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2018年9月

2018年9月30日 (日)

ダブルスーパー基板とLA1135基板

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①まず現状のダブルスーパー基板。

NE612のオーバートーン作動回路になっている。   

RF⇒NE612⇒TDA1072⇒AFの構成。TDA1072は感度良く50MHzで作動する自励式チューナーICだが日本では作例が少ない。

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「トランジスタによるオーバートーンOSC」化もこのレイアウトならばできそうだ。

実基板はこれ。 

P1010001

LC負荷を接続できるDBMが市場にあったので実験しようと準備開始したが、やや面倒なので基板にした方が後々良いと想った。

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いまレイアウトを検討しはじめた。

「トランジスタでオーバートーンOSC+NE612」に比べると配置が苦しいので、 手が止まっている。

上のプロト基板に手を加えた方が早い。

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オーバートーン作動と ファンデ作動では水晶位置が異なるような情報が多数ある。

LA1135レシーバーICの基板。

RPCが長期休日入りなので、バケーション明けの10月5日頃に手配を行なう。

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LA1135は鈴商で扱っているのがおそらくもっとも廉価だ。

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2018年9月29日 (土)

真空管式 AMトランスミッター 。GT管では24号機。ワイヤレスマイク回路図。

真空管のAMトランスミッターでは およそ50台ほど製作済みだ。 

トランスミッター回路図は ここに 公開済み。実装のノウハウは、 6SA7が最初に歪だすようにMIC-AMPのレベルに注意することだけだ。

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スマホ入力対応の真空管式AMトランスミッター。

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個体差があるが、6SA7には3V~5VほどのAF信号を入れる。 それ以上 信号を入れると過変調になってしまう。

トランスミッターの回路図は site 開設時から公開している。

回路図には実装時のノウハウを書き込む欄はない。

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製作時には 入力時に6sa7段で最初に歪みだす(過変調)になるように レベル配分を留意する。

概ね570~1500kcで飛ばせる。このアンテナで3m弱 飛ぶ。

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スマホからの信号を飛ばす。 「スマホ VR センター」時に、 MIC-VRは8部で ほぼ100%変調になる。

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通算261作目。

YAHOOに出品中。

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小型の送受信基板。 50MHz トランシーバーの試み。 真空管FM トランスミッター考。

テスラのバッテリー情報。 モデルs.の単三?電池ユニット。元の記事

20140819_180512

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qrpトランシーバー基板の情報まとめはここ

La1600zx18_2

送信基板と受信基板のトランシーブ化についてはここ

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さてポケロクの製作検討だ。

JF1RNR氏に挨拶してから1年半が過ぎてここまでこれた。

tnx to JF1RNR.

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50MHzのDSBトランシーバー基板。

OSC: TRによるオーバートーンで50MHz.   8月5日に実験したこれ

送信側:  TA2011 +NE612+ buffer.

「マイクコンプレサー基板で実績ある回路」 + 「ne612 トランスミッター回路」の構成なので、おそらく支障ないだろう。

P1010036

受信側: ne612ダイレクトコンバージョン受信機の6m版。

、、、、と過去に開発済みで実績ある回路で構成してみた。雑多な実験を重ねてここまで来た。

JH1FCZ氏のピコロクよりもやや大きい。

2019年1月追加

基板完成しました。領布しています。

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12V印加で3A5をFM帯OSCさせてみようと基板化した。

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過去実績では 3A5を80MHz作動させるには27vは必要だった。 過去情報

今回は基板化して3A5によるFMトランスミッターに挑戦。

「NE612式 AMトランスミッター キット」 はyahooにて。 

先般、領布開始したne612式トランスミッター基板は、再現性確認のためにあちこちに送付済みだ。JH4ABZ氏にも再現性確認していただいた。

「基板+部品」のキットはyahooに出品中。 「NE612式 AMトランスミッター」で検索すると見つけられる。

初回分の基板はすべて出品した。

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Ne612tx03

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NE612は投影面積が小さく使い易いのが特徴。 波形の綺麗さではMC1496より劣る。 PSNのSSBではやはりNE612では駄目で、やはりMC1496になってしまう。

