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2018年11月

2018年11月30日 (金)

バーアンテナのコイル巻数比。(於:トランジスタラジオ)

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バーアンテナのコイル巻数比: 「感度不足」 或いは 「IFゲイン過多」への対応を考える。

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BAR-ANT.pdfをダウンロード

・上記のように帰還発振は物理的距離にも依存するので、自作時にはレイアウトに注意。

・LPF無しの回路は、「エレキジャック」に回路公開されていた。

・コンパクトラジオ系では、TA2003のようにIFTレスにし帰還発振対応したICもある。SANYO のようにIF段 ゲイン過多をデータシート上で吐露したICもある。

2018年11月29日 (木)

MAX295は 予定数にさきほど達しました。 

MAX295は 予定数にさきほど達しました。 これは明朝発送します。

MAX295のご希望が寄せられましたので、新に手配しました。入荷は12月20日頃です。年末には出品します。

イスペット 6石トランジスタ ラジオ キット CR-P461A(再掲)

「ラジオキットでどれが良いのか」との質問が再び寄せられた。 オイラの経験上で感度よく聞こえるベストワンと思えるラジオを紹介する。 このラジオキットからみるとRPC製キットは子供のおもちゃ程度だ。そんなおもちゃキットを造っても面白みはないだろう。

オイラは、たまたま金型設計も数年やっていたのでこのサイズの製品ならば設計範囲だ。難しい機構なしでインジェクションできる。 往時の納品先はオリンパス・エプソン・三井・ミノルタ・テルモ・CKD etc.  このようなラジオキット復刻は資金次第だ。

以下、再掲(初稿2011 /8/22)

日本がモノ作りにチカラを注入していた時代の

学習用教材を半田してみました。

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この金曜日にyahooを見ていたら
イスペットのキットが出品されていました。

ご存知のように、
この型式はもう生産・販売していません。

で、慌てて落札しました。
cherry のCK-606と並べてみました。

取説を見ると、「MODEL CR-P461A」になっています。

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部品はこんな感じです。↑

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ささっと半田付けです。
2SC1815Y⇒2SC1815Y⇒2SC1815Y⇒
2SC1815Y⇒2SC2120x2の構成です。


回路は、トラブルに遭遇しないように、よく考えられています。


バーアンテナの感度調整は、ブロードでピークがはっきりしませんでした。

これは、バーアンテナコイルの設計が上手い証です。(線径が充分に太く表面積が大きいので電波受信性が高い。このようアンテナコイルは感度調整がブロードになる)

ヘタなコイルは、ピーキーになりますね。(600kHzで感度とれてもMW全体ではフラット特性に為らない)


IFTは出荷時に微調整してあるようで
1/8回転もズレてはいません。

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歯車のバーニア機構がついていて、同調は楽です。
感度は、 過去のキットより goodです。
1番耳良く聞えますね。
耳の良さに感動しました。

ACEのラジオも若い頃作ってきましたが

このキットが市販ラジオキットの中では耳が一番ですね。

スピーカーも大きいし、音も良いです。
VRは2/5ほどで五月蝿く鳴っています。

中国、韓国産のキットとは別格です。

往時の教育関係者の意気込みが感じられます。


お薦めのラジオキットです。

ICラジオだと 波形が歪んでいることが多いし、

経験上,

感度も不十分なことが多いですね。

自作派には、トランジスタラジオを薦めます。

好みでゲインも触れますし、波形を見ながら歪みの少ない動作点にあわせられます。

本キットは、電波の弱い場所向きです。(メーカーのCDラジカセより聴こえます)

アウトドアで活躍してくれます。 

現行の市販品でないのが残念です。「YAHOOで売りに出ていたら」、買いですね。WEB上での製作記はこの記事が一番古い。キットを多数製作した経験から、このキットは優れ物と言える。

