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2013年7月

2013年7月28日 (日)

真空管ラジオの ヒータ回路のDC化(シリコンブリッジで整流)

ご存知のように、
「24時間働け」と文章化した会社のオーナーが、国会議員に当選しましたね。

まあ、あれだけ「24時間働け」の文章写真が出回ったので、 

この文章写真を知らないヒトは、新聞だけ購読していて WEBの情報を見ない方ですね。

有名な文章写真ですね。

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6DK6⇒6BK7に球変えしたスーパーヘテロダインの真空管ラジオの続きです。

「IFT⇔真空管」の距離が近くて、ゲインを上げるとループ発振するので、
IF段のゲインはかなり押さえています。

その分、AF段でゲイン補充をするように 前回6BK7にしました。

この6BK7は、オイラは好きな球です。6BQ7も好みです。

もともと、ヒーターからのハムを漏らし易い球なのですね。

今回、ちょっと60Hzハム音が気になりました。

★真空管ラジオの ヒータ回路を シリコンブリッジで整流してみました。

↓「抵抗によるドロップ具合」が推測しかねたので、 0.2Ωの2段にしてみました。

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コンデンサーは1万μFを3個。

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↑こんな波形。オシロ君によると、あばれが0.113Vだそうだ。

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↑電圧は5Vに下がってしまった。
ヒーター容量が10Aもあれば ここまでは下がらない??

各球のヒーターは、確かに暗くなった。
6BK7のヒーターハム音は下がってはいるが、電圧降下によるものだけなのか??

過去に、ヒーターを半波整流した時よりは、今回の両波整流の方が球が元気だ。

★抵抗を少し減らして、双3極管だけDC化することに変更してみる。

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↑抵抗の値を軽くした。
0.2Ω+0.1Ωにした。 ケミコンも追加した。

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↑またも0.113Vとのこと。そうなのか、、、。

075

↑電圧は、5Vより低下しているような値。

最初より、0.1Ω(25%)も軽くしたのに、電圧は上がらない。
まあ、「ダイオードによる低下分が強力だ」と当たり前の答えです。

★ヒーターのDC化は、ヒーター電圧が5Vに下がって、リップルが0.113Vになっただけです。
(シリコンブリッジ使用)

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↑ラジオ局を受信中。

双3極管6BK7を 5V管の5BQ7に差し換えたら、またまたハム音がグッと下がった。

違和感なく音が楽しめる水準になった。

いつものように、メーカーに拠る差が大きそうですね。

オーディオ用だと、もっとリップルを減らす必要がありますね。
おそらく もう2桁下の水準が求められますね。 球を3V管にすれば、ヒーター電圧6.3Vでも

2桁下を狙える可能性がありますね。

3端子ICは、ノイジーなので使いたくないなあ、、。

TRのリップル回路もリップル率の上限が知れていますし、、、、、ね。

+Bの低リップル化は、FMワイヤレスマイクで過去に行っています。

過去の記事ですが、真空管ラジオのヒーターハム

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2013年7月27日 (土)

電解コンデンサー 

ケミカルコンデンサーがスモールリークしてしまったGT管ラジオの続きです。

電解コンデンサーを調達した。

電源トランスが300V OUTなので、+Bはピーク値430V弱になりますね。
前回は、△△社製の耐圧400Vを使って、リークしてしまいました。

日本製のケミコンですと、商品設計サイドで、
マージンを持たしてあるので「耐圧400V」に430Vを掛けても、そうそうリークしません。

所謂、安全係数を見越して「△△V仕様」と謳うか?
って世界の話です。

国産でも1社は、マージンがないものを製造しているので、ちょっと注意ですね。

060
↑47μFのケミコンを付け替えました。 国産の33μFはそのままです。

国産の400V仕様は、リークしてませんでした。これでラジオも元気に復活しました。

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↑リークしたケミコン。リーク具合を診るには、HPのLCRメータがほしいですね。

オイラは、 「ケミコンの製造装置を製造・販売」する会社の子会社に数年在籍してました。

装置の設計をしていたので、SANYOさんやニチコンさんにも 行きましたです。

それゆえに、ケミコンの作り方ってのは、一通りは知ってますです。

ケミコンの製造装置って、世界シェアの7割弱がメイド イン ジャパンですね。

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2013年7月21日 (日)

