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録録 ★ Feed

2019年9月26日 (木)

短波用LA1600 基板: BFO回路でSSB対応。 7MHzで製作.

50MHz  AM/SSBを受信するLA1600レシーバー基板(RK-60)を開発済みです。詳細

La1600zx10

La1600zx18

La1600zx19

このRK-60は、RJX-601並みの感度です(am時)。

「LA1600   RJX-601  」で検索。

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2019年4月14日の再掲

短波用LA1600 基板: BFOでSSB対応。RK-49の紹介。

KIT-16SPに載せれる小型ラジオシリーズです。

短波用にBFOを載せました。

バリキャップで選局したい方にはすでにRK-12を公開中です。

サイズはこれくらい。

La1600b008_2

KIT-16SPに載せました。

La1600b005

SSGからいれて確認。

La1600b001_2

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このSSG値でも聴こえました。良いレイアウトだったようです。或いはこのフィルター型番とLA1600が程よく整合するようです。

この値からすれば3.5MHz~10MHzではRFアンプは不要です。

LA1600の感度は「 7MHz > 中波 」なことがデータシートで公開されています。

La1600b002

 ④

BFOはこの周波数にしました。

セラミックフィルターのセンターよりやや上で整合させています。 

La1600b004

 ⑤

まとめ。

LA1600を使った短波基板は2機種目だが、 感度が良好なレイアウトになったようだ。21MHzならばプリアンプは必要かもしれないが、ローバンドではプリアンプは不要。寧ろattで絞ることを検討すべきだ。

◇「LA1600 + SFU455」に比べてロス小だ。

 非常によく使われる「SFU455Bは Z=300のIFTで使え」とあるので、今流通しているIFTでは不向きのようだ。 W55HはZ=2000。、、、とここまで感度影響があるのを体験中。

基板ナンバーはRK-49.

通算285作目(修理ラジオは含まず)。

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この基板の発展タイプとして、28MHz,50MHzユーザー向けにLA1600を使ったダブルスーパーヘテロダイン基板も領布中だ。

RJX-601並の感度にはなった。RK-57.RK-60で領布中。 

「LA1600を使ったダブルスーパー」で検索。

Ans01

大町市の相模組では、強制労働させてました(戦中)

強制労働がまとめられていた。

http://www.pacohama.sakura.ne.jp/kyosei/0903meiboitiran.html

大町市の相模組(建築)では113人を強制労働させていた。

厚生省勤労局調査のデータだから公的な数値だ。

今日までオイラ知らんかった。 現会長の子供とはオイラ同級なわけで、50年来知っていたが社歴までは知らんかった。

kyousei-oomati.pdfをダウンロード

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千葉へのビニールシート貼りの応援(台風災害の支援活動)に人員を割かないで、応援ゼロ人になるわけだ。 損得で考える会社のようで「利用するだけ利用する」のは、戦前からの社風ぽいぞ。

ダブルバランスドミキサー njm2594。同機能の先行販売品がCAN パッケージ時代からありますが? ゼネリック??


YouTube: ロクタル管自作ラジオで youtubeを聴く

NJM2594の挙動をここで確認したがどうやら送信向きではないデバイスだ。騙されてはいけない。

DBMをDBMとして使うには、スイッチングに必要なRF0.7Vを入れる必要がある。搬送波0.7V入れてサチるdeviceは、ic内部が妖しい。NE612は受信時にRF3.5V入れても涼しい顔をしている。

NJM2594はNE612よりは受信感度が出ないと予測されるので、採用検討は慎重に。

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JRCからdbm NJM2594が2002年9月に@500円サンプル出荷されて、正規販売は2003年1月から行われている。エミッタフォロワとコレクタフォロワでの出力がセールスポイントではある

同じく2出力タイプのdbm同等品が、CANパッケージ時代からリリースされている事実がある。40年を超える歴史を有する。ギルバート氏がギルバートセル発表後、母国Plesseyに招かれLAB所長時代に開発されたICのひとつにSL640 /641がある。1972年か73年のリリースだ。

データシートを挙げておく。(DIP品はSL1640C, 1641c).欧州での作例が見つかる。

Sl640_641

 

・後発品njm2594(2002年公開)は、SL640のウエハーを90度回転させてボンデイングすれば出来上がる。icのマスクは同じものが使えるので、外装を時流に合わせただけだろう。