また,NE612でのOSC作動は負荷側でコントロールできないので、オーバートーン動作はやや安定しにくいようにオイラは感じている。 WEBを調べたら オーバートーン向きのDBMがあった。ARDF用ダブルスーパーは この見つけたDBMでトライしたい。

下のはAMのトランシーバー基板。 プロト基板になる。

送信側: NE612式AMトランスミッターの6m版。 ne612をオーバートーン作動。 音声にはリミッター用ダイオードを入れてある。

受信側: 超再生式。 JH1FCZ氏と同様な回路。

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チャレンジャーが居られましたら、連絡ください。 送信側は実績ありますが、超再生の作動がまだ確認できていません。

2018年9月27日 (木)

サントリーと云う会社。  行政予算で土地開発してさしあげますからね。

サントリーと云う会社。

先日、サントリーと云う 企業が ただ?の地下水を求めて工場を進出させてくることが記者会見された。。

YOTEI.pptxをダウンロード

上のがサントリが9月7日に公表した区域だ。概ね3週間経過したので、公開する。

「地域説明会は開催されていない」と大町市役所の幹部から聞いた。しかし地域説明会開催は大町市の開発条例で定まっている。「地域への説明なしで記者会見」とは かなり惨いことをする会社だ。

また超大規模開発になるので、長野県環境アセスの審議対象になる。 しかし行政が土地開発するので、「行政機関内での連絡協議」の範囲だとみなされて環境アセスを審議しないことも予想される。

県機関での審議対象は10haを超える開発行為と公知されている。今回は41万m2と審議対象の4倍も広い。さて、審議されるかどうかな? 合法的に進めるならば審議だが、、、さて 忖度されるか?

大町市の審議対象は1000m2と小さい面積から該当するが、市議会での動きはまだ無い。忖度か?

天下り公務員の受け入れ人数はいくつなのか? 10人くらいか? あるいはゼロか?

開発地域での住民の話を聴くと、 「霞ヶ関、県庁、市役所と満遍なく天下りを受け入れるだろう」と予想されていた。

固定資産税は大町市には入らないようだ。 そのように大町市職員が云っていた。まだ、水吸い上げ量についての公式発表はないが、過去の水吸い上げ会社の実績からすれば、おそらく5トン/分は吸うだろう。

この水脈は穂高山葵へと続く勾配にある。 さて穂高がどうなるか? すでに地下水温上昇により山葵の限界に近いとも聞く。地盤沈下が話題に上がるのは2040年頃になる。

国、県の行政主導で環境アセス審議もなく認可のパターンだろうね。市役所としては上級官庁の指示通りに動く。民間中小企業にはアセス審議でハードルを高くするが、 「超大手には行政予算投入して土地開発をしフラットな形状変更・整備にして、準備が整いましたどうぞご利用くださいませ」と差し出すように行政外からは見える。

以上。

SANYO LA1135を使う。

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LA1135の続。

周波数カウンター用出力が0.3Vほどあるので、FCに直結することにした。

Photo

RF増幅は1段入れた。

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LA1247は上手くいっておらず、方策を検討中。

2018年9月26日 (水)

古備前高綱太刀 附 朱塗鞘打刀拵

役人A氏が5chにupしたメモ写真を持ってきた。詳細

公文書改竄で有名になった現自民党は、森友関連文章としては 交渉記録は約950頁存在。決済文書300ケ所が改竄。

Cc506ba0s

政府によれば、民間給料が上昇しているので公務員給料は上げます。

また、民間給料が下がっているので年金は下げます。 の2枚舌。

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先日、自宅で基板に部品をつけて半田つけしていると、妙に体が寒くて鼻水がでた。

奇怪しいなあと見ると、犬が恐怖で固まり声も出せない状態だった。 

すぐに、玄関に何かいると怯えた嫁の声が聞こえてきた。

オイラはすぐさま玄関に行き、手刀で斬った。 確かに強烈な負の気配で、触れたオイラが具合悪くなった。丸一日具合が悪かった。

撃退はしたが斬できたかはわからん。

後で子供が、「変なおじさんの顔がそこにあった」と話してくれた。

子供には見る力が偶々備わっている。オイラにはたまたま斬る力がある。斬る力に気ついたのは約10年前だ。この辺りは血の流れによるものだ。その意味では祖先の力を正統に受けついでいる。