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電池交換のことまで考えてありますね。

今のラジオキットでは、ここまで考えられていませんね。

追記2011/Nov/26

写真upしました。↓

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追記2011/Sep/22

製作したトランジシスタラジオキットの中で、

唯一の「改良が不要なキット」です。

 「未使用 6石トランジスタラジオ 組立式」の名称で

オークション > 家電、AV、カメラ > オーディオ機器 > ラジオ > アンティーク に出品されていることが多いです

これは、「見つけたら、買い」です。

★2014/Apr/5 追記

yahooでも年1回程度は見つけられますので、探してみてください。 

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★BC帯トランジスタラジオ キットの現行品は、

ヘテロダイン式⇒FR-7026TR-STDKIT-9CK-606KM-88などがあります。

レフレックス式⇒CK-411,KIT-12

★FM帯も聞えるラジオキットは、ICラジオになります。

FR-7100

FR-7300

KIT-600

HR-200BXなどがあります。

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超再生式FMチューナーキットも面白いですよ

超再生って知っておられます?

超再生式FMチューナーキットも面白いですよ。⇒記事

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AM /FM ラジオキット KIT-210

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短波が聴こえるラジオキット KIT-600

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2018年11月28日 (水)

ST管スーパーラジオの自作。トーンコントロール付き・スマホ入力対応。通算122号機。

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真空管ラジオ: 自作の初号機~第100号機。 第101~121号機 

トーンコントロール式 ST管スーパーラジオを 一台製作中。

スマホ対応入力基板も見える。

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トラッキング方法はここ

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ST管の中古が随分と高価になっている。加えて市場での数量もかなり少ない。

ラジオでは、ロクタル管が優秀。音質ではロクタル管 >> ST管 。音を判っている人はロクタル管ラジオでMW放送を聴いている。ロクタル管7号機

すでにロクタル管はyahooで 見なくなった。造りたくても球がないので、7号機までしか製作できていない。

2018年11月27日 (火)

「IC+TRラジオキット KIT-16SP」をスーパー化の場合。

この「LA1600スーパーラジオ基板 RK-33」はサトー電気でも扱い中。

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LA1600小型ラジオ基板.(基板ナンバー RK-33)

RADIO ICにLA1600 : AF ICにLM386を使った小型基板。

Photo

MW時の様子はここにUP済み。バーアンテナとポリバリコンはラジオ少年(札幌)で販売している。

或いはaitendoでも揃う。今や、TDA1072もaitendoで扱っている。

◇BAS-600は、そのままでは使えないので、巻き数を変える必要がある。NPOラジオ少年には連絡したが、市場流通品を引っ張っているだけだと判った。

むしろaitendoの方が仕入れ知識もあるようなので、aitendoからバーアンテナを調達したほうがよいと想う。

◇バーアンテナの初期写真。

1次:2次が25mm:2mm位で、2次側の巻長が2mmほどだ。 比率では100:8。これは非常に少ないが、中華製ラジオキットでは よく見かける比率だ。

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◇巻き直した。

2次側は6回増やした。1次側は0.5巻き増やした。 0.5巻きなしだと中央でトラッキングできてしまい感度ピークが明確にならなかった。 この0.5巻きの意味はそれだけのこと。

バーはKIT-16SPに付属していたものに為った。

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漸く感度が平均的スーパーラジオになった。 

VRを少しあげただけでLM386が入力過多で歪んだ。VRの前に10KΩを入れて半分に音を絞った。

BAS-600を入手して修正するか、もっともバーアンテナはaitendoから入手するのが楽だろう。

バリコンとバーアンテナ間の寸法は感度に影響するので十分に吟味すること。これも豆知識。

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MWでバンド下側の感度が出ない要因は、2次側の巻数不足なことが多いので、巻数比は確認のこと。局発の強弱により、バンド下側感度は差異があるのでトータルで判断。


YouTube: LA1600 nini radio with lm386

基板の手配先として PCBWAY と ELECROW。

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PCBを国内製造していたのは20年前にほぼ終了している。 イビデンやキョーデンのように大企業は残っているが、従業員15人程度の会社は消えてすでにない。

JA7SSB氏設計のマイクコンプレッサー基板(HJ 掲載基板)を大町市のプリント基板製作会社にお願いしたのが32年前。松下通信工業の下請けで、そこそこ売上があった会社だった。 今は無い。

