trio のマーカーは、510も520も同じ回路だ。先日、ここでワンショット・マルチバイブレーター回路だと記した。
・その510marker 基板と同じ穴位置で同じサイズで作図してみた。 現行の100kc 水晶振動子は音叉型になる。ndkで生産ラインを眺めた折にはclass100で製造していた。 空気中を浮遊するゴミ粒子が付着すると不良になる世界なので、ゴミを吹き飛ばすエアショツト工程がある。この工程の良し悪しが直行率に効いてくる分野でもある。
水晶振動子が音叉型ゆえにosc強度がやや貧弱になる。
1,水晶振動子はtwinにして周波数安定度を上げてある。
2,トーンも載る。この変調方式は泉弘志先生が1970年(71年?)に公開された方法。後に集積回路を採用しJH1FCZ氏がトランスレス変調回路と云いだしている。2019年には「泉 方式」を別なネーミングしているのも流行っていた。 実験していくと、所謂「トランスレス変調」では音声信号レンジ幅が狭いのが判る。これも公開済みだ。 デバイスを変えるとそのレンジ幅も変化するので、通信用として???だと捉えている。ワイヤレスマイク等のお手軽実験向きの変調ではある。
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100KCマーカー基板は サトー電気にも並んでいる。
standby beep
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先日作図した基板が届いたので、実装してみた。
こういう論理回路ぽいのは苦手である。
hold時間は可変できる。ここまで長い必要はないと思うので、VR=50KΩくらいがよい。
ここまでは来れた。
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toneはR14+VR=270オーム時に、3.2kHz。
1.5kオーム時に1.0kHz。
アポロのピー音よりも上の音もでる。
standby beep はほぼ出来た。
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これから先は、
・B接点での受けにしたが、途中でリセットすることが必要なのだが、このICでできたかどうか?
・TRXのPTTをこれで接点出ししてやる必要がある。
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・3.5MHz AMトランシーバー基板の訂正版がなかなか到着しないので、「スタンバイ ビープ ユニット」を作図した。
・中学校に通ったことのないヒトは、「スタンバイ ピー」と身勝手に叫ぶが、英語ではbeepだからね。 日本で人気になったのは「CB上がりで、セラ球を24V⇒dcdcコンバータして悦に浸る層」の努力による処が大きい。知的に劣るので身勝手な用語を創作したようだ。電源電圧24vでssb 8kwってアンプも多数見かける。
・アポロからの通信音が衛星中継で NHK-TVから出てきた「あの感動を再び」の目的で、基板に落とし込んでみた。 アポロでのトーン周波数とBEEP 持続時間はWEB上でも公開されているので、知的好奇心のある方はお調べください。
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standby beep unit試作案
・真空管TXも接続できる回路にしてみた。
・他の回路例には、ケミコンの放電を利用し容量増減でBEEP時間を決定する簡便な方法もある。この方式だと基板はもっと小さくなる。
psnのrf スピーチプロセッサー
原典公開は1972年らしい。 おそらくは1970年には考案済みだっただろう。
原典に手を加える必要はない。
「kp-60のライセンスがどのようになっていたのか?」の公開物は発見できない。
著作権時効まであと2年弱。
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rf スピーチプロセッサーは自作で3機種。
①クリスタルフィルターを使うSSB方式は、サトー電気にて扱い中。変調DBMには波形が綺麗なSL1641を採用。
メーターの振れを向上させたバージョンはここ。
②クリスタルフィルターレスのDSB式は RK-95 .
YouTube: Rf speech processor: kp-12 is rebuilt . one make p.c.b
③PSN方式が上の回路案。
speech プロセッサー あるいは マイクコンプレッサー 呼ばれているが、これらは商標に起因している。その辺りはここにまとめてある。
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psn方式のrf speech プロセッサー。
・このrf speech プロセッサーの原典は1972年にまで遡る。 ギルバート氏がダブルバランスドミクサーによる演算(乗算)回路を公開したのが1968年. 有名なdbmなmc1496が市場にでてきたのが1972年。mc1496を使ったssbが米国中心に脚光を浴びていた頃に、psn方式のrf speech プロセッサーは市場に登場した。
・原典の商品は今でも中古市場で随分と人気だ。日本にはそれは出回っていないぽい。 psn ssberならば既知の世界である。
・原典にプラスアルファして作図中。
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・psn方式のrf speech プロセッサーの市販品としては、made in japanではKP-60が有名。後継機種がKP-120???だった記憶。 およそ50年前の設計であるKP-60は人気がある。KP-60は原典通りにLMシリーズで揃えてあった。原典販社と KENPRO KP-60のライセンス関係を調べるのは苦しい。
オイラが基板化したrf speech プロセッサーでは、
①rf speech プロセッサーのfilter式 SSBタイプがRK-84.