安立のRFアッテネーター MN61B のメンテ

今日は、この真空管ラジオを鳴らしたまま ホームセンターに行って
戻ってきたらラジオが、通電状態で鳴り止んでいた。

かなり悲しい事案が起きてしまった。

球切れではなかった。
症状は「+Bの電圧が以前より下がっていた。」←製作記事に電圧を記してあったのが幸いした。


 

「平滑回路のコンデンサーがスモールリークしているか?」
或は、「電源トランスからの電流値が少ない状態」のようだ。

6SA7のSg電圧は、頑張っても25Vしか掛からない。

スモールリークか、、、。
日本国内じゃ もう電解コンデンサーは作っていないのに、、。

脚付きタンタルコンデンサーの製造は、確か2003年が国内最終年の記憶。

電解コンは、去年まで1社が頑張っていた記憶。


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安立のRFアッテネーターです。

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↑オイラの手元に来たときには、 N型コネクターでなくBNCに改悪してあった。

昭和50年代のRFのATTは、N型が一般的だった記憶です。
メグロのもN型コネクターだった。

メーカーがN型を採用した意図を理解せずに、変更してあるので、 改悪と呼ばせていただきたいですね。

メーカーを超える技量とメーカーを超える測定機器があれば、改良と呼べるだろう、、。

で、もとのN型に戻してあげようと想います。

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↑ 外したBNCが2個。見事に錆びている。

 質の良いものをつけてあげきゃ、可哀想ですね。
N型は 手持ち品。 入手して20年経つが綺麗ですね。
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↑ N型になりました。
もともとのネジは、 「十字穴付き丸皿ネジ」のM2 10mm長です。
「十字穴付き丸皿ネジ」は、ネジ屋さんに行かなきゃ手に入らんです。

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↑しかたないので、ホームセンターに行って、M2の平皿ビスを買ってきました。
平皿なので、見栄えがやや落ちますね。

M2のビスが置いてあるなら、M3.5ネジも揃えてもらえると助かるのですが、、。

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↑ N⇒BNCに変換です。
この 変換コネクターは国内某SHOPで通販で買いましたが、3年でこのように錆が滲んできてます。

近年のモノは、「鍍金処理が甘い」ようで、残念です。

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以上、メンテナンスでした。

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2013年7月20日 (土)

感電しない真空管で、ワイヤレスマイク製作 その3

12DW8の発振具合をオシロを観て、期待より弱かったですが、間違えてました。

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電波を飛ばしてみました。

いつものヘロヘロアンテナで、80cmほど飛びました。

単球レフレックスラジオ(6GX7)で、受信してみました。
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↑いつものように、 左が受信した波形。
 右がワイヤレスマイクへ入れた波形。fは1.5khzくらい。

普通に飛んでますね。

041
↑入力のFreqを上げてみた。2.5Khzくらいだったかな、、。

しっかりと高域がだれていますね。 これは変調トランスの仕業です。
「トランジスタ用の小型タイプで、f特性がフラット」に遭遇したことがないです。
一応10k:10kのものを使ってはいますが、音質的にはまだ ST-17の方がましです。

で、今回はマイクゲインを取りすぎました。 40~45dbもあればokです。

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双3極管なので、遊んでいる方で増幅させてみました。

増幅部は非同調負荷(チョーク)にしてあります。

飛距離は2.5mになりました。

これで、12Vで遊べる真空管ワイヤレスマイクがまとまりました。

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↑感電しない真空管を使ったワイヤレスマイク。

感電の不安がありませんので

「真空管のワイヤレスを初めてトライされる方」にお薦めできると想います。

12Vで20Aも流れれば、一撃をもらいますね。、

本機は0.5A程度ですので、質の良い電源を接続してあげてください。

200

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以上、12DW8を使ったワイヤレスマイクの自作記事でした。

ダミーの「メーター」の使い方は、未だ定まらず。

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2013年7月18日 (木)

「真空管ラジオのヒーターハム」 考察 

+Bのリップルフィルターの記事は、ここです。そしてここです。

トランジスタを使った方式では、リップル率0.06%程度までしか下がりませんでした。

CとRを使った平滑回路では、リップル率 0.0013%までは届きました。

古典的手法のほうが、ベターな事もありますので、先達の知恵は大切にしたいですね。

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3極管、5極管でヒーターハムの強い球があって苦労されている方も多いと想います。

真空管のラジオやアンプを造っていると、いろいろな波形に遭遇して面白いものがありますね。

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↑非通電時の電源トランスの2次側です。球は挿しておきます。

