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2018年7月

2018年7月31日 (火)

新テーマで基板化中。

セラミックレゾネータを使った455kHz電波発信器を基板化して半年が経過した。

2枚/月のペースでニーズがあったので、残1枚になった。 この基板データは祐徳電子に送付済みだが、それっきりだ。 


YouTube: IFT調整用の455kHz電波発振器。

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新テーマで基板化中。

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コールド側はほぼ「一筆書き」。 ラジオ基板だと一筆書きはまあ困難だが、本基板はRF部が無いのでなんとかなった。

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2018年7月29日 (日)

50MHzのAM/SSB 2モードラジオ動作(RK-25 )を検討中。TDA1572T。

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60MHzまで楽に作動する自励式レシーバーICに、TDA1072とTDA1572がある。 TDA1072はすでにHF/VHF AMラジオ基板として採用済みだ。

TDA1572は IF段の信号を取り出せるICだ。TA7613 ラジオ基板(基板ナンバー RK-17)がAM/SSBの2モード作動するのと同様な遣い方ができる。 TA7613は50MHz帯で期待できないだろうと想い、このTA1572で50MHzのAM/SSB 2モード動作させたい。

レイアウトを見直した基板が届いた。

少し実装してみた。

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TDA1072はイーエレさんにあるが、このTA1572はDigi-key辺りになると想う。

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RK-25

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ここにもTDA1752  DIP を使用した短波受信機の基板あり。

自作ラジオの通算120号。ST管スーパー。

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自作ラジオの通算120号。

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数種類の周波数表示器を基板化しているが、 元々は「自作ラジオの受信周波数表示をどうしようか?」がスタート点。

トランジスタラジオキット等を含めて、通算で256作目。

2018年7月28日 (土)

MAX295を使った可変LPF式のダイレクトコンバージョン受信機(TYPE NE612)のまとめ。

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この8月からここで領布予定の 可変LPFのMAX295を使ったダイレクトコンバージョン受信機のブロック図は次のようになる。

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NE612は サトー電気とイーエレさんにある。

TA7252は サトー電気さんと 秋月電子さんで販売中。

MAX295は  ebay にある。国内shopには??だ。digi-keyでは米ドル5.25だが送料は幾らなのか?

回路図中のC24=220PF時に max295はおよそ150kHzで作動していた。

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 この周波数の1/50がコーナー周波数なので、 コーナー周波数は約3kHzになる。 コーナー周波数を固定にするのであれば、c24=220PF あるいは「180PF+22PF」がよい。

可変式ならば バリコンまたはバリキャップでC変化させる。 MAX295のデータシートは一読のこと。

◇C=220PF時に 2.6kHzをmax295に入れた。 左が出力。

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☆ 注入周波数を4kHzにあげた。 上と比べて20dBほどLPF効果が見れる。キレは良い。

093

供給電源は14V 150mA。 TA7252は11V駆動だと ボボボとなるので12.5Vは供給してほしい。

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 ◇NE612の「バリコン+FCZコイル」構成によるLC発振波形

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◇ このSSG強さでもビートが聴こえてきた。 -10dBuの値なので、「マルツのキット」「サトー電気のキット」と互角感度。ご自分で部品調達すると格安でつくれる。

サトー電気のキット ⇒4,620円. 販売終了。

マルツのキット 15,000円?(ケース付き)。 販売終了。

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Ne006

◇基板サイズ。

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領布品は、「自作派へのお手伝用に私の興したプリント基板の領布です」に公開中。

出品中の商品はこちら

2018年7月27日 (金)

7MHzダイレクトコンバージョン受信機の作動確認。 NE612はまずまずの感度。MAX295搭載。

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ダイレクトコンバージョン受信機の続だ。

この訂正版が届いた。 早い、たまげた。

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上のように

①DBMにNE612

②LPF には8次のMAX295

③AF はTA7252 の構成。

◇◇

バリコンで可変させるが、OSC強度はここくらい。

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7.150MHz近傍を受信中。 このssg値でも聴こえてきた。

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感度はまずまずです。 

8次LPFの効きもまずまずです。

通算256作目。

作動良好なので、8月から領布したい。

基板ナンバー RK-22。

今日の実験。

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とあるwebで公開されていたものを実験してみた。

電流が0.1A近いので、少し妙だな、、。

「オシロで観測中でないFCZコイル」のコアを出入すると、観測中の波形は引っ張られて動く。

電波による結合があるらしい。 波形のスパイク形状はどこから来るのか?

