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2016年9月18日 (日)

3HA5ラジオはどうでしょうか?

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オイラの手元にある3V球で高増幅度のものを並べてみた。

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この3HA5はcanadaだそうだ。

055

3V球でスーパーを自作しようと考えていたので既出のように3BE6,3AV6と揃っている。

2016年9月17日 (土)

短波ラジオの周波数微調整に使うバリキャップ

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さきほど都内から届いた。

バリキャップへの設計思考は述べた。

実際Qが低いので使える用途はほぼOSC。

053

若松でしか在庫がない状態。2バンドラジオは10台超えたが、奥が深い。

ツェナーダイオードに電圧を掛けるとノイズが発生することは皆知っていると想う。

ホワイトノイズの信号源には半導体が使われている。記事

ノイズの大小によってはラジオでは使えない。 ノイズ源になった経験をオイラは持っているので其れ以来ツェナーダイオード(定電圧Di)は使わないことにした。

バリキャップへの+Bは抵抗分圧で所定電圧にしている。

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SHOP在庫品を規格表で調べて選定すれば、己の設計思想に近いものが入手できる。

カタログ上のチャンピオンデータを信じると痛い目に会うのは、どの業界でも同じ。弱電分野でのサンプル数が100なのか1000なのか? 10,000なのかは非常に興味がある。近年は10万個程度のサンプル数にしてあるとは想うが、往時は1000か2000か??

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エアバリコンの極小容量が入手できれば、スプレッドバリコンになるが 市場で見かけるのは稀だ。入手性がよいバリキャップだと価格も1/5~1/10で済む。

 

ガラスの6SK7。 (6SK7-GT)

さて少し考えてみよう。

 6SK7-GTの1番ピンの接地の必要性は、動作点に依存する。 至って軽い動作なら浮いていても支障はない。しかるに「mustで接地」ではない。実際に電子が飛びかうエリアは格子形状の金属で覆われてはいるが、目視で確認できるようにそれは接地はされてはいない。フローティング状態でどの程度の遮蔽効果があるかは、田舎者のオイラにはわからん。

教科書的思考しか出来ないタイプには、理解できない分野になるかも知れんな。

DATA SHEETによれば、6SK7のno,1ピンはshell。 6SK7-GT/Gの場合はbase sleeveに結線されている。

6SK7-GTではno,1ピンは管内結線されておらずbase sleeveに管外結線されている。base sleeveは英語を学んだお方ならベーススリーブと楽に読めるはず。先達への敬意も含めて「ベーススリーブ」と正しく呼称することが後人の取るべき道である。間違った呼称するのは勝手だが、日本語まで亡ぼしては駄目だ。

マツダの日本語データシートによれば、base sleeveはベーススリーブの日本語になっている。やはりメーカーのエンジニアは正しく呼称している。「ベーススリーブ」以外の名をつけているとすれば明確に歴史に反する。

ghost in the shellはオイラも好きな映像だ。shellはそういう意味だ。

 6D6を銀紙で包んで実験すれば遮蔽具合の傾向はぼんやりと判るとは想う。

どなたかの実験挑戦を希望する。

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ST管の6Z-DH3Aの「ヒーター・ピンはどちらの方をアースすべきか?」が
先達によって書籍化されていますので、ご一読をお薦めします。

「球から出るハムの対策」⇒

http://fomalhautpsa.sakura.ne.jp/Radio/Other/6ZDH3A.pdf

ガラス管の6SA7と6SQ7,6C5。 ワイヤレスマイク。

例の溜まっている液体は水のようなもので強アルカリ。

  「TVでデジタル測定器で測ってたが、11.25だったよ」。とtv動画で流れていた。水とは言えんな、水溶液のレベルだ。

とある理由のために「石灰を撒いている」らしい。 さてその理由は??

設計したのは日建。

仕様を決めたのは、「中央卸売市場新市場整備部施設整備課の課長」 で公務員さまや。

土建屋さんは図面通りに施行しただけのこと。

砒素は体に溜まるからね。

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GT管の入手性がまたまた厳しくなってきた。 う~ん、個人輸入を考えなきゃいかんか??

