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pcb基板化 作業ファイル Feed

2019年12月26日 (木)

3石ラジオ、mic-amp  基板の進捗 :正月休み

未実装の基板がすこし溜まってきた。

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3石ラジオ。 

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NJM2594の本家SL640(641)のDIP品。

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RJX-601並感度のダブルスーパー基板に QRP-TXを載せたもの。 50MHzでAM生成できるDBMデバイスはNE612とS042Pの2つくらい.

SN16913では無理。CA3028(TA7045)では無理。

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shipping中なのが、LM3080マイクコンプ基板、SN16913受信基板、ON IC ラジオ基板.

2019年12月19日 (木)

ONE IC RADIOの第二弾。

ONE IC RADIOの第二弾。 ⇒ 第1弾はこれ

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裏面利用を諦めるともう少しおおきくなる。

リフロー用に換えてみた。基板サイズは小さくなった。

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2019年12月18日 (水)

mixer + filter +neophyte。CRK-10A kit.

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「入門用のダイレクトコンバージョン受信機 NE612-mini」を進化させてみた。

NE612-miniはneophyteに音量調整VRをつけただけのものだ。

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・CW あるいはSSB受信時の混信除去として簡便なラダー型フィルターをneophyte前段に入れてみた。mixer + filter +neophyteの構成になり、作例は多くない。近年の作例ではここに公開されている。

・「サイドのキレがどの程度になるのか?」は配置の影響もやや受けるが、 easy to make の考えでトライしてみる。

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・水晶振動子を2連にして粗い実験を実施した。 ssgとオシロで行なった。かのCRK-10も2連だ。

・水晶振動子のように固有振動を利用するデバイスでは、信号の入れる向きによって特性が違う。これは固有振動物を使う際の基本だ。昔ならば「抵抗溶接機でリード線を振動子に溶着」だが、1990年頃からはレーザーに為っていると思う。 その溶接位置によって振動現象が随分と違うので、もしも選別したいのであれば、水晶振動子等では必ず両方向から信号を入れてそれぞれを計測することを薦める。 もちろんケルビン式が必須。

・自作サイトでは、ケルビンプローブでの共振点計測を行っていないようだ。1pf,2pfの計測線の影響まで考慮されたサイトは随分と少ない。その割には良い測定器を所有したりして不思議だ。

・プロユースの自動計測ラインを仕事として設計してきたオイラは、「個人じゃあんな測定環境は整えられない」と理解しているので、水晶振動子の選別を行うつもりは無い。 

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ノイズが計測されるのでスカートの下側が妖しいが、2kHz離れると35dBくらいは2連でも減衰した。3連にすればそこそこになると予想できた。より帯域幅が狭くするために上記写真のCは、CRK-10Aの回路定数よりも大きい67PF。(下の折れ線)。公開されたCRK-10A回路だとここまでは狭くないので注意。

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実験で判明したこと:

・2連水晶振動子を採用したフィルターでは、CRK-10A KITが昔リリースされていた。あの定数では随分と広いCW用帯域幅になる。SSB/CW兼用ならばC11はあの値がベスト。

・CW専用であれば、CRK-10AのC11の値として120PFは必要。200PFもOK.

・上記写真回路のcはdishalの計算式でB3db=5khzとほぼ同じであるが、特性はdishalより随分とシャープなので、彼の提言するマッチングよりはベターらしい。 ⇒ 出回っている情報を盲目的に信じることなく、実験で確認していきたいものだ。

・本業はFA機器の機械設計ゆえに、弱電系はやや苦手である。チップ抵抗/チップコンデンサー/チップインダクターの自動計測ラインは幾つか設計してきてはいる。 水晶振動子の製造ラインも何ラインかの図面を描いた。それらは九州に納入された。

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YouTube: 小型自作ラジオ:RK-44。


YouTube: PWM変調の中波ワイヤレスマイク:タイマー 555②

2019年12月10日 (火)

