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2012年7月

2012年7月29日 (日)

真空管式 FMワイヤレスマイクの製作開始 6AQ8

「真空管  FM   ワイヤレス」で検索すると、オイラのページが上位に引っ掛かるのです。

(真空管を使ったFM ワイヤレスマイクは、製作していませんでしたね)

ワイヤレスマイクのキットは、今までに2つ製作しました。

BC帯6BE6のTX-1、FM帯は秋月のICキットだけですね。

それじゃ、「FM帯の真空管式ワイヤレスマイクを造ろう」ってことになりました。

簡単に発振しました。電波も9mは飛びました。

2球にしてあります。

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「電池管1T4+3A5」のFMワイヤレスマイク⇒ここです

変調度を改善した「トランジスタ+電池管3A5」のFMワイヤレスマイクここです

RF回り込み対策を少しだけした真空管式FMワイヤレスマイク⇒ここです

091

発振に使った真空管が、リップルノイズに敏感で、思案中です。

平滑を4段にしてますが、BCラジオと異なって効果なし。

↓(経験上、球を換装すると直ること多いです)

092

↑左が受信波形。 右がワイヤレスマイクへ印加した波形。

普通にリアクタンス管で変調させてます。

ハム音まじりのワイヤレスマイクなので、まだ本稿は実験中です。

(トランスレスラジオのハム音より、ややひどいです)

★FM帯で「お遊びで飛ばしてみる」なら、この水準でOKになるかな、、。。

★ワイヤレスマイクとは申しても、簡単なVHF送信機の範疇です。

色々と解決すべき課題があって、なかなか面白いです。

(雑誌で製作記事が少ない理由もわかりました。これは長期な技術戦になりますね)

★そこそこ電波が飛んで、リップルに鈍感な球種を、探してます。

(飛びすぎはアカンです)

★電源部を見直すと、このサイズには収まらないので、要検討。

093

↑受信機はFR-7300

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追記

発振球のB電圧にチョーク入れてみました。ラジオ少年のCH-5 100Hです。

095

オーバーシュートの山が小さくなって、カイゼンされています。

(決定打ではありません)

追実験される方は、電池管を使って乾電池で駆動することを薦めます。

Cgpの大きい球のほうが、リアクタンス変化させやすいです。

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真空管(MT管)の実験で幾つか判っていること

(セラ球は、触ってないのでわかりません)

①「入力レベルに応じてバイアスが深くなったり浅くなったりします」⇒実験記事

②↑バイアスが動的変化しているので、球に流れる電流も動的変化し、

電源側からみたインピーダンスも 動的に変化しています。

③IFTの同調点も、「入力レベルに応じて変化して、数回転は違います」

これは、Cg1が大きく動く感じです。P側も動いてますね。

④真空管は容量性も抵抗性も持ち合わせていますので、

上記内容を別表現で表すと 「リアクタンス変化するのが真空管。」ってことでしょうか、。

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★リアクタンスは、交流回路につきものですね。

★真空管に交流信号(音声等)を入れると,勝手にリアクタンス変化してくれるので、

 発振回路に、もうひとつ真空管を入れるだけでFM変調器は完成です。

★真空管はFM変調しやすいので、50~60年代の雑誌記事をみると

AMワイヤレスマイクの製作記事に、「FM変調しやすいAM回路」も参考として載ってますね。

3極管のほうが、リアクタンス変化させやすい感じです。(後記あります)

続きです。

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追記

50年代の技術書を読むと、容量性リアクタンスの文字がかなりありました。

「入力の大小で、球内のCも動く」のは、真空管に携わる方の基本知識のようです。

オイラは実験を通じて学習しました。知識から入った方がeasyかな??