1年前より3割ほど価格がUPしている。参ったな。

ラジオマイクで使う6SA7と6SQ7が苦しいね。

今朝、ささっとまとめてみた。

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6SA7のガラス管とメタル管では、歴史的にはメタル管が古い。

OSC具合はメタル管のほうが強い。

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通算198作目。

2016年9月15日 (木)

秋も訪れた早春賦。

石原慎太郎氏が都知事在任中の二〇〇八年、地下にコンクリートの箱を埋める案に言及していたことが分かった。記事。

と言い出しは慎太郎先生やん。

まあ石原のご機嫌伺いで都職員が空洞にしたようで、シラを切って被害者ぶるのは政治屋の十八番。 或いはすでにボケが始まっているのか?

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秋も訪れた。

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かの有名なる早春賦は、此処からのようだ。

オイラが育った信濃大町。

2016年9月13日 (火)

バリキャップをラジオに使う。 局発に使う。

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ラジオではバリコンのQ或いはアンテナコイルのQが話題になる。 それぞれ電波を受信する肝なことはご存知だと想う。

「バリキャップのQは、バリコンと比べてどうなのだろう?」と調べると、劣ることがよく判る。受信した信号系にはちょっと使えぬが、局発には使える。時折、バリキャップを採用した自作ラジオで感度が足らない旨の製作記事を見かけるが、それは至極当然のこと。Qが違う。

「エアバリコン VS ポリバリコン」のQの差異も確認しておくことをお薦めする。

「スーパーラジオでQが低いバリコンを使うとどのような症状になるか?」はWEB上に答えがあるので、一読をお薦めする。

ラジオでクラリファイが必要な時にはバリキャップを使えば良い。容量が小さくて、可変比が2倍程度のものが短波ラジオでは使いよい。WEBでみると若松にだけ取り扱いがある。

オイラの短波ラジオのクラリファイはバリキャップに任せている。

昭和25年頃のO-V-1

2016年9月11日 (日)

5球スーパーの受信感度を上げる。メーカー製ラジオで感度上げる

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ナショナルや東芝など家電メーカーの5球スーパーは、6石トランジスタラジオより感度が劣る。その理由はゲイン計算をすれば自明なので、オイラのような田舎者が論ずる処ではない。6TR-STDなどのTR6石ラジオキットの方が、5球スーパーより格段によく聞こえる。

5球スーパーはIFはたった1段なのでIF2段ラジオよりは感度が劣る。IF1段ラジオをどうチューンUPしてもIF2段に勝てない。それでもチューンUPしたい方向けに記述する。

・球起因のノイズが大きくならない電圧範囲が存在する。 それを超えた印加電圧で使うのはノイズが増えSNが悪化する。印加電圧具合でオツムが悪い者の工作物かどうかも判明する。

 
 

5球スーパーの受信感度を上げる。                             シャーシー加工してラジオを自作される方には既知だと思うテクニック。

 

①ノイズを下げる。 いわゆる一点接地(局所集中接地)。平滑回路のコールド側を渡りにするとノイズが高いものが出来上がる。電子が迷移動しないようにする。

低ノイズ化のために、「平滑回路基板RK-137」を興してある。

 残留ノイズ目標値: VRを絞ってのSP端をVTVM計測し1mV以下にする。できれば0.3mV程度にまとめる。

 

②「感度が取れるレイアウト」になるよう注意を払う。 

 

③アンテナコイルは可能ならバーアンテナを採用する。ソレノイドコイルよりは20dBほど感度良いことが実測されている。

 

「バリコン+バーアンテナ」の総合Qが効いてくるので、両者間はそれなりに近づける。    雑誌等には掛かる考察をまだ発見できないが、かなり重要。    バリコンは体積多が感度面で有利だがレイアウト制約も受けるし配線長は長いと不利になるので、バランスで考える。

 

バリコンからの配線はAWG28、30など細い線にする。表面積の小さい電線を使って、「シャーシと電線とで生じるC結合減衰」を減らす 。  貴重な誘起エネルギーをシャーシーに吸い取られないように 引き回す。シャーシと信号線との密着は駄目。それやると感度劣化が聴感でも判る。

 

⑥OSCコイルの製造元によっては、バンド下側で発振強度が至って弱いものがある。その結果として下側が感度不足に陥る。 OSC強度の分布具合を測ること。アナログテスターで測ればOK。測り方などはNHKの古本等の古書に載っている。デジタルテスターではOSC強度計測できないので、指針式で行う。 オシロでみるよりは指針式で測ると一目瞭然。

