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信州伊那谷発祥の春日無線の真空管3バンドラジオ。
FM/SW/AMの3バンド。型式はAF-252
春日のラジオは持っていなかったので、手に入れた。
TONEの処が割れていてやや残念。それゆえにとても安価だった。
ややお疲れの外観。 この位傷んでいると手軽に聴くことが出来そう。
ごく普通の6球式。フロントエンドは定番17EW8。
やっぱりTRIOですね。沢山学ぶことあります。
ブロックコンの頭頂部に防爆弁があったはず。中の液体が顔を出している。
60μFの3パラ ワークボルトは150。
電解コンデンサーの製造装置は、都内の某社が日本では最大の会社。
昔々おいらも数年世話になった。
セラミックコンが多数使われており、AF-20とよく似た雰囲気。
ぱっと見て、ブロックコンの換装だけでよさそうです。
修理予定は未定。年内には着手しないかも、、。
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恵安の電源を買った。
PC用には、いつも恵安の電源。
PCはWin3.1が入ったノートパソコンを買ったのが最初。東芝の16色タイプ。
ノートPCは東芝でしょうね。
デスクトップPCは、いままで市販品(メーカー品)を購入した経験がない。
東芝のノートPC(WIN3.1)が、我が家での最初で最後の市販品。
いわゆるPC自作派に該当するらしい。
オイラのPC歴はそういうことでまだ20年。
仕事でUNIXも触っていた時期もあったが、昔過ぎてコマンド忘れた。
モノクロノート全盛期には、ノートPCの基板修理を仕事にしていた。
オイラはお馬鹿で、見てくれの良いケースを造る技量がないです。
MY PCのCPUは2007年の製造。945Gのボード。
このPCでストレスなくオークッションもできるし、WEBで動画も見れる。青画面になったこともないし、フリーズしたこともない。
家族のPCは、新しいめのH97 CHIPにしてある。
WIN7のPCはまだ2台。XPも2台。
2Kは1台。
WIN8は情報ダダ漏れなので、使ったらダメって通知がでてましたね。
LINE も情報が韓国にダダ漏れなのに使う日本人がいるようですね。
まさかこの情報時代に「え、そうなの?」はないと思いますが、、。
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今日は、雨降りなので、埃が飛ばなくて助かる。
赤錆びていた電源トランスを塗装した。
シャープのラジオについていた両波タイプ。 おそらく60mA流せると想う。
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ゼネラルのIFTを手に入れた。
「天側コイル」 or 「地側コイル」のどちらが6BE6(6SA7)に接続されているか?
を確認した。
ゼネラルのは、写真のようにGE表記が天側。
これは松下、三菱、シャープなどと同じ。これで家電系メーカーは、「PB表記が地側、GE表記が天側。」と推測できるが、東芝IFTはまだわからん。
STARやCOSMOSは、家電系とは逆の「天側がPB表記」になっている。
STAR,COSMOSのように「天側がPB(6BE6側)」の方が回り込みに強い。
ゼネラルのIFTでGT管ラジオを製作はじめました。
孔明けが終わったのが日暮れだったので、塗装は次の休日の予定。
ラジオ少年のバリコンは、この9月頃から軸長が4mmくらい短くなったので
ダイヤル目盛り板を取り付ける寸法がなくなってしまった。
ダイレクト同調だと、ゼロインさせにくいので、ラジオ少年のバリコンに延長シャフトをつけるしかない気配。バリコン周辺は思案中。
GT管のスーパーラジオ製作は、これで自作6台目だと想う。
ラジオは
「IFT⇔真空管」の距離が近いとあまりゲインを上げられない。なぜなら、360度位相して回りこむからだ。
耳を上げるには、回り込まないように距離を確保しつつ、
信号ラインは線材どうしのC結合が少なくなるように配線する。
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昨日の続きです。
①頭頂部の孔です。
電解コンデンサーは内圧が高くなると、防爆弁が開きます。
内圧が高まる理由はわかりますよね。
また、逆に内圧が下がると電解コンデンサーは内に向けて凹みます。
内圧が下がる理由は、 内圧が高まる理由とは正反対です。
ここで、内側に凹ませた電解コンデンサーの記事があります。
②手持ちの生きているブロックコンは、脚位置が違うので取り付きませんでした。
③平ラグでケミコンを取り付けました。
裏面には収納できませんでした。
シャーシも普通の輝きになっています。50年前のメッキにしては輝いてます。(手が疲れた)
ボリュームを回すと適正な重さなので、恐らくokだと想う。
後はネオン管が生きているか?