・PCBWAY は 早い。中1日でshippingしてくる。手配後、5~6日目には手元に届く。色は綺麗。半田あげは微妙に粗い。feeとして3ドル必要。10枚オーダーで10枚丁度、時折11枚で届く。FedExなので政局に影響されることなく飛行機は飛ぶ。

・ELECROW.  中4~5日で発送。手配後8~9日で届く。10枚オーダーでも13枚ほど納品してくる。feeはない。ポイントがマルツのように溜まるので、充分お徳だ。 初回オーダー時には5ドル相当のポイントをくれる。OCSは日本の会社なので、中国の政局の影響を受ける。時々中国当局からの嫌がらせで荷物を積み込みできなくなる。それが今年2回あった。関西空港が水没した折には10日間ほど国内で足止めした。

・結論: 急ぎはPCBWAY(航空会社起因の遅延はない),   お徳さではELECROW.

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・プリント基板では、ベタアースが推奨されることが多いが、case by caseだろう。mic-compものでSNを上げたければ一筆書きのアースラインにすること。

MWでは広いランドだとSNが落ちるので注意。ノイズを拾う面積が広いと明確に不利だ。拾ったノイズエネルギーを捨てる必要がある。拾うノイズの大小まで考えてpcb化しなきゃならん。

ノイズがまあまあ上がってこない3.5MHzあたりから、そろりそろりとベタアースかな?。 オイラ的には100MHzあたりからベタだろうと思う。

TA2011S初期回路をあげておく。自作参考にどうぞ。  

TA2011A.pdfをダウンロード

他の回路

ツートーン信号発生基板をキットにしました。

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・残1枚だった ツートーン信号発生基板が今日届いた。 予想より早かった。

キットとして取り扱いを始めた。 5石+1ICなのでビギナー向きではないように想うが、波形を見る道具があればまとめられる。

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JH1FCZ氏考案のキットは3石なので、それよりは部品数が多い。

◇◇TDA1072基板も合わせて入荷した。6m向きの基板だ。

◇◇6mのハンドトーキー基板はshippingされたので明後日に届くだろう。年内にはまとめたい。

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2018年11月25日 (日)

NE612のダイレクトコンバージョン受信 基板を領布中。

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「自作派のお手伝い用に、、、。」にて、 ne612ダイレクトコンバージョン受信基板を領布中です。

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max295が国内市場にないですね。若松さんにも無い。digikeyにありました。780円+送料になりますね。

自作し易いように「基板+max295」のセットもあります。

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今日気ついたのだが秋月電子でのTA7252APは販売終了になっていた。

yahooにも多数あった。サトー電気でもまだまだ取り扱い中だ。

国内では他2社からキットで在庫があるようだから当面入手はできるだろう。.ここにはまだある。このSITEにもあった。

digikeyからの購入は クレジットカード あるいはデビットカードを所有している人物ならば誰でもできる。 運転免許等の証明をもってそれらのカードは発行されるので、普通に暮らしていれば発行に支障はない。しかし反社会的組織の構成員ではやや敷居が高くなると思う。

2018年11月24日 (土)

セラミック振動子と455kHzマーカー。

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セラミック振動子ZTB455(メーカー: ECS)で455kHzマーカーの定数を決定していたが、ZTB455の補充を手配したら、 「Y455E」が届いた。 

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画像をやや処理したら、455の凸文字が見える。 樹脂型のキャビティに型番を彫刻してある。本家の村田製作所のセラミック振動子は、タンポ印刷で型番の略称を押している。

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下の左から2番目の「タンポ印刷無し」がY455Eになる。脚の長さからみると「手挿しライン用」の部品であることがわかる。RCPや台湾製とは考えにくいが、この瞬間ではメーカー名は不明だ。

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手元にある455振動子の作動具合を確認した。

①ZTB455

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②Y455E

 

 

 

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③CSB455

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④CRB455

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セラミック振動子が変ると同調用Cの容量も変った。表にした。

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村田製作所さんのCSB455が 「82PF+30PFトリマ」で455kHzになった。 これを基準とするなれば、Y455Eは悪くない。

CRB455は全く別ものだ。タンポ印刷と中味の整合がない可能性も内包している。(中味は456?)

