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2018年8月

2018年8月31日 (金)

ツートーン信号発生 基板 。  乗算回路と加算回路の学習に、、。

先日の乗算回路学習の続である。

2つの周波数のAF信号を ① 加算回路 あるいは ②乗算回路 で出力させる基板を興した。

乗算回路にはNE612を採用した。

目的は回路学習 と NE612の選別基板。 NE612は外部抵抗で動作点調整を行なえないので 時々 波形が綺麗でないものに遭遇する。 割合にWEB上でそれが見つかる。

低周波発振は 「twin-t発振回路」と「移相発振回路」をそれぞれ載せているので、CRを変化させて波形の変化具合を学んでもよい。

乗算による出力。

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NE612の1番PIN,2番PINに程よく信号をいれた波形。

401

****

強めにいれるとこうなる。

403

 ◇

加算による出力

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上記のように 乗算と加算では波形が違う。

Freq1 =350Hz ネライ

Freq2 =2.35kHz ネライにしてある。

基板ナンバー RK-24 になる。

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Tone01

2018年8月30日 (木)

村田製作所のフィルター CFWLB455。 LA1247基板は プロダクト検波 対応。

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LA1247 基板の続。

プロト基板に IFT を1個追加した。

フィルターにはCFWLB455(CFWM455)を推奨。

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知人から 「プロダクト検波を載せてくれ」と連絡が届いた。 AM検波専用を狙っていたが、リクストされりゃ対応はスムーズに行なうのが良い。 プロダクト検波には 7MHzダイレクトコンバージョン 基板(RK-22)で採用したNE612君に頑張ってくれるようにさきほどお願いした。

これで、プロダクト検波対応の基板は、RK-17 、RK-25に続いて3機種目になる。 ヌケ・オチのないことをこれから確認する。AM/SSB 対応の基板として3種類(TA7613,TDA1572,LA1247)あれば 自作派も喜ぶだろう。 

4機種、5機種,6機種と 増やすことはこの瞬間は検討していない。  

オイラは田舎住まいのFA装置の機械設計屋。 

2018年8月29日 (水)

村田製作所のフィルター CFWLB455シリーズ

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村田製作所のセラミックフィルターのカタログは公開されている。

murata_filters_AM.pdfをダウンロード

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特性図も公開されている。

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入手したのは±3kHz(-6dB)タイプ。 -70dB近傍まで綺麗だ。 IFTを3段にするので跳ね返りは判らなくなると想う。  SPEC表でみると このCFWLB455シリーズは CFWM455シリーズと同じだと想う。

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LA1247ラジオには、 CFWM455 或いはLTM455が載る寸法にしてある。LTM455はトーケン製で廉価だが、特性上跳ね返りが強いので原則推奨不能だ、しかしIFTを3段にするのでトーケン製の跳ねあがりは誤魔化せると思う。

本来は、村田のフィルター(CFWM455,CFWLB455)を使うこと。

タンポ印刷が W55H ゆえに、村田製作所 W55Hで検索すると見つかる。

SANYO LA1247 ラジオ基板。 AF ICは TA7368化。

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AF ICを TA7252 ⇒ TA7368に変更し低ゲイン化した。

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バリキャップVRの回転具合 あるいは バリコンのバーニア機構を備えれば、3~8MHzをカバーするようにコイルを巻けば 短波 Hバンド をカバーできる。

データシートをみると28MHzあたりまで守備範囲ICの可能性はある。

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ロクタル管での短波。

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短波① 2.3~4.4MHz

短波② 4.4~9.5MHZ

中波  の3バンドST管ラジオ。

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SANYO LA1247 ラジオ基板。通電して確認中。② Sメーター作動中。

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昨日の続になる。 AMチューナーICのLA1247(LA1245)を使った7MHzラジオ基板を通電確認中だ。

(S+N)/N=10dBとなるのは この位の値。 セラミックフィルターが3eleのLTM455(トーケン製)。感度面ではアイテックSR-7と互角。

フィルターは村田製のほうが格段に良いので、本基板時の製作にはCFWM455を推奨。

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Sメーターも振れる。もう少し振れてもよいが、メーターの感度か?? 

