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2012年9月

2012年9月29日 (土)

6AQ8真空管FMワイヤレスマイク   高周波は難しい

100Vトランス式真空管FMワイヤレスマイクの続きです。

先日、+Bのリップルは、波形確認できない程度には減らしましたね。

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今日は、再び100Vトランス式の真空管FMワイヤレスマイクを触ってます。

100Vトランス式ワイヤレスマイクは、416Mhzを計測してしまった。

420

アンテナコイルをつけたら、5逓倍の周波数を抽出してしました。

0421

これに、バッファー球をつけると
「430MhzのFM送信機ぽいもの」が出来てしまう、、。
高周波は難しいなあ、、。

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100Vトランス式のワイヤレスマイクは、
①電源トランスの振動を拾って、ブーン音あり。(軽くてマズイ状態)

⇒筐体を10~20mm厚アルミでつくる必要あり。

(電源トランスって、磁界のなかに外装鉄板があって、、、、

 こりゃパーツフィーダーの振動コイルと同じだものね。軽いと効果てきめんだよ)

ラジオを球なしで、「電源トランスが机面に触るように逆さ置きして通電SWを入れる」と

パーツフィダーの振動が体験できます。(重さ次第ですが、、、。)

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①は、落ちついて「50年代の無線と実験」よんだら、やはり記述があった。

昔も苦労したようですね。

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これと対照的に
3A5使ったハイブリッドワイヤレスマイクがとても良好です。
飛び加減も調整して8m程度に押さえたし、変調も市販キットより良いし、、。

②+Bのリップルをオシロで確認できないほど減らした。1mv以下。
 しかし、ACコードからの誘導ノイズがマイクロフォンコードに入るのを確認。
 (電源部を別置きにするしか、解決方法はないようだ)

③6AQ8だと変調がとても浅い。
リップル対策に平滑回路の段数ふやしたら、+Bがさがって6GU7では発振しなくなったので

発振強さを戻した。⇒6GU7を採用

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2012年9月27日 (木)

真空管3A5+TR FM帯ハイブリッドワイヤレスマイク  その4

真空管3A5+TR FM帯ハイブリッドワイヤレスマイク  の続きです。

帰還量のC加減で、発振させるのに必要な電圧も上下することは、判りました。

「RFの回り込みを防止するノイズフィルターの通過前、通過後の+B波形はどうなの?」です。

402

↑まずアンテナ端を測ります。(同調コイル+アンテナコイル)

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「コイル⇒C⇒アンテナ」の波形との差異がわかりますでしょうか?

長いアンテナは使うとダメです。

アンテナコイル側にATTを入れて、減衰させたほうがよさそうです。

↓これが、1T4+3A5の「コイル⇒C⇒アンテナ」波形(製作記事)

020

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で、ノイズフィルターの効果の確認です。

1,ノイズフィルタの手前で「どの程度+Bに乗っているのか」を測ります。

2,ノイズフィルター通過後、どうなっている??

404

↑ノイズフィルター手前

405

↑よく判らない、、、。

406

↑1mvレンジでも、よく判らない、、、。

ノイズフィルタの手前で、RFの漏れが上手く発見できません。(喜んでいいの??)

申し訳ないですが、ノイズフィルタの効果を見る以前に、RFの漏れが見えてません。

「同調コイル+アンテナコイル」だと、

漏れが見つけられない今日でした。(ノイズフィルタは不要ぽいです)

★前機の「コイル⇒C⇒アンテナ]だと、ノイズフィルタ手前で発振波形見れます。

407

36V駆動で充分なかんじです。

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バリキャップによる変調も上手くいきました。⇒記事。

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2012年9月26日 (水)

秋月さんのAMワイヤレスマイクキット。⇒「だれでもできる電波通信実験」を触ってみた。

ラジオキットではありませんが、「AMワイヤレスマイクのキット」です。

CQ誌の 「だれでもできる電波通信実験」の生基板を2枚 秋月から購入しました。

製作してみました。この基板、AM変調のワイヤレスマイクで遊べます。

なかなか面白いです。

070_3

だれでもできると言われても、

オイラはお馬鹿ですから、、、、、。

何故って?