 
 
 指針式の30vレンジで計測

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NHKのラジオ教本に計測点が公開されている。     12Vほど確認できればOK. 18Vもあると過発振ぎみなのでOSC強度を下げる、あるいはIF段でのゲインを下げる。

 
 
 
 
chinaテスター (JIS認定されず)  。RF信号の波形が重畳して、それをサンプリング周波数で計測するので真実は闇のなか

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上のように 真値は12V超えているので、デジタルテスターはあてにならない。
 
 
 
 

⑦IFTの方向に注意。記事。 

 とりわけIFTは受動素子ゆえにロスの大小がある。けっこう、この差が効いてくる。ロスの少ないIFTを選ぶ。メーカーとしてはSTARをお薦めする。 TRIOは薦めない。

AVCラインからの455kHz電波放射(輻射?)にやや神経をつかうこと。検波効率は100%よりも10%~20%ほど低いことが先達から雑誌等で発表されている。検波できなかったRFのエネルギーの行く先を熟慮すること。検波段への10%くらいは下流に抜け 検波されなかった455kHz信号がSP端で放出される。これが悪さをする。  このノウハウが理解できない水準だと、まだビギナー領域です。

AVCラインの引き回しの良否で感度8dB程度は違うので、思慮深く検討すること。

もし製作なさるならばノウハウはここに公開済み。上記より詳細なことを記してある。

それにこれも参考になるだろう。

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5球スーパーの受信感度を上げる。メーカー製ラジオで感度上げる

1,局発強度を上げる

 まず、局発強度分布を確認する。中波下側で局発が劣るコイルが実装されている場合がそこそこあるので、必ず確認する。 

・不幸にして該当してしまった場合は、6WC5のSG端コンデンサーを増量し「104 +104」する。結果発振強度が多少上がる。

・不幸にして該当してしまった場合には、PIN6の20Kを 増やす(減らす?)。 ガツンと変わるので注意。

 計測時11Vより低いと感度はでない。

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Radio

真空管ラジオの局発強度を確認する。

 上をクリックすると実測例に飛ぶ 。アナログテスターで計測。(中華製デジタルテスターでは無理)
 
 

2,

6WC5を適正電圧で使う。高電圧だとノイズモード? になるので、180V~220Vで使う。240Vも掛かっているとSNが悪い状態。 ノイズをさげりゃ 弱い信号もしっかり聞こえてくる。 SG電圧は85V~95Vがノイズ少ないので100V超えは避ける。

 
 

3,

6Z-DH3A.

・ハム音が弱くなるように 1番ピンを接地し、6番ピンに6.3Vを掛ける。これによりノイズは2dbほど下がる。

・ゼロバイアス抵抗を新品にする。微小リークが減ってやや感度UPすることもある。6.8Mあるいは10Mに替えてもOK.

 
 4,
UZ-42.
 
SG電圧掛けすぎ例が多く発熱面で不利になっている。カソード抵抗1.5K前後。 SG抵抗33K前後が熱量面でほどよい。
 
 
 
 
 
 

2016年9月10日 (土)

MYGの支柱

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先日、モノタローでM3支柱を買ってみた。 全然安くは無い。

その後、カタログが届いたが、価格は相場の3倍となかなかの商売だ。

そりゃ収益は良いな。

MYGの支柱を扱っている小売商社が少ないが、適正付加価値で販売してもらいたいものだ。

2016年8月31日 (水)

避暑

安倍政権実績
安倍首相が自慢している雇用者が60万人も増えた、の内訳
アルバイト 100万人増加
契約社員  60万人増加
嘱託・他   20万人増加
正社員   120万人減少

賃金が低い層が60万人も増えた。 さすが安倍先生。

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欧州先進国は、消費税20%あるが、
低中所得者の社会保険負担が低く、子育てしてる低中所得にはかなりの支援がある
よって高額の消費税にもかかわらず景気が冷え込まない

日本の場合、低中所得者の社会保険負担が高額で、かつ低中所得者の児童手当は雀の涙程度しか無い。
よって、社会保険を拡充して消費税増税すればするほど低中所得者の負担が増えて景気が冷え込む。

