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2013年2月

2013年2月27日 (水)

再生式 2球ラジオ  その2

夜半から雪になりましたね。

明日は、水ぽい雪で苦労しそうです。

回路研究中の「AM変調4球ワイヤレスマイク」は、しばらく保留にします。

オイラはお馬鹿なので、一点集中は不得意ですね。

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球は6GK5と6N2Pの予定です。

バーアンテナ位置は、間違えて寄せすぎました。

「エアバリコン⇔バーアンテナ」の耳がよくなる「適正距離」からは、近すぎます。

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再生用コイルのターン数は、SGをいれてから考えます。

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↑深く検討せずに、穴あけしているので、苦しい場所がかなりあります。

通電は明日、

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2013,FEB,23追記

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チョークと電源トランスが25mmと近くて、無再生時にバズ音ぽくて全くアカンです。

再生を掛けると、テキストによく見られるブロッキングぽい波形になりました。

音量だけは取れたので、この電源トランスで「複合管+3極管」は鳴らせることは

わかりました。

レイアウトをし直するついでに、 これの2球タイプを狙ってみます。

↓これは1球でも民放を聞いても、SP端で0.2Vほどになります

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再生式 2球ラジオ  その1

2月も半ばを過ぎて、まもなく卒業シーズンですね。

オイラは、この時期になると、「もう何度も東京へは行きましたね♪」を

聞きたくなります。

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真空管ラジオの製作です。

ラジオ少年の電源トランス「BT-OV」は、先日の「TX-1改」で思いのほか電流が取れたので、

このトランスで「2球ラジオも鳴らせるかな?」ってことで造りだしました。

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↓横幅と奥行きは、ラジオ少年の1RW-DXと同じになってます。

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ラジオ少年の1RW-DXは、複合管の6AB8を使っています。

オイラの1RW-DX(改)は、

①6EH8に換装

②1:3トランスで昇圧 と改変してあります。

これから、造るのは、

①チョーク負荷(ラジオ少年のCH-5)

②再生検波管は3極管

③AF段はロシアの6N2P

の3点だけ決めて、あとは造りながら考えます。

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ロシア球の6N2Pにした理由は、「TX-1改」で電圧ゲインが66dbも取れたので

こりゃ具合良いと想ったからです。価格も安いし、良さそうです。

電源トランスの容量に留意しながら、進めます。

ブリッジで整流⇒平滑回路3段の予定。

ゲルマニウムラジオ(クリスタルラジオ)に100wアンプをつなげても耳はよくならないので

この2球ラジオはどうなるかなあ、、、。

過去の記事のように、1:3トランスの効果は絶大なので

AF段は2球だと、ゲインは10~15db程度は不足する予想です。

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2013年2月26日 (火)

中国製 PJ-80  3.5Mhzの受信機 (receiver) その2

なかなか寒い朝でしたね。

今日は、ベアリングのNSKと技術相談してました。

オイラの求めるベアリングは特注品になることがわかって、ちょっとビックリ。

物理的高さの制約もあって、既製品でかわしたかったのに、国産品だと無理ですか、、、。。

そういや、某大々メーカーのカタログに載っているた流体用トグルSWをオイラが使いたくて問い合わせしたんだようね。そしたら、日本国内での販売実績は今までゼロだそうで、、、、、、。30年前からカタログには載ってるだよね。日本でこれを使う奴はかなり限られるからね、、

でもね、これUSAでは普通に売れ筋らしいですがね。 エア便で届くまでまでの3週間は長いなあ、、。、

国産品では同等代替品ないから、待つだけなんだよね。 性能が劣るのなら国産で沢山あるけどね。。

同性能のものがノルウェー製であるようなんだが、販売経路不明で引き合いもできず、、、。

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PJ-80の続きです。

下限は3480kHZが聞えるようにあわせました。

こハンディで3480Khzを聞くと、また別格な音ですね。よく聞えました。

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↑ゼロイン近傍。 バーアンテナのコイルは高周波ニスで位置固定させておきます。

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↑ゼロイン状態。SGからの400Hzトーン波形です。

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↑バンド上限。

調整は、信号源があれば耳だけでもあわせられますが、

波形を見て調整することを薦めます。バンド内感度を平坦にするのが、ポイントです。

で、ローカルSSBも聞えて、予想したよりも面白いキットです。

回路学習になりますし、送料込みで2500円(2月20現在)なので、お薦めです。

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↑紅いツマミよりは、黒色の方がよい感じです。

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このレシーバー、V1の出力信号をC19にてループさせているので

V1のゲインさえ足りれば発振段の挙動になりますね。

C19の容量がポイントにもなってます。 小型でも感度を得るノウハウ??