・JRCでは自力開発したDBMは未だ無い。製造許可を得ての製造になる。所謂ライセンス生産だ。 

・ご存じのように「1990年代に自動車のとある分野でJRC独り勝ちだったIC分野」はいまや後発のboschに随分と負けている。webをみると無い、開発を止めたか?。 日本人が思うほどの技術はJRCに無いのは世界的な事実だ。

 

 

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・JRCにとってはnjm2594は新製品だが、市場では30年ほど遅れたセカンドリリース品扱い。

先行販売品が終了したので、間隙でリリースか? とも充分に思える。欠点は内部TRのアンバランス補正が不能なこと。その欠点の割には波形は綺麗だ。設計が優れている。

・オイラは「市場から消えていたのが復活して喜んでいます」が直な感想。しかしdip 品が使い易いのも事実。

・後発リリース品を良いデバイスだと持ち上げるSITEが幾つかあるが、皆20代~40代の自作派だろう。もっともCQ HAM RADIO誌の1981年:QRP特集には「SL1641の50MHz ssbトランシーバー製作記事がある」。往時、小学生ならばSL1641を知らないね。50歳半ば~80歳で、SL1641を知らないならば「自作派では無いと100%言い切れる」だろう。

、、、とオイラは開発技術のあるPlesseyの製品を使用中。sl1641の50MHz AM  。

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ノイズを発生させる3端子レギュレータを製造している事実があります。戦前からのメーカーですがラジオには使えません 

ノイズ流出しないのはこれです。

・いまさら感のあるnjm2594を自作で使うメリットは無いだろう。(データシートで確認するとターゲット周波数はほぼ同じ、単にリフロー用にした?). オイラがみた日本語データシートにはNFが発見できなかった、不思議だ。

・dip品でsocket仕様が半田も楽でやはり使いやすい。 

純水純度が2ケタ向上しているが性能には反映されないものらしい。スモールサイズには貢献するがこの程度の周波数帯デバイスには純水度向上による反映具合が外部からはわかり難い。

 

2009424204634254

 

SL1641を使ったTXもの :50MHz AM生成。

Rk8308

Rk8306

Rk8305

 

 

Rk8301

 Ans01

SL1641使用のトランシーバー基板はサトー電気にて扱い中。

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トランジスタで構成したラジオがベースです。455kHz信号を同期検波UTに受け渡しています。


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

2019年9月25日 (水)

50MHz ダブルスーパー受信基板。 作動okにて領布します。sメーター対応。

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RK-41の領布記事(再掲)

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・色々と触っていたら感度はこの程度になった。 (S+N)/N=10dBになるSSG値は14.0とかつて無く弱い信号が聴こえた。 TDA1072で50MHz受信させた場合よりも、SNが良いことが波形からも判る。 TDA1072にとって不本意なIF=455でのフィルターしか流通していないのでこの数字だが、IF=470があれば感度は8dBほど改善されて SSG 6dBuV前後になる。

・感度が出せるかはIFTの周波数と IC内部の設計周波数が整合するかどうか、、だ。

単位はdBμなので、開放端での値だった記憶だ。 実負荷をSSG端とインピーダンス整合させる道具を持っていないので、真の感度は不明だがこの1/2とか1/4の値でダブルスーパー基板に信号印加されていると想う。

RFアンプのゲインを稼ぎすぎるとしくじるのでほどほどに。

市場流通品では「W55H」のタンポ印字になっている製品を入手のこと。W70Iがベストだが見つからない。

Sper01_2

mixerへの注入はこの位は必要(3v超え)。弱いと感度が低い。

Sper02_2

 

Sper03

以上、第276目の作例。 基板ナンバー RK-41になる。この10日からここで領布します。

リスト表(基板ナンバーRK 表)のPDFです。

20190208LIST.pdfをダウンロード

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「120~130MHz、エアバンドで作動するのか?」

手持ち2台SSG上限が110MHzなので基準信号源がない。感度確認が出来ない環境ではある。

mixerに100MHzを入れると, 130-100=30MHzなのでTDA1072にとっては楽作動の範囲になる。仮にmixerへ75MHzいれると130-75=55MHzになり66MHz作動実績のあるtda1072には支障ない。 100MHz水晶振動子はRPC市場で頻繁に見かける。

AGCレンジからみると、エアバンドではRF AMPは軽作動にした方が良いはず。

下のは公開済みの内容だが、SR-7の実測値も明示してある。そのSR-7と比べるとかなり優れた感度に今回は至った。

 

060

2019年9月24日 (火)

「トランジスタラジオ用oscコイル」の種類について。

オイラがレストアしたラジオ


YouTube: FM /AM 真空管ラジオ FM-11 シャープ

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トランジスタラジオ用oscコイルは 製造元によって巻き数比、タップ位置が異なる。⇒ 「発振強度」 と 「バンド内の発振強度安定性」がまったく違う(oscさせてosc強度分布表をつくれば理解できると思う)

性能が違うので互換性は無い(寸法は同じなので実装は出来る)

・バンド内の発振強度安定性では、サトー電気のものが優れている。

・oscコイルに合わせた回路定数にするか?   回路に合わせたoscコイルを見つける、作るか?