mVとdBVを同じ単位として、「マイナス600デシベルボルト」とタッチパネルに表示させていたソフト屋さんに、「間違っているよ」と教えはじめたら、 逆に怒られてしまった。

彼ら曰く、同じ単位だそうです。

②「3端子レギュレータってのは、ダイオードのことです」って、今の会社で言われた。

③図面表記に「糸面取り」って、記したら、「C1かC5か?? 数字を書け」と指示された。

④英語表記で、加工原点をOrigin(オリジン)って書いたら、

原点はBase holeだから書き直せと指示された。

★ そんな訳で、会社での技術常識を知らないオイラはお馬鹿です

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こんなお馬鹿にも、造れるのであろうか???

部品キットも過去にはあったようですが、オイラが先日頼んだ時には、生基板と記事雑誌だけでした。

雑誌を手にいれないと、使われている部品が判らないので、まず雑誌と基板を買いました。

その後、パーツ調達です。

072

↑実装中。

ICは、ソケット利用。 ムラタさんのコンデンサーも買いました。

この春にルネサンスから、ピンポイントで小諸工場を手にいれたムラタさんは、

目利きだとオイラ感心してます。ええ、ピンポイントぶりが見事です。

オイラの同級も日立の小諸工場に居たけど、どうしているのやら、、。

6Mhzを1/4分周して1500Khzを造っているので、製作記事ではFCZコイルの1.9Mhzを使っていますが、ご存知のようにFCZコイルは入手困難です。

通販に頼る田舎住まいですので、同調コイルは1.5Mhzに合うものを探します。

073

↑OSCコイルを利用します。

TR用局発コイルをばらした処。(10mm角タイプ)

素で30pf+OSCコイルで1500Khz付近に合うことを確認しました。

トランジスタ用OSCコイルは、センタータップでない上に、2次側の巻き数が少ないので、

巻きなおして使います。

★TR側は、もとの線材を使います。⇒タップまでの短い方は捨てました。

アンテナ側は、0.1mm線を35cm巻きました。

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↑2次側を測ると、こんな数字でした。(1次側は写真忘れですが、0.200mHの値でした)

で、オシロで1/4分周の波形確認します。

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↑1/4分周の波形。 Vcc5Vで、発振電位が4.65Vくらいなら

矩形波の下側は0.15~0.2Vくらいの電位になりますね。

このDC波形をそのまま、トランジスタに入れます。

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↑アンテナ端での波形は、こうなります。(当たり前ですね),

搬送波なので音に無縁と言われても、、う~ん。下側が縮んでいますね。

で、AF信号を入れる準備です。

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↑オシロの右側が、ワイヤレスマイクへ入れた波形。

左側がラジオキットFRG-2004から聞えてきた波形。

あの搬送波から、この波形で受信できました。

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↑歪んでいるというのか、つなぎがやや変です。

オイラのAMワイヤレスマイク(トランジスタ)よりは、受信波形は良くないですね。。

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↑雑誌と実装すみ基板。

★このキットとオイラの自作AMワイヤレスマイクと、オシロでの読み取りボルトがほとんど同じなので、ワイヤレスマイクのOUTPUTとしてはこの位でよいようですね。

★改めて、「搬送波の波形はなんでもOK」と実感しました。

★コイルに10mm角OSCコイルを利用すれば、この基板が生きてくるので、

試してみてください。

★コイルの同調性は、この回路だとさほど重要ではないので、大雑把に巻いてokです。

実際に、コンデンサーなしで同調点が遥か上でも、出力は変化しませんでした。

(写真は同調Cなしです)。 コレクター変調するために、必要なLC回路です。

雑誌をみて理論学習すると、さらに技術が身につきますね。

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2012年9月23日 (日)

真空管3A5+TR FM帯ハイブリッドワイヤレスマイク  その3(回路図)