 

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好みのバンドにあわせるのも面白いですよ。

以上、PJ-80の製作記事でした

7Mhz化してみました。⇒記事

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3.5Mhz~7.5Mhzの短波ラジオ製作記事

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40m AMを真空管で聞く。

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ST管で聞く

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2013年2月24日 (日)

中国製 PJ-80  3.5Mhzの受信機 (receiver) その1

高校の先輩が、気球フライト会社のオーナーでして、この日曜日にラジオで紹介されていて

オイラはビックリです。

インタビュー受けていたH君は 「地声と、ラジオからの肉音」が違っていて

オイラは「新しいパイロットを雇った??」とまで想ってしまいました。

で、すぐにtelしたらオイラの済んでいる町に転居予定だとか、、、。嫁さんも綺麗やし、ええでんな。

高校の大先輩に、NHK総合のお昼のニュース(月~金)にアナウンサーで出ていた

I先輩がいますがね、、。習字は上手いですよ。

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で、 DCレシーバー組み上げました。 型式はPJ-80です。

中国のARDF( FOX HUNTING)用のハンディ型の受信機です。

ハンディレシーバー(シングルコンバージョン?)の3.5Mhz帯です。 。

日本ではJL1KRA 中島OMが窓口になっておられます。⇒ここです

サイテックさんのダイレクトコンバージョンもロット終了のようで、またまた寂しくなってます。

現瞬間では、唯一の3.5Mhzハンディレシーバーですね。

2002年頃に英語で「ARDFの3.5Mhz用」を中国に問い合わせしたら、流暢な日本語で返事がきてビックリした思い出があります。価格も8000円前後だった記憶です。(もっと安かったかも??)

で,当時は買いそびれてました。

中島OMのご尽力で、価格もリーズナブルですので、

短波帯のDCレシーバーを探している方に、JUST FITしそうです。

1回コンバートさせて、ビート差分をDi検波しているので、シングルコンバージョンと呼ぶ方が

fitしそうですね。

先達が技術解説されて居られるので、ご一読されることを薦めます。

このPJ-80を7Mhz化した記事は、別項です。

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↑ ワクワクしますね。

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↑ 大きさは、物差しから推測してください。

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↑3.5Mhz用です。

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↑fox hunting向きに内部はアルミシールドがあります。

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↑ささっと組み上げます。VRの回り止めのツメがプラケースと干渉ぽいので注意します。

fox hunting用なのでアンテナコイル側に、ATT抵抗が入っています。

3.5Mhzレシーバーとして聞くなら、ジャンパーするか

「マイクロインダクタ+C」でロッドアンテナと直列共振させた方がよさそうです。

SGだと適性インダクタの値決定ができないので、実電波を聞いて決めていく必要があります。

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↑部品つけが済んだので、通電して動作確認中。

2時間も掛からずにまとまります。未調整でも聞えてきたので、ひと安心ですね。

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あとは、感度ピークの合わせと、Freqの合わせですね。

バーアンテナを使っているので、耳を期待中です。

調整は落ち着いてこれからです。(2球ラジオも同時に製作進行中です)

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このキット、

コイル系を換えると40mや20mも聞えそうですので、

奥が広そうです。

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2013年2月20日 (水)

水晶発振式 FMワイヤレスマイクの回路図(バリキャップ変調)

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この続きです。

トヨコムさんの水晶に換えてみた。トヨコムさんには、大変お世話になっています。

地震のあと、オイラの設計した設備(2009年 epson トヨコム納入済)が、とても気がかりだったが、「オイラが世話になってる社長さんから被害なし」を聞いて安心した覚えがある。

