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2016年8月 6日 (土)

真空管ラジオキットを考える。

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サンバレーの 6球スーパーラジオキット SV-7 未組立品が出ている

往時の定価が約4万円。

日本でこの手のキットの販売数が気になる。学研のは1万set製造で完売だ。販売ルートに本屋があったので大変に数が出た。

web上でしか販売ルートがないキットは100set~1000setの範囲になるだろうと推測している。

主たる手間は、

企画⇒デザイン設計⇒部品調達手配(電機部品、機械部品)

まあ1weekもあれば十二分に足りる。

市場ニーズが至って少ないので、調達品金額は売価の40~50%以下になるように「売価設定」する。1万個仕入れたら調達単価コストは下がるが、市場で売り切れない。

とにかくニーズが少なくてビジネスとしては1ロット生産して終了で、追加製造の予定は皆無。300setも仕込んだら佩けるのに10年近くかかるだろう。その間の倉庫代などはどうする?

ニーズが少なくて「メーカーとして腰が引ける」のが真空管ラジオキット。audio kitsのような価格帯で流通させるほどの魅力がないのも真空管ラジオキット。

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