②RK-84のフィルターレスがRK-95だが、SNが良くなくて一休み状態。商業電源60Hzをマイクラインで拾ってsnが悪化している。部品配置とコールド側パターン変更で逃げれるかは不明だが、「コールド側は変えた基板」が届いている。
RK-95はまとまりました。 フィルターレスなんで高域も出ます。 am dxer 向けにどうぞ。
YouTube: rf speech processor. using ta7061. filter-less
③ KENPRO KP-12に RK-95を組み入れてみた。
YouTube: Rf speech processor: kp-12 is rebuilt . one make p.c.b
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「基板化」と思い立ったものすべては、ここに公開中。
・LM567の入力上限が80mV近傍なので、上流側には信号強さの制限回路が必要になる。⇒実験
設計時間を短くするならばNJM2783の出番だろう。
TA7060の実験からすればVOGAを使わなくても制限回路は成り立ちそうだ。
・「検出幅のセンターにいるか?」は2つICを使えばできそうらしい。
NE612を並べて実験中。
こんなことを思いつくオイラは、かなり阿呆に近いが、トライしてみた。
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NE612のセルフosc(水晶振動子が1つ)
: 外部から見える発振強度はこの程度。
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この発振中の信号をanother ne612に注入して、生成されたdsb変調。
AF 3mV inで歪むので、スイッチングが不十分すぎる。
、、と搬送波不足の解でした。
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基板は改良して再製作を検討。
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しかし、この時は
どうしてosc強さが違うのですか???? 回路とCR値は同じです。
1, 水晶メーカーが違う?
2, ne612のバラツキ??
3,部品レイアウトの差???
う~ん、思案中。
2018年程度のosc強さがあれば成り立つ、、、。
この違う理由を断言できるあなたは手練れですね。
まあ「回路図があれば製作できると思うオツム」がモノつくりを凋落させる要因です。
・半田工作もので面白いのは、ワイヤレスマイクだろう。
電波を飛ばして自分の声がラジオから聞こえてきたアノ感激は生涯忘れることは出来ない。
・AM変調ICを使ったものはここで紹介済み。 日本では馴染みの薄いS042P,SL1641も作例がある。
新作を用意中。
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AM変調ICにMC1496.
MC1496ワイヤレスマイク(RK-13)の小型化版。 ⇒ 波形。
修正版を手配中。
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東芝のdbmをつかったもの。AM変調ICにTA7310.
こちらはもう少し小さい。未手配品。
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サトー電気で昨年から扱っているワイヤレスマイク基板。RK-45.
AM変調ICにTA7320
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再生式ラジオで受信周波数をled表示した作例。
最近人気復活中のCA3028でダイレクトコンバージョンレシーバーにしてみた。
初期の回路案。
・LM386は9V駆動時、部品の配置具合でボボボと発振するので6Vでの使用。
・差動出力側は等負荷が波形上綺麗なので、同じ値の抵抗にした。
・CA3028でOSCさせる手立てもあるが、OSCさせると条件が許す範囲で最大電流になる。また「定電流回路としての機能がどうなのか?」の定性データを有していないので、セパレートOSCにした。AUDIO系差動回路をみると定電流値に拘りがみられるので、OSCしない方がよいようには思う。
・感度はOSC強度に比例するので、それは調整できた方がよいだろうと。 ただしRを入れるとCRにより相がずれるのでオシロ計測では綺麗に見えなくなる。
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DHLによれば今日、基板が届くようだ。
NE612をself oscさせた感触からすれば、ca3028 self oscにて受信感度が劣らない周波数としては20MHzまでかなあ、、と
基板が届いた。
確定回路はここ。
・JH1FCZ氏の名作に、ever599がある。 「スーパーCWフィルタ ever599」の名称で¥4,700円で売られていた。(価格は公開情報が15年ほど前から存在する)
注記;後記述あるが JH1FCZ氏がダイオード入れたのは悪手。 LM567入力上限は70mV程度にしてダイオード起因の逓次高調波が生じない工夫が必要。
・その頃オイラは、半田工作と無縁だったね。未だに実機を見たことが無い。 オーバーヘッドプロジェクターの評価機とか、「トヨタが電解コンデンサーの耐熱を全てのメーカーは105℃にしろ」とか97年初冬に言い出すもんだから、日電:駒ヶ根工場(現NEC)へラインを入れたりしていた。、、と温熱105℃仕様のチェッカーラインの国産初号機はオイラの設計でした。以降105℃が業界に定着して現在ですね。105℃コンデンサーはトヨタ指導で生まれました。
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TTLを使わない現代版にしたのが、これ。
typeBの名称にした。
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上流からの信号受けVRは100オームでも10kでも50kでも、上流回路に合わせてください。ダイレクトドライブ スピーカー方式(dc流出式)だと100オームでも苦しいとは思います。
・受信音を900hzに合わせると 80hzくらいのレンジ幅になる。100Hzまでは広くない。フォトカプラーのon/off点は発光具合でばらつく。(近年、ばらつきを考慮できない半田作業人が増えているのは、どうしてだろうね??)