3vでは無理だった。

・トランジスタ1石でOTL化には 3vでは無理だった。

・音になって出てくるのには少なくとも6Vは印加したい。10Vも掛けるとバンバン音がする。

・およそ50mVくらいの入力は必要だった。

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ラジオICの検波出力はVTVM(600オーム)でみて2~10mV位なので、写真のような構成で鳴らすにはもう1段AFアンプがほしい。

LA1600の出力を6V印加でのトランジスタOTLで鳴らすにはトランジスタが2個でOKらしいことも分かった。

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まとめ。 

・トランジスタ1石での3V環境時OTLは随分と難しい。

・トランジスタ3個でのヘテロダインラジオ製作には出力トランスは必須ぽい。⇒ 当初案で試作してみる。(今基板のコンセプトは3石のスーパー)

2019年12月 9日 (月)

3石スーパーラジオの試み。

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・3TR+1IC スーパーラジオ(RK-44)の領布開始後、 3石スーパーの問い合わせが多数届いた。

・ご希望に添って3石スーパーラジオ基板を作図した。 トランジスタ1石で電源電圧3Vのもとスピーカーを鳴らすには出力トランスが必須になると思う、、、「OTLで行けるか?」は実験してみる。。

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・AGCも掛けた。

・ラジオのAF段は概ね40dB前後必要。    「3V印加でこのゲインを確保しつつOTLできるのか?」、、、と。

この続きはここ

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オールトランジスタのラジオ基板はこれ。基板は領布中。

2019年12月 4日 (水)

dsb トランシーバー基板。50MHz ,28MHz.

・dsb トランシーバー基板(RK-36)では、出力を100mWに抑えた。LM386はJF1OZLサイトのように45dBほどのゲインにした。

・LM386はやや癖のあるICで、データシートより増幅度をとる場合には上流のデバイスとの相性が発生する。 上流がTDA1072,TA2003等ラジオICであれば全く支障ないが、NE612だとやや苦労した。その辺りはRK-36の回路図をみればわかる。

感度はJH1FCZ氏が目安にしていた数値よりは良い。

RK-36は依然領布中。

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改定版を興した。

①FINALを追加し出力を0.5Wに上げた。(RK-65と同様)

②AF ICはメーカー推奨回路のLM386。 AFはTRを追加してAF部で60dBほどのゲインにした。

従来のTA2011のコンプレッサ-回路はそのままだ。

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RK-36のパワーUP版なので、RK-36v2になる。 基板サイズは1mmほど小さくなった。

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・TX側は実績多数回路。WEBを見るとTA2011の前段にTRを入れているのはオイラだけらしい。このTA2011回路は、よく見かける回路ではcompスタートまで明らかにゲイン不足。つまりta2011前段には増幅回路は必要。

・RX側も実績多数回路。

このRK-36v2は年内に作動確認したい。

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ダブルスーパー受信式のAMトランシーバー基板は昨日shippingになった。感度良すぎて使い辛い可能性もあるが、RFの増幅度を下げる等でカバーしてほしい。

2019年12月 1日 (日)

乗算回路 :松下のDBMで実験中。

dbmを使った乗算回路。

松下からのICで乗算作動させてみようと 実験中。

加算モードの波形しかでてこない。 

う~ん、間違えているのはどの部分だろう。

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写真のICで実験中。

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2019年11月30日 (土)

RF式スピーチプロセッサ: 基板サイズ

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「自作派のお手伝い用」に生基板(pcb)を興しました。これらは、「ラジオ工作中に興した基板(pcb)」です。my 基板を領布中です。

・教えて君向けではありません。「穴あけ基板でつくると見栄えが悪いから出来上がり基板を探している自作中級者」むけです。

・カラー抵抗値が読める方向けになります。CR・半導体等の部材は海外調達のほうがかなり廉価です。ご自分でCR等揃えるとコスト低減になりますね。pcbの提供です。回路図、部品配置図は付属します。部品表をつけるほどの部品点数ではありませんのでご了承ください。