◇◇オイラが把握しているだけで3種類

1、マルツ

2, 千石さんの「CO1」 ⇒ KURA電子も同じもの

3, サトー電気 の 「osc」

上記は把握しているがaitendo 販売品は不知。

上記理由により、回路図中ではoscコイル販売店を指定している。他コイルも持ってきても望みの動作は無理。

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下写真のように 巻線機のメーカーから異なる。 ⇒ 出来上がったコイルは互換性ない。この互換性のないことを知らぬまま自作製作記事を公開しているsiteが多すぎるので注意。

004_3

写真を見て違いが判らないならば、ラジオ自作を諦めることをお薦めする。

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RK-44は 、サトー電気 の 「osc」がgood.

千石。・kura電子のCO1だと中波帯下側の感度低下がよく分かる。⇒ 無頓着ならばCO1でも使える。

千葉の応援:

この業界からの応援要請が地域支部に来た。この地域(郡部)では37社が加盟しているが、千葉に応援にいくのはオイラが世話になっている会社だけだ。他36社は無理らしい。 売上では2~3倍もある会社が多くあるが、応援はしないらしい。

会社創業時から 義理人情のあることで地域に知れている会社にオイラ世話になっている。 

明日、移動とのこと。

子熊と遭遇。

昨日の子熊事案

大町市で64歳との報道だ。

「場所と年齢から、社員ではないか?」と思いつつ出社した。

はい、社員でした。

技術の継承考

米航空機大手ボーイング(Boeing)737MAX型機に設計上の問題あり.

インドネシア当局のレポートでは、設計ミスが要因とされた

事故直後から、設計が拙いと航空オタクからの指摘が多数あったボーイング社。

・戦後の技術革新によって、 チカラづくで飛ばす飛行機になり、制御系に注力された結果、機体設計屋の意見が無視されるような航空機界になった。 その結果だろう。

・マルチコプターですら、興味のある民間人がマイコン内ソフトまで開発していたら、中国から民生品が販売された。 ドローンのスタートは民間人である。とあるジャイロセンサーは評判が良いのでそれが載っていると思う。 ジャイロセンサーの開発が進んだのはガラケーの普及によるところが大きいと思う。

・とある会社で、消防車用のポンプを製作しているが、50歳で現場工をリストラして収益改善を図ったことがある。熟練工が不在なので、要求水準のポンプを組み立てできずに、頭を下げて現場工に戻ってきてもらった事実がある。これは、とある1部上場企業の某事業所(長野県)である。

・ゼロ戦に搭載されていた 照準器の会社も、いまは実体がなくなった。光学系の技術は途絶えた。

 

2019年9月23日 (月)

6mQRPトランシーバー基板を領布します。

2019年1月11日の再掲

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先日作動確認(tx , rx)が取れた6mトーキー基板の新ロット到着した。

今時、ハンドトーキー(小型トランシーバー)は不人気のはずなので10枚だけ手配してみた。

☆受信部は、 ne612ダイレクトコンバージョン (RK-22のLPF無回路)

  7MHzでのデバイス作動は -10dBu(ssg)が聞える回路。RF-ampはNF優先 あるいはゲイン優先で定数を決めるように。

☆送信部は、 NE612トランスミッター(RK-26に mic-comp TA2011追加した回路)のDSB仕様。

  NE612 +final の構成にて、200mW程度の出力対応回路。回路図定数だと入力130mW. 外部抵抗1本追加によりAM変調になります。

☆水晶発振回路は、TR式。2SC1906推奨。オーバートーン、ファンデ共に対応。 3.5MHzもok.