・オイラ自作の100kcマーカーでも100.000kcで安定するので、メーカー製txが7000.00kcで安定するだろうと、、。
・TX側7MHzでのQRHが1ppmだと7Hzに相当する。10ppmで70Hz. 水晶発振のtxだと暖気運転後では70Hzまでは暴れない。20Hz以上暴れるなら発振強度が適切か疑ったほうが良い。
・バリキャップ式vxoは暴れるので、そこは注意。am時には不要だが、cw時には10Hz直読カウンターがほしくなる。
・QRHに留意しだすとTX側水晶振動子(vxoタイプ)に使うトリマーはQ100程度では駄目。日本製では役立たずな分野の一つ。Qが高いトリマーはまだまだ流通しているので、調達しておいた方がよい。RSでも扱っていた記憶だ。
・周波数安定度は部品配置にも依存するので、奥が深くオイラには突き止めきれていない。「配置具合で発振強度の強弱がある」のと同じで解までは遠い。
・近年のメーカーtxは0.5ppmに収まるので支障ないが、ever599では送り側の電波質が1950年代並みだと苦しい。
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・さて現実は、
①LM567は強入力だとVCO周波数が引っ張られて動く。 そこをdiode工夫してあるのがJH1FCZ回路。⇒ これがノウハウと信じたが、but 悪手なのでダイオードを使わない改良版を思案中。
②JH1FCZ氏のような「ダイオードあり回路」だと検出センターでなくても、ワンショットon連続になるので困る。写真公開 (現実的には使えない)
③
また電源電圧の0.1V変動にもLM567は挙動が変わるので、供給電圧制御はmust.
・LM567のFreq安定具合は通電20分経過後には、±3Hzに収まる(800hz合わせ時)。30分経過しても1~2Hzのずれ。相手が1980年代並みのTXであればLOSTすることは無いと思う。
・チューニングLEDだけではセンターに合わせられないことがオシロ確認できたので、JH1FCZ氏のキットを使うならば工夫を入れてください。
④予定型番は RK-92に為る(改良して確定済み).ここに公開。
2400発分波形をみたがミスショットがなかった。 これで使えるだろう。JH1FCZ氏回路よりミスショットは随分減った。
上写真のがRK-92の確定版です。
⑤LM567は ICOM site にも紹介されている。
・トーン波形が鈍るのを嫌って、充電定数は無くしたが、立上がり、立下りがシャープすぎて「キークリック」のように聞こえるらしい。 時間遅れ信号を加算したものをヒトの耳は低歪と聴きとる。
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How to useは fcz研機関誌に紹介されている。
調整要点
①、初段のゲイン確認。
・10mV~15mVをTRに印加でLM567のON/OFFは?
②、LM567。
・VCOの安定度は、Freq=900Hzに レンジで5Hzに収まった。 ⇒ CはQの低いものは駄目。金属皮膜抵抗が周波数面には安定している。
③、ON/OFF 確認 LED.
・直列の抵抗は330Ωくらいだと常時薄く光る。 OFF時にも微弱電流が流れるのがIC構造なので、910にした。1KでもOK.
