5球スーパラジオ⇒6球スーパーラジオに改造しました。
昨年末に完成したBC帯の5球スーパーを、今日は改造してみました。⇒もとの記事
改造前は、1st DET(MIX)⇒IF⇒IF⇒2nd DET ⇒AF⇒AFの「IF2段、AF2段」の構成です。
このラジオでローカル局を聞いていたのですが、
ローカル放送局のすぐ上とすぐ下にノイズ帯がありまして、IFTのキレが甘くて、充分にラジオ放送を楽しめませんでした。
で、IFTを追加改造してキレを良くします。6球スーパーになります。もちろん耳もUPしますね。
↑MTソケットが1つ空いているので、これを使います。
OQCコイル用の取り付け穴を広げて、IFTを増設します。
↑ラジオ少年の領布IFTを使いました。
↑フジのIFTもバラシて、中身を掃除しました。
↑1球増えたので、各球のバイアスは見直しました。
「IFT⇒真空管の距離」で 「ゲインの上限」が制約を受けることは、
過去の記事に幾度も書いているので、バイアスは自然に決まってしまいますね。
IF段のSG電圧は軽くします。(IF3球とも100KΩにしました)
↑IFTを調整中。
↑追加IF段は6BJ6にしました。
↑6球スーパーヘテロダインになりました。
1st DET(MIX)⇒IF⇒IF⇒IF⇒2nd DET⇒AF⇒AFの「3段IF」,「AF2段」の6球スーパーラジオになります。(中3ですね)
ゲイン過多にならないように、バイアスは変更しました。
IFTが増えたので、キレは良くなりました。
これで、ようやくローカル放送の信号がノイズと分離できました。
オイラの環境は、どうしてノイズが高いのだろう、、。
夕方になると、ジャミング状態ですよ。なんとかならのかなあ、、、。
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このラジオを居間で、家族で聞いています。
SPはオーディオ用フルレンジなので、結構快適です。
市販ラジオより耳がよいので、とても実用になってますね。
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