成仏できずにいた先祖が多数おり、時折夢にでてきていた。子供の処にも武者姿で来た時には参った。

彼等が成仏できるように協力したことが、いまの「斬る力」につながっているようだ。先祖は大切に、。

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さて祖であるが、以前記したように、備前で没している。 備前に墓がある。本家は東京。本家本流はいまも東京。

オイラは分家本流筋。 益重になる。オイラ筋の分家先で役者もいるが、墓位置からしても分家本流はオイラのとこのようだ。

一益公は密教系もできたようだ。オイラへの返答は梵字でくる。この力が子孫に伝わっている。

信州のとある田舎に 源氏の流れをくむ者の気配が強い寺がある。県宝になっていたと思う。

2018年9月24日 (月)

AMチューナーIC LA1247 基板。

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オーディオメーカーが 「10番ピン ⇒ C R ⇒ 11番ピン」の使い方をしていたのでLA1247基板もそうした。

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(S+N)/N =10dBとなる SSG値。

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メータも振れた。ここが上限。もう少し振れてもよいが、、。

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ポイントは周波数カウンターへ渡す信号をあまり増幅しないことだ。 

FCポイント端でRF2Vもあると、回り込むことが判った。

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LA1247は 高周波増幅内蔵だがその負荷はLC共振ではない。この辺りに留意する必要がある。似たICのTDA1046では高周波増幅内蔵だが外部LC負荷になる。

カウンター用ポイントを以前の位置に戻して確定版になると想う。20番ピンからの出力では自作カウンターは動かなかった記憶だが、再確認する。

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9月23日 追記

20番ピンから信号は、JH4ABZ式表示器で周波数表示できた。 FC用回路は撤去する。

回路図中C17⇒104にすると発振が強烈になった。 R8,C17は不要ぽい。

R72⇒1.5kにすると 程よく発振した。 R72⇒0にしても 軽微な発振。

9番ピンでの吸い込みは465や460kHzの方がよい。 IFTを455にするとピークがふたつみれる。(CFWM455を入れると460のピークは見えなくなる)

AGCが効き出す強さのRF信号が入ると、発振は治まる。R5=1kが良い。

14番ピンは固定9V,8番ピンの電圧だけを下げていくと発振が強くなる。バランスがあるようで、RF V=IF Vが最もよい感じ。電圧を下げてゲインを下げるには供給7V以下の範囲らしい。他の指標からは8Vでは供給したい。

「13番ピンへのコンデンサーは バーアンテナから離せ」とあるので、基本ゲイン過多の設計らしいこともわかる。

2018年9月22日 (土)

NE612 式 AMワイヤレスマイク (トランスミッター) の自作用基板が完成しました。キットはyahooにて。 HAM RADIOもok

マジックアイによるワイヤレスマイク(my自作).

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YouTube: 6E5 ワイヤレスマイク 作動確認中





YouTube: 6AQ8+6BE6 : tube pcb for wireless mic.

生基板(RK-111)で領布中

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キノコと云えば「ホクト」なのだが、大町市にエリンギ工場(ホクト)が出来ておよそ17年経つ。

30年前のエリンギ大町工場は ホクトだった記憶だが、今見ると形跡がwebにはない。往時には、「余剰なエリンギを段ボールにて多数貰ったこと」が数回あるので、「エリンギ=ホクト」な記憶だが、、。エリンギは買うものでなく貰うものだと刷り込まれたオイラだ。 エリンギ(段ボール)は皆 対応に苦慮していた。

先日、大町市役所に居る友人に確認したが、 ベトナム人がエリンギ工場に派遣社員として働いている。工場幹部は日本人だ。

もっともエリンギ大町工場が30年前に進出してきた当初は、大町地域での雇用が増えて喜んでいたが、胸をやられて退職する人が多数おり その意味では評判はよくない。 いまやベトナムから出稼ぎにくるほど、日本は中国に負けている。

