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2018年6月

2018年6月30日 (土)

5桁LEDのラジオ用周波数表示基板。

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三菱のM54821を使った「5桁LEDのラジオ用周波数表示基板」の最新Verが届いた。 プリアンプをLNAにして 「三洋LC7265表示器」(基板ナンバー RK-03)と同じ入力でカウントできるようなったのが前回。

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LNAをもう1段追加して50MHz帯での感度カバーを狙った。自作の真空管ラジオでは、 ダイナミック点灯起因の電波ノイズは3.5MHzまで上がってこないことが確認できている。 電波ノイズで、半導体ラジオには不向きな可能性もある。

三菱のこの手は多ノイズでも、他メーカーなら小ノイズ、、との可能性が強い。

3端子レギュレータでは「ノイズ無メーカー」 vs 「ノイズ有メーカー」の2通りある。オイラは「ノイズ無メーカー」を推奨する。 以前に書き込みがあったが「ノイズ有メーカー」を誉める自作派もおられるので, 観点が違うと選択品も違う。

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「3端子レギュレータの可変電圧タイプ」 起因の広域ノイズに今 苦労している。 至って微弱だが気になる。

3A5の中波帯トランスミッターを予定中。 「はいぶりっどワイヤレス製作プロジェクト」の第4弾。

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2012年に自作したものを基板化しただけだが、 乾電池レスにてDC12V駆動を狙って試作中。 3端子レギュレータで2.8V生成中だが、これが広域ノイズ源になっている。

今の処、よい製品と遭遇できない。 遭遇できずに時間が過ぎるならば 乾電池版として 公開したい。

1.4V/2.8V で無ノイズの3端子レギュレータを捜査中。ツェナーはノイズになるのでNG.

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往時の自作記事

受動式DC

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先日の結果から、受動式DCでは この程度のゲインは必要だろうと想う。

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 能動式DCではMC1496モデル(基板ナンバー RK-18)に続いてもう1枚 検討中だ。

NE602式としては 西田OMが1988年7月号CQ誌にMADE IN USAの紹介記事を 書いたのが最初のようだ。それを読んだ記憶はある。 

それから丁度30年経過した。

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NE602は性能UPに伴ない型式も変遷し、SA612の型式が現時点の最終形らしい。「外部部品が少ない=波形の微調整が出来ない」となることが多い半導体の世界だ。 MC1496でもメーカー推奨の固定抵抗値でも不十分ゆえに、微妙な追い込みは発生する。

2018年6月27日 (水)

ダイオードのバランスドミキサー。キャリアの適正量。

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40年前に刊行本で適正注入量の実験か何かの記事をみた記憶だけが残っている。 

しっかりスイッチングさせる注入量が必要らしい。 SSBハンドブックには1Vの数字があった。 前回のような1.4Vほどまでは不要らしい。

マルツさんのキットでの値を確認してみた。D2のR3側の値がこれ。

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これで目安がわかった。

◇注入を弱くしてみたり、強くしてみて感度との関連を確認した。

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概ね0.7Vは印加したほうが良い。1Vならもっと良い気配だ。

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ただ、従来と比べるとやけに感度が取れないので、RFアンプで大きく間違えている処がある??。この辺りは週末に確認したい。適正注入量は判った。

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RF部(2SK192)のゲイン : R=330時に 電圧4倍(12dB)。Rを変化させつつ昔々に測った時も20dBには届かなかった。

メーカー製の「ダイオードによるDBM」では 6dBの損失になる。 アマチュアが製作した場合には10dBの損失は発生するように想う。

ざっとみてトータル25dBほど不足している。回路間違いは無い。   AF部では現状55dBだが65dB程度ほしい。RF部はもう10dBほしい。TA7368では非力だ、TDA2611に換えよう、、。、、、とダイオードによるDBMはアクティブDBMに比べると、信号増幅度がもう1トランジスタ分は必要だ。