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、、と 流通しているセラミック振動子は、この基板で作動することを確認した。

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これらセラミック振動子の挙動は、 455のプロダクト検波時のC設定で役にたつ。OSCさせ難いのはやはりZTB455だろう。そのZTB455でOSC出来るならば他型番でのOSCは楽勝である。 基板実装の浮遊Cを考慮するとCRB455 > CSB455のようにも思えてくる。 

AMワイヤレスマイク基板 キット (自作) :NE612でAM変調

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NE612 式 AMワイヤレスマイク (トランスミッター) キットはyahooにて出品中です。

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注) JH4ABZ氏に再現性確認をしていただいた。

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「発振コイルには、トランジスタラジオ用赤」だと中波帯になる。 fczコイルもそのまま取り付くのでCを換えて目的周波数に合わせる。

◇AM変調波形。

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飛ばしてラジオで確認した。

・右が注入信号。左がラジオでの受信波形。15cmほどのアンテナ線時に、1mは飛ぶ。飛びすぎはNGなのであえて抑えてある。

・mic-amp部に余裕があるので入力2mV時に MIC-VRがMAXだと過変調になる。

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過変調時の波形。 こう為らぬようにレベル注意。

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サイズ確認。

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主たる部品は NE612(SA612), LM386, それにトランジスタ2個。 赤のOSCコイル。

LC定数は中波帯なので目的周波数に合わせてLC定数は変更。

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変調トランスレスなので、音域特性は良好。部品点数が少ないので、初心者向き。 調整は放送局のない処でoscさせること。

スマホ等の入力ok。 スマホによっては youtube再生時に雑音を飛ばすものがあるのでそこは注意。

この基板の音を動画で上げておく。


YouTube: NE612 AM transmitter

キットはyahooにて出品中。ne612で検索。

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ミニサイズの真空管ワイヤレスマイクの製作例。 リードのs-10に組み込んだ例

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今の処、これより小さいサイズでの作品例は公開されていないようだ、webでは見かけない。


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

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2018年11月23日 (金)

SANYO LA1600を使った「IC スーパーラジオ」の自作: KIT-16SPをスーパー化。

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・NPOラジオ少年から、KIT-16SPが夕方に届いた。

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このウッドベース、樹脂パネル等を使って、スーパーラジオ化してみる。 SPのインピーダンスが大きく異なるので、手持ちの5cmSPでトライしたがはみ出した。  これから40mmSPを手配するともう4~5日掛かるので、45ΩSPで鳴らすしかないだろう。

・スーパー化に必要なのは、親子ポリバリコン、バーアンテナくらいだ。

◇◇

原先生の処で扱っている「160PF+70PF  バリコン」 と バーアンテナ 「BAS-600」を実装した。BAS-600は2次側コイルも巻いてあった。

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インピーダンス不整合の割にはよく聞こえてくる。 VRを8部くらいにするとSPが負けて音が割れた。

トラッキングの順序はここにある

MWのバンド幅は確保できた。

◇背面からの撮像。 通称「ペッタンコ」で無理くり配線処理した。

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バーアンテナのインダクタンス不足だったので、少し長いバーにして追い込んだ。

もともとの基板の大きさも判ると想う。 

MWの下側で感度がやや落ちるのでおいおいと追い込む。BAS-600は、この巻き数ではラジオとして使えない。⇒ 巻き数を変更した。

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バーアンテナの巻き数比は、sanyoのデータによれば100:18の指定が多い。これ豆知識。

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この基板はFCZコイルを使った小型短波ラジオ基板として興した。 

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現状のシルク印刷だと、LA1600の向きが判定できないので、 そこを直した図で先程手配した。