026

変調波形。(於50MHz DSB) デバイスがNE612ゆえに50MHzではこの程度になる。

006

変調波形(於:7MHz  AM): 下写真

Ne612tx02

009

1月12日から 「基板ナンバー RK-36」にて領布。

通算273作目。

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余談だがTA7358での変調波形も次写真にて紹介する。詳細 ⇒ここ。  波形を見ればオイラがTA7358でなく、NE612にてトーキーにした理由も判るだろう。

024_3



 2019/may/09追記

・Tマッチ回路:

これはJA1FG氏が1970年に提唱され、 JA1AYO氏により広く知られるようになった経緯がある。設計Qによりインダクタンスが大幅に異なるので、製作者がQを任意で設定できるように、巻き数等の指示を行なっていない。Q=10時には10~20%ロスるので、よく吟味のこと。

算出式を身につけることをお薦めする。

P1010015

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今井OM氏設計の回路定数は、CQ誌にあり。

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3バンドラジオキット の製作 その1 .(再掲)


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

◇◇◇

2012年記事の再掲です。

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ラジオ少年から 新しく領布されたラジオキット KIT-600です。

MW/SW/FMの3バンド対応で、造り応えがあります。

2IC+2TRの構成です。

FMは空芯コイルなので、調整技術の優劣が判りやすくなってます。

「空芯コイルのラジオキットが、現行モデル」に驚くとともに、供給してくれた裕徳電子さんに感謝申し上げます。

価格は3150円と、オイラの財布にとても優しいです。

部材↓

030

回路図(日本語)とパーツリスト(中国語)、それにキーポイントを記述したA4用紙が

付属してました。

031

半田中↑ 

★FMのセラフィルターは、写真左側に印刷面が来るように配置します。(AM用も同じ向き)

★OSCは、赤コアがMW、緑コアがSW用です。

★赤LEDは足にチューブを被せます。長さは、基板をパネルに取り付けて

現物合わせで、決めます。(専用のスペーサがあるのを、後で気つきました)

★FM用空芯コイルは、「巻き数で2種類」ありますので、回路図通りに実装します。

(寝かすべきコンデンサーが立っています。すみません)

071

LEDノスペーサ↑

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↑配色が違うようなので、赤⇔黒入れ替えました。

034

↑DC用のソケットの向きが、他の2つと異なるので注意ですね。

1個だけコンデンサーを寝かして、ケースとの干渉をかわします。

035_3

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↑電池接点。

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↑アンテナホルダー(方向性あり)

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↑バンド切り替えSWの「リンク部品」

045

↑嵌めあい確認中。

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その2その3へ続きます。

2019年9月22日 (日)

amワイヤレスマイクキット : sl1641

amワイヤレスマイクキット (sl1641)

・dbmでam生成しています。 ⇔ 乗算です。

・波形は下写真のように綺麗です。

Sl164101

Sl164103

Sl164109

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YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

マルチコプター、 クワッドコプター 

20181222205412a33s

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ジャイロセンサーが急激に小型化しだしたのが2008年だった記憶だ。

クワッドコプターの自作SITEでcpuにpic16を使ったことがちらほらと話題になっていたら、ドローン(商品名)が中国大陸から出てきた。

人間が吊り下がりつつ運搬してくれるマルチコプターもyoutubeで見れる。

140kmほどの距離を送信機からの指示で飛べるコプターもyoutubeにで見れる、大量生産の民生品をそのまま使っているだけだが、140km飛ぶ。

小型モーターではマブチモーターが世界top. 「エアギャップが0.02mm程度ではないか?」と技術推測している。

もっとも有効な対策が、投網同様に「網で捉えること」。 網の技術では日本がトップに立てるぞ。 頑張れニッポン。

「欲しがりません。勝つまでは」の現代版。

ニンジンの皮もおいしく! 増税に勝つ食べ切り術

日本経済新聞の記事

この新聞社は、消費税の増税支持で、増税マンセーの記事しかない新聞社。

突然に「増税するから下級国民は耐えろ」の記事。 「欲しがりません。勝つまでは」の現代版。

北朝鮮の食糧事情に一歩近くなりました。

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セブンイレブンの弁当会社(上場企業)ですら、設備更新するゼニがない。来月は別工場を閉鎖。環境条例があるので新しく工場を建てるのにはハードルが高いので、既得の工場稼働地を果て手放さないのが経営。 土地をゼニに変えなきゃならんほど苦しいようだ。

キョウデンもリストラ開始中。

自衛隊ご用達の大豊ももうだめ状態。「カルソニックカンセイ」もあかん。

ラジオキット TECSUN社製 2P3を作ってみた。(再掲)

2015年1月12日の再掲。

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半導体式キットの製作は、2014年のDBR-402以来なので、8ケ月ぶりになる。

