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2018年1月

2018年1月 8日 (月)

12.6Vで動作する真空管ワイヤレスマイクの動画をupしました。.はいぶりっどワイヤレスマイク製作プロジェクト (MT管編)

 

はいぶりっどワイヤレスマイク製作プロジェクト (MT管編)

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この試作基板の続きです。

訂正した基板がelecrowから届いた。 シルク印刷が直っているはず。

本機は、トランスレス球を使っての「12.6Vワイヤレスマイク」の製作記事です。


YouTube: 12.6Vで動作する真空管ワイヤレスマイク

プレート電圧が100V用の真空管なのだが、動画のようにプレート電圧12.6Vで使ってみた。 飛びはアンテナ次第だが、この青色アンテナで0.2m程度。アンテナをビニール線にしてラジオに結線する方がよいように思う。

マッチング回路用のインダクターで具合良い値のが見つからないな、、。

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12.6Vで使うとHEPTODE管の音声信号は0.5V程度で球側(12BE6)が歪みはじめる。通常は5V前後までOKだが、プレート電圧12.6Vなりに小入力で飽和する。結果としてMIC ゲインとしては35dBもあれば足りる。

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フェライトビーズの在庫があったはずだが見つけられなかった。 廻込みするほどは電波が強くないので、ジャンパー線にて繋いでokだ。

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感電しない真空管ワイヤレスマイクを造ってみたい向けの基板になった。

通算237例目。

◇RF出力を有線にてラジオに入れてみた。

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思いのほか具合が良い。 程よい電波強さだ。

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「半導体+真空管」のワイヤレスマイク基板の現行流通品は無いようだ。本基板で、感電しにくい12.6Vで真空管トランスミッターをつくることも出来る。

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  「基板ナンバーRK-09」にて1月10日から 領布します。

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2018年1月 7日 (日)

elecrowから届いた LA1600ラジオ基板(試作)。

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SANYOのLA1600 試作ラジオ基板が到着した。

eagle cadのfree版では、 100x80mmが上限でそれより大きいサイズに部品を配置すると、cadから「アホ!!」と怒られるのだ。 もっともオイラはお馬鹿だと、かなり前から此処に公知してある。お馬鹿だからこの試作基板も数回は必要だろう。

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上の基板はその上限に近い98x78mmでまとめてある。

ブロック図は 先日upした。

部品を確認しはじめたら、AF用ICが無い。 国内に無いようだ。 やはりヌケているオイラだ。 先ほどICは手配した。今月下旬には実装確認をしたいと想う。

◇下写真の小さい基板がTA7320基板。 大きいのがLA1600基板。

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2018年1月 6日 (土)

サトー電気さんのダイレクトコンバージョン基板

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秘蔵?の ダイレクトコンバージョン基板をYAHOOで放出する。

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オイラもようやく基板をそれなりに作図できるようになったので、後進のために放出することに決めた。

過去記事をみると2016年3月にはsold outになっていた。 「520円+税金」が往時価格。

さて、

「auxをエーユーエックス」と読む知識水準では恐らく無理だ。 「toneをトネ」と読み、alternate switch をアルターネイトスイッチと読む水準では、ラジオ工作向きではない。

「呼び半田」を知らないなら出直しすることをお薦めする。

「呼び水」は知っておいででしょうね。 この言葉は、ポンプ屋や機械エンジニアなら既知である。

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2018年1月 5日 (金)

2バンド GT管ラジオの製作、 その3。通電し短波帯も確認。2バンドタイプの11号機。

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製作中の「short wave  Hバンドのラジオ」を通電した。2バンドGT管ラジオの第11号機になる。

①中波。

業務用ループアンテナから電波を飛ばし、それを受信して調整。

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テストループは祐徳電子さんが独自に復活させて販売中だ。大松、松下、目黒等は既に製造終了ゆえに、祐徳さんの品を買う一手しかない。 年に1度ほどyahooで見かけはするが、、、。

web を見ると、ラジオ修理行為にて代価を得ているお方でテストループを所有する割合は低い。JISにラジオ調整について規程されているので、エンジニアならそれは既知である。

②短波帯

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VRを絞ってのVTVM値。3mVレンジで0.3mV近傍と低い。出来すぎのようにも想う。

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つまみ軸をつけて終了予定。 表示器にJH4ABZ式ラジオカウンターを使っている。

通算236例。 2018年のラジオ1号機になる。

短波が聴こえる自作ラジオ(MT,GT,ST,オクタル)としては通算18台目だ。

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配線のノウハウとIFTルールはここに記載済み

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マジックアイは6BR5(露西亜).

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再生式ラジオはお好きですか?


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

2018年1月 4日 (木)

PIC 16F88ラジオカウンター基板が再入荷。

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 PIC式カウンター基板(基板ナンバー RK-02) が12枚届いた。お探しの方お待たせいたしました。

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基板の領布はここ

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2バンド GT管ラジオの製作。 その2

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COSMOSのおやっさんのラジオキットがYAHOOのここにある。

横ダイヤルの出品はとても珍しい。 さてどの位のお値段になるかなあ?

