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2015年9月22日 (火)

祐徳電子の 「FMラジオキット2」 を造ってみた。

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久し振りの半導体の半田工作です。2P3以来だと想う。

今回は祐徳電子から最近リリースされたFMラジオキットです。

オイラの財布にも優しい価格で助かりました。

MODEL NAMEは、ZHW-FM RDIO KIT2.

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回路図がきちんと付属している。

LCD表示なので選局は楽で助かる。

LCD表示部はそこそこコストが掛かるので、この価格帯でLCD附きキットはお買い得感すらある。しかもLCD部は実装済みと大親切。

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部品点数が少ないので、休日の午後にでも半田工作するには手頃な量。

部品をグループに分けた。

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この時に、CとRの値を1個1個確認しておく。 記憶イメージにどんな部品があったのかが入る。

押し釦は、ラバー接点ではない。この金属片がパコパコと音を立てて、PCB基板の半田面に接触する。

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バリコンと軸用ネジ。

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とりあえず、Cから実装した。

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CとRは余分に入っていた。余った。(親切心で予備が入っていたようだ。多い分には安心できた)

10.7Mhzフィルターの向きを確認。

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バリコンは浮かないように、半田する。バリコンは、クリンチ脚で取り付け向きが決まる。

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スピーカーと電子パーツが事故らないこと確認する。 okならば、スピーカーをボンド等で固定する。

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sp線の半田ポイントにマジックをつけておく。

パコパコ金属片を載せる。方向性があるので注意。接着材は使用不可。

苦労するがじっと耐えて載せる。

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フロントケースをlcd基板にのせて、 反転させ、ネジ止めする。(ヘルパーが居たほうが楽)

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必ず4点ネジとめする。ネジが甘いとパコパコ金属片が踊ってしまう。

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5ケ処ともパコパコ音がするのを確認。 金属片がずれていると無音になる。

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予め用意しておいた電池BOXから3Vを印加する。

音がでたので一安心。時計機能もある。

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う~ん、周波数が低い。間違えたか?

OSCコイルを間違えたので、吸い取り線を使って正規につけた。

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バンド下限がここなので、OSCコイルを伸ばして周波数合わせをする。

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OSCコイルを伸ばす。下限を74~76くらいにする。

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バンド上限は、このトリマーで合わせる。

75~109Mhzのバンド幅にした。

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感度合わせ。下側はコイルの伸縮みで調整。

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上側はトリマー。

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波形は綺麗。

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YouTube: 祐徳電子のFM RADIO KIT2

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裏ケースの締結ネジは、ここを使うようになっていた。

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注意深く外す。裏ケースをつけて完成。

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青少年の工作向きだね。感度も良好です。

価格面、感度面でお薦めできます。

LCD附きキットを工作したい方へ朗報ですね。

2016年1月10日 追記

受信範囲が広いのでFM帯ワイヤレスを自作するときに重宝している。



第145番目の製作品。

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4バンドのキットも出た。

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この大きさで、短波1、短波2,中波、FMと聴こえるKIT-006D.

4バンドキットは祐徳電子さんだけだね。

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祐徳電子の 「FMラジオキット2」 を造ってみた。を参照しているブログ:

コメント

初めまして ここを見つけて 同じ物を
購入して作ってみましたが LCDが正面から
見ると表示が非常に薄くて 斜め 上か 
下から 見ないと周波数が見えないのですが
この様な物なのでしょうか?
教えて頂けないでしょうか よろしくお願いします

こんばんは。

表示部との5連線がしっかり半田付けされていれば、表示部系の不具合になります。
「微妙に横のパターンと繋がってないか?」
は確認してください。

LCD単体がNGなのか?
ドライバIC単体がNGなのか?
あるいは基板系なのか?
詳細はわかりかねますが、
表示部側が奇怪しいと想われるので、表示状態を写真にとって祐徳電子へメール連絡してみてください。

乾電池も3Vしっかり出ることを確認してくださいませ。

回答有難うございます
早速 簡単に出来る電源からやってみました
乾電池を外し 可変電源から 3Vを供給したら
表示が見やすく成りました 市販のラジオで 使える
からと そのまま使っていたのが 悪かったのですね
有難うございました
これからもよろしくお願いします

無事、復活したようで何よりです。

LCD表示部は電圧に割合敏感ですね。
ラジオ工作を楽しんでください。

お邪魔します。私もラジオキットが好きでちょくちょく覗かせていただいております。
こちらで拝見して欲しくなり私もキット買ってしまいました。
が・・・ 説明書にもあるように測定機が必要なんですね。

6石スーパーみたいにある程度放送を受信して調整できれば良いのですが、なかなか厳しそうですね。

FMラジオは作った事がないのでそこまで考えませんでした。

こんばんは。

①受信周波数範囲は、LCD表示なので
測定器無しにて合わせ込みできます。

②受信感度調整は,電波源がないと苦しいです。
 FM帯ワイヤレスマイク(キット?)を電波源とするのも一案です。


アドバイスありがとうございます。FMワイヤレスキットの購入も視野に入れさせて頂きます。

90MHzまでが送信周波数の範囲のものが多いようなのでこちらも改造が必要そうですね。

高い周波数はEスポシーズンに海外局を受信してするというのはこのラジオの感度的には厳しいですかね。

35年ほど前のSGなら5000円以下で手にはいるので、こまめに探してください。
yahoo現瞬間もAM/FMのSGが入札なしで4つほど見つかりました。

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