WEB上では耳が良いと評価が良い ラジオキット TECSUN社製 2P3

2013年の初秋ころから日本でも見かけるようになった2P3を半田してみた。

051

パッケージにも金を掛けていますね。好感が持てますね。

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組み立て図が大きいので、子供さんにも向きそうです。

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取り付き具合の確認。

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IFTやケミコンから半田を始めます。

半導体は一番最後です。

NPO ラジオ少年のサイトとは基板verが違う。

2nd IFTがバーアンテナから遠い配置に変更されている。

その結果、帰還発振が起こりにくい。 キットメーカーもチカラをつけてきてますね。

凝視すると1st IFTも5mm程度スピーカー寄りになっているようだ。

IF信号が「IFT⇒バーアンテナ」に戻って発振する事象はラジオにつきものなので、部品配置は重要ですね。

でも アンテナコイルの延長上に2nd IFTが配置されているので、帰還発振具合は初期verとおおきな差はないかなあ、、。

056

ダイオードは、型式刻印を読んで間違えないように半田。

バリコン固定のビス 2本。

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シールドを1N60の上から被せます。「検波しきれないIF信号が悪さをする」のを防ぐネライなのか?

真空管ラジオだと「IFT⇒検波素子」の配線ルートひとつで耳が違ってくるので、本キットのシールド化のような工夫は結構重要なんだろうな。

059

予備品でRが入っていた。

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SGから455KhzをいれてIFTをあわせる。

061

バーアンテナの1次側コイルは2分割されていた。これは、トラッキングがし易いとともに

IFTから距離が取れるので、帰還発振から逃げれる。もちろん昔からの方法。

062トラッキング中だが、夜半なので外来電波が多くてあわせにくい。

次の休日の昼間にあわせることにする。

耳はイスペットのCR-P461Aに近い感じ。

このラジオはIFの増幅度にかなり余裕があるので、好みで手を入れて耳UPしても良い。

バーアンテナコイルの調整がpeakyなので、もう少しリッツ線の本数をあげてもらえると助かる。

063

IFが2段なので回路上格段に耳が良いわけでもなく、キットとしては普通の耳かな。AFのゲインが大きいのでそれが功を奏している感じ。部品配置がよければIF段のゲインを上げれるので,部品レイアウトが優劣をきめるのがラジオの世界。

セラミックフィルターを使っているので選局のフィーリングが違う。

ラジオキットは、イスペットのCR-P461Aがやはり優秀ですね。現行品でないのが残念だ。

1月14日追記

早めに戻れたのでトラッキングしてみた。

066_2

VRをあげてOUTをみるとVTVM読みで1Vちかくなる。1W弱でているわけだ。

トランジタ式ラジオを単三乾電池の3Vで1W近く鳴らすとボボボーとモーターボーディングするのだが、このICなのでそうならずに済んでいる。モーターボーディングの理由はわかりますよね。

ついでにAFのゲイン測定をしたくて、audio信号をVRに入れてswitch onさせた。

見事にAFが発振する。VRに接続したaudio信号ラインに何かが載ってきているイメージ。

 このラジオのAFのICはTA7368の海外版。若い頃の仕事で

TA7368の波形を1万回近くみてきたが、こんなに回るICだった記憶がない。

データシートをみると、100Khzでもあんなにゲインが取れるのね。

そりゃ455Khzでも25dBは取れるだろう、、。

ダイオードで検波しきれないIF信号が30dB増幅されりゃ、回り込み対策は必要になる。

でシールドもしたのか、、。

afのインもアウトもトランスレスなので、音の特性はフラットでよい。その反面、RF成分を減衰させられない。ダイオード後に一応CRでlow pass filは入っている。

ラジオで、inもoutもトランスを採用する理由も判ると想う。

通販や店頭で買える安価な小型TR用トランスは、Freq特性はあまりよく無い。計測した方ならご存知ですね。

067

068

インシュロックが裏蓋に当たったので寝かした。

069

緑のマジック印がOSCのトリマー側。

アンテナコイルは巻き数は変更せずにつけたが、2巻き足したほうがコイルを外側に持ってこれる。(IFTから離すことができる)

070

完成。 耳はオイラの造った「kit-9改造」とおなじくらい。WEB上の評判がよいので、多少期待したが、レイアウトなりの耳。

しかし現行市販品キットでは耳はよい。

アンテナコイル位置がpeakyなので、測定器を使ってあわせるように、、。

幾つかのラジオキットをつくったあとでこのキットをつくれば、このラジオキットの良さがわかる。

樹脂ケースの手触りがよいのだが材料のプラスチックは何かな?

