真空管 1球レフレックス ラジオ (6KT8) 製作中 その3
1RW-DXをベースにしているので、周波数がBC帯下側に寄っています。
非同調の高周波増幅はBCバンド下限の530でゲインが取れて、1650に向かってさがって行きます。
(過去の6GH8,6GX7も同じ)。
(550khzを基準とすると900khzでバルボル1レンジ分 感度が下がってます)
このまま巻き数を減らすと、誘起電力が減って感度低下になります。
で、バーアンテナコイルを換装です。
ラジオ少年のBA-380のコイルを転用します。
そのままだと巻き数が不足なので、少し巻き足します。
(2次側を解いて、1次側に巻き足します)
SGの入力からは、コイルの差は判りませんでした。
(BC帯全域が聞えるように改善されただけです。)
次いでに、球をGEの6LY8にしてみました。
(モー値が20kμと高いですが、発振せずに音がでます)
ややノッポさんです。
単球ラジオは、ゲイン面で余裕がないので
大きな音で鳴らすには、
①高圧を印加する。
②出力トランスは能率のよいものを探す
③Qの良いアンテナコイルを探す。 などがキーポイントになってきますね。
ベースとした1RW-DXも、出力トランスを変えると 体感上違ってきこえますね。
バルボル値でも、違いが出てます。
20K:8のOUTトランスはお薦めです。
で、Qメーターの必要を感じる日々です。
↑最終回路図(従来回路がベターでした)
検波出力をC結合で戻すのは、あまりよい結果になりませんでした。
sg1は1kΩにしましたが、50Ωでもokです。
sg1の電位が高いほど良い結果になりますね。
(熱くなる方向なので、熱さとゲインとのバランスで決めます。
sg抵抗値は5kΩ~20kΩが熱的にベターでしょうか、、。)
「1:3トランス」と「20K:8のOUTトランス」採用の経緯は、
6EW6+6EW6を参照ください。
追記 2011/DEC/30
知人の処で動作確認しましたら、普通に聞えたので
そのまま差し上げてきましました。
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「レフレックス+再生」の単球ラジオはここ。
自作 GT管BC帯ラジオ
超再生って知っておられます?
超再生式FMチューナーキットも面白いですよ。⇒記事
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