ととても軽い。
10.7Vなので 正規な負荷をつけて追い込めばよいだろう。
3端子レギュレータは整流後のリップル減少にはほぼ効果がないようだ。材料費では3端子レギュレータ使用が高コストになる。
上の写真たちでは、VTVMは3mVレンジゆえに、波形の大小の比較は簡単だ。
参考にSPEC表
059
公開されているSPECには上のような表がついていることが多い。本レギュレータのは表なしだったので表は借りてきた。
表からはそこそこリップル除去できるらしいことが載っている。55dBなら500分の1くらいには減っているはずだね。
実際にはこの実験のようになった。 SPEC表を盲信するか?自分で波形確認するか?はご自由にされてください。

加えて残念なことに、3端子レギュレーターを使うと電源リップルが改善されるようなことを記載した印刷物もある。web siteもある。 実験値が記載なしゆえに机上論なことまで露呈してくれている。無実験なことを晒してくれているsiteには感謝する。

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3端子レギュレータ起因の電波ノイズと信号ラインへのノイズ流出
 
 
①電波ノイズの実例
安価にて日本へも多数上陸しているLEDモジュール(PLJ-6LED-A3)は使えるのか?
乾電池駆動にて作動させてみた。VTVMが振り切れるほどのノイズ(電波ノイズ)
063
電池を外すと静かになる。
064
ここで紹介したように電波ノイズとして飛んでいる。
基準クロックTCXOからも電波ノイズが飛んでいるね。
多くのラジオ工作者がご存知ないようだが、日本メーカーには
「三端子レギュレータは 1~3MHz 付近で発振します」の文字がある。
②電波ノイズには為らぬが,ラインノイズ流出する3端子レギュレータータイプ
波形は230kHz前後で発振中。これも国産メーカー品。
041
+Bのラインからケミコン経由で波形観測。
032
 
③信号ラインへの漏れが極小タイプ
1mVレンジで計測なので、0.01mV程度と極小流出
045
これは海外メーカー品。
もっと低いタイプも流通しているが、それは後日紹介しよう。
 
まとめ
ノイズ大小あるので、可能ならノイズ流出しないタイプの3端子レギュレータを採用すること。
リップル除去程度は実測し確認すること。
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PIC式ダイナミック点灯表示器。
周期ノイズ流出。
ON/OFF動作させているのでその周波数のノイズを観測できる。
基板の+端子に9V(乾電池)をつなぐ。その+端子からケミコン100μFを経由してVTVM側に信号を取り込む。
これで+Bラインに重畳しているノイズが波形で取れるはず。
032
①乾電池がOFFなので 何も来ない。
031
 
②規則正しいのが来た。
036
このパルスの周期を知るために低周波発振器の信号と比較した。100Hz近辺だろう。ダイナミック点灯の周期のようだ。
038
VTVMが0.1Vレンジなので70mVほど電源側に漏出ている。
ヒータ6.3Vを整流後のリップルが2mV以下なので、周期ノイズの漏れが大きいことが分かる。
072
このままなら従来通りに乾電池駆動しか手立てがない。
③ この漏れを減らそう。
073
CRで回路構成した。25dBほど減衰している。 10mVレンジ計測なので4mVくらい漏れ出ている。
45dB減衰が理論値ゆえにもう少し減衰させれそうだ。
目先は乾電池駆動がノイズ面では安心だ。
周期ノイズ漏れも1~2mVまで下げる工夫を行えば、ラジオの電源トランスからエネルギー供給することもOK.
◇原作者製作のラジオカウンター(参考にどうぞ)
当然漏れました。3端子レギュレータは全く異なるメーカーだがね。
042
3端子レギュレータの無能には驚きましたな。
④内⇒外に流出阻止具合の確認
◇3端子レギュレータを使って供給。
 
041
 
◇3端子レギュレータをパスしてみた。
 
 040
4dBほどは増えた。
阻止作用は4dBくらいだ。
まとめ
 ・3端子レギュレータはリップル除去能力はほぼ無い。
 ・内⇒外に向って流出を止める作用は4dBていどで、30Ω抵抗1個程度の作用もあるかないか?。リップル除去用として入れるのは気休め程度にしかならない。
  よって過剰に期待せずに使用することをお薦めする。
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追記 2017/05
2012年には、真空管用+Bでのリップル低減の実験結果を公開している。
トランジスタ式リップルフィルターの作動具合もUP済みだ。
CRによる平滑回路で0.00094%のリップル率も確認している。「半導体リップルフィルターでの実力がそこまであるか?」は未実験だ。
また2012年内容と重複するが、読まない方が多いようなので。再掲した。
もともとラジオ向けの技術確認ゆえに、電波ノイズになる半導体は使用不可だ。 その型式をUPすると影響が大きいと思うのであえて上げてはいない。
 

