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2014年8月17日 (日)

真空管ラジオの製作 中波MT管6球ラジオ  自作局発コイル   検波は6AL5

春に製作した「6AN4の6球スーパー」も

夏に製作した「GT管5球スーパー」もQSYしていった。

気つくとミニチュア管自作ラジオ他励式A,B,Cと3台だけになっていた。

7極管の自励式ラジオも自作1台は手元にあった方が良いと想い、急遽製作した。

真空管のヘテロダインラジオは、「キット・自作」でまだ20台ちょっとしか造っていない「駆け出し」なのでせめて30台くらいは造らないと半人前のはず。

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シャーシはS-7。

ヘテロダイン検波は 7極管自励式なので6BY6。(5915の予定だったが6BY6にした)

IFTはシャープブランド。

IF段は、6BA6の2段。(最終的には6BD6を2本)

第2検波は、6AL5の倍電圧。

1st AFは6688。オーディオ系では有名な球。

2nd AFは 6AQ5.

とお馴染の球たちのラインUP。

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OUTトランスは、東栄さんのT-600。

電源トランスは、BT-1V。(ラジオ少年)

バリコンはラジオ少年の親子バリコン。

OSCコイルは、手巻きでOK。 或いはラジオ少年のOSCコイル。

写真のようにIFTはネジ留めタイプでは無くて、脚を曲げて固定するタイプ。

IFTの方向性は、この記事を参照のこと。

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平滑回路は、低抵抗の多段式。 今回は5段。

アース母線を張る。その後、ラグ端子をネジ留めする。

★OSCコイルを巻く。TR用OSCを利用する。概ね100円ちょっとで手に入る。

いっしょに映っているのは、ラジオ少年のOSC-220。

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線材を解いて、すっきりさせる。

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ラジオ少年の親子バリコンを用いたならば、

0.1mm線を55cm巻く。 タップ点は終わりから7~8cm。

47センチ巻いて、中点にだして残り8センチを巻く。⇒半田あげ。

106 孔空き基板に載せる。

★回路の配線が終了したら、再確認する。

球無し状態で通電させ、問題ないことを確認する。

★球を挿す。 当初、6BE6を挿していたが、最終的には6BY6にした。

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★ラジオノイズがでるのを確認したら、IFTの調整をする。

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★OSCコアをあわせて、トラッキングする。

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★VRを絞ってのSP端をVTVMで見た。

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3mVレンジで読んでいるので、概ね0.55mVくらい。 まあ0.6mVより低いことがわかった。

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★プーリーと目盛り板をつける。

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★6688のバイアスは1.5V    1Vにした。

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上はSGから飛んだ信号を受信した波形。

下は放送を受信中。

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ノートをなくしてもOKするように、回路図をあげておく。

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 mt_6tube_6al5_6688.pdfをダウンロード

★RFCは2段。⇒+Bラインへの局発からの漏れが1段に比べて速く減衰する。

★IF段は、SG抵抗220KΩから始め、動作をみながら、値を小さくしていく。

★6BY6(6BE6)周辺

①4.7μF      ⇒局発の漏れを軽くする。

②220Ω。   ⇒6BY6(6BE6)は180V近傍で動作させた方が楽なので、電源トランスに合わせてこの抵抗を増減する。

★8月30日追記

最終の球構成

ヘテロダイン検波⇒6BY6
1st IF ⇒ 6BD6
2nd IF ⇒ 6BD6
DET ⇒ 6AL5
1st AF ⇒ 6688
2nd AF ⇒ 6AQ5

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無事、完成。

第106目の半田付け品

自作したラジオの一覧。

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