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暑いので避暑に出かけた。

200

2016年8月28日 (日)

真空管ラジオのパワートランス。  経年による絶縁度劣化考。

真空管ラジオに使われているカップリングコンデンサーの劣化具合を、「おんにょの真空管オーディオ」さんが実測されてweb上公開してくださった。 tnx to web master。

全数交換が正解だ。 「ケミカル品が50年も品質保持できるか?」と考えれば至極当然のこと。

車のエンジンオイルもケミカル品だが、「開封されたオイル缶で10年後も同じ品質か?」は多くの方が経験しているはず。ソリッドなコンデンサーは50年後も同じクオリティだろうが、ウェットなコンデンサーは現代品でも恐らく50年後は苦しいだろう。

オイラは「コンデンサーを製造する装置」を設計・製作する側だったので、経験上そこそこ知っている。いま業界では日本に5社もないと想う。

さて、トランスの絶縁度を加速劣化試験した情報は今のところ、web上で発見できない。そもそも加速劣化試験が唱えられてから20年程度なので中小のトランス屋さんでは無理かも知れない。

オイラが今手掛けているテーマ(Hi volt)では3σをどう捉えるかにもよるが、概ね25年~30年でコイルは巻きなおす必要があることが、富士電機のサイトから判った。

ラジオのように200~250v程度では50年経過したパワートランスが熱くもならず使えるので気にせずとも良いだろうが、その根拠となる情報を調査中である。往時のパワートランスの絶縁度評価は、「ラジオ修理します」をsiteに掲げる方々が先頭にたつべき項目ではある。

まあオイラはなるべく現行トランス(新品)でラジオを自作しましょうの立場ではある。

2016年8月27日 (土)

太陽光発電所での1kwあたりの単価。  △△万円/KW

既報のように「目指せ地域一番ブラック」のブラック会社と無事離縁できて助かった。つくづく良かった。

いまは日本の国内法を遵守するごく普通の職場だが、ブラック企業はほぼ間違いなく日本人オーナーだ。ブラック企業は社員を騙して働かせているだけのことだ。

PCデポは顧客を騙すことで業績をあげることに成功したようで、ここ数日はそれが露見して株価が右下がり状態。

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ブラック企業からのドロップアウトに成功したオイラは、ようやく普通の会社勤めになった。

さて、太陽光モジュール(パネル)の発電効率もわずかづつだがupしている。pvインバーターもここ4年ほどで2~3%は能率が向上している。

太陽光発電所での1kwあたりの単価は17,00万円/kwが 2016年夏(関東、信越)では底値だろう。もう少し絞っても16.6万円止まりだ。もちろん土地は自己物件で取得済みで、整地不要が前提条件。

kw単価についてはWEB上には様々な数字が上がっているが、あの高い数字では利益がでない。施行業者側からの情報ばかりが目立つので、眉唾状態だ。売電価格にあわせた高金額な見積もりを提出してくる企業もひとつふたつ三つある。

しっかり価格調査すると、価格差は工賃差に依存していることが判る。メーカーごとの購入調達品の金額差はほとんど無いほどすでに市場は熟している。平均賃金が高くないところでは上の数値はググっと下がる。

調達品(モジュール、モジュール架台、PVインバータ)だけだと14~15万/KWだろう。後はキュービック、電線材料、工数費、設計費、申請費用等。整地は自分でやるのがベスト。

ぼったくりの請負業者も日本には多数なので、要注意状態。

モジュールは日陰に成り易い環境なら、ソーラーフロンティアしか選択肢がない。多雪地域や山間地にはもっとも適している。発電素材がgood. 唯一の日本製モジュールなので、ソーラーフロンティアを応援したい。made in china或いは made in koreaでも良いが、。まあ モジュール仕様書をよく読めば、自分の環境にあった太陽光モジュールを選べるので、読む事をお薦めする。売上に影響するので仕様書を見る力は必須。

PVインバーターで最高能率のは、looopの新製品。 この製品のnewsリリースはそろそろある。PVインバータ(パワコン)も仕様書を理解できる力が購入側に必要。

土地を買って整地しモジュール配置し発電する時代はもう終った。50KW以下は小さくてよくわからん。

立場上これより詳細には記述できないが、発電事業者(調達側)からの視点で記述しておく。保安林を太陽光発電用に買ってくれと頼んでくる不動産屋もふたつみっつと遭遇した。