なにせ、乾燥重量で1.8トン近い装置なので、揺れにはドキドキですね。

トヨコムさん今後もよろしくお願いいたします。(困難な課題でお願いします)

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↑意外なほど安く、秋月で売られていた。基本波で20Mhz帯です。

水晶のNDKにも昔々行ったことはあったけなあ、、20年以上昔すぎて想いだせん。

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↑4逓倍で80Mhz近辺になるので、使い易いFreqです。水晶を変えたら波形も綺麗になりました。

FMワイヤレスマイク向きの水晶なので、見つけたら買いですね。

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↑右がFMワイヤレスマイクへ入れた波形。

左がラジオで受けた波形。(ラジオの電池が弱ってきて少し歪んでます。すいません)

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↑バリキャップは、SD116(若松でまだ売ってます)

コイル内径はΦ10.5mm、線径はΦ1.2。 コイルのターン数は、DIP METERで確認しつつ決定

コイルはオイラのマネをせずに、AMZのコイルを使う方がEASYです。

マイクアンプ(2石)+OSC+BUFFERの4石構成。

★水晶発振⇒DUBLER⇒DUBLERで4逓倍のつもりだったが、

水晶発振部のコイル側で4逓倍が取れたので、 回路変更した。

★マイクアンプ部は、いつもの2石直結回路。

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で、飛距離はこのヘロヘロアンテナで8mほどです。

変調は丁度よい感じ。バリキャップは、⊿FさせやすいISV101だと スイングしすぎかな、、。

オイラは、SD116の見た目が好きで使ってます。

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↑水晶発振式4石FMワイヤレスマイクの回路図。TRは、2SC1815Yです。

「発振のきっかけ」は、220pfで行なっています。

 220pfの容量増減で波形も変わるので、オシロを見ながら値は決定してください。(ノウハウかな?)

普通に発振して、普通にバリキャップで変調が掛かりました。

もっと深い変調を望む方は、⊿Fしやすいバリキャップを使ってください。

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長いアンテナは、飛びすぎますのでご注意ください。

以上、水晶発振式 4石FMワイヤレスマイクの自作記事でした。

超再生式FMチューナーも面白いですよ。⇒記事

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6BE6 ワイヤレスマイク

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マジックアイ ワイヤレスマイク

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2013年2月17日 (日)

水晶発振の続きです。(FMワイヤレスマイク)バリキャップ変調

「プラモデルを自作する」とも普通は言わないよね。金型で成型されたパーツを綺麗にきって、接着剤でまとめてるから、「自作のイメージ」からは離れるよね。

「てれびくん付録を自作しました」って、胸を張っていいますか?

用意されたパーツを組み立てる所作は、同じだよね。

市販自転車をネットで購入して組み立てして、「自転車を自作しました」と、blogにupできますか?
予め用意された部品を、組み合わせる所作ですよね。

「パーツが揃っている」のを購入してつくるのを、「自作」と呼ぶのは苦しいでしょうね、

だから「キットを自作する」ってのは、表現として正しくはないだろうなあ、、。

正しい日本語を読み書きできるように、オイラは成りたい。

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この続きです。

基本波では、強すぎるほど発振していました。

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↑バラックで、逓倍を取り出したら,やや周波数が低いかったです。

浮遊容量が効いてますね。

で、マイクアンプ部のゲインを確認。↓

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↑52dbほどありそうです。

バラックだと逓倍okでしたが、組み込んだら、逓倍してこなかったので、

水晶発振回路のCRを換えて、挙動を見てました。

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↑「発振のきっかけ」が強めだと、こんな波形になります。

もっと強くすると動作停止して、黙りこんでしまいました。

(トランジスタってそういう性質のデバイスなのは、皆さんがご存知の通りです)

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↑バラックで、もう1ラグ分、発振回路を組んで、比較実験してました。

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↑発振回路のLC部で、時々逓倍波が取れるようにはなりましたが、