 菌が飛ぶ環境で呼吸すれば胸はやられてしまう。

この春に電子部品会社もほぼ中国から撤退してベトナムに移行した。「松下は1工場だけ中国に残してある」と聞こえてきた。

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NE612 式 AMワイヤレスマイク (トランスミッター) キットはyahooにて出品中です。

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注) JH4ABZ氏に再現性確認をしていただいた。支障なく動作している。、、と再現性確認済み。

・先日の小型のAMトランスミッター (AMワイヤレスマイク)の続になる。デバイスにはNE612使用。先日、プロトで確認し訂正した基板が届いた。本基板が正規版。

特徴として

VRによるキャリアバランス調整は止めて、固定抵抗によりバランス崩しした。結果AM変調になる。

上記固定抵抗を外すと バランス取れるのでDSB変調になる。

「水晶発振 or LC発振」はジャンパーピンで選択。 水晶発振はオーバートーン非対応。

基板は小型。[2IC+2TR+1V-REG]の構成だが小型。

調整箇所は、「周波数合わせ」「MIC-VRを回して過変調に為らぬように使うこと」。、、、と初心者にもトライし易い。

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「発振コイルには、トランジスタラジオ用赤」だとキットのように中波帯になる。 fczコイルもそのまま取り付くので、中波以外ならばfczコイルを使うこと。

水晶発振例として7,181MHz.

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◇AM変調波形。

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飛ばしてラジオで確認した。

右が注入信号。左がラジオでの受信波形。 20cm線アンテナで1mは飛ぶ。 mic-amp部に余裕があるので入力2mV時に MIC-VRがMAXだと過変調になる。

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過変調時の波形。 こう為らぬようにレベル注意。ラジオからの音が歪まぬようにMIC-VRを合わせる。

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サイズ確認。

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主たる部品は NE612(SA612), LM386, それにトランジスタ2個。 赤のOSCコイル。

NE612はイーエレで@320. LM386は@70.

赤のOSCコイルは@160~@200で流通している。回路図は中波帯LC定数なので、目的周波数に合わせてLC定数は変更。

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変調トランスレスなので、音域特性は良好。部品点数が少ないので、初心者向き。 調整箇所は「放送局のない処でoscさせる」こと。

「スマホからの信号をもらって、電波で飛ばし真空管ラジオを鳴らすこと」を目的として基板化した。スマホによっては youtube再生時に雑音を飛ばすものがあるのでそこは注意。

この基板の音を動画で上げておく。


YouTube: NE612 AM transmitter

通算260作目になった。

◇◇中波帯でのAMトランスミッターは

①動作点の調整が行なえるMC1496基板(基板ナンバー RK-13)。

②無調整なNE612基板(基板ナンバー RK-26)

の2種類。

◇◇HAM RADIO 用の水晶発振式トランスミッターとして

① MC1496基板(基板ナンバー RK-16)   AM/DSB

②  NE612基板(基板ナンバー  RK-26)   AM/DSB

、、、とQRP TX向け。

◇◇

MC1496基板は波形調整できる。 波形の綺麗具合では「MC1496基板 > > NE612基板」になる。過変調時の波形でも「MC1496 > > NE612」 。 電波の質では MC1496基板を推奨、簡便ではNE612基板を推奨。

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キットはyahooにて出品中。ne612で検索。

++++++++++

この小型ラジオ基板と 組み合わせばMWのトランシーバーが出来る。

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ミニサイズの真空管ワイヤレスマイクの製作例。 リードのs-10に組み込んだ例

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今の処、これより小さいサイズでの作品例は公開されていないようだ、webでは見かけない。

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ハム音を低くなるように留意して製作した真空管ラジオ。残留ノイズの実測値は0.4mVとメーカー製の1/10ほど。 メーカー製よりもSNが10dB以上良い。感度は15dBほど良い。


YouTube: 真空管ラジオのブーン音はどこまで小さくなるか?(残留ノイズ0.4mVのIF2段ラジ

オ)

SNが良くて低ハム音ゆえに、逆に受信感度が悪いと捉える人が多数発生しているのは残念。ブーン音(ハム音)が聞こえますか?

