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2019年10月 6日 (日)

今日 手配の基板群。 同期検波 と mic comp

この基板の手配

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これも手配

このTA7616は短波チューナーとして開発されたようだ。20MHzまでは守備範囲らしい。

高周波増幅段が独立負荷になるのでSN良いものができる。

 LA1600等の抵抗負荷の高周波増幅ユニットでは、LC負荷に比べてノイズレベルが高い。

 抵抗負荷によるノイズ強のラジオICとしてはLA1050が有名。(ノイズが強くSNが格段に悪いので LA1050を使った基板はオイラは興していない). 3端子ラジオicを使った記事が雑誌上に初めて登場した際は、衝撃であった。実際にオイラも本を買った。

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「LA1050等SNの悪いデバイス」でラジオ製作は小中学生向けの雑誌には多数あったが、 いささか大人になれば 雑音の強さが判る。

もともと雑音が少ない受信機、低雑音デバイスを目指していたのがラジオ史である。 昔に戻って雑音多々のデバイスを歓迎するのは、 まあ褒められない。真空管全盛期でも雑音指数を踏まえて設計する。

LA1050は、 小中学生向け、 初めてラジオを造るには手頃なデバイスである。それ以上ではない。

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mic-comp の手配。

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シンクロナス の基板。

ta7613で同期検波ラジオを狙っている。

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YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

SSBの受信できる基板 一覧表。

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主たるラジオ基板の ラジオIC、クリコン有無、RF-AMP、プロダクト検波をまとめてみた。 LA1135,LA1247は外した。

HF帯プロダクト検波ではRK-63がお薦め。 感度出過ぎなので注意。

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オイラのRK-03で50MHzの表示も裏技でできる。RK-60にRK-03を装着してみた。恐らく最少のダブルスーパー式AM/SSB受信基板. 感度はRJX-601並。10mm角IFT,FCZコイルを使ってこのサイズ。

小型トランシーバー向けの基板。

La1600zx18

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ラジオICでは AGCのアタックタイム、リリースタイムが内部CRと外部CRにて定まる。

Sメーター回路を追加したくて、仮にAGC端子に余計なCRを吊るすとアタックは遅くなり、リリースタイムもズレくる。結果、受信フィーリングが変質する。ヒトの聴感性では0.5ミリ秒の差が判る。

 設計時のタイム(数ミリ秒)を計測し数値を確認してからなら、Sメーター回路を追加も可能だ。 お邪魔部品が吊り下がるのでタイムは確実に遅くなるので、どのていど遅くなったかも計測する必要がある。この辺りの数値を公開できないならSメーター回路は後つけしないこと。

LA1600にSメーターをつけて、アタックは何ミリ秒 遅くなりましたか? 。アタックタイムが遅くならないように、どう工夫しましたか?

2019年10月 3日 (木)

trx基板

CWer向けのtrx基板を作図中。

大陸のピクシー:  受信部は NEOPHYTEの延長だ。TOPにcrystalが入っているのが新規性かな?(米国サイトでそれを昔みた記憶があるので、新規性は??だ)

そのピクシーより受信ICが3個多いので、その分大きくなる。

Photo

65 x60位になると思う。

回路構成上、新規性は薄い。

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fm放送の電波を受信してそのままam変調に変換する回路を考えるエンジニアの出現を望む。復調せずにダイレクト変換。 今の到着点は、「手がかりになるものは見つけた」。

田舎の機械設計屋には 随分と難しいことだ。

2019年10月 2日 (水)

FCZ研の 「RX-504 50MHz AM受信機」は「TA7613のシングルスーパー」

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JH1FCZ 大久保OMの開発品 「RX-504」の記事を眺めている。刊行物になる。

RX-504は、TDA1083(TA7613 , HA12402)の「IF段+AM検波+AF」を使ったシングルスーパー。ΔFを広げすぎると周波数合わせにややつらい場合がある。

・「RX-504の 感度では 50MHz  SSG=0udBV 15%MOD が入感する」とある。RJX-601並みだ。 

実際にラジオIC感度では TDA1083 > LA1600 になった。 8~10dB近い感度差が確認できる。 このTA7613は感度良くてAF内蔵と小型化向けICだ。