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 以上、第112作品目の製作記事でした。

ラジオ少年やCRkitsでも取り扱いしていたが、 現行は、祐徳さんだけ取り扱っている

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

SANYO LA1600 homebrew radio just on the case.
YouTube: SANYO LA1600 homebrew radio just on the case.


小型スーパーラジオ:RK-44。
YouTube: 小型スーパーラジオ:RK-44。

This straight radio is having  s-meter ; ta7642 radio 。RK-94v2
YouTube: This straight radio is having s-meter ; ta7642 radio 。RK-94v2

 
 

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2016/Feb/14追記  最新のは4バンド(FM,MW,短波1,短波2)

KIT-006D  ⇒製作記

044

①FMも聴こえる2バンドラジオキット KIT-210

010

②FM ラジオ (LCD)

104

③真空管ラジオ

085

 

063

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2019年9月21日 (土)

三端子レギュレータで整流リップル減るか? いいえ、気休め程度でした。

 Babafumika331
 
Babafumika404
 
 
 
 
過去記事の再掲

:交流から整流したリップルありの波形で確認した。

3端子レギュレーターの性能が、古典的回路(平滑回路)に比べて優れているのかどうか?

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3端子レギュレータはラジオで使えるかどうかについて考察した。
製造メーカーsiteには「発振する」と明記がある。クローズド制御ゆえに発振からは逃げられないことが多い。ホワイトノイズ発生器として多用されるツェナーを内蔵しているのが3端子レギュレータだ。ラジオゆえに数mVのノイズが致命傷になることも多いので、ノイズレス品選定することをお薦めする。
リップル除去について
オイラは御馬鹿なので3端子レギュレータの実力を疑うことにした。
055
①3端子レギュレータ使用の波形写真
ヒータ6.3Vを倍電圧整流し,12.6Vに為ったあとに3端子レギュレータ(9V)を入れている。負荷は2sc1815が2個なので5mAも流れない。VTVMは3mVレンジ。3端子レギュレータを使っているので、「リップルが減っている?」らしい。
リップル電圧が12.6Vならばそれの1/100は0.126V.
1/500なら25mVに為る. 
054
 
発振はしていないが、この3端子レギュレーターは230kHzで発振していた型式の1Aタイプ(日本メーカー品:戦前からの会社)。あの時は乾電池駆動だった。
今回は発振なし。あの時は発振。同じ型版シリーズで流れる容量がちがうだけなのに、、、。
等価回路が同じでもウエハーに形成されたランド幅が異なると浮遊C?も異なってくる。回路図だけでは性能を評価しにくい分野でもあると想うよ。
 
 ◇◇
②3端子レギュレータ無しの「平滑回路39Ωの4段」では?
057
VTVMでの数値は確実に下がっている。スパイク形状のピークは同じようだ。3端子レギュレータを使わない方がリップルが少ない。
スパイク形状対策はオイラが中学生の頃から雑誌に掲載されていたので、公知の方法である。オイラがいまさら書くほどの事はない。
平滑回路の段数によってリップル減少することは公知されている。詳細な本もリリースされている。それを読むのも読まないのも広義の自己投資だ。
058
負荷次第だが、この位の電圧になった。今は2SC1815が2個。

◇◇

③次に3端子レギュレータ無しで「330Ωの3段+680Ω1段」。 
ここまで改善された。
こうなると3端子レギュレータの能力(性能)にはかなり疑問符がつく。
 
060
VTVMの針が映っていないので0.5mVより小さいようだ。
CとRで構成した方が、3端子レギュレーターより20円程度安くつく。 
CRによる平滑回路で効果ありゆえに、リップル除去が弱い3端子レギュレータの出番は遠い。カタログでは「55dBほどリップル改善されるのが3端子レギュレータの性能」らしいが、その性能は???。
オイラの実験では3端子レギュレータは,リップル除去では無能にかなり近い。さて無能なものに貴殿はいくら投資するか?
実験室で行なわれるデータ取りは実環境と異なるので「チャンピオンデータ」と呼ばれている。この用語は、エンジニアなら聞きなれた言葉だ。この3端子レギュレータは残念ながら日本メーカー製である。 
 