鉄筋コンクリート内でここまで聞こえます。 放送アンテナからは直線40Kmしか離れていません。しかしメーカー製真空管ラジオではこのNHK(540)すら聞こえてきません。

SNが良くて感度良いラジオは真空管式も半導体式も静かな音です。オイラのラジオを入手した方はSNの良さに驚きます。


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

ヤフオクに出品中

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2018年9月21日 (金)

LA1135で回路図。

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LA1247の実験中だが、LA1135で作図してみた。 オイラのプロダクト検波のデバイス実績としてTA7320がある。 NE612でのプロダクト検波はまだ上手くいかない。妙にRF信号供給側にでてきてしまう。

NE612ダイレクトコンバージョンとしての作動実績からすれば、 もう少し上手に作動してもらいたいのだが、やや苦戦中だ。

Photo

と、ssb 復調デバイスは 今瞬間 決まらず。 LA1247 基板の結果待ち。

aitendoにはLA1135が多数あった。

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追記: とりあえず大まかに配置してみた。

サイズはこの程度。 RFコイルが4個あるのはRF AMPがあるため。

データーシートの数値ほどは感度がないことが多いので 6~8dBほどのRF AMPを載せてある。RF GAIN コントロール化の予定。

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2018年9月19日 (水)

am/ssb の2モード狙う(第3弾目のicにla1247)。 IFT x 3 の挙動。

統一教会へ動員要請したようだ。 岸先生と統一教会は物凄く仲が良い。歴史的な事実だ。その岸先生のお孫さんであるから、関係は40年以上に渡る。

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「IFT x3 」で 帰還発振中。

1, まず 「IFT x2 」で挙動確認した。 

14番ピン(LA1247)の電圧を下げるようにR76を「51オーム⇒1.5Kオーム」に換えた。結果電圧は下がったが、帰還発振による可聴音がビートに変った。 ん???。

妙だなあ、、、と、 R76オームをゼロオームにした。 帰還発振は止まった。 このR76の値は「初回基板時にはゼロオームでは発振したので51オームに上げた経緯がある」。初回と今回では配置が数mm異なるので、パターンの微小抵抗差が要因のひとつの可能性がある。

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2,

「IFT  x 3」にしてみた。

帰還発振する。 3rd  IFTを 1st IFTに近づけると、発振が強くなった。

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いろいろとやっていると SPをIFTに寄せると帰還発振が強くなることも判った。 検波しきれない455kHz成分が AF部で増幅されているようだ。 データシート記載のLPFでは段数不足のようだ。

初回はTA7252,今回はTA7368なので 差があるようにも想う。

PIONEERの回路図にはLA1247がある。 10番ピンはIFTにつながっていない。これなら帰還発振はしない。

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2018年9月17日 (月)

am/ssb の2モード狙う(第3弾目のicにla1247)。 IFT x 3 だと9V供給まで下げた。

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am/ssb の2モード基板の第3弾になる。 すでに第1弾はta7613。第2弾はtda1572で開発済み。

第3弾のla1247を14v供給でsw on したら 発振してきた。 前回はIFTは2個、 今回は3個にした。 どうも455kHzでの帰還発振ぽい。

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◇9V供給にしたら 正常に波形がでてきた。

電圧を換えて、テスターでピンに掛かる電圧を確認していった。このレイアウトだと 14番ピン電圧が6.7Vなら正常作動する。 IFT x2 ならば 前回同様の14v供給でokの可能性もある。 「 IFT x3 」はデータシートのようにSNが改善されるので, IFT3個にしたい。

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◇ プロダクト検波は 第3IFTの後から貰うようにしてみたが、どうやら無理っぽい。オシロに1mVも引っ掛からない。

 貰い方は第3トランスの2次側がよい可能性もある。 方向性が定まらないので、 AM/ SSBの2モードは保留。 もう少し実験してみる。

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前回の作動実績ある基板を持ってきて確認した。 12V供給でOKだ。

