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2019年12月

2019年12月 7日 (土)

トランジスタ検波とダイオード検波では、どちらが低歪か?

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・ラジオICには検波回路が内蔵されていることが多い。 TDA1083(日本名 TA7613)では少なくとも検波部6dBのゲインがあることを確認している。

・世界初トランジスタラジオの検波にはダイオードが使われている。真空管回路ではdiode検波が主流であったので、それを継承している。

・その後、歪率の低減と AGCレンジの拡大を狙っていったら、トランジスタ検波に至ったことが日立製作所からの資料で分かる。電気畑の日立OBならば知っているだろう基本だ。

・その辺りについては、電気エンジニアからの執筆を読めばよい。意匠権・著作権があるので、それら権利を有しないものがupすると漫画村のように違法になる。   意外なことにかなりWEBでヒットする。

・RPCからのラジオキットはトランジスタ検波が多いので、開発当時は熟慮されていたと思う。

・ダイオード検波の歪が気になりだしたら、トランジスタ検波での自作に進むのが正しいだろう。歪は1/10程度に減るのでお勧めです。

繰り返すが日立の資料が判り易い。

2019年12月 6日 (金)

pwmでの中波ワイヤレスマイク実験基板。定数確定した。タイマーIC 555使用。

AM変調の基礎。

・直結型変調は 泉 弘志先生の回路公開(2SB トランジスタ)から遅れること5年あまりのちに、JH1FCZ氏が「変調トランスレス変調」とネーミングしていた。 エネルギー供給を強弱することにより変調が掛かる方式だ。 この直結型回路が公知されて50年経過したいま「アナログ直列変調」と身勝手なネーミングしている輩がいるらしいが、それはエンジニア界での背乗り行為になる。世間が忘れた頃に狙い撃ちしてきたフシがある。 まあね、背乗りがお得意な方々も居るからね。

・オイラ的には、直結型 あるいは トランスレス変調と呼んでいる。先達の思いに対しての返礼でもある。

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実験中のPWMワイヤレスマイクの続です。

①555に9Vを掛けるように変更した。

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・MIC-AMP部は2.3V程度の出力は歪まずにでる。

・555への信号電圧はVTVM読みで2.1V前後が上限。これ以上は波形がクリップする。 ⇒ MIC-AMP出力は2.3V程度でも足りることも判った。

・過変調だと受信周波数幅が広がることも判った。 ⇒ 初回基板はMIC-AMP出力が0.15Vなので過変調までは至らない。昨日のこの動画はMIC-AMPで歪んだ変調状態。

Pwmtx03

MIC-AMPで歪まないように, MIC-VRを合わせてみた。

 

PWM変調の中波ワイヤレスマイク:タイマー 555 ①
YouTube: PWM変調の中波ワイヤレスマイク:タイマー 555 ①

PWM変調の中波ワイヤレスマイク:タイマー 555②
YouTube: PWM変調の中波ワイヤレスマイク:タイマー 555②

この程度聞こえてくれば 「easy pwm」としては上出来だろう。

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◇基板ナンバーは、PK-68v2です。 

・初回基板は領布中。基板側入力は1系統にしてありますので、RCAジャックにCを半田付けして基板まで結線ください。

・「タイマーic 555で こんなこともできる」の1例です。

・1MHzで作動する555を用意願います。555へのaf信号が2v超えますと ラジオからの音がパリパリ云うので、入力過多が判ります。スマホVRは4部前後でお願いします。それを超えるとmic-amp初段で歪ます。

Photo

上記modulation inputがデータシートだともう少し入れられる。

Ans01

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真空管ワイヤレスマイクは、ここ

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「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。
YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く
YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

レフレックスラジオ 2sc1815+ta7368
YouTube: レフレックスラジオ 2sc1815+ta7368

2019年12月 5日 (木)

pwmで中波ワイヤレスマイク実験基板。

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夜間なので混信を避けていったらこの周波数に辿り着いた。

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555タイマーicは220オーム経由で給電した。


YouTube: PWM変調 実験基板 555タイマーIC

音からすれば9VでOSCさせたほうがgoodらしい。

今夜、抵抗をゼロオームに替えてみる。⇒ 定数を追い込んでみました

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9vでoscさせた初回基板での音。


YouTube: タイマーIC の7555: PWMワイヤレスマイク実験

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qrpクラブ

「qrpクラブ 」って検察してみた。

「退会することにしました」が上位にくる。

amature radioでの通信方法は、古典的というよりも古代的な側面もあるし、電波法からの規制も多く発生している。

オイラ的には、「ラジオ工作とその延長線での工作」でトライ アンド エラーを実践中だ。

古代的検波手法として超再生検波がある。そこその信号強さがあれば、受信時にAGCモードに入る。このAGCモードに対しての論理的説明を探している。学会誌に記載があれば、それを知りたい。