まだ不完全です。

加えて、水晶発振のRFがマイクアンプ部のVR周辺に飛びこんでいるぽいです。

「距離を離す」あるいは「レイアウト変更」かな、、、、

「+Bラインへの漏れ」のような挙動なんだけど、、、。

LCの発振よりは、苦労が多そうですね。

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2013年2月16日 (土)

40Mhzの水晶を発振させてみました。(FMワイヤレスマイク)

本記事は、水晶発振式のFMワイヤレスマイクの製作です。

真空管を使ったFMワイヤレスマイクの製作記事は、

①FM 1号機 6EW6+6AQ8     (真空管でFM変調)

②FM 2号機  6EW6+6EW6+6GU7    (真空管でFM変調)

③FM 3号機  6BK7+6GU7     (真空管でFM変調)

④電池管 3A5     (真空管でFM変調)

⑤電池管+TR    3A5 ハイブリッド

トランジスタを使ったFMワイヤレスマイクは、ワイヤレスマイク一覧

を読まれてください。

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水晶を手にいれてトランジスタでの発振具合を見てました。

レーザー刻印で40.000とあるので40Mhzです。

刻印具合からすると、「SUNX」のレーザーぽいです。

9vで発振確認してました。

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↓こんな波形です。Freqは40Mhz÷3=13.333Mhzに近いですね。

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この回路は抵抗(470Ω)負荷なので、LCの発振回路に比べると、発振強度が1桁弱いですね。

抵抗負荷⇒LC共振に換えて20dbほどupできれば、 LCの発振回路と同じになりそうです。

これを80Mhzまで逓倍して、引き上げる電子工作を予定中です。

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↑LCの負荷に換装。

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↑LCの負荷にしましたら、発振電圧がしっかり9V近くになりました。

「20mVレンジ⇒2Vレンジ」にて測定できるほど、「水晶+LC」の効果は絶大ですね。

で乾電池が8.5Vのだと発振しなかったので、電源電圧にはやや注意が必要のようです。

抵抗負荷で発振しているので、LCは共振させる必要はないですね。Lだけでも発振強度はOKでした。

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FM帯のコイル。

空芯コイルだと線径が太い方が物理的にしっかりして、振動等の外乱に強いですね。

太すぎると巻きにくいので、Φ1~Φ1.2の線径が扱い易いと想います。

「発振のコイル径と長さ」の適正な比率は、古書を見ると実験具合が見つけられます。

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オイラは、Φ8.5のドリルに巻きつけてましたが、

最近はΦ10.5のドリルに巻きつけてコイル作ってます。

コイル径の太い方がDipが深いので、具合よいですね。

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TX-1 真空管2球式AMワイヤレスマイクキット2号機 回路図(6N2P+6BE6) その4

ガソリンが毎週、毎週値上がりしてますね。

他国での油田開発に、「日本政府がGOサインを出さないと、民間企業が海外で着手できない歴史が日本にある」ことは皆さんがご存知の通りです。

つい最近もラジオでドラマぽく流れてましたがね。

オイラの記憶では、誰かがこのことについて本を出版していた記憶が残ってます。

「円高でウハウハ」

「円安で値上げでウハウハ」になる訳は、学校の社会科で習うはずですがね、、、。

まあ、ロシアのプーチン氏が日本を誉めてますね。

「世界で唯一の成功した社会主義国家」と、、。。。

オイラより年配の方は、この程度のことは耳目されているはずですね。

OVER SEAから見れば、日本はそういう国なのでしょうね。

最近、亡くなられた評論家の方も 同様の事を申されていましたね。

そうそう、シロアリとは名言でしたね。

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忘れていましたが、回路図UPします。ごく普通です。

発振のきっかけ用コンデンサーの容量は、オシロで発振波形を見ながら決定してください。

★ポイントは「双3極管のIpが3mAは流せる」ように、抵抗を調整します。

用いる球種でIpがすこしバラツキますので、図中の数値はあくまでも目安です。

★FM帯ほどは、リップルに敏感でないので平滑回路の段数は軽くしてあります。

★電源トランスは大き目の方が、楽です。

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ええ、オイラはお馬鹿です。

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2013年2月15日 (金)

TX-1 真空管2球式AMワイヤレスマイクキット2号機(6BK7+6BE6) その3

双3極管に、6N2Pを入手してみた。

AMワイヤレスマイクの球を差し換えてみた.