ラジオキットの最上位モデルは、kit-006d(中波,短波1,短波2,fmの4バンド)

市場流通しているキットでは最多の4バンド対応の優れもの。

ラジオキットの最上位品だ。短波1,短波2とあり短波を聴くことにフォーカスされたキットはこのモデルだけです。aitendoにも中国にも韓国にもebayにもありません。裕徳電子だけのオリジナルです。

このキットが造れないと初級レベルです。

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YouTube: 祐徳電子さんから4バンドラジオキット 購入した。 KIT-006D

まだ扱っているようなので、お早目に。

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YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

2019年9月20日 (金)

7MHz dc

dbmにはplessey sl1640

009

混信対策LPFには、市販品最高性能のMAX295

2019年9月19日 (木)

電池管3A5の FM帯ワイヤレスマイク基板。自作派向け基板

Nierautomata6


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。


YouTube: IFT調整用の455kHz電波発振器。


YouTube: 12.6Vで動作する真空管ワイヤレスマイク

2018年11月11日の再掲。

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「はいぶりっどトランスミッター シリーズ」の FM帯版です。

リアクタンス管に電池管 3A5を使いました。 FM変調は3A5が担っています。Bufferに1T4を使っています。 コイルはFCZです。bufferのお陰で周波数は暴れません。モノラルです。

1.

コイルはFCZの80MHz。 同調コンデンサーは5pf +5pf のシリーズ。2.5pfになると想う。

通電した。 発振周波数はこうなった。基板の浮遊Cの影響を受けてバラック時よりOSC周波数が低い。

Cは3PF+3PFのシリーズにして1.5PFネライが良いと想う。 

Fm005

2、

受信確認。

右が FM トランスミッターに入れた波形。

左がラジオからの波形。

およそ10mV 入力で、ラジオからの波形は歪みだす。

+Bは36v~45V 。

Fm004

3、

樹脂板に載せた。 基板サイズは 「はいぶりっどトランスミッター」シリーズに合わせてある。

Fm003

4、

Fm002

5,

Fm001

6,

3a5fm06

1T4負荷のFCZコイル 2次側にオシロをあてても波形が確認できないが、7mほど飛んでいる。1T4プレートでは波形が確認できるが、2次側ではよく判らない。

「電池管 FM帯トランスミッター」は近年見かけないが製作してみた。 技術確認した。 もちろん50MHzでも製作できるがfrequency deviationを考えると 80MHz近傍で技術的興味で実験した方が楽だろう。

基板ナンバー RK-31。領布中。

過去のshop kitを調べても3a5を使ったfmワイヤレスマイクのリリースは無い。オイラの基板が初めてのようだ。

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通算267作目。

2019年9月16日 (月)

上長は無能です。 下級国民は苦労しています。

日本国の与党が 誰のために政治を行っているのか?

まず事実として。

「原爆を落とす事を決定したカーチス・ルメイ」に勲一等旭日大綬章を授与したのは自民党政権。

カーチス・ルメイ 

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① 今回の千葉県での停電事案では、 組閣に忙しく安倍先生は千葉県に足を踏み入れていない。

 身内系議員の結婚式には出席した事実がある。「今回も政府は何もしません」

② 森田先生は「月曜日・火曜日と所在不明で 連絡が取れなかった」との文字が多数上がっている。少なくとも公舎には不在だった。 台風接近があれほど云われていたが、危機管理意識はゼロ。

 

まとめ。

上長が無能だと下士官、下級国民が疲弊する。 

政権党が国民に向き合わない事実が戦後から継続されている。それらの事実を知るも知らぬも己の心がけ次第。広義の自己責任。

何もせぬ政党を選んだのも自己責任です。 

政権与党を支持した方は景気向上のためにどんどん消費してください。それが大人の責任です。

「ラジオ少年キット KIT-16SP」をスーパー化の場合。

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① 初めてのスーパーラジオ製作には、RK-33。

基板が小型です。

NPO ラジオ少年で KIT化検討中です。 問い合わせしてみてください。

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YouTube: LA1600 nini radio with lm386