真空管+TR  FM帯ハイブリッドワイヤレスマイクの続きです。

★マイクアンプの+Bは

9Vx5の電圧を、抵抗⇒ツェナー⇒抵抗で31Vにしてあります。

RFの「+Bラインからの流入」を嫌って、ノイズフィルター入れました。

★プリエンファシスは未配線。

★「同調コイル+アンテナコイル」にしました。

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あとは、高域補正だけかな、、

高域補正しました。

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回路図

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マイクを使う前提のゲイン設定です。

CDやIpadからのラインインですと入力過多で歪みます。

CDから入れたい方はNFBの帰還量を増やして、ゲイン下げてください。

「同調コイル+アンテナコイル」にしたので、以前よりはFreqがふらつきません。

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↑最新版 2012/Sep/26

発振波形はこれを見てください。

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で、「電池をどうやって置いておく??」ってことで
マグネットシートの出番です。


信州上田の鐘通工業株式会社のシートですね。(今は
カネテックの名称です)

大学の先輩のINO氏に、「カネツーに来い」って誘われたのでが、
行きませんでした。すみません。

酒が強かったINO氏、、。 定年越えてどうしているやら、、、。



ホームセンターだと、驚くほど高価なので、
工具系商社で取り寄せてもらったほうが安いですね。

401

このワイヤレスマイクは、36Vでも駆動します。帰還Cを前機より多くしたので

36Vでも発振しました。

(36Vだと周波数カウンタで計測できるほどには、強くは電波でません)

45V駆動で、8mほど飛んでます。アンテナコイルの同調点がFMバンド外にあるので、

それなりに減衰してくれて、飛びすぎず助かってます。

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バリキャップ変調のワイヤレスマイクも製作してみました。⇒記事

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真空管3A5+TR FM帯ハイブリッドワイヤレスマイク  その2

彼岸の雨降りですね。

安曇野も秋の気配が届き始めました。

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真空管+TR  FM帯ハイブリッドワイヤレスマイク  の続きです。

↓先ず、プロの放送波を受信。

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↓聴感上、同じ音量になるように マイクアンプのVRを回してゆく。

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↑リアクタンス管3A5のg1にバルボルをつないで計測。

0.2V位 印加すればよいらしいことがわかった。

0.35Vだとちょっと深いかな??。当初の推定値0.5Vほどは必要ないようです。

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↑クリスタルマイクでしゃべったのを、受信中。

似たような感じでひと安心。

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マイクアンプ部の波形

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↑イン20mVまでは歪まずにOUT(この時3V OUT)

後は、マイクゲインをどの程度にするか?

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色々とやってみて36dbは必要なことがわかりました。

40dbあれば十分そうです。

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↑リアクタンス管3A5のg1の電圧。

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真空管3A5+TR  FM帯ハイブリッドワイヤレスマイク  その1

まだ100Vトランス式ワイヤレスマイクの方向性を悩んでいます。

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前回の電池管3A5を使ったFMワイヤレスマイクで1点だけ 改善したくて、

本機の製作を始めた処です。自作のFMワイヤレスマイクです。

改善ターゲットは、変調度の向上。

リアクタンス管3A5のg1に0.5V程度は印加すべきようなので

マイクアンプ部をトランジスタ2石で構成しました。ハイブリッドワイヤレスマイクになります。

(ハイブリッドICって東芝さんがさかんに宣伝したいた頃が懐かしいですね。)

マイクの起電圧を5mVと仮定すると増幅度100倍(40db)が必要になります。

★前回1T4の1球では電圧ゲインで7db弱取れただけですので、

この調子ならマイクアンプに何球必要???と考えたらトランジスタになりました。

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↑手持ちの部品で組み始めたが、良い抵抗値のVRがなくて100KΩを暫定付け。

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↑マイクアンプTRは、LOW NOIZEの2SC1815Yと1815Gが手元にあった。

2SC1815LY+2SC1815Yにした。(手持ちにあったから使っただけです)

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↑同調コイルはΦ8.5のドリルに6ターン。線径は0.8mm。

(ドリルはNACHI。タップはYAMAWAかOSG。とオイラは想ってる)