・機械設計屋なので 2000点程度の部品には慣れっこだ。「オイラの回路図の部品表をつくる時間」と「箱から部品を取り出しに費やす時間」がほぼイコールなので、部品表はオイラにとっては役立たないのも事実。

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この14日の基板サイズより600mm2ほど小さくなった。

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KP-12Aのおよそ4割ほど小型化できた。 「フィルターのサイズが間違っているか?」を確認して手配に移行。

追記:手配した。

実装して作動確認中

2019年11月27日 (水)

新基板 進捗。AMトランシーバー

① PWMの中波帯ワイヤレスマイク:

実験基板での作動


YouTube: タイマーIC の7555: PWMワイヤレスマイク実験

もう少し変調を深くした基板ものを今手配中。

基板ナンバー RK-68v2の予定。

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amトランシーバー基板: 

受信はダブルスーパー (RK-41から転用).

送信は RX-65から転用。固定水晶が1つ。ta2011回路あり。

Photo

キャリブレーション式の予定。

crystal 2個をリレーで切り替え式にすると投影面積で300mm2 ほど必要なので、それは見送る。

・セラミックフィルター W55Hは今夏からRSでも扱い中。TDA1072は YAHOOにあり。TA2011はサトー電気にあり。

 W65Hが生産されたと思うが市場に見つけられない。ベストはW65H.

2019年11月14日 (木)

RF式スピーチプロセッサ: レイアウト

こんな感じになった。

Ara1

一応配置できたので、「SNが劣化しないか? コールド側ノイズ対策」を確認する。

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続報はここ

2019年11月13日 (水)

RF式スピーチプロセッサー

要望が多かった RF式スピーチプロセッサー。

サイズはこの位になる。クリスタルフィルターは手持ち品を使う。ICOMからの転用になる。

YAHOOにはまだ数個あった。サトー電気取扱い品とサイズがよく似てはいる。

スピーチプロセッサーの考え方はこの辺りの記事

Rfara

ケンプロのKP-12Aと同じにするには、TA7045(CA3028)の採用になる。しかしケンプロ回路ではTA7045の動作がよくない。ケンプロのta7045回路部は、たまたま基板を興して実験済みだ。

今回はNE612の予定。  (ta7045の回路図も仕上がっている)

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補足

・当初は廉価な455khzフィルターを使おうとbfoの安定度を確認した。 ドリフトが15Hzに楽に収まることはデータで取れた。オイラの回路とQが高いコンデンサーを使うとこの位。

・Qが低いコンデンサーならばもう少し暴れるだろう。

・「振動子をEBCとどう接続するのか?」で周波数の安定具合が異なる。 しかし、これに触れた技術書は少ない。 

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だから455khzフィルターで海外在庫を随分と調べた。

フィルターのキレ特性を見ていたら、こりゃだめだと判断した。heath kitの455kcフィルターが入手できるならば、455kcではそれがベスト。

続報はここ

2019年10月30日 (水)

8石ワイヤレスマイク : 変調トランスレス変調


YouTube: 6石AMトランスミッター transmitter board. amplitude modulation.

泉弘志先生が1970年に初歩ノラジオ誌上公開したトランスレス変調回路を今風にして撮像しました。往時は2SA,2SBの時代ですので、2SCにて製作してあります。基板ナンバーは、RK-04です。

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これまで、amワイヤレスマイクを数種類基板化してきた。大別して、変調デバイスとしては①トランジスタ単体と②差動回路IC(DBM)になる。 

 トランジスタの下流にRF増幅部を吊るした回路は、1976年頃に、JH1FCZ氏が「変調トランスレス変調」とネーミングされた(fcz誌 9号誌上)。それ以前に泉 弘志先生が「直結型」の名称で公開されていた(1970 or 1971)。 オイラもその方式のワイヤレスマイクは基板化した。 その回路はいまも公開中。この①の方式はCQ誌にも2000年以前に1回は登場しているが、それには特段ネーミングは無い。印加されるエネルギーを振幅なエネルギーで揺らせば成立する。 