・LA1600を親としたクリコン式50MHz受信機はRK-60で領布中。このRK-60はRX-504同様にRJX-601並み感度だ。BFOはon/off式の注入なのでCWも聞こえる。もちろんセラミックフィルターは現行流通品では優秀なW55Hを使っている。

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記事中の大久保OM 曰く「このIC( HA12402)はラジオ用のICですが中々使いやすいものでまさにスーパマン的です」

HA12402での受信機は感度出過ぎで使い辛いようにも思っている。

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・オイラも RK-63(AM検波、プロダクト検波。  メインデバイスはTA7613) をまとめてみて、「オール イン ワン」の使い易さも体験できた。2nd IFT利用でプロダクト検波も行う 小型基板になった。SSG= 2udBV で (S+N)/N=10dB。 455kHzフィルターはw55h(W55I)推奨。

・RK-63では 7MHzで0udBV信号も入感する。DPであればアッテネーターを30dBほど入れて受信する必要がある。

Rk63002

感度良すぎるのでくれぐれも注意してください。

このRK-63(AM/SSB   2mode RX)にクリコンを付ければAM/CW/SSBのダブルスーパー受信機になる。 クリコン基板はRK-53の基板ナンバーで領布中。

2019年10月 1日 (火)

ダイレクトコンバージョン

少し eagle cadを進めてみた。

ダイレクトコンバージョン。

ミズホで多用されたsn16913にしてみた。

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このデバイスによるtrxは ソコソコあるが、受信ものはないようだ。

「感度がどうなのか?」のレポートを探索中。

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my pc(main)は、win2000。 chipは945Gだ。2005年のリリースらしいので14年ほどシステム変更していないpc. html とmailer と cadが走れば充分なので15年前のpc能力で足りる。net速度は光ファイバー環境に左右されるのでupは80位。lan cardは 3com.カニサンchipじゃここまで速度でない。

intel 945Gで充分な通信環境だ。

2019年9月29日 (日)

LM3080。mic-comp続。

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LM3080のcomp基板の実装。

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とりあえず、信号を入れてみた。

LM3080の6番ピン出力としては3mVくらいが上限。それより上は歪む。

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しっかりと歪んでいます。

6番ピン出力は7mV前後。

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前回から時間が随分と空いたので記憶が定かでないが、歪みなしで2~3mV出力だったかどうか?

入力側でバランスVRを正反対に合わせてしまったように思える。深呼吸してから確認する。

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コーヒーブレイク後に、バランスVRを回してみた。 ベターなポイントが出てきた。

・LM3080のゲインは45dBほどだ。 4.5mVが入力上限だった。

・LM3080 6番ピンから一旦トランジスタで受けて、下流に「出力」「コントロール電圧生成」とした方がよい感じだ。コントロール電圧生成部 と 基板出力端で 6番ピン信号の引っ張り合いをしている。 

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YouTube: COMP-METER,USEING TA2011


YouTube: NE612 AM transmitter


YouTube: mic-comp using an829,panasonic

2019年9月27日 (金)

プロダクト検波の自作基板。 ca3028で復調。

DSBマーカー(455kHz)から信号を入れてプロダクト検波確認した。

Rk63031_2

聞えてきた。 

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次はta7613が トランジスタ赤コイルでoscしなかった訳を確認する。

一瞬oscしたと思ったが、、、、

2019年9月23日 (月)

東芝TA7641で基板化してみた。


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

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IFT式のラジオICで最も小型のデバイスは、東芝のTA7641になる。one-IC ラジオにトライしてみた。余談だが、IFTレスではSONYのが世界最小ICである。

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基板サイズは この位。OSC部からIF そしてAFまでワンパッケージの3V駆動ICだ。ダイレクトドライブスピーカー方式でSPを鳴らしている。

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通電してみた。

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う~ん、ちょっと回り込む。 OSCコイルからの結線がアンテナコイル経由でICに戻る回路が推奨されているが、推奨回路を見るとIF回り込み発振に苦労したことが判る。

オイラもIF455が悪さをしている。たまたまサトー電気販売のOSC赤を使ったが、発振が強すぎることも分かった。 OSCコイルは自作しかないようにも思う。

推奨回路の1st IFTは複同調式だがもちろん販売終了なので、現行品にした。 ただTA7641搭載ラジオでは複同調IFTでは無い。なぜ民生品では複同調でないのか?  混信除去には複同調だろうとは思うがね、、、 