RFCは1μH(共振周波数≒100Mhz)。ノイズフィルタはムラタ製。

RFCとノイズフィルタも、いつもYAHOOで見かけるのを入手。

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↑製作中。予備で平ラグを1枚。

マイクアンプ回路は、トランジスタハンドブックの回路から持ってきました。

+Bに吊るすケミコンの良いものがなかったので、400V 33μFを暫定付け。

(350V 180μFはあったけど、、、。これから調達します)

今宵は遅いので、明朝から製作を続行します。

回り込むかなあ、、、、、、。

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2012年9月17日 (月)

思案中。そしてリップル波形。

100Vトランス式真空管FMワイヤレスマイクの続きです。

マイクアンプのゲイン測定。(次段のG抵抗へ掛かる電圧測定)

↓初段。真空管は6AH6。ゲインは12db。

050

↓初段+2段。真空管は、ここも6AH6。ゲインは初段+2段で35dbくらい。

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★トランス通過後のACノイズがシャーシを流れているので、波形が暴れている。

一応、センターフローティングアースぽく、平滑回路は細工しましたが

まだまだ非力です。

★IN 10mVで、0.8V OUT.。5V OUTまでは歪まない。

マイクアンプとして入力は10mV想定。(不足なら抵抗値を換える予定)

規格をみると6AQ8をスイングするのに1Vで良いとおもうのだが、、、、、。

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↑6AQ8の発振側の+Bの波形。この数字が大きいのか、小さいのか、判らん。

電源トランス直後が220V。この220Vが50mV近くまでさがってはいるが、まだ不足。

ハ-トレイって、グランドに流れるノイズを引き込むのね、、。

プレート同調だと、音澄んでるけど、出力ですぎてるし、、、。

回路どうしよう、、。思案中。

ハ-トレイも発振停止ぎりぎりだと、音も普通なんだよね。

FMワイヤレスマイクは、電池管が良いよ、、。電池管タイプA,  それに タイプB

100Vタイプのワイヤレスマイクは、今の処、FMラジオが飽和してしまって、真実波形は判らんです。

(リップルの有無はわかるけど、、。)

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2012/Sep/18記

上の波形だった電源系に手を加えた。

+BのリップルのあばれをCとRだけで低減してみた。

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オシロの目盛りは5mvなのだが、よくわからない程度にまで下がった。

山らしいものがないことだけは、判った。

リップル低減にTRを使わないのは、ホワイトノイズ?のような音が付きまとうから、、、。

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↑100Mhzストレージでの波形。1.2mV??

リップル率=(リップル電圧/定格電圧)x100(%)=0.0012V÷90V=0.0013%

+Bのリップルは、この程度でOKでしょうか??(計算上0.0013%

これより小さくなっても、オイラの測定器では測れません。

60Hzのリップルを測定したプロの情報がほしいと想うのです。

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2012年9月15日 (土)

100vトランス式 FMワイヤレスマイクの波形。普通で安心しました。

100V式FM真空管ワイヤレスマイク(2号機)の続きです。

電池管を使ったワイヤレスマイクはこちらです。

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↓変調具合を波形でみています。

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普通に綺麗です。リップル音も聞えません。音面では、普通に使えます。⇒初期実験

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2012/Sep/16 追記

発振強度を上げていったら、リップル音聞こえ出した。 これは、奥が深い。

発振停止に近い処だと、クリアな普通な音。

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変調はマイクアンプ1段だと浅めです。

RFの回り込みが判らなくなりました。

これは、2段TRAP様様ですね。しかし、100Hチョークは効果なしです。

TRAPのおかげで、ACコードのアンテナとして機能が弱くなりました。

真空管でのRFモノは、1次側のTRAPは必要ですね。
TRAP無しの製作記事があるけど、実際どうなんでしょう??