 ①のトランジスタ一を用いた回路が、昨年あたりから「アナログ直列変調器」と日本語的に奇怪しいネーミングされていることが判った。 先人がおよそ50年前に公開した回路にいまさらネーミングなんぞエンジニアのやることではないだろう。 回路の意匠権は先人にある。 「直結型」として初歩のラジオにて製作記事がある。  背乗りは駄目だろう。 日本語の質を低下させることにオイラは協力できないので、従前通り「変調トランスレス変調」あるいは最も早く回路公開した名称「直結型」 と呼ぶ。 

・ぜひ並列変調をみてみたい。 そうすれば 「直列変調」と「並列変調」の差異が判る。

②差動回路による変調例としてCA3028が米国の入門書に紹介されている。MC1496も記事がある。CA3028の使用例は残念ながら、合法コピー品TA7045が日本国内知られている。本家はCA3028であるので、今も本家CA3028(dip 8pin)の入手は簡単だ。 

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作図のは8石ワイヤレスマイク。

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差動回路で乗算させる。 作図したが基板化は未定。(もう少し面白そうなテーマがあったので、これは後まわし)

負荷具合によっては差動回路でも加算作動する。

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下の基板がfedexのトラックでpick upされたようだ。 明日のfedex便が飛ぶかどうか?

日本への便数が激減しているので、まあ金曜日のフライトだろう。

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2IC+4TRの基板。

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AM変調をかける方法として

①RF作動中トランジスター(真空管)への印加電流に低周波信号を重畳する方法  ⇒ トランス利用 あるいは 能動デバイスを経由して電流印加。供給エネルギーを揺らすので電圧も電流も揺れる。それが計測できるかどうか??

 やや面倒にはなるが、バイアス系に重畳してもよい。JH1FCZ氏はこれの実験も行っていた。

②低周波信号を 搬送波でスイッチングする方法 ⇒ 差動回路 あるは リング変調回路

は、オイラも知っている古典的手法である。

JH1FCZ氏が、1976年に「変調トランスレス変調」と呼んだものは①のうちのトランス不使用 である。能動デバイス経由で電流印加する手法である。


YouTube: 8球ラジオ 6AL5


YouTube: GT管ス-パーラジオに通電してみた

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・平衡状態であれば変調は掛からない。平衡状態が崩れるので変調が掛かる。平衡状態を崩すに充分なエネルギーが必要。

・交流発電機で最初に発生するのは電圧ですか? 電流ですか?

2019年10月18日 (金)

基板に部品実装中。

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①3080使用のコンプレッサー基板

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②同期検波(中波) 基板。 領布中のRK-67がやや上級向けなので、技術ハードルを下げてみた。

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③ ダイレクトコンバージョン基板。デバイスにはSN16913を使ってみた。

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実装中のこの基板。

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2019年10月17日 (木)

今日の作図。

lm3080基板はとどいた。今夜から実装してみる。

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この基板をつくろうか? と書いてみた。

AMワイヤレス基板だ。

過去基板化についての情報はここにある。

Photo

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JH1FCZ氏が考案していた3SK114(AM変調)だが、音声信号のレンジが取れないように思うのだが、 オイラも実験はしてみたい。オイラの前回3sk114実験では乗算動作に成りきらなかった。大きくマイナスゲインであった。オイラが思っていたよりは、搬送波をかなり強くいれる必要があることは、大久保OMの回路からわかった。

40mm角に収まりそうなので検討中。

0603を10万個も顕微鏡で目視確認すれば、chip部品は嫌いになる。


YouTube: 真空管 トランスレスラジオ UA-360 2号機

2019年10月 6日 (日)

プリント 基板 格安な 個人購入。

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日本の会社は不知。

 キョウデンが創業当時は請けていたが、あれだけデカくなりゃ引き受けないだろう。

・オイラの1985年頃には、プリント基板会社に出入りはしていたので、製作手順はなんとなく覚えている。往時は弱電系が好調で30人前後の基板会社は多数あった。県内には50社あった記憶だ。