で、真空管ラジオの調整では、

「IFTのベストポイントを、どの入力レベルに合わせるのか?」がスキルになりそうですね。

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2012/Sep/9追記

電池管3A5を用いたFMワイヤレスマイクが上手く動作しました。⇒ここです。

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2012年7月28日 (土)

基礎実験のまとめ 4

基礎実験のまとめ 4

 

真空管ラジオをTRY & ERRORで触りだして、わかったことをまとめておきます。

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1,  「バリコンとバーアンテナ(アンテナコイル)間の距離」⇒記事

   近いとアンテナ感度が落ちるし、遠くても落ちます。

  概ね概ね30mm~45mm位がよい感じです。

2,  中国製IFTと真空管の距離  ⇒記事1 、記事2

    「中国製IFT⇒真空管の出力ピンの距離寸法」は40mmですと回り込みます。

  IFTをダンプさせると、折角の特性が垂れますね。(耳も悪くなります)

今のところ、70mmあればカソード抵抗56Ωでも回り込みません。

3,  6BY6⇔混合管6GJ7の比較⇒記事

↓局発・混合 6GJ7。 IF、AFも6GJ7。SG70dbで、バルボル中央くらい。

      61_2

↓比較のため、2球スーパー (6BY6+6GH8)の波形

      036

6GJ7(局発+混合)+6GJ7(IF+AF)

6BY6+6GH8(IF+AF)の差は18db以上、、、、。6BY6に勝る混合方法は、難しいですね。

単球で変換するよりは、マシ」です。

53_2 

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忘れないように、列記。 オイラの環境での適正値。(中電界以上ではもっと深く)

バイアス  (バリミュー球はAFには不向き)

①1球レフレックス(1:3トランス負荷)   1V

②2球レフレックス(1:3トランス負荷)       初段1V 2段1V  

③2球スーパー       6BY6      +1V(6GH8 PEN)  +  1V(6GH8 TRI)

④4球スーパー  1.5v(6688)  +6BY6 +1V(6GH8 PEN)  +  2V(6GH8 TRI)+9.5V(6AQ5)

⑤中2スーパー  6BY6+1V(6BJ6) +1V(6BJ6)+2.5V(6BC5)+12.5V(6AQ5)

⑥中2スーパー  5915+1V(6BZ6) +1.5V(6BZ6)+2.5V(6DK6)+12.5V(5AQ5)

2012/July/28 記

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2012/Nov,20 追記

トランジスタ式リップルフィルター ⇒記事

TRのリップルフィルターで実験してました。

①整流回路+100Ωの状態の波形(測定点①)

ブリッジ回路なので60Hzの倍数120Hzになっています。

033

↑頭はトンガリくん

04

リップルフィルターを通過した波形

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043

★効果が薄いので、TRを加えてダーリントンにしても改善せず。

★2段のリップルフィルターにしても効果なし。

★CRの平滑回路を後段にいれても効果なし。

★3Vリップルが0.1V位にまで下がったので、倍率としては0.03倍

33μFを2個に増やしても差異がよくわからない。リップル率は実効値で評価らしいのでルートがでてくる。

実行値は0.071vになる。

リップル率=(リップル電圧/定格電圧)x100(%)=0.071/165V=0.04%

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結論、CとRによる平滑回路の方が、低リップルにできる。

実際に、オシロで読み取り不能の低リップルにCR平滑回路で出来た。

040

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↑アナログオシロでは、読み取りできないレベルまでリップルを下げた。

仮に1.2mVだとしたら実効値は0.00085V

リップル率=(リップル電圧/定格電圧)x100(%)=0.00085V÷90V=0.00094%

+Bのリップルは、この程度でOKでしょうか??(計算上0.00094%

TR式より2桁よい?????。

これより小さくなっても、オイラの測定器では測れません。

60Hzのリップルを測定したプロの情報がほしいと想うのです。

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GAINS

オイラの実験ノートでは 

6EW6が32dB。6DK6が28dBくらいゲイン取れてます。

6AC7が15dB

6N2Pが 1球で66dB

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2012年7月26日 (木)

ビクター真空管ラジオ 30A5 バイアス

今日、セメント抵抗が届いたので、

ビクターのトランスレス真空管ラジオ 5A-28を触ってみた。

↓220Ωを付けた。12BA6のカソードにもバイパスコン103をつけた。

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↓30A5のバイアス

082

で、SGで耳具合を確認。↓

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↑ACが重畳しているのがわかりますね。

テストループをここまで近づけて、ようやくSNが確保できた、、。

耳は2球スーパーとほぼ同じ。(2球の方がSNが良い)