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↑ 電池管3A5と比較してみてください。

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★あとは、「空いたMTソケットをどう使うか??」です。

このワイヤレスマイクは、3球で充分でしたね。

★6AQ8の代わりに6GU7でもOKです。 

6GU7はCgpが大きいので4Mhzほど低めのFreqになりました。

2つの球を差し換えて,音の差聞いて遊ぶことは少し難しいです。

3極管ならばどれでもokです。

★追実験される方には、3段TRAPを薦めます。2段だと、まだ甘いです。

★良い勉強をさせてもらいました。

最終形は、これからです。(ちょっと長引きます)

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2012年9月14日 (金)

ゲルマニウムトランジスタラジオ SKT-601 その2

昨日の続きです。

ゲルマニウムトランジスタラジオ SKT-601のメンテナンスです。

039

↑脚が長かったパーツは、低くしました。

スピーカーとの隙間が苦しかった処は、コンデンサーを置き換えました。

040

★黄色線の処に、18Ωの抵抗が入っていてOSCからの注入量を減らしていたので、撤去。

このラジオは、3V駆動ですので、

OSCからの適正注入量は、オシロ読みで0.25V~0.45Vが良好です。

0.2Vはほしいです。この注入量は、オシロ波形で決めます。

★「ヘテロダイン検波」の歴史を知ると面白みが増えますね。

★ 検波段にダイオードを追加して倍電圧検波にしました。

倍電圧にすると「バルボル読みで3db丁度upする」ので、オイラは通常、倍電圧検波にします。

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↑NHKを受信中。

44年前のトランジスタの音です。

普通に聞えます。「バーアンテナの軸上に、電池がある」のは残念ですね。

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↑ドレミのペンです。

普通に聞えているので、メンテナンスは終了です。

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2012年9月13日 (木)

ゲルマニウムトランジスタラジオ SKT-601 その1

2013年10月6日 追記

 YAHOOの出品とは、まったく無縁です。

 オークッションへは 出品していません。

 なぜ、直リンクしてくるのか????

 

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組み立て済み品を入手しました。

フォーランド電子さんが、昔々キットで販売していました。

昭和43年の日付がありますので、もう44年も昔のことですね。

モデルナンバーは、SKT-601

学校教育用キットなので、指導者は学校の先生ですね。

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↑ちょっと脚の長いパーツがありますが、 まずは動作確認です。

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↑普通に波形でました。

夜なので、雑ノイズが多いのが波形でもわかります。

ちょっとクリップ気味のようですが、トラッキングとIFTはズレていませんでした。

もう44年前の調整なのに、よほど上手い方(学校の先生)が調整されたのですね。

そう言えば、技術家庭科の先生は、真空管でラジオ作っていたなあ、、。

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↑少し耳が悪いのが悔やまれるところです。

★「ゲルマだから耳が悪い」訳ではありません。

★「部品が劣化しているから耳が悪い」訳ではありません。

おじさんのblogに時々立ち寄って見ているかたなら、「耳が悪い理由」が判ると想います。

過去の記事を見ると、そこにしっかりと書いてあります。

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penで触ると「ドレミ音がする遊び心」が付属しますね。

フォーランド電子さんのキットって、遊び心があってオジサンは好きです。

放送波も普通に聞えます。上記のように少し耳が悪いです。

3球再生式とおなじくらいかなあ、、

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脚の長いパーツは、メンテ予定です。

IF段で、もう少しゲインが取れそうなので、時定数も触ってみます。

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自作   真空管 3A5 FMワイヤレスの回路図

「電池管3A5のAMワイヤレスマイク」の製作記事は、カテゴリーから入ってください。

本稿はFMワイヤレスマイクの製作記事です。

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3A5 FMワイヤレスマイクの自作回路図です。

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↑クリスタルマイクを使う際は、INの104はショートしてください。

★1T4+1T4で13dbしかゲインが取れませんでした。ラインINで使うならこのままでOKです。

クルスタルマイクを使うなら、マイクアンプ部にもう2球使うことを薦めます。

(6AH6では1段当たり14db確保するのがやっとです。6EW6は30db取れます)

★LCは、Cを8~15PF或は20PFになるように、コイルを巻いてください。

オイラのは5PFで同調しました。この5PFでは帰還量が少なくて発振がはじまりませんでした。で、タップ式に替えて配線による結合量を確保して発振させました。

★NFは回り込み対策に配置しましたが、

100Vトランス式ではNF非採用で普通に動作してます。   無くても害は少なさそうです。

 NFは村田さんのですが、どこのメーカーさんのでも良いです。

 色々と市場にでてますので、カタログ数値をみて選んでください。

 