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このICは同期検波ですいね、そこで「最小の同期検波ラジオ基板」になる。それが目的。

2019年9月15日 (日)

50MHz トランシーバー考。 am / dsb 

R63w4g1fjge

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・50MHzでam変調の送信基板は2種類できた。dbm(ne612, s042p)違うだけで他の回路は同一。800mW程度は入るのでqrpとして遊べると思う。crystalの固定freq式。ミズホのam-6xと同じく固定周波数(送信)。出力はオイラの基板の方が出てしまう。RK-65.RK-66. 後段にはJA1FG梶井OM 推奨のマッチング回路は必須。

・受信にはダブルスーパー基板のRK-41, RK-57,RK-60,RK-61がお薦め。受信周波数をデジタル表示させればキャリブレは不要。

・送信基板/受信基板 ともに水晶発振部は とある抵抗を剥がしてやれば単独常時通電できる。結果、周波数はふらつかない。 受信部は第二IFを3MHz前後にすれば中波ラジオ並みの安定度になる。またデジタル表示させるので「どこを受信しているだ? 困った」が起こらない。

La1600zx19

 

La1600zx18

、、と AM-6X並みのトランシーブ作動を考えて基板化(送信。受信)済み。受信感度はRJX-601超えのものもあるので、自作品として充分に遊べると思う。

・混信対策には受信基板VRからAF-BPF(RK-64)へ信号を渡してください。

2019年9月12日 (木)

KP-12AのようなARA方式マイクコンプレッサーについて

アナログでのフィードバック式制御のcompは、ssm2166,ta2011,njm2783,an829,sl6270と基板化済み.

・lm3080は今週末に確認できると思う。 そののちはフィードフォワード式制御とARA(

af -rf-af)を検討する。

・ARAでネックなのはフィルターになる。現行品は高いのでsecond handで探すとicomのが小型で都合よい。 水晶振動子をラダーで組んでも投影面積が大きくなるだけでパフォーマンスは悪化する。

yahooにあったのでこれを利用した配置図になる。

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70x 80に納まるかどうか?

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dbmをKP-12のように使うと波形の質が劣るので、そこは改善してある。

追記

納まるぽい。

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2019年9月 7日 (土)

挑戦中。TA7613 typeⅢ。 中波の同期検波をラジオicでトライ中。

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・ta7613を7mhzで使ってプロダクト検波させた基板がRK-63.往時の部品が流通しておらず、TA7613でFILTERを使い同相入力を誤魔化しつつ使っている。(欧州回路がそうなっている)

・TA7613はAF内蔵ゆえに基板が小さくてすむ。そこでプロダクト検波のかわりに同期検波デバイスを載せてみた。

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・しかしAMラジオ用OSCコイルでは発振しない。FCZコイルではOKで、国内流通コイル(赤)では現状駄目だ。

・LA1600や TA2003,TDA1072では赤コイルもFCZコイルも発振したが、このOSCでトラブル中。RK-63の回路と配置も転用なので作動して当然だが、どうもコイルの方向が整合しないようだ。、、

・oscコイルの2次側を入れ替えたがoscせず、、、、う~ん??。 挑戦中。

・ta7641に替えるか?

・TA7613を中波で使って判明したこと。: oscは+vラインを利用している。戻り信号を13番ピンに入れている。(これはLA1600も同様だ) 。しかしアイソレーションがよろしくなくAF信号増幅段へも回ってしまっている。2017年春製作時には、afは別なicだったのでこの問題は表面化しなかった。RK-63の挙動に不安定さが極まれにあったので領布は延期していたが、これで要因が判ったので回路修正し領布に至れる。9月16日頃にRK-63のリリース。

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YouTube: AM transmitter ,using mc1496.


YouTube: 12.6Vで動作する真空管ワイヤレスマイク

2019年8月30日 (金)

synchronous detector のdevice

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synchronous detector.