まずは、6BK7でのマイクアンプのゲイン↓。58db位です。

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↓6N2Pでは、66dbほどですね。

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ロシア球の6N2Pの方が8db近く良いので、6n2pで定数を見直す予定です。

ヒーター電流と+Bが苦しいので、よさそうなポイントを探しますが、

アカンかったら電源トランスは、サイズUPさせます。

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2013,Feb,16追記

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↑平滑回路の抵抗値を見直ししました、

6BE6のバイアスは4.5V掛かるようになりました。SGも85V印加です。

ようやく、6BE6の平均的な動作点になりました。

6N2Pは良好です。3mAのIpにしました。変調もかなり良好。これはお薦めできるかな、、、。

回路図は、ここです。

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2013年2月10日 (日)

TX-1 真空管2球式AMワイヤレスマイクキット2号機(6BK7+6BE6) その2

今日は旧暦の、正月ですね。

皆さんがご存知のように、「ヒトの運気」は2月4日を境として変わりますが、

それゆえに節分と言われています。 天候の節だけの意味ではありませぬ。

ご年配の方々なら、知っているのが当たり前のことですね。

前から申しているように、オイラはお馬鹿ですね。

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球は6BK7+6BE6にしました。⇒その3では、6n2pに換えてみました。

真空管ワイヤレスマイクTX-1の2号機の続きです。

今日は発振させてみました。OSC球は、キットについてい6BE6です。

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↑上限

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↑下限

この位、可変できれば遊べそうですね。

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↑小型トランスに2球実装させていますので、

6BE6の「7番ピン⇔カソード」の電圧を測ると、1.7Vでした。

マイク入力を3mVと仮定すれば、1.7÷0.003=1706倍 増幅すれば足りそうですね。

デシBellですと、65dBになります。

デシベルが、「Bellさんに由来」ってことは皆さん知ってますよね。

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↑マイクアンプ部のゲインは58dbほどです。(計算より獲れてます)。マイクアンプ球は6BK7です。

少し足りませんね。

★電源トランスの容量制約があるので、

初段のIpは3~4mA

二段目のIpは4~5mA 位を狙います。

Ipをもっと絞ると音が細くなってしまいます。

流しすぎると大きめの音が入った時に、+Bが振られて変調がおかしくなります。(所謂△△変調になります)

このIpのさじ加減が、今回は必要です。

★+Bのリップル低減に、平滑回路のRを増やすと、取れる電流が減るので

塩梅をみてR値と段数をきめます。もう少しリップルを減らしたいですね。

680Ωの4段の方がよいような感じです。

★「真空管のIp加減」を学習するのに、丁度よい感じになりました。

(電源トランスをUPさせるのも、手立てのひとつです)

★双3極管なら、6AQ8,6BQ7,6BZ7,5670,5964,6J6,6DT8などがありますね。

手持ちの球を使ってください。12V球もOKですね。

「挿し換えて音色の違いを聞き比べる」 のも面白いですね。

★マイクはシールド効果が充分なものを使ってください。

★低周波発信器の信号ラインが、RFの信号を拾って、波形が乱れてます。

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↑左が真空管ラジオで受けた波形。

右がワイヤレスマイクへ入れた波形。

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↑テプラを貼って完成。LEDは、緑色に換えてあります。

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↑1号機も並べてパチリ。

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★長いアンテナだと飛びすぎますので、ご注意ください。

★電源トランスが少々暖かくなるので、トランスは1サイズ上の方が安全です。

★MP3やIPADと接続した場合、入力信号は100mV以上掛かりますので、

本機のマイクゲインだと2段目が入力過多になります。

マイクアンプ1段⇔2段間に抵抗でATTを構成してください。

★原型は、6BA6+6BE6ですので、バリミューの6BA6だと大きな音が入力されても出力はさほど跳ね上がりませんね。

本機は、双3極管でなく6AZ8の方が面白そうです。その3では、ロシア球の6N2Pにしてみました。

★BCは、Broad castの略ですね。

有名なBBCは、British Broadcasting Corporationですね。

BCの用語検索で、オイラのWEBに来る方が居られますので、念のために列記しました。

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↑ワイヤレスマイク群。記事はカテゴリーから入ってください。