・コンデンサーメーカー エルナーの松本工場が往時存在していて、結構羽振りが良かったんだが、数年前にその工場を通ったら細々やっていた。webにも松本工場で紹介はされていた。

改めて今日みたらもう掲載されていない。閉じたらしい。

・エルナーは 太陽誘電傘下になっていた。 そりゃ、そうだろう。技術の太陽誘電とchip部品界で云われ続けて、tdk, kyoceraのチップコンデンサー製造系がギブアップする技術水準を持っている。薄幕積層の技術topはまだ太陽誘電らしい。

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1, pcbway

 ・納期が最も早い。fedex便なので 日中が政治的に揉めていても便は飛ぶ。  ただ今年日本への便数が半減しておるので、fedexを使う時間的メリットはない。製作手数料を別途3ドルほど請求される。

発注 ⇒ 基板到着まで7または8日

2,elecrow

 ・基板のデータ確認が最もしっかりしている会社。こちらの見落としを幾度か助けてもらった。半田面の仕上げ研磨はここが一番綺麗。

jal便なので毎日便が飛ぶ。運賃は随分安い。製作手数料は無い。日中が政治的に揉めてると貨物は足止めを食らう。(飛行機の客は運ぶが、貨物コンテナは積まない)

発注 ⇒ 基板到着まで10日待てるのであれば、ここがベスト。

3,jlcpcb

・グループで色々と業務をやっていて、pcb製造会社がjlcpcbってことのようだ。

・30枚から上の枚数は ここが最も廉価。

・便がやや時間を必要とするので、発注 ⇒ 基板到着まで15日から18日ほど。

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必要とするタイミングによって 手配先を決めるのがベスト。

オイラは田舎の機械設計屋です。 機械屋が弱電系に口出すと弱電屋からかなりイヤガラセを受けるので、それを受けない程度の情報を上げています。

今日 手配の基板群。 同期検波 と mic comp

この基板の手配

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これも手配

このTA7616は短波チューナーとして開発されたようだ。20MHzまでは守備範囲らしい。

高周波増幅段が独立負荷になるのでSN良いものができる。

 LA1600等の抵抗負荷の高周波増幅ユニットでは、LC負荷に比べてノイズレベルが高い。

 抵抗負荷によるノイズ強のラジオICとしてはLA1050が有名。(ノイズが強くSNが格段に悪いので LA1050を使った基板はオイラは興していない). 3端子ラジオicを使った記事が雑誌上に初めて登場した際は、衝撃であった。実際にオイラも本を買った。

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「LA1050等SNの悪いデバイス」でラジオ製作は小中学生向けの雑誌には多数あったが、 いささか大人になれば 雑音の強さが判る。

もともと雑音が少ない受信機、低雑音デバイスを目指していたのがラジオ史である。 昔に戻って雑音多々のデバイスを歓迎するのは、 まあ褒められない。真空管全盛期でも雑音指数を踏まえて設計する。

LA1050は、 小中学生向け、 初めてラジオを造るには手頃なデバイスである。それ以上ではない。

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mic-comp の手配。

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シンクロナス の基板。

ta7613で同期検波ラジオを狙っている。

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YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

SSBの受信できる基板 一覧表。

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主たるラジオ基板の ラジオIC、クリコン有無、RF-AMP、プロダクト検波をまとめてみた。 LA1135,LA1247は外した。

HF帯プロダクト検波ではRK-63がお薦め。 感度出過ぎなので注意。

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オイラのRK-03で50MHzの表示も裏技でできる。RK-60にRK-03を装着してみた。恐らく最少のダブルスーパー式AM/SSB受信基板. 感度はRJX-601並。10mm角IFT,FCZコイルを使ってこのサイズ。

小型トランシーバー向けの基板。

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ラジオICでは AGCのアタックタイム、リリースタイムが内部CRと外部CRにて定まる。