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 ◇

左は前回基板。 右が今回基板。

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「IFT x3  + プロダクト検波化」には梃子摺りそうだ。

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すでに2機種 開発済みなので、 「第3弾まで必要か?」との思いもある。国内にはla1247はないようで、下位のla1245ならば多少ある。

単に技術興味でトライしていることは事実だ。

2018年9月16日 (日)

80年代チューナーのAMチューナーIC LA1247 (国産での最高峰)で am/ssb の2モード狙う。

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SANYO AMチューナー用IC LA1247を使った「レシーバー基板」の続。

PIONEERのF-120,F-505 ,F-757、 KENWOOD KT-V990, ナカミチ ST-70等に採用され、YAMAHAのT-2x, ONKYO T-435, LUXMAN T-117等では「下位のLA1245」が使われており、往時の最高峰AMチューナーICだ。

10番ピンに接続するIFTは直列共振作動なので、 IFT付属のコンデンサーを除去する。(写真 左)

チューナーメーカーの製品写真を幾つかみたが、IFTは1~2段だ、「データシート記載の3段」までは使っていない。、、、とやや難あり製品らしいことも分かった。

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、、、とここにきて 「プロダクト検波ON/OFF」をつけるのを忘れていた。

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前回AM作動を確認してあるので、今回はSSB(DSB)が聴こえるかどうかの確認になる。 このままDSB受信してみる。

支障なければ 「ON/OFF」のpin headを配置して 手配に移る。

◇◇追記

ゲイン過多の設計のようでデータシートに 帰還発振気味なことが明示されている。 配置には工夫が必要。IC内部は460kcでの吸い込みが良いので、フィルターの周波数選定は慎重に。

同等な品には、TDA1046がある。 RF部の負荷は外部部品になるのでLC共振により選択度とSNが稼げる。TDA1046は自励で30MHzまでokと魅力的なIC。

2018年9月13日 (木)

半田工作。中波AMワイヤレスマイクの製作。 デバイスはNE612.

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AM変調 : 

①波形の綺麗さではMC1496が優れている。MC1496の波形を下記に上げておく。MC1496でのAM生成は30MHzあたりまでだ。

綺麗な電波を好む方むけには、MC1496 中波 トランスミッターがある。

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②dbmの祖ギルバート氏が母国イングランドでlaboリーダーを務めた会社がplessey. このplesseyから優秀なdbmがリリースされていた。

そのSL1641で50MHz AM波形は下写真。 AMトランスミッター群

Rk8306

おそらく50MHzでは S042P とSL1641の2種類 が優れており、その後にNE612が続く。

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以下より本記事。

波形には片目を瞑って簡便さで検討すると NE612が手頃なデバイスになる。NE612などでは動作点が内部抵抗で決め撃ちになるので、波形を気にしてはいけないデバイスのひとつだ。

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主たるデバイスはNE612とLM386. OSCコイルは「トランジスタラジオ用の赤」。

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OSCはこのようになった。

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キャリバランスVRを配置しキュリアバランスを崩して片側によせた変調波形。 AM変調になる。等価回路上のトランジスタ動作点が電位的にセンターにないことが判る。MC1496ならば下側が綺麗になるように負荷抵抗(VR)で合わせていけるが、このICは内部抵抗で固定ゆえに手も足もでない。

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次にキャリアバランスを追い込んでみた。DSB波形だ。DSBならばまあまあな波形になる。DSB専用ならば使えるIC.クリコンもOK. キャリアバランス調整しないDSB使用が多数紹介されているが、波形をみるとキャリアバランス調整抵抗はMUSTになる。

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中波のワイヤレスマイクなのでAM変調にもどして、受信確認した。

50cmアンテナ線で1.6m飛んだ。 もう1段追加し出力を上げると アンテナ線の吸い込みがよくないので、回り込む。アンテナマッチング回路はナシにした。

ありそうで無かった「ne612のamワイヤレスマイク基板」になった。

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調整する処はキャリアバランスVRを全閉 あるいは 全開どちらかにすることだけだ。 