④、フォトカプラー
発光具合のバラツキがややあるのが発光ダイオード。これを内蔵しているので、直列抵抗の増減は必要なこともある。(発光ダイオードはラインチェッカーで40分類もされる。トランジスタはせいぜい4分類)
「LM567のON ⇒ フォトカプラーOFFのまま」だと全体動作しないので、ONしやすい側でR値を決めてある。OFFに為り難いならば820~1K程度まで増やす。 ONしにくいならば値を下げる。
⑤、ツインT回路は歪んでいないことを波形確認のこと。
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おいらのことだから動作確認できて技術確立できたら、そこで終了。同期検波基板のように技術確立して「配布なしRK」も頻繁にあります。同期検波基板は3種類を領布中。
ever599 の完成版はこれ。
fcz氏の599に比べてlm567のミスショットが非常に改善された基板。
基板領布は 問合せください。
・RFスピーチプロセッサーの第1弾は、KP-12Aと同様に「クリスタルフィルターによるSSB時でのリミッティングアンプ」にしてみた。
・MC1496(DBM)が市場登場したのは1973年のことらしい。1972でなく1973のようだ。ただし軍用品は公開されることがほぼ無いので、MC1596は1973より前に流通していただろう。
・ダイオードDBMは戦時中には英語圏で実用化済。日本はスーパーリゼ時代だったが、、。
・DBM登場直後には半導体PSNによるSSB回路も登場している。「1974~1975のどこか」までは判明した。 「KENPRO KP-60の原典は欧州回路だ」は英語圏で確認した。
.ギルバート氏はDBMがMIXERで普及するとは想像だにしておらず、演算処理回路として開発した。と云うのも1966,1967とMIXERに関しての他者先行論文が公開されており、氏として通信用途向けは眼中になかった。(源の英文あり)
予備知識はここまで。
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・サトー電気での半導体扱い品で構成した「RF スピーチ プロセッサー」になるだろう。、、、半固定抵抗の生産側主流はW3296だと想う。
調整レスを狙っている。
秋までには形にしたい。⇒ 作動確認しました。
YouTube: 自作RFスピーチプロセッサー :ta7061 クリスタルフィルターレス
TA2011基板よりは小さい。サトー電気からキットで出れば面白いだろう。
・真空管のFMワイヤレス基板はここに紹介済み。
・水晶振動子でOSCさせたトランジスタ式 FMワイヤレスマイクはここに基板化済み。バリキャップを使うと安直になるので、古典的な変調になっている。
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今日の回路は、FM-TX用ICを使ってみた。 コードレス電話向けのデバイスであるが、28MHzFMでの使用例が随分と見つかる。
ICデータシートでは60MHzが上限ゆえに、簡便な「51MHzのFM向け」も出来る。お手軽なFM実験派向けだろう。
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日本での回路例としてはWEBに1つ上がっていた記憶だが、今日検索するとhitしない。
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基板サイズはこの位。
プロト基板としての手配はこれから。
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このデバイスで実験。
3端子レギュレーター、2sc1815 そして実験デバイスが実装されている。
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center=455。 lowerだとこなる。
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center=455. upperだとこうなる。
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center=455.
復調は綺麗だ。
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・同期検波の 「半導体 one device 案」としてはこのdeviceしか流通していない。 このdeviceをトランジスタラジオに使った例はここ。 詳細はこれ。 「基板ナンバー RK-67」になるが、調整がシビアで玄人向けだ。他にLCによる同期検波はここ。
・包絡線の情報を点群でシンクロしつつ拾いに行くのが同期検波。ターゲット搬送波周波数の2Fでも3Fでも点群情報は取れる。つまり同じ周波数で点群を拾う必要はない。情報無い処は音に成らない。 1/2Fでも拾えるが半分もの情報欠落になるので復調音は粗くなる。そこで復調音の処理が必要になる。同期検波はデジタル処理向きです。これをなるべく「アナログ系でできないのか?、、、、?」
・機械設計屋が電気屋の守備範囲を荒らすわけには行かない。それをやるとイヤガラセをする側が発生するので、オイラは「半導体 one device案」で中級向け基板を思案中。
入力信号強弱に引っ張られるので、この工夫を悩んでいる。
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two device 案は、中国のsiteに詳細があるので参考になるね。
「日本人の特質として、苛めを好む」ことは、学校教育の実情を診ればお馬鹿なオイラでも判る。
「予備」と「呼び」は違うね。 呼び半田 と 予備半田は質が異なる。
「呼び半田」
誘うのは呼び。 井戸水では呼び水を使う。⇒平安時代頃からだと思うよ。「呼び水」を知らない日本人っているのかなあ? 。
ファンヒーターでは 呼び灯油を使う。⇒ 「呼び灯油」の呼称は、明治以降だろう。
呼び半田をしてから本半田してください。
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「信州木曽路 藤村」 と漢字表記で、 「フジムラ と読むお馬鹿が増加中」だと先日、馬籠では泣いていたぞ。 教養レスが主流になっているので民度に呼応した首班になる。