061
③9V出力にする抵抗値を少し探ろう(3端子レギュレータ無し)
062
68Ωの4段にした。 これで初期(3端子レギュレータ使用)よりはリップルが確実に低い。負荷は2SC1815が2個ととても軽い。
10.7Vなので 正規な負荷をつけて追い込めばよいだろう。
3端子レギュレータは整流後のリップル減少にはほぼ効果がないようだ。材料費では3端子レギュレータ使用が高コストになる。
上の写真たちでは、VTVMは3mVレンジゆえに、波形の大小の比較は簡単だ。
参考にSPEC表
059
公開されているSPECには上のような表がついていることが多い。本レギュレータのは表なしだったので表は借りてきた。
表からはそこそこリップル除去できるらしいことが載っている。55dBなら500分の1くらいには減っているはずだね。
実際にはこの実験のようになった。 SPEC表を盲信するか?自分で波形確認するか?はご自由にされてください。

加えて残念なことに、3端子レギュレーターを使うと電源リップルが改善されるようなことを記載した印刷物もある。web siteもある。 実験値が記載なしゆえに机上論なことまで露呈してくれている。無実験なことを晒してくれているsiteには感謝する。

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3端子レギュレータ起因の電波ノイズと信号ラインへのノイズ流出
 
 
①電波ノイズの実例
安価にて日本へも多数上陸しているLEDモジュール(PLJ-6LED-A3)は使えるのか?
乾電池駆動にて作動させてみた。VTVMが振り切れるほどのノイズ(電波ノイズ)
063
電池を外すと静かになる。
064
ここで紹介したように電波ノイズとして飛んでいる。
基準クロックTCXOからも電波ノイズが飛んでいるね。
多くのラジオ工作者がご存知ないようだが、日本メーカーには
「三端子レギュレータは 1~3MHz 付近で発振します」の文字がある。
②電波ノイズには為らぬが,ラインノイズ流出する3端子レギュレータータイプ
波形は230kHz前後で発振中。これも国産メーカー品。
041
+Bのラインからケミコン経由で波形観測。
032
 
③信号ラインへの漏れが極小タイプ
1mVレンジで計測なので、0.01mV程度と極小流出
045
これは海外メーカー品。
もっと低いタイプも流通しているが、それは後日紹介しよう。
 
まとめ
ノイズ大小あるので、可能ならノイズ流出しないタイプの3端子レギュレータを採用すること。
リップル除去程度は実測し確認すること。
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PIC式ダイナミック点灯表示器。
周期ノイズ流出。
ON/OFF動作させているのでその周波数のノイズを観測できる。
基板の+端子に9V(乾電池)をつなぐ。その+端子からケミコン100μFを経由してVTVM側に信号を取り込む。
これで+Bラインに重畳しているノイズが波形で取れるはず。
032
①乾電池がOFFなので 何も来ない。
031
 
②規則正しいのが来た。
036
このパルスの周期を知るために低周波発振器の信号と比較した。100Hz近辺だろう。ダイナミック点灯の周期のようだ。
038
VTVMが0.1Vレンジなので70mVほど電源側に漏出ている。
ヒータ6.3Vを整流後のリップルが2mV以下なので、周期ノイズの漏れが大きいことが分かる。
072
このままなら従来通りに乾電池駆動しか手立てがない。
③ この漏れを減らそう。
073
CRで回路構成した。25dBほど減衰している。 10mVレンジ計測なので4mVくらい漏れ出ている。
45dB減衰が理論値ゆえにもう少し減衰させれそうだ。
目先は乾電池駆動がノイズ面では安心だ。
周期ノイズ漏れも1~2mVまで下げる工夫を行えば、ラジオの電源トランスからエネルギー供給することもOK.
◇原作者製作のラジオカウンター(参考にどうぞ)
当然漏れました。3端子レギュレータは全く異なるメーカーだがね。
042
3端子レギュレータの無能には驚きましたな。
④内⇒外に流出阻止具合の確認
◇3端子レギュレータを使って供給。
 
041
 
◇3端子レギュレータをパスしてみた。
 
 040
4dBほどは増えた。
阻止作用は4dBくらいだ。
まとめ
 ・3端子レギュレータはリップル除去能力はほぼ無い。
 ・内⇒外に向って流出を止める作用は4dBていどで、30Ω抵抗1個程度の作用もあるかないか?。リップル除去用として入れるのは気休め程度にしかならない。
  よって過剰に期待せずに使用することをお薦めする。
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追記 2017/05
2012年には、真空管用+Bでのリップル低減の実験結果を公開している。
トランジスタ式リップルフィルターの作動具合もUP済みだ。
CRによる平滑回路で0.00094%のリップル率も確認している。「半導体リップルフィルターでの実力がそこまであるか?」は未実験だ。
また2012年内容と重複するが、読まない方が多いようなので。再掲した。
もともとラジオ向けの技術確認ゆえに、電波ノイズになる半導体は使用不可だ。 その型式をUPすると影響が大きいと思うのであえて上げてはいない。
 