SFU455からSFU460へ換装してみた。若干耳が良くなった「TDA1072 ラジオ基板」。

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SFU460が届いたので、SFU455⇒SFU460に換装して差分を確認したい。

1,

SFU455で (S+N)/N=10dBになるSSGの出力を確認した。

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2,

SFU460を実装した。

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この値で (S+N)/N=10dBになった。

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、、とSFU460の方がTDA1072の吸い込みが良いので若干感度が向上する。SFU470も手配したので、TDA1072向きだと想う。

50MHzでこの数字ゆえに、まずまずの感度だ。

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感度良いものとしては、CYTECさんのキットが秀逸だ。信号を差動トランスで受ける方式がSN面で秀でている。amateur radio向けのものが多い。

オイラは「ラジオ工作の延長にあるもの」に注力したいと想う。

2018年6月24日 (日)

ダイオードのバランスドミキサーで3.5MHz帯を検討/実験中。

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ダイオード使用のバランスドミキサー回路の学習を始めた。

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OSCには2SC1815.

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3.5MHz帯でosc中。

しっかりとスイッチングさせるにはこの位でよいのかどうか?

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2018年6月23日 (土)

「組み込み用5桁ラジオ周波数表示」M54821のダイナミック点灯電流制限抵抗値。

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LNA搭載により感度が「JH4ABZ式周波数カウンター」と同じになり、真空管ラジオに実装できる直前まで来れた。

ラジオの組み込み用として、ノイズ源に為らないことが必要条件である。LEDに流れる電流がゼロだとノイズ源にならないことがM54821Pでは確認されている。

電流制限抵抗を470オームにすると随分とノイズが弱くなるが、暗くなる。

今日は、この塩梅を確認した。

左が47オームにしたもの。

右が470オームのもの。

左くらいの明るさでよいと想う。電波ノイズは強くなったが3.5MHzまでは上がってこないので、HAM BAND専用にしたい。

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、、とプロトタイプで動作点を決めれた。      

プロトタイプでの実験希望者には既に基板を送付済みだ。 47オームでお願いします。              

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2018年6月20日 (水)

myロクタル管ラジオがyahooにあった。

あれ、 ロクタル管ラジオが出ている

LED基板に「RADIO KITS IN JA」の文字が見える。

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2017年の製作品だと思う。 おそらくはこれのはずだが、LED色の記憶が弱い。 SPレスで出品だった。

2018年6月19日 (火)

プロダクト検波の確認ツール。

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ダイレクトコンバージョン受信機 あるいはプロダクト検波によるSSB受信具合の確認用ツールです。

云わば「基板ナンバーRK-16」の延長線上にあると想う。「移相発振による低周波信号をMC1496に入れてbufferで飛ばす」だけの基板です。受信確認に、SSB-TXから信号を入れるわけにはいかないので擬似電波が必要だろう。

前回、AF波形が拙かったので少しR値を見直した。赤ペンの値にした。トランジスタのhfeにも左右されるので、基本は波形を見ながらの合わせになると想う。

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オイラの環境では7ヘルツのノイズが常時ある。 60ヘルツならばわかるが「7ヘルツ」はどこから来るのか?

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、、と 使えそうな波形になってきた。

此れは、「基板ナンバー RK-19」として領布中。

RFにLNAを載せてみた。「組み込み用5桁ラジオ周波数表示」のM54821.

「三権分立」ってが 日本のルールだったが、(内閣)行政府が司法府に圧力を掛けつづけていた資料が昨日、TV中継されていた

民主主義と対極にある「独裁者宗主国」に変質したことが判明した。


YouTube: 新文書示し森友事件を追及

TV局はみなアンダーコントロールされているので、TV中継を見ていた方しかその事実を知らない。北朝鮮と同様に報道の自由はない。加えて司法府の独立性もない。 どこかの未開明国と同じ水準になった。 ここまで酷いと、G7では相手にされなかったのも分かる。