2球スーパーならNHK聞えるけど、

このトランスレスではアンテナ線を伸ばさないと1局も聞えない。

空芯コイルじゃ、オイラの環境では全く聞えん、、。

(室内アンテナで補助してローカル局がこのラジオでRS47~48.。

室内アンテナ+3S-STDだとRS59++)

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↑SP端でVRを絞っての、波形。

みごとにACの波形。

バルボル値は8.5~10mV.。過去に造った真空管ラジオの値。

トランスレスラジオの水準を理解した日でした。

連続10時間テストも終了したので、

このトランスレスラジオのメンテナンスは終了です。

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真空管ラジオは、電源トランス+バーアンテナで造るのが

耳と音の面から見てベターですね。

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2012年7月23日 (月)

ビクター真空管ラジオ 5A-28 3分後も鳴る

ビクター製真空管ラジオ 5A-28の続きです。

コールドスタートで3分だけ鳴ったラジオは、

時間に几帳面なウルトラマンのようでもあります。

ドライヤーで抵抗を暖めて、「抵抗値のあばれ」をテスターで確認してました。

で、30A5のカソード抵抗(100Ω)の値が車のタコメータのように

元気ピュンピュンとよく動きます。いやああ、その、、無限大にまで届きました。

他に怪しいそうな抵抗を2個 交換しました。

付け替えた「セメント抵抗2個とヒーター直後の10Ω」。↓

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↓怪しいと判断した抵抗たち。

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30A5のカソード100Ωが5Wタイプなのに、そこそこ熱くなります。

も少し電流を減らして使いたいので、のちほど触ってみます。

今のところ 連続4時間は鳴っているので、OKだろうと想います。

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↓原時点での30A5のバイアス

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こんなに浅くて、、、。(中電界では、音が歪むだろうと想います)

メーカー推奨は6.7Vなので、抵抗を用意してもう少し深くしますね。

(規格表を見ると4~5Vで使いたいですね)

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このラジオの症状は、「通電後温まると 音が聞えなくなる」。

  ↓

 整流後の電圧を監視すると、

無音になったとたんに100Vから125Vに跳ね上がってました。

「整流側からみると無負荷」に近い状態に変化してました

(平滑回路の1KΩが怪しいので、交換しました)

★このラジオの30A5のカソード抵抗は、

サーボモータのブリダー抵抗並に暖かく?なります。

1Lタイプが付いていたので、熱量面では???です。

★球の動作点は、「球をドライブして波形が歪まない領域で使う」ので

ドライブパワーとアウトプット波形に留意ですね。

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2012年7月22日 (日)

高一中一 4球ラジオ 調整中 CK6688

この続きです。

4球真空管ラジオは、レイアウト変更後も少し苦労しました。

このラジオは、「高周波増幅部の非同調負荷」実験機です。

高一用の球は、6RR8(6688)。

非同調負荷ですので、コイル(IFT)によるゲイン増はありません。

IFTは10~35倍ゲインが増えるように一旦は見えます。(詳しくは、往時のIFT説明書を読んでください。受動素子ですね)

非同調負荷なので、ややnoizyになります。

真空管ラジオも、レフレックス、再生式、2球スーパーと実験してきたので

ヘテロダインの前段に、高周波増幅をつけてみました。

局発は、ラジオ少年のOSCコイル OSC-220 

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調整点は、IFTのPAEK合わせ、

BCバンドの受信可能範囲の合わせ、

それにトラッキングだけです。

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球の構成

高一 CK6688 (非同調 負荷)

変換 6BY6

IF    6GH8(PEN)

