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2011年12月

2011年12月23日 (金)

真空管 2球式 レフレックスラジオ  (6JC6+6EH7) 

これは、配置を考え直すことにして、

この筐体で 6JC6+6EH7の2球レフレックスにしました。

(後で判明するのですが、リモートカットオフ球はAFに向きません

波形を入れてみればすぐにわかります。2012、 2月26日 追記)

人気の6EH7と あまり人気のない6JC6を採用です。

規格表を見ると6JC6は15000μモー

6EH7は12500μモーですね。(差し換えできるピンアサインです)

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回路はいつものように、1:3トランスと20K:8のOUTトランスです。

OUTトランスは、上面に配置しませんでした。

1球ラジオの時は、AVR化により電圧ドロップが大きかったので

今回は、当初 平滑回路だけでした。

発振することもなく、簡単に音がでました。

(今の所、配線ルートを誤らなければ、15000μモーでも20000μモーでも発振しません。

6GH8で学習しました。)

で、リップル音が、やはり酷いので(6EW6+6EW6での経験 忘れてました)

AVR化を追加しました。

(広域のサー音も追加されたのは、6EW6+6EW6の時と同じです)

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耳は6EW6+6EW6と同じですが、こちらの方がサー音が強いです。

(同調時に、妙な挙動します)

(今回はAVRの配置が悪いです⇒写真はアカンです)

このサー音で受信するなら、1球レフの方が音質面でベターです。

球を換装してみたら

「レフ部に6JC6を使用した6JC6+6EH7」>>

      「レフ部に6EH7を使用した6EH7+6JC6」 になりました。

RS 44で聞えている信号が、

6EH7をレフ部に使うとノイズに埋もれて聞えなくなります。

「モー値の差」だと理解してます。

(6JC6は良い球ですよ、もっと人気があるべきですね)

「同一型式での真空管の製造上のバラツキが、どの位あるのか?」が

気になりますが、 情報が見受けられませんね。(雑誌には30%の文字はありましたね)

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ピラニー真空計の製造に携わる方々から、

個体差は概ね50%範囲に収まることを最近聞きました。(現代技術でも、苦しい分野です)

真空管の物理的な製造精度が0.1mm単位で出来るとは思えないので

真空管の同一型式での個体差は,30%には収まらないだろうと考えています。

INTELのICも選別出荷する時代ですからね。

追記2011/DEC/24

で、サー音がきついので、抵抗負荷に戻そうかと思案中です

レフ部を「1:3トランス負荷⇒抵抗負荷」にするとバルボル値で

3レンジ強も落ちるので、球数で補う方向になります。

(低域ブーストからは逃げれます)

マージンを取れる5球スーパーでは、検波段は通常 抵抗負荷ですね。

追記2012/JAN/4

規格表を見てたら、品管系のデータも併記してありました。

「メーカー発表のバラツキの数字」の捉え方ですが、50%(±25%)の差異は存在しますね。

出荷検査で絞りこんでいるのが判ります。

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2011年12月22日 (木)

真空管 1球レフレックス ラジオ (6KT8) 製作中 その3

1RW-DXをベースにしているので、周波数がBC帯下側に寄っています。

非同調の高周波増幅はBCバンド下限の530でゲインが取れて、1650に向かってさがって行きます。

(過去の6GH8,6GX7も同じ)。

(550khzを基準とすると900khzでバルボル1レンジ分 感度が下がってます)

このまま巻き数を減らすと、誘起電力が減って感度低下になります。

で、バーアンテナコイルを換装です。

ラジオ少年のBA-380のコイルを転用します。

そのままだと巻き数が不足なので、少し巻き足します。

(2次側を解いて、1次側に巻き足します)

SGの入力からは、コイルの差は判りませんでした。

(BC帯全域が聞えるように改善されただけです。)

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次いでに、球をGEの6LY8にしてみました。

(モー値が20kμと高いですが、発振せずに音がでます)

ややノッポさんです。

単球ラジオは、ゲイン面で余裕がないので

大きな音で鳴らすには、

①高圧を印加する。

②出力トランスは能率のよいものを探す

③Qの良いアンテナコイルを探す。 などがキーポイントになってきますね。

ベースとした1RW-DXも、出力トランスを変えると 体感上違ってきこえますね。

バルボル値でも、違いが出てます。

20K:8のOUTトランスはお薦めです。

で、Qメーターの必要を感じる日々です。

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↑最終回路図(従来回路がベターでした)

検波出力をC結合で戻すのは、あまりよい結果になりませんでした。

sg1は1kΩにしましたが、50Ωでもokです。

sg1の電位が高いほど良い結果になりますね。

(熱くなる方向なので、熱さとゲインとのバランスで決めます。

sg抵抗値は5kΩ~20kΩが熱的にベターでしょうか、、。)

「1:3トランス」と「20K:8のOUTトランス」採用の経緯は、

6EW6+6EW6を参照ください。

追記 2011/DEC/30

知人の処で動作確認しましたら、普通に聞えたので

そのまま差し上げてきましました。

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「レフレックス+再生」の単球ラジオここ

076

 自作 GT管BC帯ラジオ

077

超再生って知っておられます?