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4月から作動実験中のM54821の続きだ。このICは「薄っすらと上位桁が点灯する」ことで広く知られている。「隣接する桁の漏れ発光」と呼ばれているらしい。この漏れ発光の対策において有効な方法はさほど知られていない。

オイラは漏れ発光対策にICを2段入れた。これはWEB上でも見つかる方法だ。漏れ発光対策よりも、ダイナミック点灯式は強力な「電波ノイズ源」になるので、組み込み用としての工夫は必要になる。このノイズについては、JA1AYO氏のM54821寄稿にもあるので多くの方は知っていると思う。

TCXOを採用しない理由は、ノイズ源になることが多数確認されているからだ。組み込み用としては、無ノイズなことが求められている。

 漏れ発光抑制にICを追加したら感度がさがったままだったので、RF-AMPをLNAで載せた。 FETだとゲインがとれなかったがLNAならばゲイン増が確認できた。高周波負荷は220uHと100uHにしてみた。7~10MHzだと220uHが具合良いのでHF用を狙った。

2~24MHzまでは、LC7265表示器と同じ入力値で、カウントした。

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JH4ABZ式表示器の作動具合。

左(青色)がオイラが興した基板。 右はJH4ABZ氏の基板。 回路は同じだが感度が異なる。この辺りが基板化作業の工夫の有無になる。


YouTube: RADIO COUNTER

◇ FMラジオ帯でも表示した。入力は強くした。

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 ◇

41MHzだとこの程度必要。JH4ABZ氏の基板とほぼ同じ入力が必要。感度面では真空管ラジオ用に使えることが判る。

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LNAはERA-5M. 右側に余裕があるのはUHF用プリスケーラ配置を検討しているからだ。84MHzまで測れるのでUHF用プリスケーラは不要に思えてきた。

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1,[M54821⇒LED]が感度よいが、漏れ発光がしっかりある。

2,[M54821⇒IC⇒LED]は 漏れ発光は改善されるが、感度は劣る。(雑多なノイズが出ている可能性が強い)。電波ノイズを減らそうとLEDに流れる電流を絞った。RFにはFET使用だがゲインは??だった。。

3、[M54821⇒IC⇒IC⇒LED]が今の状態。RFにLNA使用。 led電流制御抵抗は上の2と同じ。電波ノイズは圧倒的に此れが小さい。 これをベースにしたい。

「この1,2,3のどの状態で使うのか?」を選ぶ必要がある。 電波ノイズ多で中波対応は困難だ。2MHzから上であれば上記3で、LNA負荷次第だと想う。中波対応を諦めると結構よくなりそうだ。LNA負荷は220uHと47uH(22uH)がよいかな、、。

、、、とこの基板で LED制御電流抵抗を見直してみる。もう1段プリアンプを入れるのも手立てのひとつだ。

◇◇◇

現状でも2~30MHzの組み込み用としてほぼ使える。シルードケースに入ればさらに良い。この試作基板が余りそうなので 、希望者は請通信。

2018年6月17日 (日)

ダイワのマイクコンプレッサー  MC-330.

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メーカー製のマイクコンプレッサーを入手した。 「中味がどうなのか?」と開けてみた。

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「電源トランス ⇒シリコンダイオード4個⇒トランジスタ」で+Bを生成していた。

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トランジスタが9個ほど見える。 クリッピング用のダイオードは見えない。(見落とし?)

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NJM2783基板がこの中に収納できる。

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オシロでの波形を上げておく。左がNJM2783からの出力。右が入力。 compがしっかりと掛かることが判る。 


YouTube: Useing NJM2783 , mic-comp P.C.B


YouTube: ST管スーパーに、スマホ専用入力回路(aux)。トーンコントロール付き。

基板ものの進捗。

今日時点、進捗具合。

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「MC1496を使った7MHzエキサイター基板」、それに 「MC1496を載せたダイレクトコンバージョン受信基板」の基板化に続くのは、やはりトランシーバーだろう、、。