検波 Di倍電圧

AF 初段 6GH8(TRI)  バイアス 2.0V 

AF 二段 6AQ5            バイアス 9.5V

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2球スーパー製作の経験で、

「中国製IFTの使い方が判った」と想ったのは、間違いでした。

①「6BE6⇒IFT」では、6BE6の個体差によって

 ボボボーと回り込む球とセーフな球がありました。

6BY6だとセーフだったので、またまた6BY6のお世話になりました。

②6BY6⇒IFT⇒6GH8(PEN)⇒Di検波⇒6GH8(TRI)⇒6AQ5

だと 回り込みもせずに綺麗に聞えるのに、

高一用6688を加えると、IFTのOUTがループ発振気味になってます。

★距離は充分に70mmあります。

071

↓調整中

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耳は、3S-STDより10db良いだけです。

高周波増幅部は、非同調負荷にしたので

ラジオIC のLA1050」と同様にノイズ比率が増えるはずですが、

聴感上、S/Nは3S-STDと変わりません。

★「3連バリコンで、普通に作動」するのが、やはり正しいのですが、 

非同調負荷もなかなか使えます。10db分、耳がよくなった効果を実感してます。 

2連バリコンでラジオ造るならば、非同調負荷はお薦めですね。                      

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↑いつものように、VRを絞ってSP端でのバルボル値

0.001Vレンジなので0.7mVくらいでしょうか、、。

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↑6688

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普通に鳴ってます。高一中一ラジオです。

非同調負荷の高周波増幅は、BCバンド下側の530が最も増えて、1650に向かって下がっていきます。

理由は、オイラが説明するよりも、

NHKの「ラジオ技術」に記述がありますので、ご一読ください。、、、、、、

回路図はのちほど,,.。

このラジオで、「真空管とIFTの距離」や、「OSCと真空管の距離」は、学習しました。

例えば、IFを2段にすると、455(465)x2の910(930)Khzの受信が苦しくなるので

ラジオは奥が深いですね。

真空管の基礎実験のまとめは、ここです。

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2012年7月19日 (木)

高1 中1 の4球ラジオ 続き

4球真空管ラジオが、絶賛発振中だったので、

配置換えして、さきほど半田付けまで終了。

またまた絶賛発振中かな???

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041

続きます。⇒ここ。

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2012年7月15日 (日)

テストループで電波飛ばして計測。 調整の必需品。

まだ2球真空管ラジオの実験中です。

前回は6EH7を使ったECOでした。

6HA5でも同じですが、3極管での混合は6BY6には及ばないことがわかりました。

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★複合管の6GJ7を使った混合・変換を実験しました

テストループで電波飛ばして計測。

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「OSC-220」の銅箔面にカッターを入れて、発振コイルのコールド側を

グランドから分離しました。

↓局発・混合 6GJ7。 IF、AFも6GJ7。

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↑SG70dbで、バルボル中央くらい。

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比較のため、2球スーパー (6BY6+6GH8)の波形。

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6GJ7(局発+混合)+6GJ7(IF+AF)

6BY6+6GH8(IF+AF)の差は18db以上、、、、。

6BY6に勝る混合方法は、難しいですね。

単球で変換するよりは、複合管のほうがマシ」です。

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ビクター  トランスレス 真空管ラジオ

ラジオキットでは無くて、市販品の真空管ラジオの話題です。

小奇麗なビクター真空管ラジオがあったので、手元に取り寄せてみた。

型式は5A-28。トランスレスタイプ

「レストア済み」とのことで、オイラより半田付けが綺麗だ。(オイラが下手なのだな、、。)

ビクターは、「ブラウン管テレビの発色が一番ナチュラル」でオイラが好きなメーカーだ。

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回路は、ごく普通のトランスレス 5球スーパーヘテロダイン。

12BA6のカソード抵抗が100Ωなのに、耳はまだまだ。(バイパスコンは無し)

現時点で、バーアンテナの3球スーパーと比べると、

3S-STD>>このラジオ。(バーアンテナ VS  空芯コイル)

このラジオに室内アンテナをつけて、6EW6+6EW6並

電波をキャッチするアンテナコイルの差ですね

(オイラの環境では 空芯コイルだと感度不足を再認識)

「まともに計測するなら、SGから電波飛ばしてIF段で測る」ことが必要なので、

このバーアンテナと空芯コイルの差はいつか測っておこう、、。 (多分15dbは差があるな、、。)

で、通電後温まると バサっと音がして、とても沈黙します。

「レストア済み」とのことで、、出荷時には、さてどうだったのか?