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続きです。
通電しようとしたら、ヒューズが省かれているのに気ついた。
この頃の春日さんは、ヒューズを省いたモデルが多い。
上の写真のようにヒューズを後つけした。
①SGからテストループで信号を飛ばした。
普通に受信できている。IFTを触らなくても良さそうな気配。
②BC帯の放送を受信してみた。
普通に聴こえた。
FM帯のノイズもしっかりしているのでANTをつなげば聴こえそうだ。
③所謂残留ノイズ。
VRを絞ってSP端でのVTVM値は3mV程度。
トランスレスラジオではとても優秀な値。
配線の引き回し変更は不要のようだ。 流石ですね、春日さん。
★普通に鳴るので、一安心。
後は、調整して感度を追い込むこと。
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IFTのコアはボンド(蝋?)でメーカー出荷時に固定されていた。
剥がすのは、IFTを解体する必要がある。
で、IFTの調整は辞めた。
BC帯の耳は普通。
FM帯はとても優秀。アンテナを接続しなくてもFM局が聴こえてきた。
松下の真空管FMラジオより耳が良い。オイラの手持ちの中では一番聴こえる。
ネオン球が切れている。調達中。
ハム音はやはり小さい。SPが大きくないのも貢献しているようだ。
トランスレスラジオと思えない静けさ。
松下のラジオとは別世界。何故、松下のはハム音が強いのか??
12AV6なので内部結合で信号が漏れてくるのは、どのメーカーも同じ。
VRを絞っても、漏れ聴こえる6AV6や12AV6が好んで使われた理由は?
いたってハム音のしないトランスレスラジオです。
以上、整備でした。
修理品を出品中
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ハム音は静か
YouTube: 春日無線の真空管3バンドラジオ AF-252 整備してみた。
TRIOのAFシリーズでAF-20 (3バンドレシーバー、 6BM8のPP) ⇒メンテ記事
AF-10 ⇒記事
AFシリーズは、AF-22,AF-30と続く
さて昨夜はゆらゆらと揺れて驚いた。
ゴーと音が聴こえてから揺れたので直下ではないことが、すぐに判った。
ワンワンは声も出せずに固まっていた。 窓の外でもワンワンの声は聴こえなかった。
電車は不通。
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GT管の「検波+3極」では6SQ7が有名。
今回は6AQ7を使ってみる。 この球は、検波部が6SQ7と違って独立している。
プレート電流も6SQ7より流せそうなので、音はよい方向に傾く。
経験上、1st AFのIPが少ないとどうしても貧弱な音になる。
ヘテロダイン検波 6SA7
1st IF 6SK7
2nd IF 6SG7
DET 6AQ7
1st AF 6AQ7
2nd AF 6V6
前回の自作ラジオが8月のことだったので、実に3ケ月ぶりになる。
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先日の続きです。
IFTの455調整の後、SG信号をテストループで入れた。
普通にトラッキングして終了。
ヘテロダイン検波 6SA7
1st IF 6SK7
2nd IF 6SG7
DET & 1st AF 6AQ7
2nd AF 6V6。
IFTの天側コアがややヌケ気味で整合するので、チタコンは5pF小さい方がよいが115pFなんて端数はないね、、。
真空管ハンドブックでは、6SG7をやや取り使いに注意するよう書かれていたが、普通に使えるし、具合の良い球だと想う。
6AQ7も具合の良い球。今宵、聴いた感じでは6SQ7より良好な音。 6SQ7よりも人気があって当然の球。IPは0.8mA
★VRを絞ってのSP端でのVTVM値は、0.4mV.
3mVレンジで読んで0.4mV。
局発の漏れがオシロに見える。
後はプーリをつけて完了。
+Bが170Vで6AQ7は苦しい。6SQ7よりは良いが,,.