Sメーター回路を追加したくて、仮にAGC端子に余計なCRを吊るすとアタックは遅くなり、リリースタイムもズレくる。結果、受信フィーリングが変質する。ヒトの聴感性では0.5ミリ秒の差が判る。

 設計時のタイム(数ミリ秒)を計測し数値を確認してからなら、Sメーター回路を追加も可能だ。 お邪魔部品が吊り下がるのでタイムは確実に遅くなるので、どのていど遅くなったかも計測する必要がある。この辺りの数値を公開できないならSメーター回路は後つけしないこと。

LA1600にSメーターをつけて、アタックは何ミリ秒 遅くなりましたか? 。アタックタイムが遅くならないように、どう工夫しましたか?

2019年10月 3日 (木)

trx基板

CWer向けのtrx基板を作図中。

大陸のピクシー:  受信部は NEOPHYTEの延長だ。TOPにcrystalが入っているのが新規性かな?(米国サイトでそれを昔みた記憶があるので、新規性は??だ)

そのピクシーより受信ICが3個多いので、その分大きくなる。

Photo

65 x60位になると思う。

回路構成上、新規性は薄い。

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fm放送の電波を受信してそのままam変調に変換する回路を考えるエンジニアの出現を望む。復調せずにダイレクト変換。 今の到着点は、「手がかりになるものは見つけた」。

田舎の機械設計屋には 随分と難しいことだ。

2019年10月 2日 (水)

FCZ研の 「RX-504 50MHz AM受信機」は「TA7613のシングルスーパー」

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JH1FCZ 大久保OMの開発品 「RX-504」の記事を眺めている。刊行物になる。

RX-504は、TDA1083(TA7613 , HA12402)の「IF段+AM検波+AF」を使ったシングルスーパー。ΔFを広げすぎると周波数合わせにややつらい場合がある。

・「RX-504の 感度では 50MHz  SSG=0udBV 15%MOD が入感する」とある。RJX-601並みだ。 

実際にラジオIC感度では TDA1083 > LA1600 になった。 8~10dB近い感度差が確認できる。 このTA7613は感度良くてAF内蔵と小型化向けICだ。

・LA1600を親としたクリコン式50MHz受信機はRK-60で領布中。このRK-60はRX-504同様にRJX-601並み感度だ。BFOはon/off式の注入なのでCWも聞こえる。もちろんセラミックフィルターは現行流通品では優秀なW55Hを使っている。

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記事中の大久保OM 曰く「このIC( HA12402)はラジオ用のICですが中々使いやすいものでまさにスーパマン的です」

HA12402での受信機は感度出過ぎで使い辛いようにも思っている。

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・オイラも RK-63(AM検波、プロダクト検波。  メインデバイスはTA7613) をまとめてみて、「オール イン ワン」の使い易さも体験できた。2nd IFT利用でプロダクト検波も行う 小型基板になった。SSG= 2udBV で (S+N)/N=10dB。 455kHzフィルターはw55h(W55I)推奨。

・RK-63では 7MHzで0udBV信号も入感する。DPであればアッテネーターを30dBほど入れて受信する必要がある。

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感度良すぎるのでくれぐれも注意してください。

このRK-63(AM/SSB   2mode RX)にクリコンを付ければAM/CW/SSBのダブルスーパー受信機になる。 クリコン基板はRK-53の基板ナンバーで領布中。

2019年10月 1日 (火)

ダイレクトコンバージョン

少し eagle cadを進めてみた。

ダイレクトコンバージョン。

ミズホで多用されたsn16913にしてみた。

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このデバイスによるtrxは ソコソコあるが、受信ものはないようだ。

「感度がどうなのか?」のレポートを探索中。

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my pc(main)は、win2000。 chipは945Gだ。2005年のリリースらしいので14年ほどシステム変更していないpc. html とmailer と cadが走れば充分なので15年前のpc能力で足りる。net速度は光ファイバー環境に左右されるのでupは80位。lan cardは 3com.カニサンchipじゃここまで速度でない。

intel 945Gで充分な通信環境だ。

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