家庭用は手間賃の塊で割高。売電ブローカーって職種もある。(要注意)

2016年8月19日 (金)

小川村にて 

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小川村に立ち寄った

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ハンドメイドの逸品。

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全長は100cmほど。

2016年8月12日 (金)

6球スーパー真空管ラジオ完全キット

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 先日のサンバレー 6球スーパー真空管ラジオ完全キット SV-7 未組立品はそういう価格になった。

 オイラは製造原価(部品代+人件費等)は幾らか知る由もないが、こういう少数の量産キット物で経営を成り立たせるには原価率は高くても40%だろうと想う。100setとか200set程度しか売れないので販売価格は高くなるざるを得ない。仮に200setを4万円で販売しても800にしかならないので企業がビジネスとして手を出すには総金額が小さい。

 沢山売れていればフォアーランドさんや科研などがclosedしなくて済んだはずだ。ニーズが無いから供給元がclosedになるのは当たり前。

 audio shopはまだ元気があるが尻すぼみには為っていると想う。ラジオのキットメーカーが消滅した道をなぞるしかないのかも知れんな。

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自作の7球スーパー。マジックアイもGT管。

オールGT管のスーパーラジオ。短波と中波が聴こえる2バンドタイプ。

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オイラのハンドメイド品。 構想1分。 製作は丸ごと2日あれば足りる。

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オールST管の6球スーパー。もちろん2バンド。

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2016年8月 9日 (火)

上杉研究所のU-BROS-30 MKⅡ

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今日は上杉研究所のU-BROS-30 MKⅡの実物をみる機会があった。知人に連れられて訪れた。

メタルカバーの仕上がり具合と塗装方法をオイラなりに推測していた。他メーカーのampもみて、この仕上がりならオイラの知っている処でもokだろうななどと勝手に推測していた。どうしても造る側の視点で考えてしまう。

そんな中、U-BROS-120のペラ型録を店員さんが持ってこられた。オイラはラジオ工作派で造る側なのでアンプ購入にはさほど興味ないと申したら、怪訝な顔をされた。

歴史的には真空管ラジオ⇒hifi ampへ移行していくので、RF技術の必要なラジオ工作は重要だと捉えている。

さて、試聴室でLRのペアで120万円とかのスピーカーからサウンドが出ていたので少し聴いた。特異点でブービーな音になるのを気つくのだが、これは誰も聞き分けできないのかなあ?共鳴点があって幾つかの複音がのるとそれが判る。

ちょっとがっかりした。

2016年8月 7日 (日)

2極管の検波能率

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過去記事で2極管の検波能率は専用検波管が 2極3極の複合管より能率が高いことは触れた。

能率では、6H6>6SQ7

ミニチュア管ならば6AL5>6AV6

ということだ。 詳しい数字は古書にある。著作権があるのでWEB上には間違っても上げられない。極々1部分ならOKの場合もある。それゆえ古書を手に入れて読むようにとオイラは申している。

ゼンリンの地図を写真で取ることも著作権上抵触することは知っているだろう。(つい先日も、知人が公図をゼンリン地図で確認し、写真取ろうとしたら市役所所員に駄目だと言われた)

安易に書籍内容を丸ごとUPするのは著作権上アウトだろう。著作者の没後50年は経過していないだろう。 終戦時に50才でも没後50年はまだ経過してない だろう。ということでラジオ系の書籍の内容をUPしたものが検索エンジンで引っ掛かるが、日本の著作権をどうクリアして相互間の承諾文書を交わしたのかが気にな る。

著作権の期間

2016年8月 6日 (土)

真空管ラジオキットを考える。

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サンバレーの 6球スーパーラジオキット SV-7 未組立品が出ている

往時の定価が約4万円。

日本でこの手のキットの販売数が気になる。学研のは1万set製造で完売だ。販売ルートに本屋があったので大変に数が出た。

web上でしか販売ルートがないキットは100set~1000setの範囲になるだろうと推測している。

主たる手間は、

企画⇒デザイン設計⇒部品調達手配(電機部品、機械部品)

まあ1weekもあれば十二分に足りる。

市場ニーズが至って少ないので、調達品金額は売価の40~50%以下になるように「売価設定」する。1万個仕入れたら調達単価コストは下がるが、市場で売り切れない。

とにかくニーズが少なくてビジネスとしては1ロット生産して終了で、追加製造の予定は皆無。300setも仕込んだら佩けるのに10年近くかかるだろう。その間の倉庫代などはどうする?