データシートには入力信号とSメータ指針の関係について公開されているので、自作する折には一読を推奨する。

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この位の信号で IF段で歪むようだ。 波形のクリップが見られる。駆動電圧を12Vにまで上げると改善される可能性が大である。メーカー推奨は12V。

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受信周波数表示もできた。このカウンターは RK-01 になる。

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50dBu時に、LA1247のPIN 13では8mVほどの検波出力。

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一通り確認できた。 具合よいと想う。

data sheetでは IFTを3個使用することが推奨されている。 この基板は2 IFTではある。 PIN10 とPIN11間の接続部品によって SNが変化する。 オイラはSNが悪い 2IFT式にしてみた。

・セラミックフィルターは1ele タイプが推奨されているので、現3ele ⇒1eleにすると感度upされる。 IFT x3 に セラミックフィルター 1ele で選択度として充分ラジオ向きだと想う。通信機型受信基板にするのであれば、AGCレンジは80~100dBほしい。

・BFO化はしない。 BFO付きラジオ基板としては LA1600基板が現存する。 プロダクト検波基板としてはTA7613基板がある。  TDA1072基板が28~50MHz主体なので、このLA1247基板は中波~18MHz辺りを狙っている。 FCZ 1.9で中波がカバーできるかどうか? 出来ないならトランジスタラジオ用赤コイルに50cm~70cm巻けば、 先日 紹介したようにoscする。

・AF AMP ICを低ゲインのものに変更するかどうか??  思案中。

2018年8月27日 (月)

SANYO LA1247 ラジオ基板。通電して確認中。①

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実装中。 icソケットの手持ちが無かったので暫定対応。

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セラミックフィルターに3eleのLTM455を使っているので、感度はこのくらい。AFはTA7252にしたが もっと低ゲインのTA7368で充分だ。結構な強さで検波出力がでてくる。

感度重視ならばSFU455。

SR-7と互角の感度。

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◇ 

カウンター用bufferの出力 。概ね2.5Vほどあるのでカウンター側は楽だと思う。

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あとはSメーター回路の確認だ。

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AF部はTA7368で足りるので、見直そうとも思い悩んでいる。LA1247(LA1245)のIF端には9Vが程よい電圧のようだ、それ以上加えるとゲイン過多で帰還発振する。

2018年8月25日 (土)

電池管3A5を10Vで発振させ、中波ワイヤレスマイクで使う。

 

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先日の 3A5トランスミッター(中波)のご要望が多かったので、bufferを追加した領布基板にした。

3A5のA電源は、STマイクロのLM317Tで2.8Vを狙う。このLM317TはMUST. 

トランスで3A5にAM変調を掛ける。 先般、記したように可聴域で特性のよい小型トランスの流通がないので、音質重視の方は 7極管によるトランスミッターをお薦めする。

トランスの1次側と2次側にそれぞれコンデンサーをパラ付けして 特性補正を行なうことを推奨する。この方法の詳細は日本放送協会刊行の本におよそ65年前の1953年から書かれているので、公知期間もかなり長い。これを知らないと随分恥ずかしい。

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◇ 9Vで作動する。 作動下限をみたら6Vで発振停止した。 3A5がお疲れだとやや印加電圧を上げる必要がある。

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MIC-IN 1.5mVほどで過変調になるように合わせてみた。

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左が受信した波形。 右が供給信号(RFが少し乗っている)

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概ね1.2mほど飛ぶ。 bufferを強めに作動させると電波がmic-lineに乗ってしまった。 bare footではないがbareなので過剰出力には注意。

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はいぶりっどトランスミッター 第4弾でした。 推奨電圧は9V~12V。

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通算257作目。

基板ナンバー RK-23として 本日からここで領布開始。

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2018年8月23日 (木)

SANYO LA1247を使ってみよう。 7MHzでamを聴く基板:RK-27

最高峰のラジオic LA1247を使った例:


YouTube: AM tuner IC LA1247 + sepp amp 。radio DIY

 
 AF部は「トランジタ構成のアンプ基板」。 音の違いが判る方むけに「LA1247はチューナー基板」になっている。
 
 


