動作しているので 動画を撮ってみた。
VRをMAXにしたら、SPが負けた。バーアンテナなので感度も良好です。
YouTube: 真空管 トランスレスラジオ UA-360 2号機
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以上、UA-360 2号機のメンテナンス記事でした。
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蝋落ちしているコンデンサーを交換後通電してみた。
前記のようにヒューズが断して、パイロットランプも断していたので
やや不安を感じながら SW ON!!。
煙も出ることなく 波形が来た。
VRを絞ってのSP端でのVTVM読みは7mV。ほぼ1号機と同じ値。
★ラジオノイズが聞こえてこないので、???と想って
AF⇒IF⇒混合の順に下流から確認していった。
で、12BE6のG1抵抗(20KΩ)に掛かる電圧を測ると2000mVレンジで5mVの表示。
20KΩ抵抗をテスターで測ると、20KΩ表示だが妖しい。
12BE6のG1には0.6mA流れるように設計するので E=IRの式から、本来の電圧が算定できる。
★20KΩを交換すべく外したら、チタコンの脚もポロリしてしまった。
★気を落ち着けて、復旧させた。
★通電してラジオノイズが普通に聴こえるので、IFTの調整。
★1号機と同じようにBC帯のアンテナコイルは、バーアンテナ化した。
で、VRを絞ってのSP端でのVTVM読みは、4mVより低い。
★トラッキングした。
まず1400Khz近傍。
1200Khz近傍
1000Khz近傍(ピンボケでした。申し訳ない)
800Khz近傍
600Khz近傍
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その3に続きます。
ほぼ半年ぶりなので記憶が飛んでいた。 前の記事
ロックドオシレータ検波のFMラジオ製作です。
IF 10.7Mhzの信号を入れて、IF段の調整は行なった。
第3IFTの挙動がおかしい。
この1個は他の2個と型式(メーカーも)ちがうのだが、μ同調が入りきって上と下のコアが
ぶつかる。Cの容量がおかしいのか? ロックドオシレータ検波Freqがずれているのか?
もう10dbほど感度よくてもよいはず、、。
で、OSCしていないようなので、おいおいと確認はする。
6GY6だとゲイン過多でピ-ギー発振したので6DT6にしてある。
IFTの信号が廻っているイメージ。
IF以降が生きているのでやや安心した。
上の写真は、VRを絞ってのSP端のVTVM値。
3mVレンジで読んで0.5mV近傍。
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過日製作した「超再生式FMチューナーキット DBR-402」の
音を録音してみた。
YouTube: 超再生式FMチューナーキット DBR-402
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1963年往時の 真空管のFMチューナーキット ⇒記事
FM帯キットなので、珍しいです。
先日の続きです。
★ヒューズが断している。パイロットランプも断。
この2つが同瞬間に切れる可能性は,あるのか??
時間軸で0.05秒~0.1秒程度のズレで断する可能性は、宝くじ並だろうと想う。
★上の写真のように、ここまで融け落ちて垂れる。
糸掛け軸に、両面テープ?でジャケット化されている。
触ると、わずかに粘性が残っていることが判る。
★磨いた。130分掛かった。
仕上げには、国産品で最も錆止め効果がある「出光のダフニー」を塗る。
仕事柄、真空グリス~錆止め、或いは有機溶媒まで使うが
錆止めには、出光がダントツに良い。グリスはNOKがとても良い。
ホームセンターで手に入るものとは、性能がまったく違う。⇒性能詳細。
ガソリンスタンドで箱単位の購入できる。(WEB販売も今はある)
オイラは、CRCを塗って錆びた経験が多数あるので、
このスプレーを見つけてからは、ダフニースーパーコートしか使わない。かれこれ30年、世話になっている。
宣伝しないので、BEST ONEなのにあまり知られていないのは残念だ。
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その2に続きます。
局発コイルを手巻きするので、親子々バリコンの容量を確認してみた。
測定器なりの精度です。
オイラは不器用なのでバリコンは造れません。コイルはなんとか巻けます。
①親は、max 460, minimum 30PF近傍。
②子1は、max260 or270, minimum 40PF。⇒BC用
③子2はmax160 , minimum 40PF。 ⇒SW用
★子1はBCで使うので、OSCコイルは110μHでいくか?
「vc+260pf」にして220μHでいくか?