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2013年2月 9日 (土)

TX-1 真空管2球式AMワイヤレスマイクキット2号機(6BK7+6BE6) その1

ラジオ工作の面白みのひとつに、ワイヤレスマイクの製作がありますね。

合法的に電波を遠くに飛ばすには、Amateur Radioがあります。

今回は、微小電波を放す「真空管式ワイヤレスマイク」の製作です。

ラジオ少年から領布されているBC帯の真空管式AM変調ワイヤレスマイク キットの2号機を製作してみました。 型式はTX-1です。

初段の球を換装してありますので、改造製作になります。

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↑キットの構成品です。

このキットをベースにします。

6BE6をスイングするのに、マイクゲインは、概ね70db必要になります。⇒参照記事

1号機は、トランジスタで補助させましたが、

この2号機は複合管1球で、なるべくマイクゲインを得るようにします。

「双3極管にするか?」「オイラが好きな6EH8にするか?」

これはかなり悩みましたね。

「トランスの容量が足りるか?」も気がかりです。

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↑7ピンソケットから9ピンソケットに換装します。

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追加でラグ板も取り付けます。

オイラは、スプリングワッシャーは使いません。

機械科で弾性係数を学んだ方なら、「ネジの締結」ってのがどのような応力状態かご存知ですね。

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↑周波数も少しは変化させた方も面白いと想って、ポリバリコンも急遽追加しました。

このダイアルはどこで手に入れたか?  、、、よく思い出せない。

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↑アース母線を張ります。

平滑回路は3段にしてみました。820Ω+33μFの3段です。

のちのち波形を見て、抵抗値は増やすかも知れません。

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↑いつものように、ディスチャージ用の抵抗も取り付けます。

ディスチャージ用は、低い値だと+Bが下がってしまうので、高い値にします。

雑誌のいろんな製作記事に値が載ってますね。オイラは500KΩ以上の値にしてます。

トランスからの線は、切り詰めません。⇒トランスを再利用できる可能性を残しておきます。

そろそろ球種を決めないと、先に進めません。

大雑把にゲイン計算すると

6EH8で45dbくらい、6BK7で50dbくらい取れそうです。

12v球だと もっとゲインが取れる球が幾つかあります。

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6.3vの双3極管に決めて、配線しました。

あとバリコン周りが残っています。

電源トランスの容量の制約があるので、 其々の球へのIpを巧く分配する必要があります。

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追加で用意するものは、

MTソケット、双3極管、CRを少々、ポリバリコン

今日は、「旧暦の年の瀬」ですね。

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2013年2月 8日 (金)

ポリバリコンに換えました。

中華人民共和国の方々は、ロックオンの意味も知らないで、

ロックオンしたようですな

東西冷戦時は、ロックオン=戦争開始の意味だったので、

米ソ両国は、決してロックオンはしませんでしたね。

で、映画を見て学習したかと想えるような「中華のロックオン」

米国やロシア、旧NATO国は確実に反応してますね。

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エアバリコンはAM/FM用なので、急遽ポリバリコンに換装しました。

エアバリコンは、のちのちFM用に使えたらいいなあ、、、。

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2013,FEB,17追記

TX-1改が良好なので、本機はしばらく棚あげです。

実験したい回路も、古書にもあまり見当たらなくて、回路検討中です。

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2013年2月 3日 (日)