YouTube: sanyo LA1247 handmade radio .radio diy

LA1247+TA7368のラジオでつくる方むけの基板。

Ans01

 
 

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PIONEERのAM/FM チューナーに採用されていたSANYO LA1247が届いた。 ここでUP済みの基板に実装してみよう、、。

基板ナンバー RK-27になる。

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若松通商さんには 同一ピンアサインのLA1245がまだ多数売られている。

恐らく 低ノイズ選別したものがLA1247だろう。開発コストを考えると2マスクも開発するのは無駄な投資になりそうだ、それゆえに選別して低ノイズ品に新型番のせる方がコストメリットがある。

或いは低ノイズ化の為に版下変更したとすれば、「何故最初から低ノイズ品にしないのか?」と疑念が湧く。

2SC1815のlow noize品は、標準品の選別作業から低ノイズなものを抽出している。

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今日イーエレさんのsiteをみるとTA7320が売り切れていた。 tda1072は少し在庫があった。

DBMでは 波形の優劣を考えると送信系変調にはMC1496しかないだろう. MC1496は正電源だけで作動する。このことはデータシートに明示されている。 しかし、「正負の2電源必要だと思い込んでいる層」も存在する。

NE612は受信系或いは周波数変換用IC。 生成された波形が綺麗でないので送信用には腰が引ける。実験として遊ぶならNE612で支障ない。

MC1496, NE612を通電実験して得た感想だ。

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7MHz帯にはこの基板もよい。RK-144で検索。


YouTube: now checking my TDA1572 radio for 7.5MHz. short wave radio diy

電池管3A5を 80MHz帯ワイヤレスマイクに使う。

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昔に電池管3A5でFMワイヤレスマイクを自作した。 往時の記事

あれからほぼ6年経過するが、電池管でのFMワイヤレスマイク自作記事の新作がWEB上で見つからない。

電池管3A5は 不人気なんだろうね、、。 前回上手く行かなかったので第2案で再トライする。

Fmtx

つきつめると 真空管を12V駆動させたワイヤレスマイク記事が 日本にほぼない。

先日の3A5-TX(中波)は引き合いが多かったので、領布を検討している。3A5を10V程度でOSCさせることは 少しだけ工夫が必要になる。

80MHz帯での3A5 OSCはいままで24V以上必要だった。 50MHzならば12VでもOSCできる。

真空管の+Bを低圧12V駆動させたのはJF1OZL氏が最初だ。

電池管ではあるが、たまたまオイラは9V動作も成功している。

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第1案 は OSC(3A5)⇒buffer(3A5) だった。

第2案は   OSC(3A5)⇒buffer(TR)にしてOSC負荷を換えてみようと、、。

2018年8月22日 (水)

太陽光発電 ナウ。

今進行中の発電案件。

Dsc_0017

Dsc_0003

施工中、、 竣工まであと2ケ月ほど掛かる予定。

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オイラはFA装置の設計屋です。ラジオ工作は趣味です。

2018年8月19日 (日)

NE612でのオーバートーン利用。 新しい開発品が到着。

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先程の実験のように、NE612でのオーバートーン回路におけるCR定数は定まってきた。

1,

NE612を使ったダブルスーパー(TDA1072)を予定していたが、 fund と over toneではosc回路が同一にならない。

そこで 「HF専用ダブルスーパー」と 「VHF専用ダブルスーパー」の基板に別ける必要の有無について、、、、。

オーバートーンOSC回路で 基本波OSCさせるには、インダクターを基本波に同調させればOKである。(実験で確認済み)

それゆえに オーバートーン回路でHF~VHFまでカバーさせようと考えている。

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この写真のダブルスーパーはHF専用になる。 C11をジャンパーにて接地し基本波対応する。

TDA1072は50MHzで実績があり、NE612のオーバートーン具合も判明したので、ダブルスーパーの1st OSC周波数についてはこれから考える。45あるいは48MHzあたりが具合よいのかな、、。フィルターはcfwmにした。

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2,

NE612を利用したAM-TRXは、VHF専用(オーバートーン専用)にする。50MHzのamを検討中。

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3, 新MIC-COMP

イコライザー(LA3607)を載せてみた。 ICが未到着。

072

4. 