★子2は160PFなのでTRIOのコイルにfitする。
短波のSHバンドに具合よい160PFなので、短波はSH(3.5~7.5Mhz)にする予定。
★oscコイル2本は6SA7の発振具合を見ながら手巻きする予定。
ケースの加工を進めてみました。
6球置けたので、検波は6H6を予定。
スッイッチの到着が日曜日なので、実製作はまだ先。
GTソケットも足らないので、到着を待っています。
本来は、このコイルで2バンドされていたVCです。
YAHOOでTRIOのSHバンドコイルを見つけたので入札したが、
結構高くなっていた。 160PFバリコンを持っていて入札しているのかなあ??
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古いデジカメを眺めていたら、動画を撮像できることを思い出した。
C3030で修理したトランスレスラジオ UA-360を撮像してみた。画質はご勘弁ください。
YouTube: 真空管 5球式トランスレスラジオ UA 360
バーアンテナ化したので、感度も良好。
放送局から離調すると静かです。
ブーン音(ハム音)はSPに近寄っていくと聴こえます。⇒修理記事
最近のカメラで取った動画は、接続ケーブル待ち状態です。
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春に製作した「6AN4の6球スーパー」も
夏に製作した「GT管5球スーパー」もQSYしていった。
気つくとミニチュア管の自作ラジオは他励式A,B,Cと3台だけになっていた。
7極管の自励式ラジオも自作1台は手元にあった方が良いと想い、急遽製作した。
真空管のヘテロダインラジオは、「キット・自作」でまだ20台ちょっとしか造っていない「駆け出し」なのでせめて30台くらいは造らないと半人前のはず。
シャーシはS-7。
ヘテロダイン検波は 7極管自励式なので6BY6。(5915の予定だったが6BY6にした)
IFTはシャープブランド。
IF段は、6BA6の2段。(最終的には6BD6を2本)
第2検波は、6AL5の倍電圧。
1st AFは6688。オーディオ系では有名な球。
2nd AFは 6AQ5.
とお馴染の球たちのラインUP。
OUTトランスは、東栄さんのT-600。
電源トランスは、BT-1V。(ラジオ少年)
バリコンはラジオ少年の親子バリコン。
OSCコイルは、手巻きでOK。 或いはラジオ少年のOSCコイル。
写真のようにIFTはネジ留めタイプでは無くて、脚を曲げて固定するタイプ。
IFTの方向性は、この記事を参照のこと。
平滑回路は、低抵抗の多段式。 今回は5段。
アース母線を張る。その後、ラグ端子をネジ留めする。
★OSCコイルを巻く。TR用OSCを利用する。概ね100円ちょっとで手に入る。
いっしょに映っているのは、ラジオ少年のOSC-220。
線材を解いて、すっきりさせる。
ラジオ少年の親子バリコンを用いたならば、
0.1mm線を55cm巻く。 タップ点は終わりから7~8cm。
47センチ巻いて、中点にだして残り8センチを巻く。⇒半田あげ。
★回路の配線が終了したら、再確認する。
球無し状態で通電させ、問題ないことを確認する。
★球を挿す。 当初、6BE6を挿していたが、最終的には6BY6にした。
★ラジオノイズがでるのを確認したら、IFTの調整をする。
★OSCコアをあわせて、トラッキングする。
3mVレンジで読んでいるので、概ね0.55mVくらい。 まあ0.6mVより低いことがわかった。
★プーリーと目盛り板をつける。
★6688のバイアスは1.5V 1Vにした。
上はSGから飛んだ信号を受信した波形。
下は放送を受信中。
ノートをなくしてもOKするように、回路図をあげておく。
★RFCは2段。⇒+Bラインへの局発からの漏れが1段に比べて速く減衰する。
★IF段は、SG抵抗220KΩから始め、動作をみながら、値を小さくしていく。
★6BY6(6BE6)周辺
①4.7μF ⇒局発の漏れを軽くする。
②220Ω。 ⇒6BY6(6BE6)は180V近傍で動作させた方が楽なので、電源トランスに合わせてこの抵抗を増減する。
★8月30日追記
最終の球構成
ヘテロダイン検波⇒6BY6
1st IF ⇒ 6BD6
2nd IF ⇒ 6BD6
DET ⇒ 6AL5
1st AF ⇒ 6688
2nd AF ⇒ 6AQ5
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無事、完成。
第106目の半田付け品
先日の親子々バリコンを使った 中波/短波ラジオを製作してみたいと想っている。
球はGT管。IFは2段。第二検波は球が置けるなら6H6。置けないならダイオード検波。