ニーズが少なくて「メーカーとして腰が引ける」のが真空管ラジオキット。audio kitsのような価格帯で流通させるほどの魅力がないのも真空管ラジオキット。

yahoo オークッション で見かける 「真空管ラジオのレストア品、整備品」の謎

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yahoo オークッショを眺めていると「レストア品」、「整備品」「整備済み」の真空管ラジオに遭遇する。

まあ外観は時間と労力を掛ければ充分に美品に仕上がる。あえて歳月の重みを好むことも重要だがね。

さて謎を幾つか発見した。

★VRを上げて音量を大きくすると音が割れます。

 ⇒奇怪しいね。バイアスを見直してレベル配分見直しが普通の手順。

★重要なので調整は丁寧にやりました。 

 ⇒おいおい当たり前だぞ。当たり前のことを主張しなきゃならないなんてどういう水準かな?

★真空管ラジオ特有のハム音があります。

 ⇒ブーン音が聴こえてこない真空管ラジオも世間にはあるぞ。知らないのかな?

   VTVMが写真に映っているので数字で示せるはずだが、数値表記できないほど強いハム音かな?   測定器があるのにあえて測定しない意図は何かな?

 ⇒メーカー製ラジオでもハム音が強くなるようにヒーター配線されたものを時折見かけるので、必ず確認すること。 安易に信じては駄目。

 

★配線はやり直しました。

 ⇒ハム音が強くなるように配線改悪されているが、どうしてかな?

  ⇒局所集中アースにしないのは何故? もっとブーン音減るのにね

★長いアンテナ線にすると発振します。

 ⇒「検波できないRF成分の廻込み」を理解していない水準。もっと古書を読むように。

 ⇒相が廻りにくいようにIFTの向きを並び替えること。AVCラインからの輻射(電波放射?)を含めて対策すること。

★其々のヒーターピンの片側が単独接地されていない。(audioのようにツイスト線で引き回し)

 ⇒色々と不具合が発生するのだが、経験が乏しくて未体験かな?

  単独接地する理由が古書に記述あるよ。

★ヒーターラインを3端子レギュレータでDC化。

 ⇒6.3Vを5Vに落して働きを悪くしてどうしたいのだろう?

  3端子レギュレータは強力なノイズ源になり電波で撒き散らすのだが、SNを悪くしてどうしたいのだろう?

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もっと水準を上げないと多分恥ずかしいね。朽ちた部品を新品に換装することは中学生でもできる。

ST管ラジオ時代は電解コンデンサーが高価だったので、回路設計も電解コンデンサーの数量が少なくなるようにまとめられている。 +Bのリップル200mV以下になるような平滑回路に改良することをお薦めする。(ブーン音がするラジオで聴いても楽しくないと想う)

手に入れる側も「見る目」が求められる。真贋入り乱れる古美術品と同じや。

2016年8月 5日 (金)

信州の高原

信州の高原。今日の午前11時ころ。

撮影点の標高は1400mより少し上。

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ここへのルート

唐松への日帰り往復は小学4年生でもできる。 オイラの子供が4年生の時、ピストンした。

2016年8月 3日 (水)

真空管ラジオのパワートランスの温度(発熱、放熱)

パワートランスの表面温度が掲示板で話題になっていたので、加筆しこのblogでもUPしました。

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真空管ラジオや無線機では、パワートランスを通電しますとやや暖まってきます。

①「発熱と放熱のバランス」が取れた温度で安定した温度になります。部屋の片隅や背直面に壁では通気性が劣るので、放熱は苦しくなります。(熱が篭る)

夏と冬ではあからさまに表面温度が違うので、夏のこの時期は空気が上手に流れて自然空冷しやすいような処に置いてあげないと熱が篭るので注意ですね。


②「パワートランス使用時はどの程度の温度までokなのか?」は、絶縁物ごとに違いますのでご理解ください。豊澄のPDFに絶縁物ごとの使用上限温度が明記されています。富士電機でも同じでしたのでJISで定めがあると想います
http://www.toyozumi.co.jp/notice/notice.pdf