VRが9分くらいで 音声ピークが歪む。動作点を深くするとゲインが取れないので音が小さくなる。 6AQ7のIPと動作点の良い処を探っている最中。
AVCの効きがいつもと違う。「6SG7ってこういう挙動なのか」と実感。 製作しないと分らない世の話。
幾度と造ったスーパーだが、球が違うと挙動も違うし音も違う。
IFTはサイドのキレが甘い。帯域も広い。いわゆるHI-FI用らしい。
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ラジオは、バリコン⇔アンテナコイルの距離が近い方が耳が良い。
おいらが世話になっているのは、「△△電機」。
社名に電機(でんき)の2文字がつくから、さぞかし電機系が凄いと想うのは間違い。
カラーコードを知る正社員は皆無。 もちろんカラー抵抗は読めないから、テスターで数値確認。
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真空管スーパーとして、今年の15台目の製作。 すでに14台造った。
ミニチュア管ラジオは6BE6のコンバータノイズが耳につくので、他励式も数台作った。
ラジオを造る方なら6BE6のコンバータノイズは判りますよね。
孔明けは終了。 冬なので塗装の乾きが悪くて、厚塗りになりそう故に、塗装すべきか思案中。
オイラは不器用なので繰り返して実装技術のUPを図っています。初めて触る球は6FM8。
ラジオで使う球はオイラが知っているだけで50種類はあるが、まだそんなには触っていない。
6BC7のように2極管が3SET入った球は、HEATH KITのレシーバーでよく見かける。
6EB8(6LY8)でSPを鳴らしているが、-2.5~4Vと浅いバイアスで使う球なのでラジオの2nd AFには浅すぎるはずだと勝手に想像。
他励式なので 6GH8の予定。6AQ8でも良いし、6GU7でもOK。
IFには、6JD6。 9ピンの6KT6を使ったラジオはこれ。
6AV6の代わりに6FM8。 どんな音がするやら、、
6AL5と3極管を一緒にしたような球。増幅度も結構ある。
2極部のカソードが独立してるので、6AV6より格段に良いと想像中。
6AV6よりはIPが流れるようなので、音は良い方向に傾く。
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①AF部のゲインを確認した。
SP端で測って18dB。
真空管ラジオのAF部は、SP端で測って16dB~20dBが普通。
6AQ7のIPは0.8mA。
所謂、残留ノイズは3mVレンジのVTVMで測ると0.4mV。⇒記事
6AQ7を使った所感は、一言「6SQ7よりgood」。
6SG7を使った所感は、「普通のバリミュー球」。
今宵から、1ケ月ほど鳴らしてみる。
★補足になるが、このIFTは帯域が広い。スーパーも25台程製作したが、このIFTが一番ワイド帯域。 2nd IFTの同調Cは250PFと やや大きい。 同調Cは100~120PFが多い。これはLow-L,Hi-Cになっていた。(見た目も巻き数が少ない)
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以上、第109目の製作品でした。
球式スーパーとしては、今年の第14号機だと想う。
ラジオの耳は、「コイル⇔バリコン」の距離も大きく関与するので実装時注意。
IF球のSG抵抗とIFTラインとのC結合に注意。C結合が小さくなるように引き回しする。
①ホームセンターへ小物を買いに行った。
で、しっかりとアベノミクスの成果が現れていた。
今春に980円買った仕事用靴が、今日は2580円で並んでいた。2.5倍に値上がっていた。
皆さん、増税後の給料は2.5倍に増えましたか?
②大手の自動車メーカーさんが、マイルドヤンキー様向けに車を売り込んでいるらしい。
ヤンジーとか聞きなれない用語が、車業界の標準用語です。
都会の紳士はセダンに載るし、田舎の金持ちは軽トラに乗っている。
③安倍政権になってから、日本の景気は後退してしまった資料がWEBに上がっている。
ミッドウエー開戦時の大本営発表みたいになっている2014年の日本ですね。
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冬は塗装が乾きにくいね。
6FM8(双2極+3極の9ピン)は、「倍電圧検波にしようか?」とも想ったが
今までの6AV6と同様に、「AVC用検波」と「信号ライン検波」とは別にした。
ヘテロダインは、「6GH8の3極部でOSC」の予定。
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