ACコンセントにプラグを挿すだけで、この程度のリップルが2次側に出てきますね。

電源SWはONしてありませんよ。

AC100Vは、もっと綺麗な波形なので、こいつはバーストしているのが判りますね。

長らく真空管に携わっている方は、この事象にみんな気づいているはずですね。

皆さん、どう対策されているのでしょうか、、。気になりますね。

101

通電しなくても、電源トランスの2次側で波形が観測できる理由は、わかりますよね。

球を1本だけ挿して、波形をみてください。 もちろん、コンセントにはACコードさしますが、

非通電で波形を見ます。

球を別な球にしてみてください。 差が判りますね。

このバースト波形の対策をした自作品は、今のところは、これこれだけです。

波形を観馴れてくると、ヒーターハムが大きそうかどうかの目安にも使えそうな感じですね。


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もうひとつ、キーポイントをUPしますね。⇒もと記事

+Bに乗る60Hzのリップルを波形で見てました。(ケミコン端で測ってます)

ソケットは9DX向きに配線しました。真空管を1個だけ挿して波形みてました。

ピンアサイン9DXの球では6AW8がよく知られていますね。

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↑RCAの6AW8を挿した波形。

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↑シャープの6AW8を挿した波形。 上と時間軸は同じです。

メーカーが異なるとヒーターハムも違います。

シャープの球は、結構ヒーターハムが低くてよいですよ。人気がないので安いし、ハム音少ないし、よい球です。

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↑RCAの6LF8を挿した波形。 

「ヒーターハムは音だけでなく、波形からもその程度が確認できる」

「実装する前に、ハム球を選別する方法もあるかな?」

オイラは、真空管を触りだして3年未満の初心者なので、 これ以上は申し上げませんです。

マイナーなメーカーさんの球が、低ヒーターハムだったりして、真空管は奥が深いですね。

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2013年7月17日 (水)

6DK6⇒6BK7 双3極管に換えた

1ST AFを6DK6から 6BK7に換えてみた。

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まだいつもの感度には届かない。




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6BK7を6GU7に換えると、いつもの感じになった。

IF段で 従来より20db近く足らない、、。 何故だろう、、。
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6dk6で ゲインは30dbちょっと取れる。 6BA6は25dbほど取れた記憶。

中3ラジオにしては、IFのゲインが足らない。
IFの輻射をバーアンテナが拾っているので、アンテナ配置がアカンかも、、、。

2013年7月15日 (月)

真空管ラジオキット IF球に、6JH6と6BD6

今日も触ってみた。

昨日は、1st IFの Sg電圧を数Vづつ変化させて

30Vで 、OUTからの戻りによる発振から逃げれた。 

この折は、「g3はカソードに接続」させていた。球は6BD6だった。

ご存知のように、g3は、シャーシアースにつないだ方がSG電圧の調整がしやすいので、

写真のようにした。昨日は、200Vを30Vに落すのが苦しくて、知恵が回らなかった。

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↑1ST IFと2ND IFのg3は、グランドに落してある。031

↑1ST IFのsg電圧は 100V近傍にした。 

球は2200μモーの6BD6から 

8000μモーの6JH6に換装した。 もちろん6BA6でも問題はない。

6JH6の規格表をみると、「IFに使ってね」って書いてありますね。

TVの画像IFに使わなくて、申し訳ないです。

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↑IFとバーアンテナは調整して 固定中。

g3⇔カソードを結線して、同電位にするメリットは、 「低いsg電圧でゲインが得られる」ことくらいしかオイラは知らない。

過去に、g3をグランドに落した回路を何回かupしてあったので、初めてのことでは無い。

1st IFに6JH6を使うことが出来て、ほっとした。

7月15日 時点での球種

ヘテロダイン検波 6BY6

1ST IF     6JH6 (g3はシャーシに接続)

2ND IF      6BD6  (g3はシャーシに接続

3RD  IF     6JH6   (g3はカソードに接続)

検波       ダイオードによる倍電圧

1ST AF 6DK6

2ND AF  6AQ5

う~ん、、、、球⇔IFTの距離が近くて、あまりゲインを上げられない。

1ST AFを 双3極管にして AFで誤魔化すことしか、考えつかん。

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2013年7月14日 (日)

真空管ラジオキット(COSMOS) 6球スーパーヘテロダイン その3

続きです。

トランスを買った。五麟貿易さんのサイトから買った。5球スーパー用トランス。

1次側は 100vになっていてる。110vでないのが嬉しい。2次側は60mA。ヒ-ターも2.4A+0.6A取れる。

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載せてみた。↓

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のった。(この時でも、まだ配線間違えに気ついていなかった)

「何を間違えたか?」は、恥ずかしくて言えないですね。(もともとのトランスは、問題なかった)

今回は、↓これを試したくて、、、。

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 my blog list にもある 「W  コール をききたくて」 さんから

セラミックフィルターを戴いたので、今回ありがたく使わせていただいた。

多謝です。セラフィルタ+倍電圧検波が穴開きに載っている。

で、「手持ちの7mm角IFT」を使ったが、「IFTが451.2Khzまでしか上に上がらなかった」。445用だったのか?