PIONEERのAMチューナーに採用されている「SANYO LA1247]でラジオ基板を興した。 PIONEERと似た感度が得られると想う。

この基板で中波専用に仕上げるのも面白い。その場合にはOSCコイルは自作になる。LA1247とLA1245は共にAMチューナー用ICであり、 LA1245のノイズ改良したものがLA1247とデータシートに記されている。 ピンアサインは同一なので使える。

LA1245ならば若松通商に在庫がある。

073

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以上、プロト基板であるが チャレンジャーを募っています。

NE612でのオーバートーン回路。50MHz帯で発振させる。

文部科学省とスポーツ省が、「授業を停止し 無償労働するように通達を出した」ことが話題中だ。平成版の学徒動員が通達された。

オリンピックの誘致については、国民投票が行なわれていないので、 都議会中心に誘致が決定された経緯が事実として存在する。  当事者は都議会であり 相手方はオリンピック委員会である。 都内に住居および住民票がない人々は第三者になることは明白である。

 第三者を巻き込む思想は戦前の思想と共通するところが多い。 もっとも 公文書を改竄するのが何とも想わない人々が日本国で多数であるから、 現代版学徒動員程度で驚いてはいけない。 アジアにおいては、貧困な国に突き進んでいる国が日本であることはあと20年経過すれば自証明される。

 

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data sheetの抜粋になる。 fundの回路と over tone回路と多少異なる。水晶振動子の位置が重要になる。data sheetではosc 100MHzが上限ぽい。

オイラの環境では16.6 x5 ≒80MHzはNE612オーバートーン作動できている。オーバートーン作動させたNE612記事が思いのほか無いとわかった。

「fig D」は additional と明示されているように、「fig A」に追加されたLCがある。 発振が弱いと基本波しか出てこないので、そこそこ強くoscさせて 高調波を巧く使うのがover toneのこつである。

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 ◇

基本波発振。 「fig A」で発振させた。

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◇ 「fig D」

「fig D」は 下の波形止まり。 over toneになりかけで もう一押し状態。9V駆動で 1マス0.5Vの4マス相当あるので OSC強度は弱くないと想うがオーバートーンには至らない。 crystalメーカーによるosc強度差も存在するが、現行crystalではこの「回路D」は苦しそうだ。

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「fig C」にてオーバートーンできた。 

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◇ オーバートーン時の定数。

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◇ 

NE612の第6ピン、第7ピンを使うオーバートーンは 「fig C」をベースにした方がよさそうだ。 等価回路で見ればトランジスタのベース、エミッターに相当するので、 B-Eだけを利用し、触れないC側を負荷にしたオーバートーン回路は割合苦労する。 

基本波発振回路 と 高調波利用回路 とでは水晶位置が異なるので、基板内に同居はやや無理なこともわかった。 

NE612を基本波発振させたダブルスーパー基板は手元にある。短波専用になるが、、。

 

NE612とオーバートーン回路。50MHzでトライ。

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NE612を水晶振動子をオーバートーン回路で発振させる実験中。

①インダクターの入れる位置を「SA612のデータシート」参照してみたが、オイラがパターンを間違えた。

カッターでパターンを切り離ししてトライしよう。

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バラックで色々と インダクター位置を換えているが、SA612のデータシートの回路通りではオーバートーンには無理。 もともとは「additional overtone oscillator」として公開されていた回路だと判った。

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工夫してオーバートーンさせた。基本波の5倍はすぐに取れた。 インダクターを換えて4倍までさげてきた。

必要なのは基本の3倍。

 50MHzの水晶振動子なのでfundは16MHz帯になる。 そのfundの4倍だとこの65~66MHz帯になる。コンデンサーが吊り下がるので低い側になる。

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オーバートーンのNE612回路を用いた基板を数種類検討中なので、 3rd オーバートーン回路をまとめたい。

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オーバートーンについてはNDKから この情報が約10年前から公開されている。 オイラには測れない領域の情報で非常に参考になる。