基板ナンバー RK-33になる。 11月30日頃には領布できると想う。

通算268作目。

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・oscコイルは千石さんのsiteでは360uHとある。

oscバリコンが70PFであり、浮動Cが加わって 程よく530kHzから受信できる。逆引き計算でmin cが15PF近傍なことが判る。

・MWの上になる「1.5MHz~3.5MHz」を聞くようにするにはoscコイルを原先生の処のosc-115にすれば出来る。 アンテナコイルはバーアンテナに20回ほど巻いてトライアンドエラーで感度確認しつつ決定すれば良い。

SANYO LA1600を使った「IC スーパーラジオ」の自作:KIT-16SPをベースにスピーカーで鳴らす。

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届いたばかりの小型ラジオ基板。

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、、と LA1600の向き明示するのを落していた。作動確認後に シルク訂正版を手配予定。

◇実装中。

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3Vで普通に鳴った。LM386の3V駆動はメーカー仕様外になる。

NPOラジオ少年から購入手配した荷物が届いたら、それに載せてみる。 バリコン、ウッドベースとバーアンテナの到着待ち。

2018年11月22日 (木)

ハンディトーキー 50MHz。ダイレクトコンバージョン受信作動。

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受信utに難のあったハンドトーキー基板の改良版は先日届いた

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◇◇実装した。写真のように部品点数はこれだけだが、受信できSPで鳴る。

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006型積層電池の新品だと安定作動する。

・8V程に弱まったものだと VR 半分ほど開くとNE612がボッボッと来る。 安定化電源での供給だとOKなので、自励時でないNE612はミリsecでの微小電圧変化に弱いらしい。

・8Vでも安定作動するように電源のC増やしていくと TXに切り替わっても0.8秒ほどSPから音が出る。対策としてはTX時に、RXのB電源を接地させれば済むが、切替接点が増える。 

・もともとNE612はOSCさせ易い半導体なので、外部からOSCを貰う作動はやや無理があることも今回 よくわかった。 現回路/現基板では上記の工夫をすれば遊べるが、機械設計屋としては満足していないのでデバイス変更を含めもう少し検討する。

・本基板で遊んでみたい方は請連絡。

・安定化電源からエネルギー供給されない、ハンディー機で自励でないNE612を使う場合は、1.5Vを6本シリーズにするのが正解のように想う。

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追記:

電源のコンデンサーは下図のようにした。

OSC部のC76,C79を容量UPし常時のC容量を上げた。これによりRX⇒TX時の RXからの余韻音はゼロになると想う。 ne612⇒c76の物理的距離は6cm程度なのでC増加による 電源安定度は薄まるのでC76は2200uFにしてみた。10x17サイズが流通標準らしい。

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・NE612⇒TA7358も考えたが、感度が明確に落ちるのでNE612続行した。出力とのバランスでみるとTA7358ならば程よいとも思う。TA7358は歪多にてDSB受信には使えない。やはりFM専用デバイスとして使うしかないTA7358だ。

・NE612はデータシートのように45MHzでゲインが取れる。眉唾と思えるほどの良い数字がデータシートで確認できる。「等価回路負荷1.5Kでそこまでゲインが取れる?」との思いはある。455kHzでは損失大だったので周波数特性の美味しいところが45とか50MHzだろう。

・elecrowがクリスマスクーポンを今年は発行したようだ。連絡が届いた。

高周波で使うコンデンサーはQが重要なので、写真のようなコンデンサーが具合良い。Qが良いのでOSC強度は強い傾向にある。

2018年11月21日 (水)

LA1135基板は プロダクト検波unit載せた。

最低賃金は都道府県ごとに設定されているが、

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と行政で定められている。

しかし、その半分程度で働かされていりゃ、ふつうは逃げるだろう。 すでに日本人は逃げて、500円代では働かない。 この「現代版奴隷制度」が欧州から日本が叩かれている要因のひとつだ。 逃げた者は正規労働できないので、生きていくには犯罪系で食い扶持を稼ぐようになる。この「外国人の研修制度」は日本を滅ぼすには かなり都合が良い制度だね。