MIC-AMPは LM386にした。  MIC-IN 3mVで100%変調になることを確認してある。

NE612の1番ピンに信号が掛かりにくい側にキャリアVRをあわせて、120mVほど1番ピンに掛かるとNE612は歪みはじめる。 「バランスVRあり」ではこうなった。  

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この時、前段には信号0.7V印加になっていた。

回路図上の特徴は無い。水晶振動子も選択できる工夫はした。 NE612は80MHzも発振するので中波~80MHzのAMワイヤレスマイクとして遊べると想う。 「AM ⇔ DSB 」を狙った基板。 波形的にはDSB使用優先。

「キャリアバランスVRあり」での回路を上げておく。

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 通算260作目を実験中。

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OSC強度はオシロ読みで1.2Vほど。NE612に掛かるAF信号は高い側で0.3Vほど。 概ね4:1になる。

NE612を選別すれば 歪み程度が軽いデバイスを選べると想う。波形が劣るので本格的なAM送信ものとしては無理だが、「乗算回路による変調」のお手軽デバイスとしてなら良いだろう。

「MC1496の調整が面倒だ」との声があったので、今回は無調整でのAM送信ものを目指している。

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「キャリアバランスVRなし」で実験してみた。

◇AMモード波形。

随分と綺麗になった。それでもまだ下側がクリップしている。

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◇ DSBモード

MC1496と比べると「あと少し感」はあるが、調整レスでここまでならば良いだろう。 上と入力は同一だが波高は下がる(これがDSB)。 この波形をラジオで受信すると倍音できこえる。

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、、と実験結果をうけて 回路定数を換えた。⇒記事

上記記事にあるように 良好な作動を確認したのでここで基板領布します。

2018年9月12日 (水)

SANYO LA1247 基板。 プロダクト検波デバイスにNE612。

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検討中のLA1247チューナー基板のサイズはこうなる。 eagle cad free版の上限が80 x100mmなので 上限に近い。

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回路はデータシートそのものの。 プロダクト検波にNE612.

crystalやrezonatorでNE612を作動させると、LC共振に比べて強い発振になる。 このOSC強度がプロダクト検波の成否になるか?

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filterには、 CFWM455(あるいはW55)を推奨する。 TOKENのLTM455だと跳ね返りが割りあいに強い。 ここは村田製作所のfilterでしょうね。

プロダクト検波デバイスにTA7320を採用した回路例は、JA1AYO 丹羽OMがおよそ35年前に公開している。

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455kHzの発振源としてはCSB455。 幸いにCSB455(村田)はebayで多数流通している。 

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W55を載せてみた。 このW55もebayにて多数ある。

LA1600,TA7613,LA1247,HA1197,  TDA1072,TDA1572などがラジオ工作向き

◇ LA1600  基板。基板ナンバーRK-12。

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◇ TA7613基板。

基板ナンバーRK-17.

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国内のAM チューナーで確認していくと,LA1247(下位ICはLA1245), HA1197などが家電メーカーで使われている。

HA1197は若松に50個弱残っていた。LA1245は100個程度はあるようだ。

欧州ではAMチューナーに TDA1072, TDA1572が割合に使われている。この欧州ICの優れている処は、自励で68MHz作動すること(公称は60MHz)。しかも感度が良い。TDA1072はイーエレで取り扱い中。

TDA1072の短波版としてTDA1046(上限30MHz)が市場にある。 TDA1046は高周波増幅を内蔵しておりでRF負荷はLC(外部)同調になる。高周波増幅付きICの国産品としてはLA1247があるが、内部負荷なのでSNがどうか?