「山梨県で有菌だとの通知を保健所から受けたお姉さんは、素知らぬ顔で東京へ移動」した。今だけ自分だけと安倍なみに身勝手な人間だ。さて、これを診ると山梨県鳴沢村らしいね。「ヒトの迷惑顧みず、ドドンガドン」だ。
LM567での実験中。
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This freq : off 、LED 消灯
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now :on. LED点灯。
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still on.LED点灯。
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then :off 、LED 消灯
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YouTube: 春日トライアンプ AF-20 2号機 FM受信
マイクコンプレッサーの第7弾?です。
先日公開した回路をレイアウトしてみた。
・音声信号ラインはRK-56と同じ部品ゆえに、音は同じになるだろう。AN892は落ち着いた大人向けの音になっており njm2783の音より重厚だ。使用デバイスで音が違う好例でもある。マイクコンプレッサーも音で検討すべきだろう。
・RK-56はfeed backでの制御。SN70dB(オイラの設備の計測上限)
・これからトライするのはfeed forwardでの制御。BBDデバイスはカタログ値SN90dB。BBDデバイスで脚色されるかどうか、、、。
・コンパンダICではSNが50dB前後なので音声信号には、悪すぎる。
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50MHz AMの送信音。歪もなく癖もなく素直な音で聞こえてくるね。至って普通の音のtx部
YouTube: モノバンド AMトランシーバー自作基板 : RX-89のtx確認
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YouTube: LA1260 自作ラジオ :2IC ラジオ。
YouTube: PWM変調の中波ワイヤレスマイク:タイマー 555②
YouTube: レフレックスラジオ 2sc1815+ta7368 : RK-80
YouTube: mic-comp using an829,panasonic
マイクコンプレッサーの検討をはじめた。
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・mic-compものでは、有名なVGAは採用してきた。ケンプロ KP-12Aと同様にARA式も自作した。あとの未確認分野はfeed forward式くらいだ。日本ではJA1BLV関根OMの作例しかない。
・「自称feed forward式」との製作記はCQ誌にもあったが、ダイオードを利用しており時間遅れが発生する回路でfeed forwardと称していた。CQ誌側の記事内容点検が甘い。
・半導体ものの処理時間の遅れは、2000年では1ms. 近年では0.1~0.3msにまで縮んできた。比較的に応答が速い光センサーでも、onしてからout側がそれに追従するのに0.1ms前後.そこで時間短縮したいメーカーのは閾値がセンターより上側にある。その辺りは実測したエンジニアなら体験している。高速応答タイプは一般的に雑音に弱い傾向がある。
・ダイオードの応答時間はメーカーから公開されているので、自作派ならば既知だろう。
ダイヤフラムタイプ或いはピエゾセンサーはout信号が安定するまでに200msほどは欲しい。
・feed forwardのリードタイムを縮めていくとリアルタイム制御になるが、これは「加減速を演算処理しての予測制御」になってしまう。正確な意味でのリアルタイム制御は時間軸に邪魔されて無理だ。
・feed forward式で1例検討中。JA1BLV関根OMの回路とはかなり違う。同じ処は「AN829を使った」ところだけだ。RK-56の制御回路はトランジスタで行っている。
・昨年5月に RK-56基板がまとまっているので、 およそ1年後になったが「まず オートVR ICだけのCOMP基板をまとめる。その実績を受けてBBD素子を使ったVOGA 基板にする。(2段階)」と計画した流れですすめる。
・「BBD素子での時間値を幾つにするか?」は「実測の遅れ時間(平均値?)」より0.01msも早ければ論理上okであるが、「簡便な実測方法(信号入力から制御までの消費時間)」のイメージが出来ない。 仕事上、ゴタゴタしたものは作成するが、、、、、う~ん。
・空気中を進む音(伝わる音)の速度は算出式がある。進む媒体が1種類なので判り易いが、キーエンスのような有名メーカー品での時間軸「入力 ⇒ 出力」は選別されたICを使っても2020年時点で50us(0.05ms)程度は必要とする。
・ヒトの耳は0.5msのタイムラグを聞き分けできるが、 NFBのように時間遅れの信号でオーバードライブした合成音を低歪と認識するので、なかなか難しい分野でもある。
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部品数はRK-56に10点増えただけだ。
BBDの特許は有効期間を超えたので失効している。結果、セカンドリリース品が流通している。
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TA2011Sでの入力と出力の時間に関する確認をここで行っている。
2018年3月29日の記事での写真。
com動作中での測定になる。下側波形が入力。上側が出力。バー間の時間差が200.7us.
・2年前に公開済み実験が役に立つ。
・およそ30~60us程度の遅れがあるらしい。、、と推測するに100usあればfeed forward制御になるのか??? こんな短時間のBBDは松下製にないことは確認した。
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