ラジオキットの最上位モデルは、kit-006d(中波,短波1,短波2,fmの4バンド)

市場流通しているキットでは最多の4バンド対応の優れもの。

ラジオキットの最上位品だ。短波1,短波2とあり短波を聴くことにフォーカスされたキットはこのモデルだけです。aitendoにも中国にも韓国にもebayにもありません。裕徳電子だけのオリジナルです。

このキットが造れないと初級レベルです。

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YouTube: 祐徳電子さんから4バンドラジオキット 購入した。 KIT-006D

まだ扱っているようなので、お早目に。

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YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

2019年9月20日 (金)

7MHz dc

dbmにはplessey sl1640

009

混信対策LPFには、市販品最高性能のMAX295

2019年9月19日 (木)

電池管3A5の FM帯ワイヤレスマイク基板。自作派向け基板

Nierautomata6


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。


YouTube: IFT調整用の455kHz電波発振器。


YouTube: 12.6Vで動作する真空管ワイヤレスマイク

2018年11月11日の再掲。

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「はいぶりっどトランスミッター シリーズ」の FM帯版です。

リアクタンス管に電池管 3A5を使いました。 FM変調は3A5が担っています。Bufferに1T4を使っています。 コイルはFCZです。bufferのお陰で周波数は暴れません。モノラルです。

1.

コイルはFCZの80MHz。 同調コンデンサーは5pf +5pf のシリーズ。2.5pfになると想う。

通電した。 発振周波数はこうなった。基板の浮遊Cの影響を受けてバラック時よりOSC周波数が低い。

Cは3PF+3PFのシリーズにして1.5PFネライが良いと想う。 

Fm005

2、

受信確認。

右が FM トランスミッターに入れた波形。

左がラジオからの波形。

およそ10mV 入力で、ラジオからの波形は歪みだす。

+Bは36v~45V 。

Fm004

3、

樹脂板に載せた。 基板サイズは 「はいぶりっどトランスミッター」シリーズに合わせてある。

Fm003

4、

Fm002

5,

Fm001

6,

3a5fm06

1T4負荷のFCZコイル 2次側にオシロをあてても波形が確認できないが、7mほど飛んでいる。1T4プレートでは波形が確認できるが、2次側ではよく判らない。

「電池管 FM帯トランスミッター」は近年見かけないが製作してみた。 技術確認した。 もちろん50MHzでも製作できるがfrequency deviationを考えると 80MHz近傍で技術的興味で実験した方が楽だろう。

基板ナンバー RK-31。領布中。

過去のshop kitを調べても3a5を使ったfmワイヤレスマイクのリリースは無い。オイラの基板が初めてのようだ。

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通算267作目。

2019年9月16日 (月)

上長は無能です。 下級国民は苦労しています。

日本国の与党が 誰のために政治を行っているのか?

まず事実として。

「原爆を落とす事を決定したカーチス・ルメイ」に勲一等旭日大綬章を授与したのは自民党政権。

カーチス・ルメイ 

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① 今回の千葉県での停電事案では、 組閣に忙しく安倍先生は千葉県に足を踏み入れていない。

 身内系議員の結婚式には出席した事実がある。「今回も政府は何もしません」

② 森田先生は「月曜日・火曜日と所在不明で 連絡が取れなかった」との文字が多数上がっている。少なくとも公舎には不在だった。 台風接近があれほど云われていたが、危機管理意識はゼロ。

 

まとめ。

上長が無能だと下士官、下級国民が疲弊する。 

政権党が国民に向き合わない事実が戦後から継続されている。それらの事実を知るも知らぬも己の心がけ次第。広義の自己責任。

何もせぬ政党を選んだのも自己責任です。 

政権与党を支持した方は景気向上のためにどんどん消費してください。それが大人の責任です。

「ラジオ少年キット KIT-16SP」をスーパー化の場合。

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① 初めてのスーパーラジオ製作には、RK-33。

基板が小型です。

NPO ラジオ少年で KIT化検討中です。 問い合わせしてみてください。

22

La160025


YouTube: LA1600 nini radio with lm386

② ラジオの局発、中間周波数の動作学習用     RK-44。

トランジスタで高周波部を製作します。AF部はICです。同調確認用にLEDつけました。

Small03

Small01

Small05

Small09


YouTube: 小型自作ラジオ:RK-44。

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