5球スーパラジオ⇒6球スーパーラジオに改造しました。

昨年末に完成したBC帯の5球スーパーを、今日は改造してみました。⇒もとの記事

改造前は、1st DET(MIX)⇒IF⇒IF⇒2nd DET ⇒AF⇒AFの「IF2段、AF2段」の構成です。

このラジオでローカル局を聞いていたのですが、

ローカル放送局のすぐ上とすぐ下にノイズ帯がありまして、IFTのキレが甘くて、充分にラジオ放送を楽しめませんでした。

で、IFTを追加改造してキレを良くします。6球スーパーになります。もちろん耳もUPしますね。

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↑MTソケットが1つ空いているので、これを使います。

OQCコイル用の取り付け穴を広げて、IFTを増設します。

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↑ラジオ少年の領布IFTを使いました。

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↑フジのIFTもバラシて、中身を掃除しました。

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↑1球増えたので、各球のバイアスは見直しました。

「IFT⇒真空管の距離」で 「ゲインの上限」が制約を受けることは、

過去の記事に幾度も書いているので、バイアスは自然に決まってしまいますね。

IF段のSG電圧は軽くします。(IF3球とも100KΩにしました)

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↑IFTを調整中。

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↑追加IF段は6BJ6にしました。

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↑6球スーパーヘテロダインになりました。

1st DET(MIX)⇒IF⇒IF⇒IF⇒2nd DET⇒AF⇒AFの「3段IF」,「AF2段」の6球スーパーラジオになります。(中3ですね)

ゲイン過多にならないように、バイアスは変更しました。

IFTが増えたので、キレは良くなりました。

これで、ようやくローカル放送の信号がノイズと分離できました。

オイラの環境は、どうしてノイズが高いのだろう、、。 

夕方になると、ジャミング状態ですよ。なんとかならのかなあ、、、。

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このラジオを居間で、家族で聞いています。

SPはオーディオ用フルレンジなので、結構快適です。

市販ラジオより耳がよいので、とても実用になってますね。

メーカー製の5球スーパーラジオを改造して感度upしたラジオ

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2013年2月 2日 (土)

中国製IFT

高周波増幅を非同調負荷にしたヘテロダイン検波ラジオの近況です。

IF球は6GH8なのでAVC(AGC)がほとんど掛からないので、

AVCは6BY6だのみになります。

SWをON後の+Bが暴れている間は6GH8が突然黙ることがあります。

でも通電後2分もして、球へ流れる電流が安定すると良好に聞えるので

オイラの環境ではIFが1段だと「IFへのAVCは在った方が良い」程度です。

「中1ラジオのIFのAVC必須の処に住んでいない」ことを、感謝しているオイラです。

(IFのAVC必須の環境だと、IFに使える球が限定されてしまって、、、、)

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RF球は、ゲインコントロールできるようにVR化してあります。

オイラの環境ではローカル放送がノイズのスキマから聞えてくるのでIFTのキレが重要ですね。(上も下もノイズです。ここら一帯500m区間ほどノイズなのです。特定の送電線の系統だけノイズなのね)

国産IFTだとノイズとともローカル放送が聞えてきますが、この中国製IFTだとスパッとサイドが切れて、とても普通に聞えてきますね。

中国産IFTは、「IFT⇔球」の距離さえ確保すれば、日本産IFTより良好ですね。

「IFT⇒真空管の距離」が近すぎて、発振するのは至極当然なことなのです。

「IFTの特性を犠牲にするQダンプ」ってのは、最後の方法ですよね。

前から申しているように、オイラはお馬鹿です。

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2013年2月 1日 (金)

WebのLog file  その4

BLOGにリンクを張る時や、記事を引用する際には、

「相手に連絡する」って日本人としてのマナーがあるのは、皆さんがご存知の通りですね。オイラも、リンク先にはお伺い発ててますね。

「ネットエチケット」って言葉が言われだした頃から、WEBを行なっている方は、マナーがよいですね。

ここ数年で始められた方は、どうもWEBマナーをご存知ないようで、、、。

オイラの記事を「そっくり引用してBLOGの記事にする」際には、連絡だけはくださいませ。

本BLOGを参考にして製作するのは自由ですよ。

ただし「記事の転用記載」はプロの世界でもNGですね

 本 BLOGの著作権は、オイラに帰属しますので、、、、、、、。

う~ん、「大人としての社会行為」として、「小中学校で教わるマナー」は守れるでしょう、、。

オイラは、キットメーカーの回路図はUPしたことがありませんし、

今後もキットメーカーさんの回路図は掲載しません。

オイラは、著作権って言葉の意味は、理解しているつもりです。

オイラのBLOGを参考にして製作するのは自由ですよ。上手く作動しない場合は、質問くださいね。

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蕎麦屋で、メニューの「生蕎麦」を「なまそば」って注文する大人が増えていて、