真空管のヘテロダインラジオは、「キット・自作」でまだ20台ちょっとしか造っていない「駆け出し」なのでせめて50台くらいは造らないと半人前のはず。
バリコンのスペースが必要なので、ケースはリードのS-5になると想う。
S-5でも6球配置は苦しいと想う。
切り替えSWをWEB手配したが、「盆で物流しない」ので納期回答は18日以降とのこと。
9月には着手したい。
他励式ラジオを製作して経験したのだが、
先達が申すように7極管の6BE6や6SA7はノイズが確実に高い。
MY LINKに登録してあるJA9CDE氏もここで、その旨を明記されている。
実際に7極管はBC帯ラジオには使えるが、短波だとかなり疑問がつく。
BC帯メイン。短波はオマケと考えるならば、7極管6SA7で足りる。
「6SA7が7Mhz近傍でどの位の耳なのか?」も知りたい。
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トータルで88台目の自作ラジオ。
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トランスレス UA-360の2号機を手に入れた。
1号機では、ハム音が気にならないほど小さくなったので、好感を持った。
「動作しない」とのとで入手。
汚れているのが、2号機。
綺麗なのが1号機。
修理予定は、未定。
ぱっと見て、気ついたこと。
①同調ツマミの回転と、ダイヤル指針の進行方向が正反対。
(手を加えてあるのが容易に想像できる)
②スカートのエスカッションを留めている樹脂楔がなくて、エスカッションが持ち上がっている。
③パネルの白地が刷毛塗りで補色されている。
まあ、要注意ってことですね。
修理予定は、未定。
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ロイターだけが、先月もまともに報道していましたね。
まあこれで、「国民が貧しくなっても、政治家と公務員の給料は上がる」ことが実証されてましたね。(日本の最低賃金は先進国内で最低 BY 国連)
海外からの予想値がマイナス7.0%とかマイナス7.1%予想だったので、
海外各社の予想通りの数字です。 (日本のマスコミだけは、景気が良いと嘘報道してましたね)
大政翼賛会的な日本の報道機関には期待せずに、海外からの日本報道に集中した方が賢いですね。
国連でも話題になる日本の最低賃金ですね。
★ 年換算では ⇒詳細
家計最終消費支出 -19.2%
民間住宅投資 -35.3%
民間企業設備投資 - 9.7%
住宅業界(内装屋、屋根屋、大工、工務店、水道屋さんたち)では倒産が沢山出そうですね。でもね公務員様の給料は上がります。
支配階級と違って
オイラたちは、「財布の中が空っぽ」なんだよね。
GDPが示すように住宅産業の1/3は過剰なので
支配階級様たちが率先してセカンドハウス建てると景気を支えれるかもね。
そういえば「武力で平和を守る」ようで、
「平和には武力と武器が必要」と小学校低学年の子に説明できますか?
昨年末以来なので、実に7ケ月も進展させていなかった2バンドラジオです。
トラッキングも感度調整も春には済ませてある。
このままだと埃だらけになりそうなので、ケースには入れた。
下の写真のように、テプラを貼った。
ツマミの取り付けには、「押し子」を使う。
ミスミでは、セットピースと呼んでいるが、40年前にオイラが知った時には「押し子」と呼ばれていた。ネジ屋さんで入手できる。
パネル面のANT-TRIMがVRだけで、回路上は空いている。
ここに2重ボリュームを付けると、BFOの注入量とFreqがコントロールできるので、
BFO追加は、「2重ボリューム+2重ツマミ」を入手後になる。
原構想のラジオとしては完成。
+アルファでBFOの載せる予定(2重VRの入手次第)
このラジオに似合う「2重VR」って結構入手が困難です。
無線機の2重VRだとツマミがこのラジオに攣り合わないので、探してます。
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以上、第105台目の製作記事でした。
自作の短波ラジオたち
先日の GT管ス-パーラジオに通電してみた。
平滑回路の下流で、電圧を確認。
写真のように195Vあるのがわかった。
6SA7に掛かる+B電圧は,今回170V、SGは80Vにした。
下の写真のように、
1ST AFは 5極管の6SJ7予定で配線したが、
従来 1ST AFは3極管を使っていたので、 挿し間違えて通電してしまった。
今まで、シャーシに黄色テプラで球名の表記させていたが、
このラジオはテプラ貼りは避けたい。
しかし、球の挿し間違えは避けたい。