で、NDKは幾度とFA装置打ち合わせに行った会社のひとつだ。

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NE612でのオーバートーン回路については翌BLOG. 回路は公開中。

2018年8月16日 (木)

ツートーン信号発生 基板(乗算回路)を興して、通電確認した。

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乗算回路によるツートーン信号発生基板を興してみた。 「加算回路によるツートーン信号発生基板」が主流であり雑誌等でもお馴染だが、 「ツートーン信号生成において 加算 又は乗算 どちらが良いのか?」を確認してみようと基板化した。

まず、JA1AYO 丹羽OM執筆の「アマチュアのIC応用製作」(1976刊行)の122頁記載の写真をみると、乗算回路にて生成された「ツートーン信号」に似ている。 加算回路ではこのようになかなか為らない。

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「ツートーン信号の一例」と云うことで「記載された回路によるものではないような表現もある」。乗算時の輪郭線が見えないので、加算回路で周波数比がぴたり整数ならば、写真波形になる可能性もある。

また、SSB-TX調整時には、パルス変調によるトーン信号が推奨されていることはご存知の通りである。古書にさらっと記述がある。

一連のeagle cadを使った基板化作業は ここに公開してある。

1,

上記理由により、「乗算回路でのツートーン信号発生 基板」を作成した。

乗算回路には 200MHzまで作動するとされているNE612。(50MHzでの乗算作動は確認済み)

MC1496は50MHzでの乗算作動は非常に苦しいことを実験で確認済み。加算作動にしかならなかったのでもっと工夫が必要かも知れん。

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AFの発振には、「移相発振回路」と「ツイン T 発振回路」にした。Twin t oscillatorについてはwikipedia参照。

2,

twin t osc で低い側を発振させた。

思いのほか「twin t oscでは発振強度が上がらない」。0.6V程度には為った。(別基板では1.2vまで出たので半導体による個体差?)

NE612には 0.2Vも注入すればOKなので 3倍近くOSCしたので良し。

発振周波数は最終的に350Hzにした。

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3,

移相発振でのOSCは充分だ。

発振周波数は最終的に2.4kHzにした。

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4,

350Hzと2.4kHzなので粗めの乗算波形になる。

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、、、と JA1AYO 丹羽OMの記事で紹介されていた写真で刺激をうけて乗算でやってみた。 高い周波数の信号をここまで入れる必要はない。 

以上、

通算258作目になる。

「基板ナンバー RK-23(暫定)」は9月から領布開始予定。 ジャンパーピンによる切り替えで「加算回路 ⇔ 乗算回路」の機能も追加してリリース予定。

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おそらくは「パルス変調による 二つの信号」を用意して均等加算したものをSSB TXに入れるのが良いと想う。 今回は刊行本記載の写真波形の再現を目的としたトーン信号発生基板。

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過去記事になるが、参考に加算回路による ツートーン波形を紹介。 キャリブレーションのキット。

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上のように最大値と最少値が同時にはならない。

下のは高い周波数をかなり持ち上げてみたもの。輪郭が出てしまう。 刊行本のは輪郭が連続線ではない。

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「アマチュアのIC応用製作」に紹介されている波形には、加算回路ではまあ為らないね。

2018年8月14日 (火)

電池管3A5を12Vで発振させ、中波トランスミッターを狙う


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

リアクタンス管によるFM変調は、 ここ

Fm002

Fm003

 

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はいぶりっどトランスミッターの第4弾です。

もともと 2012年12月に3A5ワイヤレスマイクを製作済みだ。

3A5の第2弾ワイヤレスマイクは翌2013年1月に公開してある。

1, 7極管では88コイルのように2次側コイルで発振させることが多いが、 2013年1月に公開済みのようにOSCコイルの2次側の1端を接地して発振させる。 12Vのような低圧駆動では非接地端は遊ばせておくこと(これがノウハウ)。過去にこのような回路はないようだ。意外に初ものかも知れない。 結果9VでもOSCする。