★RFCは手巻きでOKです。F≒100Mhzを狙ってください。

★今回は、抵抗結合にしましたが、トランス結合(チョーク結合)も選択枝です。

 RFの回り込みに留意してください。

★電灯線からのACノイズ(蛍光灯ノイズ)も、遠くで聞えます。

アンテナが揺れると、発振Freqも動くので、留意してください。

「同調コイル+アンテナコイル」に変えたので、かなり良くなりました。

★発振が継続するためには、発振が開始されてこそ継続できます。

 「この発振開始の条件」について調べると面白いです。

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↑最新版 2012/Sep/25

アンテナコイル追加

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2012/Nov/23追記

変調度改善した2号機の自作記事です。⇒ここ

9Vで発振させた3A5ワイヤレスマイク (BC帯)。⇒ここ

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2012年9月 9日 (日)

真空管式 3A5 FMワイヤレスマイクのまとめ

完成形の3A5ワイヤレスマイク(FM帯)。

積層電池4個の予定だったので、配置が苦しいです。

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長いアンテナは、飛びすぎるので注意です。

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LEDは未配線。

★3A5は、6AQ8と比べると、周波数をスイングさせ易いでありんす。

 「6AQ8だと変調が浅いので、2逓倍しないと使えない」気配だったのですが、

「3A5は、そのままで済んだ」のでとても助かりました。

★普通に動作したので、落ち着いて規格表を見ました。

3A5⇒ Cgp=3.2pf。Cpf=1.0pf

6AQ8⇒Cgp(Cag)1.5pf。 Cak=0.17pf

6BK7⇒Cgp(Cag)1.9pf。 Cak=0.24pf

6DK6⇒Cgp(Cag)0.02pf。←比較参考のため5極管を列記

このFMワイヤレスマイク実験で

「Cgpの大きい方がスイングさせ易い」との、ごく普通の結論になりました。

先人達のこういう技術情報は、どこに残っているのか? と想う日々です。

「リアクタンス管向きな真空管は、Cgpの大きい球」です。

追実験される方は、Cgpの大きい球を探してください。6GU7もOKでした。

★電源トランスへのRF回り込みから解放されて、

ようやく真空管式FMワイヤレスマイクとして普通に使える物になりました。

(電源トランス式は、まだ諦めていませんが、球を探します)

★陸軍端子に周波数カウンターのプローブをつけるだけで,

Freqが2Mhzほど下がりました。

★最初、発振コイルは通常のコイルで行いましたが、全然発振してくれませんでした。

で、タップドコイルにしたら、たちまち発振しました。(理由は帰還量不足)

★おじさんが作るより減衰量が大きそうだったので、

RFの流入防止に、「チョーク+コンデンサー」の複合モジュール(市販品)を使いました。

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★回路図は、のちほど、、。

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2012/Sep/15追記

100Vトランス式も、波形が普通ぽくなりました。まだ課題あります。

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2012/Sep/22追記

変調度改善を始めた処です。

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普通に変調かかって、ひと安心です。3A5 FMワイヤレスマイク

あちこちで秋祭ですね。

夜中に花火の音が聞えます。

自作の3A5  FMワイヤレスマイク の続きです。トランシーバーで人気の真空管3A5です。

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受信機には、フォーランドさんのFRG-2004BL。

↓まずは、2球で確認中。マイクアンプには、真空管1T4。

リアクタンス変調&発振には真空管3A5

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↑左が受信した波形。右がワイヤレスマイクへ印加している波形。

綺麗なので、安心安心。(100Vトランス方式では、苦労してます)

で、変調具合を調べるために放送局を受信↓

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↓本ワイヤレスマイクからの電波した波形。

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noizyな処も、バルボルで見た電圧も同じ雰囲気なのでokと判断。

6AQ8を採用したワイヤレスマイクより変調が良好。

3A5 FMワイヤレスマイクは、普通に変調かかって、ひと安心です。

本機は、ごく普通の変調なので、「最初から3A5でやればよかった」と反省中

↑0.2Vほどワイヤレスマイクに入れてます。

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↑もっと入れてみた。0.3Vも入れてしまったが、歪まないので、またまた安心。

(1T4のゲインがあまりにも小さいので、ほんとうに喜んでいいの??)