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1,

先日、紹介した小型ラジオ基板が到着した。LA1600を使ったスーパーラジオになる。このサイスでは珍しいと想う。LM386でSPを鳴らす。

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2、

LA1135基板は プロダクト検波unitを載せた。

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3,

ステレオ放送のFM トランスミッター基板も届いた。FM変調には、RK-31にて作動実績のあるリアクタンス管による変調にした。

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MPX用コイルを使う古典的な回路ではある。 回路上の目新しいことは皆無。LRのセパレーションに留意すならばコールド側も分離する必要がある。コールド側からの信号が廻るのは、普通のことだ。電子は負⇒正に移動するので、流通元が分離しないごちゃまぜ状態のままでは乱れる。LR分離が悪いと申す実装写真で L-in,R-inのコールド側から電子になったつもりで、試しに配線を追ってみよう。途中LRが交っていればそこでもう駄目だ。

 ONKYOかどこかでフローテイングアースのような引き回しを行なっていた記憶が遠くであるので、落ち着いたら資料を探してみる。

今基板においてコールド側はセパレートしていない。ステレオ化ICがコールド共通だったので、そのままにした。 他に良いデバイス有無は今後の検討になる。

ラジオ 調整 と オシロスコープ :   自作ラジオを測定器で調整しよう

低周波発振器の出力インピーダンスは600オームです。この廉価品も600Ωです。

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デジタルオシロの入力インピーダンスは1Mオームです。  低周波信号の波形観測には、インピダンス600オームでみるのが基本です。 Z=600Ωの信号をZ=1MΩでみるような間抜けなことをしてますか?

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あなた間違っていませんか? 道具は正しく使いたいですね。

WEBを検索すると、Z=600Ωの信号をZ=1MΩでみるような間抜けが主流だと判るね。刊行本を見ても間抜けな計測した写真がUPされている。 もうすでに技術を捨てた日本です。

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MWラジオの調整について列記しておく。

AF出力をVTVM 或いはオシロで観測できることが前提になる。

JIS C6102-2によると

「標準無線周波入力信号は,適切な擬似アンテナ回路網を介して受信機のアンテナ端子に印加するか(第1部の表 III 及び図 参照),又は標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることによって印加する。」と定められている

今回は受信機の磁気アンテナに誘起させ調整する方法について列記する。疑似アンテナ回路網による調整方法は、かなり過去からプロエンジアの手で公開されているので、それを参照願いたい。

yahoo オークッションにて、ラジオを修理販売している方で知らぬ人は居るまい。彼等は、技術対価として金品受領しているのでプロエンジニアに該当する。プロならば知っていて当然のことであり概ね50年前からほぼ変らぬJIS である。

道具

1, テストループ(菊水、リーダー、目黒等のメーカー品のこと).開放線付ラジオでは不要。

2,基準信号発生器。 真空管タイプの場合は周波数が正確に読める周波数カウンターも必要。

3,オシロ。

4,VTVM。出来たら2CH.

5,低周波信号発生器。

上記4と5でインピーダンス600Ωで揃う。

「低周波発生器の信号を1MΩインピーダンス オシロで測る」ようなマヌケはお帰りください。

方法

AF部の作動確認をする。

・1st AFへ低周波発生器から信号を入れる。概ね10mV(VTVM計測)で入れて、SP端での波形をVTVM経由のオシロで観測し・VTVMでの値を確認する。

・周波数特性に凸凹があると聴感ではそれが判るので、250Hz近傍~4.5kHz近傍まで低周波発生器から信号を入れて特性を確認する。

・計測できた特性をみてカップリングコンデンサーやバイパスコンの容量変更により対応できるようであればフラット特性に近づける。概ね±2dBに収めることを目標にする。

・所謂、残留ノイズ値とその波形を確認しておく。半導体劣化による雑音上昇の有無確認に将来使えるので値は保管しておく。

・低周波信号が強く入るようにVRを上げていき、SP端で歪出す入力値を確認する。 この時に「1st AF あるいは2nd AF どちらが先に歪むのか?」を確認する。→同時に歪出すのが理想であるが、現実的には困難なので1st AFがやや先に歪出すように動作点を変更する。(後段が最初に歪出しても耳ではわかり難いので、1stがやや先に歪むようにバイアス変更する)