もひとつ豆知識: トランジスタ検波が採用される理由は、ダイオード検波より歪が少ないこと。AGC作動がダイオード利用時より随分良好なことだ。その辺りの算出式はWEB上に落ちている。

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CW は最も古代的通信方式であるが、実際には最も進化したデジタル通信だ。

現行デジタルON/OFF時の 立上がり・立下りなファジー部を上手に処理したものが幾つく先は、スペースを入れることになる。

PCのメモリーですら「立ち上がりだけ利用」⇒ 『立ち上がり・立下り利用」に1999年頃から移行し完了した。

2019年12月 4日 (水)

PWM変調での中波帯ワイヤレスマイク

まずPWM変調での中波帯ワイヤレスマイク:先日の実験動画。


YouTube: タイマーIC の7555: PWMワイヤレスマイク実験

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上の実験結果を請けて改良してみた。

1, MIC-AMPは1Voutに上げてみた。(トランジスタ 追加)

2,osc部の発振電圧は下げた。 (抵抗 追加)

上記内容の基板実装中。

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八方、白馬村。リゾート。

北安曇郡白馬村の村民も増えて8700人ほどになった。外国からの流入者比率は高い。

50年前では、白馬村では主たる産業はスキー場だったので、

①「冬季はスキー学校でインストラクターとして働き、夏季は土方でゼニを稼ぐ」

②『冬季は民宿を経営し、夏季は土方でゼニを稼ぐ」

のが主流だった。

6ケ月会社務めすれば失業手当が出る時代だった。

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40年前ではペンションブーム到来で村外からの流入者は、

①「冬季はスキー客商売のペンション、夏季はモーテル代わりのペンション、客が来ない時は土方でゼニを稼ぐ」

のが標準。客が付かずに差し押さえをうけたペンション建物がいまもあちこちに多数乱立している。

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白馬では「ホワイトシーズンはスキー場での仕事、グリーンシーズンはガイド」で食い扶持を稼ぐ人がいまだに多数いるが、どうも年金を払えていないようだ。

・夏季に1日ガイドしても使われている限り1万円には届かない。土日祝日、黄金週間等合わせても100日は無い。白色申告で数値を誤魔化して食えるほどの収入はない。

・観光系ビジネスでも底辺層が発生しているのが現実だ。オイラの知っているグリーンシーズンガイドは、1ツアー(2時間)で3000円貰っている。 定職に就けば健康保険も年金も楽になるのにどうして定職につかないのか? と思う。

・低価格の宿は皆、銀行管理になっているのも事実。銀行にとっては良い物件なわけね。金利だけ入れてくれればとても良いお客(宿オーナー)さん。・リボルデイング払いに近いものがそこにある。格安ツアーの宿は、そういう理由。

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「利発的であれば事務系仕事、それが無理であれば体力系仕事」になるのは仕方がないと思う。オイラが世話になっている会社では、「働いた分、給料をくれるのは当然です」が社風になっている。「地域で一番人情がある会社」とも業界では云われている。 

dsb トランシーバー基板。50MHz ,28MHz.

・dsb トランシーバー基板(RK-36)では、出力を100mWに抑えた。LM386はJF1OZLサイトのように45dBほどのゲインにした。

・LM386はやや癖のあるICで、データシートより増幅度をとる場合には上流のデバイスとの相性が発生する。 上流がTDA1072,TA2003等ラジオICであれば全く支障ないが、NE612だとやや苦労した。その辺りはRK-36の回路図をみればわかる。

感度はJH1FCZ氏が目安にしていた数値よりは良い。

RK-36は依然領布中。

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改定版を興した。

①FINALを追加し出力を0.5Wに上げた。(RK-65と同様)

