GT管の6球スーパーヘテロダインラジオ。2号機 自作局発コイルで通電してみた。完成じた。
GT管の6球スーパーヘテロダインラジオの続きです。
自分で巻いた局発コイルラジオに通電してみた。
①まずは、IFの信号を入れて確認。
IFTをあわせていくと、通常IFTよりも、かなりゲインが取れる。
タマディンのIFTって、コイル径が太いから能率良く信号が伝達されているのがわかる。
②次に局発コイルの具合を確認
SGの信号が取れるので普通に動作中。
バンド上限が高いので
10PFトリマーをOSCバリコンにパラ付けすることにした。
③局発コイルの発振状態の確認
オシロで発振具合を診る。
これがBCバンド下限.
オシロのプローブのLCに引っ張られて低くなってる。
24Vほど出ている。
では、BCバンド上限は??
21V強あることが判る。
コイル全長は90cm。タップ点は10cmで巻いたが、
上側に向かって発振強度が下がっていくので、
タップ位置はもう0.5~1cmほど少なくてよい。
★下の写真は、最弱発振強度。18.5vはありそうだ。
よく使うラジオ少年製のoscコイルとは、当然挙動が違う。
どう違うかは、己で測定すればわかるので、省略する。
④トラッキングも済ませて、次はバリコンプーリーの取り付け
丸ダイヤルも取り付けてみた。←GT管1号機から借りてきた。
spも取り付けてみた。
上の丸ダイヤルにしてみた。
⑤VRを絞ってのSP端でのVTVM読みは、1mVの半分程度。
局発コイルを巻いてみたが、普通に聴こえてくる。
BCバンドも支障なくカバーできている。
自作GT管スーパーラジオ 2号機もこれで完成。
★1号機と2号機を並べてみた。
小さいのが、今調整したばかりの2号機。
球構成
ヘテロダイン検波 6SA7
1st IF 6SK7
2nd IF 6SK7
DET 6H6 (倍電圧検波)
1st AF 6J5
2nd AF 6P6(中国球 6V6同等)
ごく普通のラジオ回路です。
タマディオンのIFTなので、6SK7のカソードコンデンサーは不要。
6SK7のカソード抵抗は680~2KΩにして、軽く使うこと。
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以上、局発コイルを手巻きしたラジオの製作記事でした。
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