左様なノウハウは各記事に明示してある。

「発振回路」は、「発振状態を維持できる回路」のことであり、「発振の切っ掛け」とは異なるので混同せずに考えること。発振の切っ掛けはだいたい 通電時のラッシュ電流により行なわれているので、+Bのコンデンサー容量には104や220uFなどを使い時間差を持たせる。コンデンサーの容量差もノウハウに入るだろう、、と。

2, 今回は 「2013年1月製作の3A5ワイヤレスマイク」と同様に、「発振の切っ掛け」として2次側端を1点接地する。他端は放置しておく。

電池管のヒーター電圧生成には、LM317を使った。 LM388は可聴ノイズが多くSNがとても劣化するが、STマイクロのLM317ではそのようなことはない。 3端子レギュレーターでは「電波ノイズを飛ばすメーカー」もあるが、STマイクロのは今迄ハズレはない、お薦めのメーカーだ。

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3A5.pdfをダウンロード

2、 OSCコイルについて

「トランジスタ用赤」を使う。

1次側の線長 =   70cm   。   タップドセンターにする。

2次側の線長 =   25cm

「このコイル +100 PF」でおよそ1MHz~1.3MHzの間でOSCできる。

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3,

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よい感じでOSCしてきた。 球の元気さが??だ、 OSC強度がやや弱い。

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4、

樹脂板にのせてみた。

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電波として飛ぶのを確認した。

音色は変調トランスの周波数特性に依存してしまう。 トランジスタ用小型トランスでフラットな特性物は無いので、選択に苦労する。 まともな音にやや近い「ST-17」にしてあるが、300Hzあたりからの低域が出てこない。 小型トランスの音色に留意しなければ多数あるが、まともな音域特性のものは左様な小型にはならない。

音の良い小型トランスが手に入らないので、 音質を気にしてはいけない。

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12V印加の3A5で遊んでみました。 3A5は片側使用で「C33⇒アンテナ」がよさそうです。

通算257作目

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この基板で遊んでみたい方は連絡ください。3枚だけあります。1枚になりました。

領布中。

2018年8月13日 (月)

太陽光発電業界の雄である「ネクストエナジーさん」

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「2部上場を視野にいれている」会社が、駒ヶ根市にある。

ネクストエナジー  シンジケート

で、、検索できる。

従来は3~4月に 広報にシンジケート情報があったが、2018年はいまだない。さてどうしてだろう、、???

オイラの処にまで届いたウワサではあるが、 決算が赤字転落らしい。 6月が決算月らしいので8月末には色々なものが公開されるだろう、、。

ネクストエナジーさんの技術力については ここに上げてある。

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ネクスト社のtop pageに紹介されているK社とは、 オイラが世話になっている会社だ。

2018年8月12日 (日)

SSG出力 5dBmで、 5桁LEDのラジオ用周波数表示基板はカウントした。三菱 M54821.

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JH4ABZ氏のサイトで「ラジコンのプロポの周波数計測できるか?」との問い合わせがあった。

さきほど確認を行なった。

10mWだと云うので、dBm換算では10dBmになると想う。

SGをdBm単位で表示させて、5 dBmでカウントすることを確認した。 5dBmは約3mWだ。

M017

M018

回路は、

M100

、、とごく普通の回路。スペース制約の下ではTR2段のRFアンプが載らないのでLNAにした。LNAはTRに比べてCRを計6点少なくて済んだ。

「FMのoffset 10.7」には専用プリスケーラーが必要になる。FM対応させるには 右側幅を12mm  5mmほど平げる必要がある。表示utが中央でなくなるので、左右バランスを取ると25mm  10mmほど横に大きくなる。左様な理由にて70MHz超えの周波数対応は 積極的には考えていない。従来のM54821表示器に比べるとかなり小型化してあると思う。

数枚をyahooに出品した。

出品中の商品はこちら

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カウンターICへの入力は5Vの1/2以上必要なので 2.6V超えで信号を注入する必要がある。

信号源が20mVであれば 「2.6/0.02=130倍」 の増幅が必要になる。これは43dBになるが、増幅度に余裕を持たせるともう10dBはほしいだろう。RFにおいて広帯域で増幅させるのはなかなか難しい。秋月さんのキットをみてもそれが判る。LNAを使ったが基板のインピーダンスを含めて検討するべき内容だが、田舎の機械設計屋であるオイラにはそれは無理。電気プロの出番である。