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基板そのものが充分に熱くなってきたので止めた。 基板が熱くなるのは、稀によくあることだ。OSC作動が制御できずに暴走してたね。

、、と この回路では、シールド板たてて結合をものすごく抑える必要がある。 現状は無理らしいことが判明した。

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2018年7月23日 (月)

今製作中のラジオです。通算で120台目。

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通算120台目の真空管ラジオになる。

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2018年7月22日 (日)

自作の「ダイレクトコンバージョン受信機 基板」を訂正した。 NE612,MAX295,TA7252AP搭載。


YouTube: MAX295起因の電波ノイズ

、、、とspotly な電波ノイズが飛んでいる。コーナー周波数が変われば、それに伴い電波ノイズ周波数も変わる。

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オイラが間違えていたのを訂正した。C24は220PFが良いと想う。

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手配した。

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VRを絞ってのSP端VTVM値をAF用IC のTA7252,TA7368,TDA2611を比べてみたが、明確な差がない。

レシーバーIC依存のノイズにおいては差を確認できる。

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YouTube: 電池管1A2 実験 その1


YouTube: AM transmitter ,useing mc1496.

2018年7月21日 (土)

ダイレクトコンバージョン受信機 基板。NE612,MAX295特性(8次ローパスフィルター)。通電③

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MAX295のOSC電波ノイズを SP端で確認してみた。 音量調整のVRは外してあるので、MAX295から信号が来る要因はコールド側から廻り込んでいるだけだ。 OSC電波がTA7252の1番ピンパターンに飛び込んでいる可能性も否定できない。

C=220PFで通電中なので、周波数カウンターで確認するとOSC周波数はおよそ150kHzである。1/50がLPFがコーナー周波数であるからして3kHzが理論コーナー周波数になる。

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下写真のように、そこそこの値で確認できた。

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 先のblogに上げてあるが 4kHz入力時はガツンと降下している。

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、、とMAX295起因のモノからは逃げ切れていない。


YouTube: MAX295起因の電波ノイズ

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続いてR53を実装し RF AMP の作動を確認した。

60Hzで帰還発振していた。 R53を外すと止まる。

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RF AMP作動で同相による発振になった。 FCZ コイルのシールドケースを指で触れると発振が強くなった。top が一番強い。

これはAF IC TA7252を型番変更すれば 支障なくなるのか?

⇒ お~、オイラがRF回路を間違えていた。裏面から実装した。

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◇ssg(無変調)のこの信号強さで ビート音が確認できた。 値は -10 dBuV。

感度は良好、、ようやくCYTECさんの感度に近づいた。 

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まとめ: 回路を間違えていた。 修正したら感度は上のようになった。

    :上記内容を受けて訂正版を興す。 

AF部のVRを絞ってのSP端でのVTVM値は0.4mV程度。

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出品中の商品はこちら

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YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

ダイレクトコンバージョン受信機 基板。NE612,MAX295(8次ローパスフィルター特性)。通電②

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低周波発振器の出力を固定して周波数を上下させてみた。

オシロの左側波形がsp端(vtvmの黒指針).

右がmax295へ注入している波形(vtvmの赤指針).