JH1FCZ大久保OMが「#067」で製作された「ポケット・トランシーバー」が市販量産タイプ(AM)では小さい。それは、40x100mmの投影面積に収納されている。詳細は、CQ出版からの本を参照。(時折yahooで見かける)

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そこまでは小さく出来ていないが、FCZコイルは10mm角タイプを使った。 従来のRKシリーズ基板(領布中)が10mm角ゆえに、「此れだけが7mm角」では部材融通がきかなくなる。

回路は7割方オイラのオリジナルにしてみた。実験して確認する内容がかなりあるので、「試作5回」は覚悟している。年内の完成を目指す。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

AM/SSB 2モード 受信基板。

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基板ナンバー RK-17をYAHOOに出してみた。

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市場でのニーズがなんとなく分かる。 

「6石ラジオの延長」のような製作ボリュームで、休日の午後の時間でまとめられる「半田工作もの」をコンセプトにしている。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

2018年6月16日 (土)

50MHz帯の自励式AM受信機基板(Sメーター)。まずまずの感度です。TDA1072ラジオ基板.

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TDA1072のデータシートによれば、AGCのレンジは80dBを超える。感度については変調度30%時に (S+N)/N=6dBとなる入力は1.5μVだ。 前段に6~8倍増幅のRF部を配置すれば、通信機感度に並びそうだ。

先日の実験を受けて、フィルターをSFU455にして複同調を止めたTDA1072基板に実装した。

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(S+N)/N=10dBになるSSG出力。

TA7613ラジオ基板(RK-17)で3.5MHz時の値とほぼ互角になった。 まずまずの感度だ。

SSGの値からみるとこのTDA1072の方がよい。

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もうすこし入れた波形。

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◇Sメーターの振れ具合。

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確認していくとSメーターのレンジは60dBほどだ。TDA1072のレンジが80dBなので、この位のSメーターレンジになるようだ。 単にICからメーターswing電流を取り出しているので、工夫が必要とも想う。

生PCB基板。

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◇回路

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上記のように50MHz帯の受信機(AM)として使えると想う。 よくありがちな「OSC+LA1600」とは異なり自励式で50MHz(68MHzも確認済み)のAM受信ができる。高感度で、Sメーター回路も内蔵されており、優れもののICだと想う。

6月20日から領布開始です。 基板ナンバー RK-20です。

通算253作目。

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このTDA1072ラジオ基板は、68MHzでの受信動作も確認している。3.5MHz~50MHz帯の任意バンド用にどうぞ。Sメーターも振れます。

SFU455を使うとIC内部で460の共振点があるようで、二つのピーク点がある。データシートには460と455が載っている。この辺りは確認中。

まず、SFUなしにてIFT→TDA1072

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455と471では471kHzの方が伝達がよい。IFTコアは抜けて1次と2次の結合が弱まり信号伝達が弱くなるが、TDA1072側からすれば471kHzが具合良い。

IFTを455に合わせた後に、SFU455を入れてみた。10dB以上 信号が弱くなった。

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SFU455を入れた上記状態で461kHzにしてみた。IFTも合わせた途端に信号が戻ってきた。

SFU455は453kHzで共振点があり頑張っていた。

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、、とSFUは460あるいは465が具合よさそうだ。 EBAYに合ったので手配した。TDA1072単体では460や471kHz辺りの吸い込みが良い。データーシートには460の数字があるのでそういうことだろう。

SFUなしでIFを454(453)に合わせてからSFUを入れて調整するのが、今の処goodだ。

TDA1072Aはイーエレさんで 150円前後で取り扱い中。(他shopには無い)

また3端子レギュレータは150mA流せるもの。

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2019年7月追記

50mhz受信機基板として領布中のもの. 青字はSSB/AM の2MODE

①RK-20                                        

②RK-21                                     

③RK-41  :ダブルスーパー

④RK-57  :ダブルスーパー

⑤RK-60  :ダブルスーパー

⑥RK-61  :ダブルスーパー

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YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