②AF ICはメーカー推奨回路のLM386。 AFはTRを追加してAF部で60dBほどのゲインにした。

従来のTA2011のコンプレッサ-回路はそのままだ。

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RK-36のパワーUP版なので、RK-36v2になる。 基板サイズは1mmほど小さくなった。

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・TX側は実績多数回路。WEBを見るとTA2011の前段にTRを入れているのはオイラだけらしい。このTA2011回路は、よく見かける回路ではcompスタートまで明らかにゲイン不足。つまりta2011前段には増幅回路は必要。

・RX側も実績多数回路。

このRK-36v2は年内に作動確認したい。

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ダブルスーパー受信式のAMトランシーバー基板は昨日shippingになった。感度良すぎて使い辛い可能性もあるが、RFの増幅度を下げる等でカバーしてほしい。

2019年12月 3日 (火)

50MHz 超再生式トランシーバー基板: 受信感度はスーパーと同等以上でした

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①クエンチング周波数用コンデンサーを332にした。

感度がでてきた。

FMもAMも受信できる優れた検波方式だ。FM変調/ AM変調を切り替えても同じく聞こえる。周波数を再び合わせる必要はない。

「スロープ検波になるので周波数合わせが必要」との刊行本記載があるが、現実は超再生検波のAFC?効果により周波数追従している。

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超再生の掛かり具合調整vrを追い込んだ。

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上のようにSSG=8dBuVでも聴こえる。 シングルスーパーより秀でた感度はある。LA1600ではこの値の信号は7MHzでも全く聞こえない、ラジオノイズに埋もれている。la1600から音が出てくるにはSSG=22dBuVほど必要。(アイテック SR-7ではこの弱信号は拾えない)

SSG値からみるとダブルスーパーに近い感度だ。

・ヘテロダイン式だと多数のRFデバイスを使うのでノイジーになる。しかしダイレクトコンバージョンや超再生式検波では、one deviceなので半導体起因のノイズをかわすことになる。ノイズが少ない分、感度が良い結果になる。

・出力が0.1wほどなので 送受バランスではここまでの感度は不要。相手が10Woutだと仮定するとSSG=40dBuVが聴こえればバランス的はよいように想う。

・コイル寸法上28MHz用コイルも載ると思う。10m AM /6m AM の両用ハンドトーキー基板(dsb送信できるので、超再生式dsb-trxにもなる)

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③tx側を載せた。

ta2011はこれから実装。

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 感度は良好。

VR=42k近傍で感度最良点がある。

クエンチング周波は20kHz近傍(ヒトの可聴領域のやや上)が感度・音質面でベストになる。

 

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次はtx側確認になる。dsb-trxと同じ回路だ。

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オシロにはクエンチング波形が見えている。 これをカットするようにcを入れていくと送信af信号が細くなって聞こえるので、そこそこのカットにしている。max295をオンボードすればほぼ100%除去できる。max295が価格100円ならば採用するが、高価なICなので今回のハンディ機には採用しない。(MAX295作動時はその作動周波数に応じた電波が飛ぶ: ここに明示済み)

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受信感度がシングルスーパーを超える超再生式検波のtrx基板。

50MHz AM波形。

50MHzキャリアをDBMに入れた。0.3V近傍が注入上限だった。DSBほどは入れられなかった。

過去のCA3028やSN16913等は、もしかしたらAM時は注入量を随分と下げたら結果が違う可能性がでてきた。

Amtrx02

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これでAMの小型TRX基板はまとまった。 

受信側の調整には測定器必須。

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試しに22PF X2 を裏面につけて「28MHzでどうなのか?」を確認した。

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◇聴こえてきた。ssg=40dBuVが聴こえる。

c51が50MHz発振用に22pfになっているが聴こえてきた。c51は28MHzでは33pf近傍になるとは想う。

28MHz用手巻きコイルは15回だろうと想う。Hi-Lの方が感度よいので巻き数は多めに、、。

50MHz用は10~11回巻き。 記事中のは10回巻き。

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通算293作目。 基板ナンバーはRK-58. finalには30mA流れた。

2019年12月 2日 (月)

SSM2166  マイクコンプレッサー基板。製作写真のご紹介。

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基板が完成し領布開始をここでお伝えしたコンプレッサー基板がある。