IFを455.0kHzに合わせる(仮調整)

・基準信号発生器で455.0kHz(30%変調、トーン400Hz)を発生させる。55~75dBu程度。

・その信号を有線でラジオのアンテナ側に入れる。カップリングCは不要。(本調整は電波で行う。有線で入れたものと電波飛ばして調整したものでは差異が発生することが多いので、電波を受信する機器ゆえに電波で合わせる)

・SP端での波形を見て、VTVM値が大きくなるようにIFTを合わせる。コア形状に整合した調整棒を使うこと。材質は樹脂orセラミック。

ヘテロダイン部での作動確認/調整。

・SSGから有線でアンテナコイルに信号を入れる。SP端でVTVMにて値確認/オシロで波形確認。

・受信可能範囲を確認する。 OSCコイルで下限周波数/バリコントリマで上限周波数が変えられるので、MWならば530~1610kHzを受信できるようにする。

局発の強さが感度に強く影響するので発振強度確認は必ず行う。トランジスタラジオでの適正値は奥澤先生の本に数値がある。真空管ラジオではNHKの本に数値記載されている。学習するかどうかで技術向上具合は違ってくる。著作権上その数値は列記できない。

MWでのトラッキング (磁気アンテナ式:所謂 バーアンテナ式)

◇SSGからの信号を「有線→テストループ」に換え、電波で調整する。

1,SSG 70dBu近傍にて600KHz(30%変調、トーン400Hz)を電波で飛ばす。

ラジオのバーアンテナのコイル動かし最も感度が出る位置にする。コイルによっては位置差0.1mmでも感度差が明確になるので確実に追い込む。

2,1400kHzに周波数を変えて、バリコントリマーを調整して感度最大にする。

3,SSGの出力をやや下げて、上記1⇔2を繰り返す。

4, 感度凸凹が収まってきたら、SSGを455kHzにして電波でIFTを合わせる。IFTによる帯域外減衰量が455の上下でほぼ等しくなっていることを確認。

5,再び 上記1⇔2を繰り返し感度差を±3dBに収める。 可能であればレンジで4dB.100台程度調整していると稀に感度差0dBなものに遭遇する。

6,受信可能周波数上限、下限を確認する。

7,最終確認として任意の周波数(仮に800kHz)の信号を電波で飛ばして、受信周波数を合わせ、IFTコアを僅か回し感度最大点を確認する。 この時IFTによる帯域外減衰が均等なことを確認する。

8,バーアンテナのコイルがズレぬようにボンド系で固定する。(アロンアルファ もOK)。固着するまで放置。テストループもその位置で放置。

9,固着後、感度点がずれていないことを測定器で確認する。この後、測定器類は撤去。

◇注意:真空管ラジオでは信号強さによりIF球の内部Cが変化し、中間周波数が揺らぐ。対応としては信号を強弱させてバランスの良好な点を選ぶこと。 FM変調では、信号強弱により内部Cが変化することを利用している。

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測定器レスの場合: 50年代の雑誌によれば「放送局を信号源にした調整に1週間費やす」ことが公告されているので、かなりの根気と時間は必要。

知識レスな修理SITEが乱立しているが、JISに沿って進めること。

もっとも知識レス者は、スマホのように直流を流下する機器を音源として、ラジオのPUに接続している。 幸運にしてどの程度の電流が真空管のグリッドに流れ込んでいるかはテスターで測れる。真空管のグリッドに外部直流を印加していることに気つかない技術水準で、ラジオ調整を行うのは無謀である。

 BLUETOOTH レシーバーも型番によっては、直流カットコンデンサーが不存在である。つまり電流が外部へでてくる。これをそのままPUに接続する勇気はオイラにはない。

技術の低スキル化を後押しすることは、避けたいと思う。

2018年11月20日 (火)

50MHz用の受信機向けにはTDA1072. TDA1572.