(五月蝿かったので、FRG-2004BLのVRを下げてあります。)

聴感上も、オーバーモジュレーションには成っていない。(後記ありますが、マイクアンプのゲイン不足でした)

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3球にして確認。もう1球 真空管1T4です。

1T4⇒VR⇒1T4⇒3A5の3球構成。

↓0.1V印加。

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↑80mV。

★VRをMAXで80mV印加時に、普通の変調。

これより入力が小さいと、変調が浅くなるのが聴感上もわかる。

★10mV入力でも聞えますが、変調は浅いです。

(デビュージョン計は、所有してません。すみません)

入力ソースが、CD等なら充分にOK。

ダイナミックマイク入力なら、もう8~10dbゲインがほしい処です。20dbほしいです。

(不足分をTrで構成するか、抵抗負荷⇒トランス負荷にすればゲインは余りますが、

RFが回り込みそうです)

★使える「3A5ワイヤレスマイク」が出来ました。

★クリスタルマイクだと50mVくらいは発生(実測値)していますので、

この3球構成で心持ち変調が浅めですが、まあ使えます。

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★トランス負荷だと「周波数特性がフラットなモノ」を見つける必要があります。

サンスイトランスの標準型式では、

特性上フラットにならないのが過去実験で判明しています。

★トランス負荷やチョーク負荷だと電波の回りこみが充分に予測されるので、

 お薦めはしづらいです。

★本格的にワイヤレスで遊んでみたい方は、マイクアンプにもう1段追加してください。

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追記

変調度改善を始めた処です。(ハイブリッドの3A5 、2号機)

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自作 真空管3A5ワイヤレスマイク、発振波形の続き  

FM帯で発振している真空管3A5 ワイヤレスマイクです。

真空管3A5の発振波形を今朝も見てみました。

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↑このゆっくりした周期は何??

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↑時間軸を拡大していくと、80Mhz付近の周波数なのが確認できます。

菊水の100Mhzでこの表示なので、

ひょっとしたら、1Ghzとか4Ghzのスコープを入手しないと、波形を拝むことができないってことのようです。

4Ghzは定価で700万円??

30Ghzって2000万円以上するんでしょ、、。

60Ghzで6000万円」とか聞いたよ。

こういう分野は、充分な測定器を持っておられるプロの方々に任せたいです。

廃棄品で1Ghz~があるようでしたら、情報ください。

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2012年9月 8日 (土)

乾電池方式のFM ワイヤレスマイク 真空管3A5 自作

FM帯ワイヤレスマイクの続きです。

100V方式は、休憩して、乾電池方式の自作です。

・基板化したFMワイヤレスマイクもあります。ここ。npo ラジオ少年にはない分野ですね。

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この基板RK-31 はサトー電気店頭にあります。コイルはFCZの80MHz帯を使います。

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電池式の真空管FMワイヤレスマイクの製作です。

発振管は、6m(50Mhz)トランシーバーで人気の真空管3A5です。

3A5のトランシーバー製作記事はこの本にとても詳しく載っている。

WEB上の情報よりも、この本の詳細に載っているので、手に入れた方が良い。

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この3極管のほうが、リアクタンス変調させやすそうですので3A5にしました。

マイクアンプ球は1T4の予定。

STEP BY STEPで実験予定です。+Bは積層9Vx4の予定。

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↑製作途中。

★先ずは、「発振する??」の確認からです。

通電してみました。発振するのだけ確認しました。

9Vx4=36vだと↓73Mhzあたりが発振上限でした。

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で、9Vx5=45vでは↓82Mhzあたりが上限でした。

(時定数を触れば、伸びると想いますが、それは後々トライします)

真空管3A5でFM帯を普通に発振した」のが嬉しかったです。

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↑電池は5個。

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おじさんの好きな目黒のスコープで見てみました。

↓アナログオシロでの波形。

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波の形がよくわからないので、デジタルオシロ(100Mhz)の出番になりました。

これ(菊水)、使うの3年ぶりです。

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う~ん、何が重畳してるの?