注入周波数によってMAX295の吸い込み量が異なるので、注入側のVTVMは少々上下する。

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①C=220PF

◇1.5kHzでの値

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◇2.6kHzでの値。

黒指針が右に振れて 出力が増加中。

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◇4kHz時。

ガツンと出力降下した。

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②C=680PF

◇450Hz時

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◇1kHz時。 持ち上がりが確認できる。

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◇2kHz時。 20dB超えでLPF作用を確認できる。

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上記C=220PF時、680PF時ともに LPFの機能は十分良いが持ち上がり量が8dBほど確認できる。「キレはよいが跳ね上がりがある」と云うべきか、、。 C容量によって跳ね上がり点の移動が確認できるので、跳ね上がりはMAX295内部回路に依存していることも確認できた。

Cの容量としてはphone用ならば C=180PF~220PFだろう。

データシートの文言には、「極めて平坦なパスバンド特性」と明示あるが、オシロで観測された「跳ね上がり」への対策は現瞬間において思いつかない。

◇◇周波数によって吸い込み量が凸凹するが、ラジオのAF部ではこのような凸凹には為らない。高域が垂れてくる。 受け側のインピーダンスが下がるとVTVMで観測される値は低くなるので、このMAX295では「入力インピーダンスが凸凹している」と考えてよいかどうか?

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上流側へのOSC漏れは、図中 C25の容量程度では止まらない。8.5Vほどの単一電源で作動させた。

ダイレクトコンバージョン受信機 基板。TA7252,NE612,MAX295(8次ローパスフィルター)。通電①

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1, RF AMPはまだ未実装だが通電してみた。

SSGからの波形が出てきた。 TA7252も支障ない。

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2, MAX295の作動。

LPFの作動はしているが、低周波発信機の周波数を下側⇒上側へ変化させLPF具合をみると出力が下がりだしてから、一度出力が戻って 、その後再び下がる。 LPFの肩の特性がTRによるLPFとは異なる。

肩の持ち上がりは8dB近くある。 明確に聴感上もそれがわかる。

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 1番ピンに接続されるC容量でLPF周波数が決まるので、バリキャップもやってみた。 バリコンもやってみた。Cを変化させるとアバレ点も移動するので、MAX295内部回路によりアバレた特性が作られていることがわかった。

Qは バリコン>バリキャップだが,Qの大小による 肩特性への差異は見つけられない。

アバレ点があるので予想していた程はキレない。アバレが無い特性であれば、「おお、良いですね」になるのだが、、。ここで確認したようにMAX295起因の電波ノイズが常時飛んでいる。

 LCRによるTノッチ2段のほうが廉価で肩のアバレ特性がなくすっきりするとも思えるが、投影面積上はMAX295が有利である。余談だがMC1496ダイレクトコンバージョン受信機は「TRによるLPF + Tノッチ回路1段」 が載っている。

C容量は固定でよいようにも想うので、 150PF,220PF,470PF,680PF,820PF,102と固定化して後程実験してみる。

2018年7月19日 (木)

ダイレクトコンバージョン受信機 基板。ICに TA7252,NE612,MAX295。


YouTube: MAX295起因の電波ノイズ

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先日の試しを受けてMAX295周辺CRを変更した「ダイレクトコンバージョン受信機 基板」が到着した。

1,

AFは東芝TA7252にした。

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◇◇

TA7252のデータシートではインピーダンス共通を極力減らしたパターンが推奨されていたので、なるべく指示通りに沿った。

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TA7320,MC1496,diode x4とバランスドミクサーを使ってきたので今回はNE612にしてみた。 NE612(NE602)はサトー電気さんの「ダイレクトコンバージョン キット」に搭載されて足掛け22年以上続いたキットゆえに、この事を知らぬお方は少ないと想う。

今宵はここまで、明日再び。

2018年7月16日 (月)

50MHz帯のAM受信機基板。まずまずの感度です。

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TDA1072シングルスーパー基板(RK-20)。SFU=465.