・同期検波と呼ばれている。「sony cx857 」「sony cxa1376」がbcl radioでは有名である。このdeviceは今も入手できる。数式を見てもオイラの頭脳では理解できない。「syncronousの範囲が何度までなのか?」が式から導かれるようには思えない。デバイス使用及びプリント基板上では信号遅延するが、このfactorを考慮した式をそろそろプロエンジニアが公開してもよいだろう。

・能動素子によるものでは大別して ①vco内蔵のタイプ  ②外部vcoタイプ になる。データシートで確認したが凡そinput 20mVのものが主流だ。20uVで作動する優れものもある。現行製造品もあった。ざーっと見て10種類ほどのデバイスでsynchronous detectorできる。

・且て販売されていたキットでは「VCOデバイス+DBM」の構成らしいことも分かった。この構成での作例はあちこちで確認できる。

・オイラの同期検波B案(稼働中)は、能動素子(vco内蔵)による。所謂one deviceでsynchronous detectorさせている。このone deviceでの日本使用例は初めてだろう。(過去記がhitしない).           まあb案回路図はupしておくので、製作時にレベル配分はcut and tryでお願いします。

・日本で紹介されているのは能動素子による回路であるが、オイラのA案は受動素子によるものである。

・現行デバイスでは、50MHzのamをダイレクトに音声信号できるものがある。入力は100uV以下で作動上限が70MHzだから50MHz 30udBV信号(AM)ならばダイレクトに検波は楽勝だろう.(オイラしばらくはAMダイレクト検波に手を出さない予定なので、他の方お願いします)

・2倍の早さでシンクロさせても復調できる。AMは元々スイッチングされた波形ゆえに、2倍の周波数でシンクロさせても復調する。音色面では2fがgoodだ。3倍でも成り立つと想うが未実験だ。

とメモ書き。

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・ta7613 typeⅡ (am/ssb radio)の位相入力タイプは基板が昨日(木)出来上がっているがfedexが今日もpick upに来ないようだ。このまま月曜日のpick upになる??ようだ。火曜日のshippingになると思う。 それにしても貨物便数の減り方が激しい。

2019年8月29日 (木)

LA1600 ダブルスーパー短波基板 : 50MHz AM 周波数表示考

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LA1600を使ったダブルスーパー基板 rk-60の補助説明を上げておく。

感度は下表のようになる。rjx-601並だ。

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おそらく周波数表示方法を考えあぐねている方がいるかも知れないが、2017年にリリースしたLC7265表示器が使える。(裏技使用)

2017年blogには方法記述したが、そのdateまでは不鮮明だ。

51MHz帯での表示はこうなる。最上位の5が無いがそれ以降4桁は表示する。これで受信周波数が1khz単位で正確に判る。

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bule ledにして50mhz帯を表示させた。

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・ケースの中身はRK-60だ。おそらくこれが実装最小サイズに近いだろう。樹脂ケースだと加工性が良いので入れてみた。spはジャック出しになる。

・LC7265はスタティク点灯なのでノイズがほぼない。ノイズ源にならない物質はないので、正しく云うと計測不能なほど微弱ノイズである。

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・裏技はダブルスーパーの1ST OSCを48MHz,あるいは46MHz等の偶数にすること。47,45ではだめだ。「LC7265の最上位は 1  または 無点灯」なのでそれを使うように1st oscを定めればよい。と云うことで52.001~54.000MHzの表示は苦しい。

・la1600は中波ラジオと同じようにoscはupperにする。

・初めてのダブルスーパー基板RK-41でも48MHzで1st oscさせているのは、LC7265表示器で周波数表示できるからだ。


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

2019年8月24日 (土)

pcbwayからの到着基板。確定版と ta7613修正版。


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

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シルクを訂正したのが届いた。確定版。

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上の基板を実装して鳴らす。


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

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これは修正版。 ssbはプロダクト検波で復調する。

局発の廻り込み対策とcold側を見直した。 効果があったかどうかの確認はこれから。

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2019年8月17日 (土)

TA7613 type 2 はレイアウト変更した。其れにラジオはA案、B案。

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TA7613 type2 のレイアウトを見なおした。 

1, 局発が廻りこみ難いようにしたつもり。

2, cold側も少し変えた。

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・いわゆるベタアース化しても80mhz近傍から下ではその効果は確認できていない。 真空管ラジオで鳴らせる範囲の周波数帯では効果が見つけられない。

・寧ろ、コールド側の表面積が増加して外来ノイズに弱くなる。ノイズキャッチエリアが増えるだけのことが多いのでベタアース化の際は要注意。

◇◇◇

① 先日の「半導体+1S5ラジオ」はモー値が小さいので12AV6に換えてみた。2dB程度の増幅になる。駆動電圧が低いので入力信号を吸収してしまうような動作になる。