◇◇自作用チューナー基板(ラジオ基板)として、

①AM検波

②プロダクト検波

③Sメーター 作動 

があれば充分に最上位になると想う。

この3点に対応した基板では、 RK-25(TDA1752. 3.5MHz~60MHz)

と 実験中のLA1247基板の2種類ある。

「関西空港がつかえないので成田・羽田税関に輸送に振り分けれ、非常に遅延している」とOCSから連絡がきている。

◇◇30MHz近傍でも感度低下が少ない国産icとしてLA1137がある。これも手元にあるので、これもそのうちに検討しよう。まあTDA1046とLA1137が次テーマだ。

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スマホ等低インピーダンスの音源で真空管ラジオの外部入力へ入れるには、少しだけ工夫が必要になる。


YouTube: スマホでラジオauxへ入れる

オイラの自作ラジオには、その工夫基板を収納している。 この工夫は いまの処、市販品はない。 基板領布の希望が全く寄せられていないので、非検討だ。

この工夫に基づいて AMトランスミッター基板になっている。 だからスマホ入力対応なのだ。


YouTube: NE612 AM transmitter

2018年9月10日 (月)

マイクーコンプレッサーの第4弾。

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JA1AYO丹羽OMが LM3080を使ってマイクコンプレッサーを作成した記事が今も公開されている。

昨年、mic-compをlm3080でオイラも実験したことがある。想定より強い制御を外部から必要としたので、そのまま保留にしてある。lm3080はUSAメーカーのコンプレッサーにも採用されていた有名な型番だが、いまは廃種のようだ。

似たデバイスで今日は絵を興した。

Miccomp

デバイス情報はハムジャーナルのno,10あるいは14辺りに載っていた記憶だ。

SSM2166,NJM2783,TA2011のmic-compに続く第4弾を検討中。

「ta2011+la3607」も興したが無線向きではないので、領布は行わない。街頭演説向きのように思う。

量産型部材の調達もできそうなので上の図面とは別に第5弾も進めている。

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 LA1600 ラジオ基板、 TA2011マイクコンプ基板などは NPOラジオ少年にデータも基板も送付済みだが半年を経ても音沙汰がない。

オイラとしては 支障なく性能確認できたらデータごと渡して次品の検討を進めたい。

2018年9月 9日 (日)

UHFトランジスタ。LNA.

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M54821 表示器では、 LNAを載せている。

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 ◇◇

VHF用プリスケーラーを載せて110MHzあたりまで表示さようと、回路を興した。結果8mm長くなった。

 

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「LNA  x 2」 ⇒ 「UHF トランジスタ x 2」 に変更してみたら、 感度が14dBほど低下した。 UHF トランジスタじゃダメのようだ。

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LNAに戻した図面を製作中。 VHF入口もLNAの2段に換える。

2018年9月 7日 (金)

ラジオ工作。 AMレシーバーIC とプロダクト検波。 ラジオカウンター new。

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現瞬間のAMレシーバー基板は次表通り。

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・TA7613 は 他メーカから同じものが別型番で多数 流通しているので入手には楽だ。

TA7613 イコール TDA1083(イーエレにある) 。 東芝TA7613は若松通商にもある。

・TDA1072は おそらく イーエレだけだと想う。 TDA1572はeBay. 

・LA1247: 下位互換のLA1245は若松通商に多数ある。

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この4月に試作した「バックライト式LCD ラジオカウンター」が まもなく リリースされるらしい。

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ICの仕様は下記のように欧州/USA向けだ。残念ながらアジアの小国の日本産FMラジオには非対応だ。

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賃金ベースでは中国に負け、マクドナルド価格でも東南アジアで負けている日本なので、 新しく日本向けICを開発しようとする企業はない。

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先日、京都大学の教授(ケミカル系)と2日に渡って親しく話しをさせていただいたが、京都大学生ですら過去論文は読まない、いや 論文の内容が理解できない水準なことがわかった。

権力が狙っていた 「1億人総白痴化」が随分と成功している。

2018年9月 4日 (火)

NE612でのオーバートーン回路。色々と判ってきた。

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data sheet 推奨の回路。

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fig cに於いてトリマーは20pF. C2=8PF,

22PF→10PFが程よい。

プラスマイナス5Hzほどの暴れで収まってきた。

この暴れならば受信側として使えそうだ。インダクターの変化にピーキーなので、レイアウトが許すならば、オーバートーンでは外部OSCにした方がよい。50MHz帯でのオーバートーン実績が検索hitしない理由もわかってきた。プロダクト検波確認用ツールとしては これで良いだろう。

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