SSGの信号を弱くしていくとこの値で聞こえなくなった。

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◇◇

S/(S+N)=10dBになった折のSSGの値。

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基板剥き出しでの値。 ケースに入れるとノイズが多少下がるだろう。

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CYTECさんのはノイズレベルが低いのでもう7~10dBほど感度よく聴こえる。CYTECさんの回路から学こと多し。

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HF/50MHz の受信基板 感度表:AM検波、プロダクト検波

Photo_2


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

小型トランシーバー基板(受信部)に通電してみた。

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この続きです。

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通電したが 超再生のOSCが来ない。

往時と回路形は同じ。レイアウトは異なる。

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FCZコイルだとこの回路ではNGの可能性もある。 「空芯コイル vs コア入りコイル]では空芯タイプがoscさせ易い。 近年流行りのシュミレーションシフトではこのosc易性の差が明確に判るかどうか?

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上記結果を受けて、部品配置を換えつつある。 

063AF部はLM386にしてみた。Rf=33オームだと発振したので等価回路を見たら4段構成であった。結果、正帰還発振なことが判った。暫定としてRf=100にして作動中、約45dBのゲインが取れるが、SPで鳴らすにはもう10dBは欲しい。ポケトラ(FCZ #067)がイヤホン仕様なので それよりは音が出る。

SSB用のセラミックフィルター群。AM用セラミックフィルター群。ダイレクトコンバージョン向き「AFのBPF」

AM レシーバーICとして「中波~68MHzと広範囲で作動するIC」にTDA1072とTDA1572がある。

下写真はTA1072を50MHzで作動させたもの(SFU455 時)。アイッテクSR-7は7MHz用ではあるが、それと同じ感度で50MHz帯で受信できている。

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このICは,セラミックフィルターの周波数によってIC側の吸い込みが違う。 感度は概ね470kHz > 455kHz になる。その感度差は10dBほどもある。470が入手できるならば、それを使うと良い結果がついてくる。

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公称損失は6dBであるので、 このSFU455⇒SFU465(470)に換えて感度改善される場合には、IC側の吸い込み特性が465(470)において良好なことに起因する。 たまたまTDA1072(TDA1572)は470が良い。

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SSB用のセラミックフィルター群として村田製作所から数種類販売されていた。

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CFJ455K5の特性は見事だ。公称損失6dBなので使い易い。 今入手するならば相場は幾らだろう。受信機のレベル配分を検討する力量を身につけた折りに採用してみたい部品のひとつだ。

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東光のアクティブバンドパスフィルターの採用例。 300ヘルツ~3000ヘルツのBPFなのでSSBに使えそうである。ダイレクトコンバージョン受信機にはもっとも良いだろう。 MAX295だとLPFだけで低域カットが出来ない。 このTHB111A あるいはTHB112Aならば低域もほどよくカットしてくれる。ダイレクトコンバージョン受信機には おそらくmustだ。

特許が切れているので他社が製造してもよさそうだがニーズがないらしい。

Thb111a

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 THB111Aを2017年春に入手してある。

2018年7月14日 (土)

小型の基板で新実験。AM小型トランシーバー基板考。super regenerative receiver

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AM小型トランシーバー基板を興した。ポケロクは今井OMによるDSBトランシーバーだが、この基板はAMにした。ポケトラはJH1FCZ氏によるAM小型トランシーバーだ。(MODEL: FCZ #067)

そのポケトラは40x100mmであるので、そのサイズに近づけたいと想う。AM受信基板とAM送信基板がまとまっているので次のステップは1枚基板での送受になると想う。

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現状は47x90になっている。

受信側での作動確認から始めたいので実装した。 受信部は大久保OMと同様に、 スーパー リジェネレーター式になる。超再生の回路はやや異なる。

再生式検波では10dBのゲイン増が確認できているが、 50MHz帯での超再生式検波では20dBも取れるとは思えないが、、。

大学の卒業論文では5GHz帯で40dB弱のゲインが確認されている。

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YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

出品中の商品はこちら

セラミックフィルターは、SFUx2(SFZ)タイプ

スライスチーズが7枚になっていた。

鳩山政権時代は10枚だった。 景気が好い筈なんだが、、、。

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セラミックフィルターは、SFUx2(SFZ)タイプにした。