5名のお方に領布済み。制作写真が届いたのでご紹介したい。

Download

「自分の声を入れて、出力をイヤホンにて聞くとコンプレッションが判る」と連絡を頂いた。「眠っていたICを評価できた」と喜んでおられた。信号を入れるとSSM2166から0.1V近くは出てくるのでイヤホンをドライブするには足りるだろう。

オイラは、「イヤホンでモニターする発想は無かった」ので、「眼から鱗」状態だ。測定器でコンプレッション具合を確認していたが、モニタリングの術があったんだなあ、、と。

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もう少しだけ基板は手元にある。

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リストラ予定表

共産党の大門議員が国会質問で今までの消費税総税収約400兆円の殆どが法人税の減税(約300兆円)等の穴埋めで無くなり、社会保障の充実にも財政の健全化にも使われていない事実を暴露しています. ここ

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>リストラ予定表が出回っている。2016年以降

MUFG 1万人
みずほ 1万9千人
三井住友 5千人
損保J 4千人
7&i 4千人
日産 1万2千人
東芝 7千人
NEC 3千人
富士通 3千人
シャープ 7千人
ソニー 2千人

ノーリツ

リクシル

三菱

製鉄系

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「検察 忖度」の事例

東亜細亜には、民主主義が機能していない国がある。加えて「上級国民 と下級国民に大別」されてカースト制度に近い不平等制度が確立されている。

2019年12月 1日 (日)

FTA. 自己負担の医療費は2倍化。

市井の意見です。ここ。

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FTA調べました
恐いですね
完全に導入されたら盲腸の手術だけで700万請求されるのってアメリカの前例見たら本当みたいですね

ラジオ 送信機 自作。amトランスミッター。 SL1641.

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・S042Pに続いて「ダブルバランスドミクサーでAM/DSB生成」です。欧州でポピュラーなplessey  SL1641(DIP 8pin)を使いました。 

・SL640(can packege)のライセンスコピー品が NJM2594(flat packege)でリリースされています。SL640のウエハーを90度回した状態でボンデイングすれば、NJM2594に仕上がります。 JRCからのダブルバランスドミクサー分野の自力開発品はないと思います。NJM2594を褒めるのは結構ですが、開発元のSL640を知っているならば後発コピーだろうとわかりますね。

・使う側からすれば、IC socketが使えるSL1641(1640)が助かります。 そもそも開発元ですので性能は優秀ですね。plesseyは軍需系大企業ですのでJRCとの接点があります。

①中波帯で確認中。

TXに入れた波形はオシロ右がわ

真空管ラジオから出てきた波形は、左がわ。 歪まず出てきます。

20cm長電線をアンテナにして飛びは1.5mほど。既領布中のワイヤレスマイク基板と同じ。

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送信側の変調波形(AM). 随分と綺麗ですね。お薦めできる波形です。

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SL1641はコンバージョンゲイン=0dBとデータにあったが、入力キャリアの10倍くらい出てきました。ゲインは充分に在りますね。

使用上限は75MHzらしいのでMC1496とカタログSPEC上は上限周波数が同じですね。japanでは不人気ですが欧州ではポピュラーぽいdbmです。am使用性能はよいです。

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基板サイズです。

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半固定VRは2個です。 これを回してAM/DSB波形をあわせます。 中波ですのでdsbにしないよう注意ください。

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TRによるLC発振なのでコイルを換えればそのバンドでOSCします。SL1641の作動上限は75MHzです。50MHzは苦しいと想います。

dbm のtxとして、

1,MC1496 (RK-13等),

2,NE612 (RK-26等)

3,S042P (RK-35等),

4,TA7320 (RK-45等) ,

5,SN16913  (RK-52等)

6,CA3028 (RK-55等),

そしてSL1641になる。

すでに7つのDBMでのam/dsb作動を確認している。まあまあの実験数だと思う。このsl1641はam-txにお薦めできます。ne612より波形が綺麗ですね。

基板ナンバーRK-62.

サトー電気でも扱い中。

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過変調だとこうなります。top flatになるので、ここまでは信号の入れすぎは注意ください。

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2011年の製作品。製作記事


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

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真空管ラジオもの製作一覧。 

乗算回路 :松下のDBMで実験中。

dbmを使った乗算回路。

松下からのICで乗算作動させてみようと 実験中。

加算モードの波形しかでてこない。 

う~ん、間違えているのはどの部分だろう。

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写真のICで実験中。

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