基礎実験のまとめ 1
真空管ラジオをTRY & ERRORで触りだして、わかったことをまとめておきます。
間違いも多々ありますので、ご容赦願います。
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1,SP用トランスの性能(F特性とゲインピーク)
①ラジオ少年のoutトランス(10KΩ)だと
ゲインのピーク(+20db)が42Khz周辺にあって、
600Hz付近ですとゲインはゼロでした。
(超音波増幅器になってました)
②東栄さんの12KΩトランスですと、ピークは22Khz周辺で
やはり400hz付近ではゼロゲインです。
(まだ超音波増幅器です)
③ラジオ少年の20KΩトランスですと
2.2Khz周辺がゲインピークで+8dbでした。(バルボル読み)
(可聴アンプとして動作してます)
④、「①」の状態で 内部抵抗の小さい
6AU6や6AR5に変えても ピーク周波数は変わらず
そのまま超音波領域にありましたので、
「周波数特性はOUTトランスにとても依存する」
ことが判りました。
(周波数特性を左右するモノはコイル系しかないですから)
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2,検波後の負荷
抵抗負荷⇔トランス負荷の差(F特性とゲイン)
①150KΩ抵抗⇔100Hチョーク(CH-5)の差は、バルボル読みで3レンジ(30db)。
100Hチョーク時に、SSGの変調を400Hzと1Khzで切り替えると、
400Hzの方が4dbほどoutよいです。(低域持ち上がり)
②100チョーク(CH-5)⇒20K:8トランスをチョークにて使用。
ゲインの変化はなし。
低域の持ち上がりは減少。⇒ヘンリー値が減れば持ち上がりも減少。
③「20K:8トランス」⇒真空管「1:3」トランスに換装して14dbほど出力UP。
(150KΩ抵抗⇒「1:3」トランスではバルボルで40dbの差)
SSGから1Khz変調の入力↓真空管「1:3」トランス
SSGから400Hz変調の入力↓
↑低域の持ち上がり具合。
④負荷をトランジスタ用トランス(サンスイのST-17)にした。⇒記事
↑高域もちあがり。
(150KΩ⇒ST-17化は、バルボル読みで22db UP)
「真空管用1:3」には、及ばず。
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インダクタンス負荷は、抵抗による電圧ドロップから解放されるので出力はUP。
しかし、トランス(チョーク)に影響されて、F特性が真空管用とTR用では異なるので、
好みで選定する必要あり。(特注製作すると高いかなあ、、、。)
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3,ダイオードによる倍電圧検波
ダイオード1個に比べて、3dbアップ。
「電力系デシベルの2倍=3db」と合致。
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