ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

« ta7613 type Ⅱ。内部AFを使ってみたら波形はデータシート通りだ。 | メイン | TA7613 type 2 はレイアウト変更した。其れにラジオはA案、B案。 »

2019年8月17日 (土)

ta7613 typeⅡ。 プロダクト検波の確認。 定数見直してノイズ低減した。

***********************

今日はプロダクト検波(455khz)の再確認してみた。

・sp端での波形(左)。

・右はdsb-txにいれたaf信号。

・左波形ではdsbそのものも見えているが、受信音は倍音でなく通常音なのでプロダクト検波していることがわかる。(DSBをダイオードによるAM検波で聴くと倍音できこえる)

・AF信号ラインにはLCRによるLPFを入れてある。 カットオフは10khzにしてあるがそこそこ侵入してくる。

034

調整VRは送信で送っている音が聴こえる処にあわすだけ。 VR位置がずれていると何も聴こえない。

037_2

「どこからdsb-tx波形が入りこむのか?」 を確認してみた。

af部のvr線のIF側を切り離してみた。左側では DSB-TX波形が見える。

035

・VRのコールド側を外してみた。

・止まった。  と云うことは測定器のコールド側から載って、VRに掛かっていることがわかった。こりゃ、測定が拙いと云うことだ。

・TA7613基板を単独で測れば逃げられそうだ。 或いはDSB専用マーカー(固定トーン)を乾電池で動かせばよい。7mhzのdsb専用マーカーは未実装だ。

036

これがdsbマーカー基板(ne612)。オーバートーンも対応。12枚手元にあった。twin-tによるトーン信号。

054

 ・単独にキクスイオシロ(デジタル)で見た。 低周波信号発生機での400hzトーンが見える。 色々とあるのは、聴こえないがノイズだ。ta7613局発がコールド側からきているようでもある。デジタルオシロでは雑多なものまで見えてくるので注意。

・am復調 とプロダクト検波のゲイン差の確認が必要。am検波はおそらくトランジスタ検波なので第二IFT以降10dB程度はゲインあると思う。(tda1752ではam検波段のゲインは実測6dBだった)

038

上のプロダクト検波状態で、電池を外して基板を停止させた。

下写真のようにノイズが観測できる。おかしいなあ?・。

一昨日(ta7613基板 確認前)に シーリングライトを蛍光灯からLEDにした。 このLEDが原因にも想う。

039

1V近いノイズが確認できる環境に下がってしまった。

040

******************

まあ照明(LED)がノイズ源のひとつだろう。 

プロダクト検波調整は予想していたより簡単だった。 むしろノイズ部屋になってしまったので、 蛍光灯タイプを探し初めている。

************************************

ノイジーぽいく見えるので、定数を変えてみた。随分と良好になってきた。蛍光灯も復活させた。

この位の抵抗値でよいようだ。

①am受信時

042

043

 

044

 ②

(s+n)/n=10dBになるSSG値。

045

、、と 普通な波形になってきた。 この波形ならば領布できると想う.。局発信号も少し弱めた。レイアウトを見直して手配。

・TCA440ラジオ基板より小型でAM/SSBが聴こえる基板になりつつある。

・強入力時にはTA7613が黙り込む。 LA1600では見られなかった症状だ。AGCの時定数がやや??か? 或いはCR値を間違えたか?

・dsbマーカはこれから実装する。

続く

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.dcnblog.jp/t/trackback/549708/34188295

ta7613 typeⅡ。 プロダクト検波の確認。 定数見直してノイズ低減した。を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ウェブページ

カテゴリ