う~ん、事前に確認をしなかったオイラが下手すぎた。IFTは、改めて手にいれてみる。

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急遽、検波部をつくって 換装。

7月14日 時点での球種

ヘテロダイン検波 6BE6 (6BY6)

1ST IF     6BD6 (g3はカソードに接続)

2ND IF      6BD6  (g3はカソードに接続)

3RD  IF     6JH6  (あまり採用例が見られない)  (g3はカソードに接続)

検波       ダイオードによる倍電圧

1ST AF 6DK6

2ND AF  6AQ5

1st IFのSG電圧↓

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いつもなら、この電圧近傍でOKなのだが、

今回はレイアウトが苦しくて、IFT⇒球⇒IFTが近いので、 もっと下げないと

プップップ と OUTが戻ってきて発振中です。

SG電圧を下げりゃ 、当然耳が悪くなるので、 球とIFTの距離は充分とらなきゃね。

色々と調べたら、今回、もっとも発振しやすいレイアウトは、2nd IFの球のOUT側でした。

で、1st IFの SG電圧を30Vに落して、OUTが戻ってきて発振するのだけは、止めた。

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球⇒IFTは もう20mmくらい離さないと 球のゲインを上げられない。

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↑トラッキング中。

「親子バリコンのどちら側に、、小容量を追加すると耳が良くなるか」が、すぐに判るようになった。

「真空管スーパーのトラッキングの経験値があがったのか????」

トランジスタスーパーラジオでは、トリマーを追加した覚えはないが、

真空管スーパーは 造る度に 追加容量が違うし、ヨリ線の浮動容量であわせた方が良い時もあるので、奥が深いですね。

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↑10PFのトリマー。OSC側に追加。

OSC基板に半田附け↓。  今回は、ほぼ抜けきる直前で感度がピーク。5PFの方がよかったか、、、。

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調整のポイントは、

★OSCコイルが可動タイプなので、 BCバンド下端では、耳が良くなる点にコアを合わせる。

(耳がよくなる適正インダクターに合わせる)。 3°もまわすと耳が違ってくるので、注意。

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全体として、耳がまだ足らない。 いつものラジオ水準より、音が20dbほど小さい。

正確に述べると、AF段の音量も足らない感じ。 まだ何か、間違えているぽい、。

今日は、適正なSG電圧を見つけるのに、疲れた。 

+Bを400KΩ(3W)でドロップさせたら、それなりになった。1W抵抗じゃ1MΩでもそこまで落ちんかった。 電源トランスの容量が60mAあるので、簡単にはSG電圧が下がらんでした。

追記

夕方確認したら、SG電圧をもう少し上げれそうだ。

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2013年7月 8日 (月)

感電しない真空管で、ワイヤレスマイク製作 その2

進めてみました。

P⇔G間での発振にしました。 この発振方法は電池管3A5で2度ほど使っています。

中間タップのある発振コイルを、まず造ります。

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↑トランジスタ用OSCコイルを利用して、タップドセンターコイルを造ります。
線材を外します。

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↑新たに、70~75cmを巻きます。外した線材を再利用してもokです。


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↑この位の値になります。 コアを被せると+100~140増えます。
後はバリコン側で調整します。必要ならコンデンサーを追加して、目的の周波数範囲に落ち着かせます。


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↑発振波形。 「ええ??」って位に弱いです。
「間違い?」と想って確認しました。はい 間違えてました。

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↑変調トランスは、写真の通りです。

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2013年7月 7日 (日)

感電しない真空管で、ワイヤレスマイク製作 その1

電源トランスがレアショート状態?のスーパーラジオは、トランスが来るまでお預けです。

で、気を取り直して、ワイヤレスマイクロフォンの製作を始めます。

自動車用真空管をつかってみます。12Vで動作する真空管ですので、扱い易いですね。

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↑ BC帯のAM,ワイヤレスマイクロフォンにする予定です。
球は、自動車専用の真空管の12DW8。 規格表を見ると同一性能でない双三極管です。
マイクアンプのゲインとして60~70db必要なので、いままでの技術蓄積でわかっています。