サーボモーターなど巻き線物には保護用に70℃のバイメタルで温度過昇時には通電断する回路を入れてますので、余裕をみて60℃を判断基準にすれば安心だろうと想います

通気性がまずくない環境で、「目安としての60℃」を超えるならパワートランスのレアショート、供給容量不足や各部所配線間違いなどの要因がないかを疑うことになってきます。

温水器でも60℃の湯は出せるので、熱いですが触って感覚を確かめることもありです。

③もしも、とても気になるようなら坂口電熱の「サーモスタッド」を貼り付けて温度過昇時の保護回路にしてください。
http://sakaguchi-dennetsu.co.jp/lineup/ondo/thermostat/bimetal_ip105a.html

保護回路ですので、当然A接点、B接点があります。オイラのblogに来られる方は意味がわかると想います。

坂口の先代社長には特注品で幾度も御世話になりました。御礼申し上げます。仕事柄、具合良い量産品がない分野での設計がオイラの本業。


④発熱量が多くてパワートランスを疑うのであれば、UZ-42を6Z-P1に差し換えて様子をみます。(ヒーター消費の小さい球に差し換えて確認)

+Bの容量不足ならばVRを上げても音量が追従してこないので判り易いですが、ヒーター系は定格の小さい球に差し替えて発熱具合を確認することが多いです。

⑤パワートランス以外の熱発生では
1)平滑回路の抵抗のワット数を上げて発熱を抑える。

平滑回路の抵抗では、2W 2KΩよりも「2W 1KΩ+2W 1KΩ」或いは「並列で2KΩにする」の方が表面積が多く放熱性があがりますので、発熱に対しての工夫のひとつです。オイラも時々採用しています。発熱面とハム音から平滑回路では「低抵抗多段式」を推奨します。


2)AF段のUZ-42(6Z-P1)の動作を軽くして+Bの消費電流を抑える。メーカー製真空管ラジオではAF2段目の6Z-P1や6AQ5の動作点が浅目のようです。もっと深くてOKのように想います。オイラは-8V~-12Vになるようにしています。

 これはVRを上げていった折に「AF段の1段目、或いは2段目どちらで最初に歪ませるか?」と音に対しての設計思想も入ってきます。VRを上げて聴きくらべて、自分でどちらかを選びます。

 余談ですがトランスレスでは30A5(35C5)の動作点は浅すぎるので、必ず手を加えています。(データシートから推奨動作点を読み取れるチカラを皆様お持ちだろうと想います)

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YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

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2016年8月 1日 (月)

地域一番ブラック  目指せ 日本一のブラック企業

ようやく「地域一番ブラック, 目指せ日本一ブラック企業 」の会社と縁切りできた。

日本国内にある「日本人オーナー」の会社だが、労働基準法を守らない。国内法規を遵守しないのは事実。

残業代は払うが、割増はゼロ%。(割増待遇の者もいて不条理)。8時35分始業だが 朝礼は8時25分から実施。週35時間労働でも雇用保険等を掛けない。(国内法に抵触する)

勤続6年超えても有給取得可能日は発生しない。(国内法では取得日数が定められている)公務員様がこれらの詳細を知るとおそらく卒倒する水準。

長野県 ブラック 企業」で検索するとブラック度は70%らしい。民間のエンジニアはこんな環境で働いて納税しているんやで!!!!。くれぐれも検索しないように。

イジメ。立場を悪用したイジメがある。オイラも幾度も幾度もやられた。チンピラ並の脅しも受けたぜ。 セクハラでは昨年1名(女性)離職した。

毎年、鬱病に必ず1人は発病する。多い時は3人だった。オイラが覚えているだけで累計10人超えている。母体は65人程度だが、この11年間で70人採用している。10年ほどで社員の席が一回転している訳だ。飲み屋並に回転率が高い。

社名は上げていないので想像にお任せする。今年、鬱を発病した彼は3ケ月経過するが復帰できないでいるのは事実。くれぐれも検索しないように

「縁切りしてからも嫌がらせはある」との情報もある。

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