機械設計屋のおじさんには、ハードルが高い分野です、、、。

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2012年9月 1日 (土)

真空管ラジオキット HK-8 中・短波受信機

①安価な3.5MhzレシーバーのPJ-80を改造して7Mhz化した記事は、こちらです。(安いのが魅力です)

②「短波受信機キット O-V-2」は、こちらです。

③「1-V-2  」はここです


YouTube: はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

ST管のグリッド・リーク再生式をデジタル表示化

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真空管ラジオキットの製作です。(電池管ラジオキットです)

自作の再生式ラジオの部品を頼んで、その部品が届くのを待っている間に、

ハムズオフィスの中・短波受信機キット HK-8を製作しました。

真空管は、1Q5GTが2本です

(これは、お盆中に届いてました)

O-V-1と箱にしっかり印刷が見えます。

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↓部品たち

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↑電池も入ってました。

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↑難しいところも無く、普通に波形でました。波形は綺麗です。

原回路の再生もピーキーではないです。(この写真は、原回路での波形)

受信できるBCバンド帯がやや狭いので、何か工夫を考えます。(現状は550~1450Khz)

SW用に2ボビンあります。

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↑原回路は、抵抗負荷ですが、 おじさんの環境では放送局聞えないので

インダクタンス負荷に変えて耳UPしてあります。⇒抵抗負荷vsインダクタンス負荷

1:3トランスを置きたかったのですが、シャーシに載りませんでした。

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↑ボビンコイルも自分で巻いてつくります。

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↑シールも自分で貼ります。

指針は社長さんのハンドメイドのようで、頭が下がります。

個人経営?のshopでキットを販売する苦労も多多あると想いますが、

その情熱にはしっかりと答えて、きちんと組み上げたいですね。

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空芯コイルは、バーアンテナより聞えないので、

しっかりとした外部アンテナが必要です

(大雑把には、球1個分の耳の差があります)

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★おじさんは、鉄筋住まいでサテライトから35kmの処に住んでいます。

バーアンテナ式の電池管の2R-DCでそこそこ聞えている局が、

このHK-8だとビート音だけ聞える状態です。

経験上、BC中電界ならこのHK-8問題なく聞えると想います。

Short Waveはこれからコイル巻きます。

★球の雰囲気が良いので、おじさんはかなり気に入ってます。

★シャーシも穴なしのフルキットなら、レイアウト変更もできるので

むしろ「穴無しキット」の方がよいかな、、。

★コイルを巻くキットは、良いですね。

スーパーの区分として、

①5球スーパー⇒近距離用

②高一中一 (あるいは中ニ)⇒中距離用

③高一中ニ (あるいは中三)⇒遠距離用

テスターだけで作れる 1-V-2

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LCD表示の短波ラジオ

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GT管のO-V-2記事

 

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③ 短波真空管ラジオ  ⇒記事

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 ④中波・短波 2バンドGT管ラジオ  ⇒ 記事

 中距離用

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 ⑤中波・短波 2バンドMT管ラジオ IF3段 ⇒記事

  遠距離用

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400Hz変調と1khz変調

この再生式3球ラジオにSGから400Hz変調と1Khz変調いれてみた。

★低域がもちあがるように470pf実装済み

★RFCは2段

★200Hのチョーク負荷(ラジオ少年製のBT-CH-8 )

↓400Hz変調時

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↓1Khz変調時

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で、実験です。

チョーク負荷⇒1:3トランス負荷に換装してみた。

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↓400Hz変調の信号をいれた。

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がっくりと下がっていた。

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★200Hのチョーク負荷(ラジオ少年製のBT-CH-8 )は、良い。

かなり驚いた。

ひょっとしたら、「1RW-DXや6EW6レフレックスで換装したら、

もっと良い結果が出る?」と期待すらしてしまうのでありんす。

★CK6688のP側の100KΩ抵抗が、1:3トランスに悪い影響があるのかな??

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