UZ-42を載せてみた。 マジックアイは6BR5。 自作真空管ラジオ。

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トラッキングしてみた。

バーアンテナは、JISでは 磁気アンテナと名称づけされているので、磁気アンテナが正しい名称。 バーアンテナと呼ぶのは俗称になる。 ラジオの調整はJISに規定があるので一読をお薦めする。

マジックアイはここ2年ほどは、6BR5(露西亜球)。 この6BR5は国内SHOPにはもう無い。YAHOOにも年一程度。 製造国の国民性によるが、5割程度は「開閉部の見てくれが悪い」。 オイラも「光るけども、扇形とは随分遠い6BR5」が8本ある。この8本は先々も日の目をみることは少ない。

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上は6Z-P1搭載だが、下写真のようにUZ-42も載る空間になっている。

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ほぼ調整は終了。 あとはプーリーの糸掛け。

通算252作目。 真空管ラジオの第119作目。

2018年6月14日 (木)

COSMOSのおやっさんラジオの最新作が、yahooにある。

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COSMOSのおやっさんラジオが出品中だ。

「最新作は、デジタル表示させた」との連絡がさきほど届いた。

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LCD表示器は、「基板ナンバー RK-01」。 「自作派のお手伝い用に興した基板」で領布中の一つ。

オイラは不器用だから、COSMOSのおやっさんのようなウッドケースタイプのラジオは無理。おやっさん製作のフロントパネルは、版画印刷技術で作られている。もちろん、その道のプロである。

2018年6月12日 (火)

ダイレクトコンバージョン受信機の調整道具:DSB波発生基板の作動OKです。

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過日ここにあげたDSB波発生基板の作動を見た。もともとダイレクトコンバージョン受信基板(RK-18)あるいは「プロダクト検波のTA7613ラジオ基板(RK-17)」で、SSB(DSB)の復調具合を確認するにあたり、無線機ほどのOUT-PUTは不要なので、何か道具が必要だろう、、、と、基板化してみた。

まず、60Hzノイズが10mVほど飛んでいる室内。

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AMエキサイター基板のFINALを剥がし、移相発振によるトーン信号をMC1496に入れる基板だ。

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トーン信号はこの位の強さにした。CH2に入れてるので4目盛りくらいだ。

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上のAF信号をMC1496に入れると、下の波形が出てきた。「AF信号は綺麗なこと」が要求されることも分かった。10mv位のout-putなので 出力としてはかなり小さいらしい。 信号が小さくてトリガーが巧く過掛からない。 波形を合わせきれない。さて、、、、。

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4個のダイオードによるSBMタイプのダイレクトコンバージョン受信機 「MRX-7」で受信しながら、DSB波の波形を合わせた。

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ヘッダーピンから貰うと注入過多になったので、樹脂部をつかんだ。程よいC結合になったようで、上の波形になった。

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作動確認し、VRも合わせたのでケース化してみた。

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これで完成。

ダイレクトコンバージョン受信機、プロダクト検波の作動確認道具の完成だ。消費は50mA程度なので100mAの3端子レギュレーターで足りる。 外部電源は13V~15V。

基板ナンバーRK-19。

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通算251作目。

出品中の商品はこちら

2018年6月10日 (日)

真空管ラジオも製作します。ST管スーパーです。

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半導体ものばかりではありません。 真空管ラジオも製作します。 これは通算119台目の自作ラジオ(真空管)になります。 ここ此れが自作ラジオ一覧。

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これから調整です。

2018年6月 9日 (土)

MC1496ダイレクトコンバージョン受信基板の作動確認はOKです。 DSB波発生基板も役立ちます。

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MC1496のDC受信機のブロック図。 AF部は300~500mWで鳴らす機会が多いと想う。TDA2611は100mW~800mW近傍で鳴らすと歪み率が低くい。TA7368は200mWから300mWで鳴らすIC.小型SPでは低能率品が大勢なので40年前に比べるとちょっと余計にSP入力させる時代です。低能率品の方が製作が楽になる。 「高能率品を製造する技術は継承されているか?」と想う。