現行の上限68MHzタイプ

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VHF用プリスケーラを置いてみた。 5Vレギュレータ位置を変えた。 なんとかなりそうだ。もともと真空管ラジオの短波用で練っていたので、VHF帯まで狙うつもりは無かった。真空管6BE6の80MHzでも0.3VほどOSC強度があるので、ほどほどの感度でよいように想う。

貴田電子さんのが0.25V入力で周波数カウントできるので、少なくとも増幅度100倍はある。

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トランジスタ2段でRFゲインは45dBあれば似た感度になる。

「メーカー製周波数カウンターは20mV入力でOK」なので、RF部のゲインとして63dBは実測ありそうだ。RFでは1段あたり30dBってはかなりハードルが高い。 おそらく3段だと想う。

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TR2段を配置できた。高周波的には誉められないがなんとかレイアウトできた。

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mic-compものでも作図中だ

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mic-compものでも作図中だ。

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この基板は作動しますが、販売してはいません。

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2018年8月11日 (土)

455kHz セラミックフィルターを使う。 CFWM455。  SANYO のLA1201.

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1,

TDA1072基板のプロトタイプでは、フィルターにCFWM455を使っていた。

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、、とプロト時は実装していたが、 想いのほか減衰が大きかったので、 量産基板ではSFUにした。「CFWM⇒SFU」の減衰量の差異はここに公開してある。

 「50MHzでは この減衰差は大きい」と判断し、SFU化した。結果,TDA1052では 455kHzよりも470kHzの方が吸い込みがよく、フィルターの周波数による感度差異も確認できている。

2、 SFUを2段にした基板も興してある。

CFWM465或いは470を探し出せなかったので、 SFU465の2段使いを予定している。SFZ465も載る寸法にしてある。

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P1010003

上記プロト基板も手元にある。

3、 今手配中のTDA1072の第二弾では フィルターをCFWMにした。これはお盆明けに確認できると想う。

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4,

このプロト基板は そろそろ着手したい。LA1201基板だ。

P1010005

5、 今日作図しているのが、これ。

CFWM455を載せてある。 メイン ICはSANYO の製品になる。 パイオニア等国産チューナーに載っているICを載せてみた。

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メーカー名不明のCFWM455。 455kHz セラミックフィルタ。

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「メーカー名不明のCFWM455」を粗く測ってみた。村田製作所の正規品には ロゴマーク(タンポ印刷)があるがこれは無いので、「メーカー名 不詳」になる。 帯域幅はE。

外形寸法及び脚位置は村田製作所のカタログと整合する。 台湾ECS製は村田コンパチなのでスカートの跳ね上がり有無で見極めることが必要。

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村田製作所の正規品は 下写真になる。 小ロットだと、「樹脂モールド型の刻印コマを換えて機種対応する」が刻印部に樹脂段差がないので専用型だと想われる。 後期モデルは、製造検査装置内で検査後タンポ印刷されている。 所謂、多機種小ロット対応ライン化したことが読み取れる。

 

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オイラが使うのはW55H(6khz幅なのでAM向き) と W55I(4khz幅なのでSSB向き)。最近はRSでも売っているので楽になった。

W55h

余剰のW55Hはyahooに出品中

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1, 中心はここらいい。 通過ピークがここになった。

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2,10kHz低い周波数では20dBほど下がる。

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3、20kHz離れた周波数ではこうなる。レンジを切り替えていくと50dBほど減衰していることがわかった。

特性上の跳ね返りは発見できないようだ。 村田純正の可能性が非常に強い。

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4、中心周波数より1kHz低い周波数では、下がる。

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しかし、ここでは持ち上がる。

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もう1kHz下がると、減衰も増えた。

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5、中心周波数より上側でもここで持ち上がる。

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まとめ、 粗いが挙動がわかった。帯域幅はE表記でこうなった。 この2/3位の帯域幅辺りの製品が使い易いように想う。

スカートからすればECSより出来が良い。どうも純正ぽい。

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