LTM460が見当たらないのでSFUの2段。 LTMの投影面積はSFUのほぼ3段になった。

、、、と云うことはSFUの特性を3個揃えてLTMと似た特性になるだろう、、。

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出品中の商品はこちら

CSB455が多数売られていたので、購入した。

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日本国内では姿を見ることが弱くなったCSB455(村田製)だが、ebayに多数あったので、最少販売単位である50個購入した。50個までは使わないが10個もあれば足りる。

若松通商さんで52円/1個にて販売中。 BFB-455が使える。

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昨年基板化した455KCマーカー

455.0kHzにて発振作動中。作動はラジオ用周波数表示器でも確認できる。 

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YouTube: IFT調整用の455kHz電波発振器。

中国国内の在庫数を公開しているwebで csb455を調べると10万個程度は倉庫にあった。 ばんばんと売ってほしい。イーエレさんでも再び販売してくると想う。

 

Sメーター回路内蔵ICを使った AM/SSB 2モード 受信基板を興してみた。②

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コンデンサー容量を正しいものにした。

帰還発振もせずに正常作動中。

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RFアンプは未実装なので、「SSG⇒TDA1572」のルートで信号を注入中。感度はTDA1072と同じ。

SR-7(LA1600採用 アイテック電子)のものよりは感度良い。

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市販品で 感度良いのはCYTECさんのキットだ。此れはよく知られている。

正常作動したので、レイアウトを見直して本手配したい。 

フィルターは、ICへの吸い込みを考慮すると465 または470を推奨する。

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上のSFZ465はSFU465を2個接着したもの。高周波ウエルダーだと振動で中味を壊すので接着は住友3Mのものを使用していると想う。

ラジオ用周波数カウンター(RK-21)では460,470のOFFSETに対応している。

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SFU470を実装して 周波数表示を合わせるのがよいと想う。

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再生式検波のラジオでも周波数カウンターは作動する。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

出品中の商品はこちら

Sメーター回路内蔵IC(TDA1572T)を使った AM/SSB 2モード 受信基板を興してみた。①

小型サイズのSSB/AM 受信基板を2019年に興しました。RK-63です。

7MHz感度は-6dBV(0.5μv )信号もRS44で聞こえますのでメーカー並みです。感度が出過ぎるので感度を落として使用ください。

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**dsb発生器からの信号で作動確認中

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以下、RK-25の製作記事 :TDA1572Tが廉価だった頃のお話。2個で250円だった。

50MHz AM受信機基板(基板ナンバー RK-20)ではAM レシーバーICのTDA1072をつかった。市販のレシーバーICでは60MHzでの作動がデータシートに記載されているレアなケースだ。実測68MHzまでは確認済みだが、80MHzも作動すると想う。TDA1072は感度良いICなので50MHz帯向きだ。

そのAMレシーバーICシリーズで、2nd IFTを配置できるタイプにTDA1572がある。 DIP品はやや高価なので フラットパケージ品にしてみた。型式はTDA1572Tになる。 もともとTA7613が28MHzあたりから苦しいので50MHzでも楽作動するTDA1572(TDA1072)にしてみた。

ICは国内shopにはないようだが、ebayにて廉価で入手できる。

 

回路 :TA7613基板をTA7613⇒TDA1572にしたもの。

AMもSSBも受信できるのはTA7613基板と同じ。 Sメーター回路はこのICに内蔵されている(TDA1072と同様)。

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ボボボとIFが帰還発振中。,,と 実装したコンデンサー容量を間違えていた。

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データシートではIF=460kHzなので、フィルターは460タイプがよい。 icの吸い込みとしては470タイプがよい。

まあ、これが作動すれば田舎のおっさん製作のラジオ基板としては 最上位の機能になる。フィルターはSFU465にしてある。使うセラミックフィルタは入手性との相談になる。

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