超再生式FMチューナーキットも面白いですよ。⇒記事

117

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2011年12月19日 (月)

真空管 1球レフレックス ラジオ (6KT8) 製作中 その2

早く帰宅できたので、少し触ってみた。

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リップル波形↑。

電源トランスとシリコンDiが同じです。

5極部のg1は、

「アンテナコイル⇒コンデンサー⇒g1」の接続が良いのを、さきほど再確認した。

この6KT8 ラジオは、信号のループ発振もなく、普通に鳴る。

(6GH8で、配線の引き回しを学習しました)

1球ラジオは 聞える順に、

6GX7  >> 6GH8 、 6KT8

5極部のSg電圧が高い順によく聞えています。

6GX7を超えられそうもありません。(モー値が示す通りです)

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2011年12月18日 (日)

真空管 1球レフレックス ラジオ (6KT8) 製作中

本稿は、真空管、単球レフレックスラジオの記事です。

★レフレックラジオの前段にRF増幅をつけたラジオも造ってみました。

 プリRF付きレフレックス5球ラジオ

★真空管ラジオ製作のポイントは、この記事にUPしました。⇒ここ。

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真空管1球でスピーカーを鳴らそう作戦です。(6KT8)

雪もちらちらする季節になりましたね。1球レフレックスラジオは

6GH86GX7で問題なく動作しているので、

今日は、複合管の6KT8を使った1球レフレックスラジオです。

回路は少し変えてみました。

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①バーアンテナ⇒g1。

②検波出力は C結合で、アンテナコイルのコールド側に印加。

③時定数はトライ&エラーで訂正予定。

ベースはラジオ少年の1RWーDXです。

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M3用穴(Φ3.5)を追加します。

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平滑回路を半田中↑。

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部品は取り付けました。

このラジオから、小林旭の北帰行が流れてきて、、、、 あの頃を思い出しました。

で、バーボン飲みながら半田したので、 のちほど確認・通電です。

2011/DEC/19追記

雑誌等に 載っていた回路にトライしましたが、

まあ~感度がよくないので、従来回路に戻りました。

週末に再トライするかもしれんですが、、。

奥澤清吉先生が本に書いておられますが、
「バーアンテナ⇒コンデンサー⇒TRのベース」が一番感度良いのは、
オイラもトランジスタ実験で確認してある。

で、真空管も実験したらTRと同じだった。(週末に再トライしてみます)
g1につけるコンデンサーも 適正値があるようだ。
47pf⇒39pfで 1.5dbアップ。
39pf⇒30pfで0.5dbアップ。

22pf~30pfが良い。

で、ピンアサイン9DXの球が使える真空管ラジオ完成

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2011年12月17日 (土)

まだ 実験中

「6EW6+6EW6」に聞え方が近くなってきつつある「6KT8+6JC6」です。

OSCコイルを触ると、受信周波数が変わるので、局発はOK.。

注入量がベスト?は、これからの実験です。

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NHKを受信中↑。

トランジスタ用IFTも、一応使えることが判明。

静電結合の複同調で使うのですが、結合Cは100~200PFがベスト。

本製作では、配置に留意しよう、、、。

まだ、実験中。

追記2011/DEC/24

筐体を変えてみます。

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2011年12月14日 (水)

局発 (6KT8)

実験機にしても、配置が苦しい。

IFTはTR用x2にしてみた。(雑誌等で散見されている)

6KT8の3極部で局発。⇒後記ありますが、局発は6BE6などの専用管に全く及びません

5極部でIF,検波、AF初段

6JC6でAF後段。。⇒後記ありますが、リモートカット球はバイアス点が動いて,

AFでは発振します。音がまともでないです。

2球レフ式スーパー。

OSCコイルはラジオ少年製。

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ヘテロダインとして動作している。

感度が30dbほど足らない。(こまめに調整したら、まあなんとかゲインが取れだした)

IFT⇔IFTの結合Cを100PFにまであげても、感度不足。

一応NHKは聞えるが、当初は、単球レフレックスとほぼ差なし。

(後日、そこそこ聞える程度にまで改善した)

都市部では、この水準で足りるのだろうなあ、、。

IFT⇔IFTの結合を辞めて、C結合中心にしたら改善されだした。

「真空管用のIFTを使え」とのごく普通の答えになった。

「IFTはTR用x2」は、お薦め出来ないなあ、、。(結合Cを100~200PFにすれば使えそう)

3極部で局発,周波数変換できたことは収穫。

まだ実験中。

12月15日追記

結合Cを200PFにまで上げて,IFTも併用。

OSCコイル、IFTコイルのベストポイントを見つけた。

単球レフよりは、良くなった。

6EW6+6EW6程度には聞えつつある。

VRを上げると、回り込みでパラパラ発振するので

引き回しを思案中。

「3極部での周波数変換」は、よい感じ。

まだ実験中。

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2011年12月10日 (土)

着手中

雪が降って涼しいですね。(寒いのはこれからですね)

18ケ月ぶりに、1R-STDを購入してみました。

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電源トランスが、「半田端子⇒線出し」に変更されてました。

このキットをベースにして、加工中です。

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今回もOUTトランスは、20K:8です。

過去の実験で、

10K:8では、超音波領域にゲインピークがあるのが判明しています。

(負荷Rが低い球に変えても、結果は変わらずでした。)

「高周波焼入れ機」で常用する周波数領域に OUTトランスの特性ピークがあるのは

どういう理由によるのか?  と常々想ってます。

球⇒未定。(ソケットはMT 9ピンに変更)

OSCコイルを配置しました。⇒実験機になるはずです。

6EW6+6EW6の 見た目が良くありませんでしたが、

今回も外観は??です。

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RCA⇒GE 1球レフレックス(6GX7)

6GX7のラジオです。

球をRCA製からGE製に変えてみた。

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良い色している。

2011/Dec/11追記

球メーカー変えたら、リップル音増えました。

これが真空管の面白いところですね。

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2011年12月 5日 (月)

AVR撤去

AVRは撤去しました。↓

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平滑は4段です。

リップルは聴感上 改善されました。

5段平滑にしたら、音量が落ちたので4段にしてあります。

カティサークをショットグラスで飲みながら、

次の球を考えていたら こんな夜更けになりました。

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