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2014年5月18日 (日)

GT管の6球スーパーヘテロダインラジオ。2号機 局発コイルを巻いてみた。

 

★局発コイルの検討をしてみます。

前回の他励式スーパーヘテロダインでは、

「TR用OSCコイル」のを巻きなおし改造して使いました。

OSCバリコン容量が120PFなので 、OSCコイルは210μH近傍になります。

ラジオ少年さんのoscコイルは、下の写真の通りです。

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素でTR用OSCコイルは

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上の写真のように550μH前後はありそうです。

概ね、巻き数を半分以下にすれば220μH近傍になりそうですね。

で前回は55cm長巻きましたね。

063_2

★今回は、サトー電気さんから購入したボビンを使ってみます。

065

上の写真のように、接着材でダンベル型コアを固定します。

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線材は0.1mmです。

★試しに55cm巻いてみました。

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上の写真のように110μHです。

★インダクタンスが足らないので、 90cm巻いてみました。

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まだ、不足してます。

★キャップを、IFT用の白色に変えたら、インダクンス出てきました。

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赤キャップでもインダクタンスでました。 キャップ高さが同じでないので、回していったら

300μHまでは届きました。

★インダクタンスが足りたので、基板に載せました。

 

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★バーアンテナも手巻きします。

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アンテナバリコンが290PFなので、必要インダクタンスは290μH近傍になります。

概ねコイル長は、42mm~45mmになります。

長めに巻いて、通電させて解く方向であわせます。

★TOP VIEW

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通電は、リフレッシュ後です。

実装上のノウハウをひとつ。

110bmp

以前にも記したが、

IF段のプレート負荷(IFT側)とSG抵抗は並べない方がゲインが取れる。

上の写真のように、SG抵抗(240KΩ)とプレート負荷線が並んでいると耳がよく無い。

見た目はスマートだが、受信性能としては△。

その理由は、2つのラインが並ぶことにより、プレート側からみてC負荷が多く発生するから。

その分、折角のエネルギーがコイルに伝わりにくくなるから。

感度がほしい場合は、SG抵抗の引き回しに注意されたし。

耳がほしい場合は、下の写真のように引き回す。

120_2

プレート負荷線とSGラインを直行させる。

*************************

続きます。

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