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・TDA1072のラジオ基板が売り切れです。

さきほど手配しましたので12月5日頃からの販売です。

・ツートーン信号発生基板は残1枚です。

・LA1600基板は 在庫2枚です。

ハンディトーキーのプロト基板は、評価完了になっていません。

2018年11月19日 (月)

ハンドトーキーの進捗具合について。リアクタンス変調管の基板進捗。

「コピー アンド ペースト」が出来れば作家として印税で生きていけます。→詳細はここ

ネタ元は、「Wikipedia・同人用語の基礎知識・ニコニコ大百科」なので誰でも印税生活できます。ただし後ろ盾となる団体は必要らしいです。

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写真のおっさんは「コピペの達人」だとオイラも理解した。「引用時のルール、マナーを知らない幼稚な作家」との評判を聞きました。

飯のタネである文筆もコピペです。 コピー大国の中国を馬鹿にしていたら、日本はコピペ大国でした。

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◇◇DSB トランシーバー基板の第二回試作が届いた。 前回はTX側はOK.  受信側でNE612がボッボッと緩い周期で発振していた。

NE612は90度回した。 多少インピーダンスが変化するので発振から逃げれる可能性もある。 電源ラインに2200uF程度のコンデンサーを入れると止まったので、今回は電源用コンデンサーの数を増やした。コールド側のパターン幅がもう1サイズ上げられると挙動は違うはず。

プロト基板ゆえに無償にて数枚配布済み。 恐らく発振しないと想うが、、、。

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◇◇リアクタンス変調管基板の新バージョン。モノラルのtx.

基板ナンバー RK-31では2本の真空管をつかったが、今日の基板はbufferを半導体にしたタイプ。

キット化した場合には1200円程この基板バージョンが安くなる。すでに無償にて数枚配布済み。

興味があるならば実装するだろう。

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buffer単体での作動確認はokなので、この基板ナンバーは RK-32にする。

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今開発中なのがリアクタンス変調管によるステレオ送信基板。 今日shippingになったので明後日には届くと思う。

現在、max2606にも興味がある。

2018年11月17日 (土)

プロダクト検波(455kHz)のLA1135基板を手配した。

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自民党が進めている「技能実習生制度」ってのが、「最低賃金以下の低賃金で働かせる制度」で国連人権委員会から是正勧告受けてる。

 結果、「人身売買国家のランクは中国より少しマシというレベル」が国際社会での評価だ。

現代版の 奴隷制度だから、20年~30年後には訴訟されるだろう。悪いが100:0で負けるね。

是正しろと国連から云われているのに「さらに推進」ってのは欧州からは嫌われるだけだぞ。ベトナム人の次はアフリカから奴隷希望者をもってくるしか、fitしない処まで日本の賃金は落ちている。

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プロダクト検波(455kHz)のLA1135基板は、 下図のようにして手配した。

合わせて小型スーパーラジオ基板(32m x 59 mm)も手配してみた。

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LA1135 ラジオ(AM /SSB)は下図のようにしてみた。

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小型ラジオ基板 A

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小型ラジオ基板 B

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2018年11月13日 (火)

AM チューナーIC LA1135ラジオ基板を改良中。 プロダクト検波対応。

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先日のNE612(455kHz でのプロダクト検波実験) の結果を受けて、プロダクト検波のデバイスを換えてみた。

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レイアウト図。新デバイスは配置図をみれば判明する。

Photo

2,

注入のRFは、トランジスタ式だと下写真のようになる。(これはここに公開中)

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ここまでのRF電圧は不要だが、エネルギー量(電圧x電流)としてはほどほど必要。

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「NE612で455kHz OSC」になっているが、「TR式だと注入先(負荷)に周波数が引っ張られそうなので、LC同調回路の2次側から入れる必要がありそうだ」 、、と検討中。

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TR式OSCに換えてみた。

LC同調負荷だと納まらない。

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2018年11月12日 (月)

colt Excalibur SSB

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yahooをみていたらあった。Citizen band.

ham radio とはパネル面が違う。

リニアアンプ7F71R

もあったぞ。 入力6KVA前後らしい. 何か凄いね。

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