水は低きに流れる。技術継承も同じ様だろう。

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OSCの確認。概ね0.3VほどをMC1496へ注入。 この時,R73=51オーム、R28=1Kオーム。3端子レギュレータは8Vタイプ。

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◇ RFアンプは未実装で、DSB波を確認する。 RFアンプありだとDSB波が強いので梃子摺る。DSB発生基板は、先日のこれ。周波数は7.181MHz固定。

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◇ 無事受信OK.

右がDSBへのAF信号。

左が、MC1496 DC受信機の受信波形。

OSC部については、電源周波数のノイズはのっていない。 いたって普通の受信音。

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 、、とオイラも無事に作動確認できた。 DSB発生機は重宝する。(やや電波が強い)

実装時の参考に。

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 基板ナンバー RK-18です。通算250作目。ここで領布中

サトー電気さんのダイレクトコンバージョン受信機キットを製作したのが2011年。7年経過して 基板を興す側に立てた。 

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真空管工作派でしたら トライしてみてください。再生式ラジオでデジタルに周波数表示。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

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2018年6月 7日 (木)

「MC1496ダイレクトコンバージョン受信基板」 製作記事 (埼玉在住のラジオ工作者からの寄稿紹介)

先日、MC1496ダイレクトコンバージョン基板の作動確認を埼玉県のblog読者にお願いしました。

先ほど、以下のように製作レポートが届きましたので公開します。

ヒースキットの4バンドトランシーバー 「 HW-8 」では、本基板と同じMC1496でダイレクトコンバージョンさせている。 、、とキットメーカーから1976には公開されている クラシカルな回路だ。 一世を風靡したHW-7の後継機種がHW-8.

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お世話になっております。

ダイレクトコンバージョン受信機(1496)を組み立でましたので結果/感想をお送りします。

ローカルオシレータは、技量不足で失敗しましたが受信確認はできました。
想像していたより良く聞こえたので驚きです。
詳細は、添付ファイルをご覧ください。

・ローカルオシレータの50Hzハム成分除去
・Tノッチの確認
など課題が残っていますので、この基板でまだまだ遊べそうです。

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001_2 osc.pdfをダウンロード

af.pdfをダウンロード

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トロイダルコア T37を利用されていますね。トロイダルコアでも周波数可変できるように同調用Cが2個載る基板にしてあります。

本基板ではシャリシャリ音を取るようにTノッチを入れています。これはJA1AYO丹羽OMがとても昔に公開している手法です。往時はTノッチ2段ですが、本基板はLPF+Tノッチにしています。Tノッチは定数次第ですがシュミレーシュン上65dB減衰させることも可能です。周波数はLCに依存します。合わせこみが必要ですので、可変インダクターがgoodです。しかし可変インダクターの流通性が弱いので固定インダクターにしてあります。 可変インダクターはまだyahooにはありました。減衰のシャープ具合では、CRは随分と劣るのでLCRにしています。

昨年10月のTノッチ実験では、45dBの減衰量を確認しています。確かpeak 3.5kHzでの値をそのまま図面化した記憶です。 、、と実験に基づいて数値化しています。 7ケ月前の実験がここで基板化できました。

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・周波数可変にバリキャップを利用されていますね。デモジュレータとしてのMC1496へのOSC適正注入量は恐らく0.3V前後になると思います。1V入れると確実に歪みます。

◇◇

この「MC1496は3.0μV(9MHz)の信号入力からプロダクト検波する」とデータシートにあるので、RF部を1段回路にいれました。10倍のアンプをつけてやればまずまずの感度になると想います。この基板では2SK192にしました。