② ラジオの局発、中間周波数の動作学習用     RK-44。

トランジスタで高周波部を製作します。AF部はICです。同調確認用にLEDつけました。

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YouTube: 小型自作ラジオ:RK-44。

2019年9月15日 (日)

50MHz トランシーバー考。 am / dsb 

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・50MHzでam変調の送信基板は2種類できた。dbm(ne612, s042p)違うだけで他の回路は同一。800mW程度は入るのでqrpとして遊べると思う。crystalの固定freq式。ミズホのam-6xと同じく固定周波数(送信)。出力はオイラの基板の方が出てしまう。RK-65.RK-66. 後段にはJA1FG梶井OM 推奨のマッチング回路は必須。

・受信にはダブルスーパー基板のRK-41, RK-57,RK-60,RK-61がお薦め。受信周波数をデジタル表示させればキャリブレは不要。

・送信基板/受信基板 ともに水晶発振部は とある抵抗を剥がしてやれば単独常時通電できる。結果、周波数はふらつかない。 受信部は第二IFを3MHz前後にすれば中波ラジオ並みの安定度になる。またデジタル表示させるので「どこを受信しているだ? 困った」が起こらない。

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、、と AM-6X並みのトランシーブ作動を考えて基板化(送信。受信)済み。受信感度はRJX-601超えのものもあるので、自作品として充分に遊べると思う。

・混信対策には受信基板VRからAF-BPF(RK-64)へ信号を渡してください。

njm2594。同機能の先行販売品がCAN パッケージ時代からありますが?

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JRCからdbm NJM2594が2002年9月に@500円サンプル出荷されて、正規販売は2003年1月から行われている。エミッタフォロワとコレクタフォロワでの出力がセールスポイントではある

同じく2出力タイプのdbm同等品が、CANパッケージ時代からリリースされている事実がある。40年を超える歴史を有する。

データシートを挙げておく。(DIP品はSL1640C, 1641c).欧州での作例が見つかる。

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・JRCにとってはnjm2594は新製品だが、市場では40年ほど遅れたセカンドリリース品扱い。

先行販売品が終了したので、間隙でリリースか? とも充分に思える。欠点は内部TRのアンバランス補正が不能なこと。

・オイラは「市場から消えていたのが復活して喜んでいます」が直な感想。しかしdip 品が使い易いのも事実。

・後発リリース品を良いデバイスだと持ち上げるならば、先行品のことは知らぬ可能性大ですね。

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ノイズを発生させる3端子レギュレータを製造している事実があります。戦前からのメーカーですがラジオには使えません 

ノイズ流出しないのはこれです。

、、、とオイラは開発技術のあるPlesseyの製品を使用中。sl1641.

いまさら感のあるnjm2594を使うメリットは無いだろう。(データシートで確認するとターゲット周波数はほぼ同じ、単にリフロー用にした?). 純水純度が1ケタ向上しているが性能には反映されないものらしい。

 

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トランジスタで構成したラジオがベースです。455kHz信号を同期検波UTに受け渡しています。


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

2019年9月14日 (土)

50MHz AM送信機。 S042Pの波形は綺麗。

・S042式AM ワイヤレスマイク(RK-35)を水晶発振専用にした発展版:RK-66です。水晶はファンダからオーバートーンまで対応します。

・50MHzでam生成できるdbmとしてはne612とs042pとsl1641で確認できています。波形の綺麗具合に注目するとsl1641,s042pが秀でておりそれにne612が続きます。時系列ではne612が最も若いデバイスです。

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OSCもOK.

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調整用VRをあわせてAMモードにした。

秀逸な波形。 NE612よりgood. さすがにロシア圏のICだ。

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DSBモードでの波形。これをAM受信機で聴くと倍音で聴こえる。(波数が2倍)

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まとめ。

非常に綺麗なAM波形になるDBMだ。 50MHzで使えるdbmは NE612とS042Pで確認が取れている。 波形では S042P > NE612  になるので50MHz用としてこのS042Pはお薦め。

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通算323作  基板ナンバーRK-66.

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◇◇受信にはこのRK-60(ダブルスーパー)を使うとトランシーバーになる。受信周波数の直読できるので、固定周波数のTXならばキャリブレーションは不要。

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