で、 やはり1ST AFは3極管にして、「挿し間違え防止」を優先させることにした。
★挿し間違えたので、気を取りなおして配線し直した。
★通電して、トラッキング中。
★プーリーに糸掛けして、ダイヤル取り付け。
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以上、第104台目の製作記事でした。
先日のUA-360 ラジオの「ハム音が下がって、ラジオノイズに隠れて聞こえなくなった」
ことで、 「このOS-195は改善できるのか?」と 中身を見た。
12AV6のコールド側は、シャーシに直接地されていた。
ブロックコンのコールド側もシャーシに直接地されていた。
フローティングには、成っていない。
VRを絞ってSP端でのVTVM値。
ピンボケだが、6mVより大きい。
波形が違う。下側に引っ張られている。
ブロックコンのコールド側を場所換えしてみたが、 良い変化なし。OS-195のブーン音は小さくはない。もっとブーン音の静かなトランスレスラジオもそこそこ出回っている。
UA-360が4mVで、本ラジオが6mV。SPの特性に依拠しているが、 付属SPで聴くと結構なハム音の差がある。
バーアンテナタイプのこのラジオもたまたま3mVだったので、
バーアンテナ式トランスレスラジオの所謂残留ノイズは
4mVくらいに下げないとラジオ放送を聴いてもハム音で楽しくないことが、確認できた。
で、このラジオは、同じようにブロックコンが直接地されているこのラジオより何故高いのか?
ハム音が随分と下がったトランスレスラジオの続きです。
メーカーさんには申し訳ないが、12AV6のコールド側を実装しなおして
随分ハム音が下がった。
前記のように、VRを絞ってのSP端で4mV。
回路定数は1ケ処だけ換えて見たが、
さほど効果が無いのでもともとの回路定数になっている。
★トリマーは下の写真のように追加した。
★ケースを解体して、綺麗にする。(水洗い)
★サランネットも新品に換装。
★少しは綺麗になった。
到着時は、下の写真の状態だった。
★さて肝心のハム音は、どうなのか?
本来のスピーカーで鳴らしてみた。
意外なことに、ラジオノイズに消されてほぼ聴こえない。
トランスタイプのラジオで、OUTトランスと電源トランスが近接すぎて軽くハム音が聞こえるメーカーラジオもあるが、それよりもかなり軽度。
これがトランスレスラジオ??と想うほど、ハム音が聞こえてこない。トランスレス故にACコードに重畳してくるノイズを貰うので、ノイズレベルが高いのも功を奏している感じ。
ラジオ音声がUPできるようならばここにUPしたいが、方法が??状態。
古いC3030で撮像したので画質はご勘弁ください。
YouTube: 真空管 5球式トランスレスラジオ UA 360
シャーシも綺麗に輝いている。
配線固定のベースは何か見つけてくる予定。
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以上、トランスレスラジオのメンテナンスでした。
SGの信号をテストループで受けながら、トラッキング。
BC帯のANT側トリマーには20PFトリマーを追加した。
普通に、IFTあわせとトラッキングをして終了。
★VRを絞っててのSP端での波形は、下の写真。
昨日は夜間だったので色んな放送ノイズを受信していたのが
今日の波形からも判る。6AV6は素抜けしてくるのがよく判る。
これはブロックコンからの+Bラインが12BE6を乗り越えてくることに起因する。
不思議なもので、バーアンテナだと顕著にわかる。
このレイアウトだから、この程度は重畳してくる。(気になるなら4.7μFを12BE6の+Bに吊して対策。ドロップ抵抗は必須)
所謂、残留ノイズは4mV。 トランスレスラジオにしては上々。 昨日の記事のように 30mV近かったのが4mVまで下がった。
VRを絞ってSPから45cm離れるとブーン音が聞こえないので、普通に使えるトランスレスラジオになったと想う。
★トランスレスラジオなので、
ACコンセントを差し替えた場合の残留ノイズも上げておく。
上のように5mVを越える。波形もスパイク形状があるのが判る。
トランスレスラジオを波形でみると
「ACコンセントの挿す方向がある」ことが理解できると想う。
★電機的にはOKなのでケースに入れて終了予定。
★もし手持ちのトランスレスラジオで、ハム音が高かったら、本記事のように
①+Bのリップル具合を確認する。
②配線の見直しをする。
の順に攻略すべし。
YouTube: 真空管 5球式トランスレスラジオ UA 360
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