温まった後は、電源ON,OFFしても、音が聞えてきません。

コールドスタートで3分程度なら鳴ってます。

小奇麗なラジオなので 直してみますね。

直ってしまったら、出品者を越えてしまう??

031

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ブラウン運動、バックストリーム」では、少し苦労したなあ。

「バックストリーム」は技術用語なので 検索してもあまりヒットしませんね。

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2012年7月 4日 (水)

高一中1の4球ラジオ

高周波1段増幅の4球スーパーラジオも出来つつあり。

ラジオキットは、少しご無沙汰状態です)

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単球レフレックス、2球スーパー,5球ス-パーと出来上がっているので、

高一中1の4球の真空管ラジオを製作中。

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平滑回路はいつものように多段。
これは5段。

抵抗の値を小さくして段数増やした方が、
都合のよい事多し。

例えば3KΩの1段より、 0.6KΩの5段の方が
①電源OFFの+B放電が早い(OFF後、3秒程度で触れるかな、、。)
②リップルのピーク波形が下がる
③抵抗のワット数が小さくてすむ(小型が使える)

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7月8日 時点で、絶賛発振中!!

続きです。

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2012年7月 1日 (日)

変換のゲイン比較

消費税がUPされることに決まりましたね。

「税の取り立てを増やして栄えた国」は、有史以来、過去の歴史上、ひとつもありませんね。(高校の社会を普通に学べば、気つきますね)

「増税して栄える世界初の国家」になることが、日本にできるでしょうか??

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日本のエレベータ技術が優れているのは、「戦中の空母の技術」の発展形だからですね。

大和の主砲は20インチ(46cm)だったので、主砲を回転させる技術もピカイチでしたね。

で、測定器の分野です

「積分球」では、日本製が良いとは聴きませんね。

「波形を見る道具」や「画像系」では、made in usaが秀でています。

ワイヤー加工でも、真円加工の精度をみると日本製はまだまだです。

天眼鏡でも「カールツァイスのが圧倒的に良い」ので、 

オイラは、カールツァイスを薦めます。(半田確認に欲しいですね)

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①実験機を使って局発のゲインの比較です6BY6⇔6EH7(ECO方式)の比較です。

6BY6⇔6HA5の際は、「SG⇒アンテナ端子」でしたので、

今回は電波を飛ばしての実操作時での測定になります。

6BY6時のSG入力と、SP端でのOUT↓

SGは80db。バルボルは0.3Vレンジ。

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6EH7でのSG入力と、SP端でのOUT↓

SGは99db。バルボルは0.03Vレンジ。

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↑バルボルのUP.

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両者の差は、SG20db分+バルボル2レンジ分です。

「6BE6系がどの程度ゲイン取れるのか?」の実験方法が、まだ思いつきません。

ECO方式での周波数変換は、6BY6よりマイナス30db前後のことはわかりました。

(定数をちかぢか見直してみます)

文中にも、20dbはある」とさらりと記してありますが、いまのところマイナス30dbは覚悟ですね。

追加実験もしてみます。

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「SG⇒ダミーループ⇒電波」と、「SG⇒電線⇒コンデンサー⇒アンテナコイル」では

挙動が違うのは普通です。(理由はわかりますよね)

オイラが、「トラッキング時は一貫してダミーアンテナ(テストループ)を使っている」のに

留意されている方も多いと想います。

MWラジオはアンテナコイルで電波を拾うレシーバーなので、製造ラインでは一貫してテストループ(電波)を使ってましたね。

AMATEUR RADIOのレシーバーであれば、直接SGの信号を印加させます。

FMラジオ用のプリアンプを製作された方なら、FM用ロッドアンテナの倒し方で

調整具合が異なることに気ついておられると想います。

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②改造内容の写真。

6BY6を外して、9ピンソケットに変えました。

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006

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過去の雑誌をみても、変換は専用球(6W-C5等)に敵わないのが数字で表記されてますね。

複合管を変換に使ってみたいですね。

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