この12DW8は1球で20db+10db=30db程度は取れそうなので、3球構成にすれば何とかなりそうですが、AF段はトランジスタでまとめます。(3球だとヒーターだけで1.3A食うので ちょっとパスです)

この球は、12AX7など12Vの双三極管に比べて発振させにくいことが、ここに挿してわかっています。 50Mhzでは発振してくれませんでした。

BC帯では、OSCすると想うのですが、、。

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↑ メーターがあれば見栄えが良さそうなので、ダミーでメーターを配置します。

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↑マイクアンプだけは配線終了。

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真空管ラジオキット(COSMOS) 6球スーパーヘテロダイン その3

今朝は床屋さんに行ってきた。

マスター含めて4人も働いておられる床屋さんです。
マスターはオイラとほぼ同じ歳です。

で、「散髪用ハサミは自分で研ぐのか?」とマスターに尋ねてみた。

お返事は、
「理髪学校ではハサミの研ぎ方は教えてくれるけど、 もう自分で研ぐ床屋さんはもういないじゃないですか」
「今、還暦から上の世代では 自分の道具は自分で研ぐのが当たり前だけど、
もう昭和30年代生まれ以降では、ハサミを自分で研げるヒトは  いないでしょうね」


「大工さんは、道具が命」「床屋さんは、ハサミが命」だと想っていましたが、
どうもプロの世界でも素人化が進んでいる日本です。

道具が研げなきゃ、切れ味の良し悪しも 判らんですよ。

TVでは、切れない包丁を使う「味評判の店」が映像でときどき映っていて、
オイラはTV界独特のギャクだと想ってみてます。


オイラの子供ですら、TVの映像みて 「包丁研げてないね」って申してます。


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突入時にヒューズが飛んだトランスを騙かしながら、
SGから 信号を入れてみた。

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↑一応 SP端で波形が取れるし、音も聞えているが、、、、。

で絶縁材の匂いがするので、 電源トランスを触ると70℃を越えた感じ。

「なぜ70℃と判るのか?」
仕事でサーボやインダクションモーター使うので、温度は触ればわかるほど
熱い思いもしてきたからね。

ヒューズが飛ぶトランスはそれなりに訳がありますね。
電源トランスは、別途手配する予定。

写真撮影のための10秒だけ通電して、本日は終了です。

(後記ありますが、配線間違えていました。)

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2013年7月 3日 (水)

真空管ラジオキット(COSMOS) 6球スーパーヘテロダイン その2

夏には 桃が似合うのだが、まだ地元の桃の出荷は始まらない。
早生でも あと2週間待たないと あかんねん。

仕事も、日本で初めての事を「田舎のおっさん」が又々せにゃならんので、色々な基礎知識が必要です。

特許性は高いけど、申請すりゃすぐにオープンになるので、どうするんだろうね。

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6球スーパーヘテロダインの続きです。


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↓球のソケットは6個。SPはモレックスで中継します。バリコンは前記のように換装してあります。

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↑ 一応、配線を終えたつもり。
これから、確認作業です。

今回は、穴あき基板が 1枚載ってることが、従来と違う処かな、、。

7月3日 追記
いつものように球なしで、+Bにはテスターで電圧監視をした状態で、
スイッチON!!

スイットONとともに、ヒューズが光って飛んだ。
+Bの平滑にはテスター読みで25V程度の残留電圧があった。
まあ、2次側の短絡ではないことがテスター値からわかった。


で、電源トランスの1次側の抵抗値を測ると、値が一桁の前半。
電流=電圧÷抵抗 であれば、 突入時には軽く25Aも流れてしまう。

他のトランスより、抵抗値が低いんだな、、。

残念なことに、トランスの絶縁度が下がって どこかで触れているのか?

手持ちのトランスを載せてみた。 穴が大きい。

もう少しトランスをつっついてみる。
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この時は、まだ配線間違えに気つかず。


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475KHZ IFT

475KHZのIFTも手にいれてみた。2個だけどね。
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以前UPしたように4連のIFTも持っているので、 
4連IFTを使った通信型もつくれそうです。



AFのINで使うアッテネーター。若い頃の仕事でも、菊水さんのATTにお世話になりました。
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ときどきYAHOOで出品されてますね。

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