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中波帯ラジオは A案、B案の2通りにしてみた。

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2019年8月16日 (金)

ta7613 type Ⅱ。内部AFを使ってみたら波形はデータシート通りだ。

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①TA7613 typeⅡを実装中。

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・amの受信を確認してみた。出力してきたので回路はOKのようだ。

・この回路では感度がやや出てこない。 この回路ではRFなしのLA1600よりは感度が出ない。フィルターの入れ方に工夫が必要らしい。

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AF波形で繋ぎ点が見える。 「RF+AF」のラジオICでは頻繁に見られる症状。

前回はデータシートでみてAF歪みが大きいICだと判っていたので、AF専用にICを入れた。今回は小型化のために1 CHIP RADIOにしてみた。、、

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af単体での波形は綺麗なので、am検波でやや難があるようだ。(過入力かな?)

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・セラミックフィルターを短絡してみた。 感度が出てきた。

・2番ピンは物理的に1番と通電関係が必要らしい。

・(S+N)/N=10dBとなるSSG値。 しかしノイジーぽい。どうも変だ。何かを間違えているらしい。

室内照明をLED化したのでノイズが高くなったようだ。 (蛍光灯タイプは販売していなかった)

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写真では上手に映らないが 前回基板よりノイズレベルが高い。 VRを絞ってのSP端でのVTVM値、いわゆる残留ノイズは4mVもある。オイラの真空管ラジオは1mV以下なので、何かを確実に間違えている。 

SSGから強めに入れると歪むのが速い。前作では気つかなかったが推奨agc定数だとよくない?。データシートの値にしたが、どうもすっきりしない。CRは追い込み必要だ。

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プロダクト検波部を載せた。デバイスはca3028(ta7045).

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456で発振させてこの位のOSC強度

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・プロダクト検波している。 ta7045(ca3028)による復調回路なので目新しいことはない。cytecさんもta7045(cy7045)にてssb復調している。455khzでta7045を使うメリットは「マイナスゲインに為らないこと」。 fetカスケードはマイナスゲインになったので辞めた経緯がある。ゲイン面でもcytecさんは深く考えているのが判る。

・バランス用VRを配置したので納得する動作点にできる。

バラック実験した時とは結構違う。 使えるがCR値の追い込み必要。 ⇒ プロダクト検波の追記

まとめ。

・波形からみると、「このノイジーでSSB受信していいのか?」と、あるいはfmモードの何かが動いている??

さて、何を間違えているのか??

・基板はAM/SSB作動するが ノイズがややある。このノイズがic個体なのか? このCR値では、IFゲイン過多のようにも思う。(要 定数見直し) 

・プロダクト検波への注入量はまだ未確定。

・大方のデータ(AM.SSB)が取れた。 

・CR値の見直し中。

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この続きはここ。ノイズレベルも下がった。CR値を間違えていたね。

2019年8月15日 (木)

pcbwayからの到着基板。

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シルク文字を間違えたが、lm3080コンプ基板。

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ta7613 typeⅡ :レシーバー基板。

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試しに興した基板。

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2019年8月11日 (日)

東芝TA7641で ラジオ自作を検討中。

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2017年11月に一度話題にしたta7641の出番が来た。

基板サイズはこの位になる。 LA1600ラジオより面積小になる。最も小さいスーパーラジオになる。コイルは10mm角だが7mmに替えるともう3mmほど小さくできる。

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データシート等にはセラフィルターないが、配置してみた。SFU455あるいはSFU465になる。

同期検波なので混信とは無縁。近接局によるビート音は無縁。セラミックフィルターは不要になった。

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ta7641ラジオ: そこそこ鳴るようになった。
YouTube: ta7641ラジオ: そこそこ鳴るようになった。

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TA4641を採用したラジオでは、RP-80,RP-71等が有名である。

 

東芝 ta7641 の音:RP-80
YouTube: 東芝 ta7641 の音:RP-80

2019年7月29日 (月)

DBM IC で50MHz AMを生成する。 S042Pのオーバートーン作動OK.