ダイナミックレンジ90dBとあるので,これは約31622倍率に相当します。仮に入力0.32μVから10Vまでだとすれば概ね整合します。12V駆動で入力10V対応は苦しいはずなので印加可能最大の30Vならば、データシートの数字になると思います。、、

回路間違いは無いようなので、6月11日から領布開始したいと想います。基板ナンバー RK-18です。

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上記のように、各ブロック間の+Bには信号が漏れ出て他ブロックに影響するのを極力少なくするように「抵抗+C」が入っている。これは基本でMUST。 量産化でここを省略しコストダウンする際には、アイソレーションがどうなのか?を波形確認してから行なう。

MC1496とTDA2611に30Vを掛けれるような回路にはなっている。 3端子レギュレータはOSC石に繋がっている。 もし30V駆動ならば、MC1496のとある点の電圧に留意しその抵抗値を換えてほしい。

この「RK-18基板」と「RK-16基板」で、送受ともMC1496の簡易RIG化(DSB)できます。

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真空管ラジオの音もなかなかですね。オイラの作例です。


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

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2018年6月 6日 (水)

小規模な水力発電考

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仕事の絡みで、日本小水力発電(山梨県)を紹介された。向こうから此方にアプローチしてきた会社だ。

1、電力会社に接続検討申請するにあたり 資料をお願いしたら英文のPDFが届いた。

まてまて、日本語版はないか? と尋ねたら、「ありません」の回答。 この辺りはメールにて全て残っている。

 この時点で販売実績がほぼないことが推測できる。 

日本の会社宛てに英文では出せないよ。なぜなら「日本語で提出」と電力会社から公知されていたからね。

2,  雑な対応に「売る気がない」らしいことも想像つく。恐らく1.5億円ほどの商品だが、、。

結果、オイラが日本語に妙訳して提出した。

3, 法定原価償却期間が随分と長いので、10年毎の維持費を大雑把に教えてもらおうと思い連絡したが、「しばらく待ってください」から10ケ月が経過中。

 納入実績から算盤で出してくれればいいだけなんだけどね。

4, 「ガイドベーンの閉時時間が30秒」とのことだったので、左様に低速な圧油シリンダーは圧油メーカーでも製作不能な低速領域だと思うので確認してほしいとお願いして、早3ケ月経過中。返事が届かないのは不思議だ。

概ね9~10mm/秒が低速限界。 ガイドベーンサイズからみてストロークが300mmないように思えたのでお尋ねしただけだ。

5、発電機温度検出の白金抵抗体が欧州製。日本にはNASAご用達の良好性能なものがある。わざわざ、性能・質の劣るものをチョイスする感覚がエンジニアぽくは無い。1万円以下の価格ゆえにこれはコストカットの対象には為らない。

6,制御の通信でシーケンサーメーカーを合わせてたかったので、メーカー名を問うたが、それっきりだ。

いろいろと他方面からメーカーを特定した。光ファイバーでの通信は1kmが限界とそのシーケンサーメーカーは公知していたが、山梨の会社はそれを知らないので、オイラが教えた。 電話回線が使える環境での施工実績だけらしい。山岳地域では未経験だと判明した。

とオイラのような田舎のおっさんの問合せには答えてもらいたいと思う。向こう側からアプローチしてきたんだけどねえ。

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別な会社での事例。

シンポジウムによく出てくる商社に、水車を売ってくれるか尋ねたら、OKだった。欧州製なので品質も性能もよいし、国内でバンバンと販売していると自慢してくれた。

そこで欧州でのタービン技術書を幾つか紹介してほしいと頼んだら、それっきり連絡してこない。しかし小規模水力発電の全国シンポジウムにはまだまだ講師側として吹いている。

まあ、構造/技術に対する知見が皆無でも、小規模な水力発電業界ではビジネスできることも判明した。オイラの前にはもう来れないね。

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東電の所長OB・部課長OBあるいは日本工営OBに小規模な水力発電業界のことを聞くと、その程度の会社が多いようだ。太陽光発電業界が活況だった頃とよく似ている。

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