困っているとよくきかされます。

茹でない「なま蕎麦」ってのを食べたことがあるから、

実経験に基いて注文しているんだろうなあ、、。

還暦近い大人が、「なまそば」を注文するもんだから、ギャグとしか思えないんですって、、。

オイラなら「なまそば」だと腹こわしそうですよ。

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KIT-2050 オイラも手にいれました。

7石トランジスタキットですね。 KIT―2050  

皆さんが、ご存知のようにトランジタラジオの技術はもう58年前にほぼ確率されていて、

かなり枯れた技術なんですよね。

sonyさんが、TR-55を売り出したのが1955年ですね。

で、オイラのような素人がラジオ造りの際に、教科書として読むのは

50年~60年代の技術書ですね。製作記事ではなく技術書ですね。

奥澤清吉先生の書かれた本に、答えの強力ヒントが載っていますね。

先達が築いてくれた事は、知識として身につけておくと、後々らくになりますね。

古書を読んで、知識を深めることは、今昔大切ですね。 

BC帯の局発って、上側で停止しやすいですね。

その理由は、古書を一読くださいね。

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KIT―2050

1月5日に領布開始ですので、今頃手にいれたオイラはマニアから外れてると信じてます。

設計者の意図が見え隠れするように想うのは、オイラだけでしょうか、、。

中国と聞くと、李香蘭を想うオイラはやはりお馬鹿ですね

★回路図を眺めたので、幾つかポイントを列記

①耳upの方法は2通りかなあ?、、、。

②OSCが停止しそうな時定数ですね。⇒OSCの注入量を見直し

                       ⇒OSC用TRのベース側も見直し

③タップドコイルだと苦しいかな、、、、。

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ベース接地のゲインの稼ぎ方は、さてどうしようか、、。

マニアにとって、ベース接地を換えるのはeasyすぎるでしょうね、、、、、、。

さてどうしよう、、、。(オイラはマニアでないから、安易な方法に流れたいなあ)

手をつけなかったら、ごめんね。

大雑把に計算したらこのラジオの「IFの1段あたりのゲインって、10db~△△db」の間なのね。

プロの方ならささっと計算できるから、とてもうらやましいですよ。

で、賢い方は  「どうして7石なのか?」理解したはずですね。

設計者の意図がぼんやりとは、見えてきましたね。

本家に少し書き上げときました。⇒ここ。

自作   真空管 BC帯 4球ワイヤレスマイク  その1

モノの価値が上がるデフレに誘導したい政治のようですね。

モノの価値が上がる⇒相対的には、紙幣の価値が下がりますね。

で、経済界は「給料のベースupは3年は実施しない」ような発言がチラホラありますね。

「労働力の流動性を高める」とのことで、最低賃金制度を無くすことを掲げた関西のお方の政党も多数当選したので、 給料はこりゃ下げることで政治も経済も一致してますがね。

労働力は余っているので、給料を上げる理由は全く日本にはありませんな。

まあ、物価は↑。給料は↓の生活の到来ですな、、。

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真空管の直結マイクアンプの動作確認も、前記事のようにFM機でできましたね。

Ipが少ないと後段に吸い込まれて、ゲインが目減りすることも体験できました。

直結だと初段は0.7~1mA,

2段目は4mA以上 Ip流した方がよさそうですね。⇒機会を見て、確認してみます。

で、BC帯のワイヤレスマイクをまたまた自作中です。

4球構成の予定です。

001_2

002

7pin ⇒9pin⇒ 9pin⇒ 7pinの構成です。

発振球は6BE6の予定なので、マイクアンプ部のゲインは80db目標です。

で、実験して確かめて見たい回路も実装してあります。

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