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 DBMのS042Pが再び登場です。昨年、短波のTXに一度登場しましたね。

・オーバートーン水晶を直接発振させることができる優れたICです。 今日は48MHzのクリスタルを使いました。 見えているfczコイルは dbm出力用です。

・ファンデ あるいは オーバートーン発振にコイルを使わないので、投影面積上有利です。 7rd,9rdのオーバートーン時には発振強度が出なくなるのを避けるためにLC共振を併用します。 ファンデ、3rd,5rdではLC不要です。

s042が基板に載っています。 裏についている水晶振動子は48MHzです。

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オーバートーンなのでファンデ時の1/3~1/4のosc強度です。

af信号は40mV程度が上限ですので発振強度は足りています。

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低周波信号を加えます。

見えているVRはキャリアバランス用です。次基板用にデータ取しています。水晶がチラっと見えてます。

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am波形。 

NE612よりはよいようにも見える。

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dsb波形。 

上と時間軸は同じです。 この波形をダイオード検波で聞くと倍音が聞こえます。 

「何故か?」はmc1496のデータシートにも明記され続けています。40年以上公開され続けているので、自作派ならご存知の事象ですね。

出力電圧は下がっています。amの70%くらいです。

osc強度もaf信号もam時と同じですが出力は減少します。これがdsb生成です。どのdbmでもこうなりますね。

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まとめ。

・今迄は NE612しか 50MHz AMが生成できないと想っていたがS042Pでも支障なくできた。しかもNE612では オーバートーン時にはコイルが必須だが、このS042Pはそれは不要。データシトでは200mhzまでmixer作動する。

・crystalとシリーズにCを入れると発振しない。crystal周波数の可変方法がまだ見つかっていない。webで見つかる回路のようにcrystalとcを入れるとオーバートーン作動は苦しい。

・CRYSTAL作動用の基板を作図中。⇒クリスタル用基板はRK-35B

・メーカーでS042Pコンパチブルと言い切るICにtda6131がある。それは25GHz ftと公開されている。s042pの 基本設計が優秀だから後続タイプがリリースされたように見える。

このtda6131を使えば430mhzでのdsb trx(am  trx)が小部品でできる。

2019年7月 7日 (日)

CA3028(TA7045)でプロダクト検波確認。

ssb復調に半導体を使った有名な市販品は、HW-7.

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ダブルスーパー基板(am/ssb両用)の実験をした。 ベースは下写真のRK-41(AM用ダブルスーパー)。このRK-41の感度はまずまず。

Sper01

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ここから2モード基板の記事。TDA1072⇒TDA1572にUPし、プロダクト検波を追加した。

SSBを聴くためにプロダクト検波ユニットを入れてみた。

CA3028(TA7045)に頑張ってもらう予定。、、と云うのもNE612,TA7320,TA7310ではマイナスゲインが確認されている。(於 455kHz).

ラジオICはTDA1572.

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dsbの信号源にRK-30(455kc)を使う。

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ca3028の出力を半導体ラジオのaf部を利用して、鳴らしてみた。

しかし半導体ラジオで455kc作動中ゆえに、妙なビートが聞こえた。

ca3028によるプロダクト検波(455kHz)ではロスを実測するとほぼ無い。455キャリアで110dBuV(0.3v)ほど入れればよい。注入量に比例して出力量が増える。

4番ピンにケミコンを追加するとさらにゲインが取れるので、ゲインロスに悩まなくて済む。

 ④

真空管ラジオのauxにca3028出力をいれてみた。 物凄くokだ。

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CA3028の1番ピン電圧と5番ピン電圧はイコールでも波形は綺麗なことを確認した。

455kHz成分がしっかり出てくるので 出力ラインにはRFCは必須だ。⇒基板訂正する。

★余談だがswitching FETをシリーズにして プロダクト検波する回路も知られているが、455kHzでは実測マイナスゲイン(12dB loss)だった。 リング回路の方がロス小(於 455kHz)。 3sk39等でプロダクト検波する回路も1970年代にはよく利用されていた。

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プロダクト検波(CA3028)で作動実績あるものは、

RK-63:  短波ラジオ基板 (TA7613)

難点は感度が出過ぎることだ。RJX-601なみの感度が出てしまうので、感度を落として使うこと。

Rk63011

この基板はサトー電気でも扱い中。

CA3028はここ

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