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2バンドGT管ラジオの11号機だが、そこそこ進んだ。

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SANYO LA1600 ラジオのブロック構成

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ダイレクトコンバージョンでの問い合わせがあったので、ブロック図を上げる。

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LA1600ラジオは この構成で試作基板手配した。2nd AFがゲイン38dBらしいので、1st AFで20dBほど増幅したい。 試作基板はまだshippingにならない。

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SR-7.RX-9とは違う回路になった。共通点はLA1600を用いていること。

 昨夜は、別なモノをPCB化しようと思い立った。しかしちょっと勉強しないとオイラには無理なことも判った。

2018年1月 3日 (水)

2バンド GT管ラジオの製作。 その1

まず祖国である日本の現状を確認してみよう。

先進国の中でのパソコン普及率がとても低い。スマホ普及率も最も低い。ゲーム機器だけはTOPだぜ。

下の「ノートPC」と「デスクトップPC」の数字を足して100%を超えないのは日本だけだ。 およそ先進国の半分しかない。つまり一人でノートPCとデスクトップPCの両方を持っているのが先進国にはかなり居る。 日本はPC普及率が先進国の半分程度。

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タイ国よりも低くて、日本の青少年はパソコンでゲーム三昧だとも判る。 PCの識字率のような数値はとても低い。これが日本の現状だ。そりゃ「日沈む国になる中間点」だね。

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先進国の半分程度のPC普及率な日本国は、コンピュータースキルでもタイ国よりも劣る。そりゃPICやArduinoの日本語情報が少ないわけだ。

 

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この自作ラジオの続きです。

ほぼ1年振りの2バンドGT管ラジオ製作ゆえに、多少もたもたしている。

①OSCコイル

 中波は祐徳電子さんから販売されているこれを使う。札幌のラジオ少年のは基板に半田済みなので、剥がす作業が発生する。

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 上のOSC基板は、MY基板(バリキャップ搭載)。 ここに紹介済みなので初登場ではない。其れゆえ見覚えがあると想う。

バリコンは 原先生の処の親子バリコン(1300円)を使う。このバリコンだと3.5~7.3MHzまでカバー出来てとても具合が良い。この具合良いことは原先生にはご連絡済みだ。

② 回路。「自作品回路図」に公開済み。 多少古るいので書き間違いはあると想う。

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③進捗状況。

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上写真のようにラジオカウンター用電源基板が1枚載っている。6SK7のカソード抵抗は当面1KΩ。通電後に抵抗値を追い込む。 概ね2KΩ前後になることが多い。

「そんな高抵抗で大丈夫か?」と想われる方は自作経験が少ないだろう。

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CADのようにやや工夫した配線(2nd iF)にすると全体の感度が上がる。6V6のプレートには検波しきれない6SK7のRF成分が、6AQ7と6V6で増幅されて位相360度(イコール同相)で出てくる。これが電波として飛びIF段に入り発振する。飛ばぬように472が6V6の3番ピンに入っている。

6V6のSGにも弱いながら6AQ7で増幅されたRF成分が出てくる。このRF成分を抵抗を介してIF球に戻してやる。同相だからIF信号は強調されて見かけの感度が上がる。6V6のプレートから戻してしまうと強すぎる。SG端がほどよくてラジオ感度が上がる。この方法で50台近く自作している。毎回、内部写真は公開しているので、2年ほど前から気ついているお方も現実に数人居られる。

この配線は、正直にノウハウだ。IF2段ラジオの特典だ。

ボーッと写真を見ているだけじゃ駄目だよ。 文字化しないと会得できないかな??

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上写真のように6SA7のSG抵抗は15KΩ。これで90V以下の電圧になる。回路図には78Vとあるが80V前後でOK。90Vも掛けてしまうとゲイン過多で発振してしまう。

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今日はここまで。

2018年1月 2日 (火)

2018年の製作第1号。12BE6,12AU6。。はいぶりっどワイヤレスマイク製作プロジェクト (MT管編)

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2018年初頭の自作物はこれ。はいぶりっどワイヤレスマイク製作プロジェクト(MT編)

トランスレスラジオ用真空管の12BE6と12AU6を其々1本使う。

真空管ワイヤレスマイクの自作を公開してあるSITEは多くないように想う。FM帯のワイヤレスマイクは半導体キットが多数流通しているが、AMワイヤレスマイクキットの現行品は、札幌の原先生の処だけのようだ。180V等の電圧が嫌われている可能性もある。

FM帯真空管ワイヤレスに至っては製作例がほぼない。 偶々オイラが数台自作したのは紹介してある。

そこで感電しない電圧(正確には感電しにくい低電圧)の12.6Vで作動する真空管ワイヤレスマイクを自作した。回路は下。

1, 構成は、MIC AMP (2TR)⇒VR⇒ MIC AMP(1TR)⇒12BE6(OSC,MOD)⇒12AU6(BUFFER)

2, 特徴として、入力はスマホ等OCL音源対象。MD PLAYERもOK.12AU6で3倍程度は増幅している。

3,飛びはアンテナ次第。

4,12BE6はプレートに100V印加を想定し設計された球ゆえに12.6VでOSCさせるとやや発振が弱いので、よく見かける抵抗値とは値を換えてある。

5,自動車用真空管12AD6,12AF6もピンアサインが同じなので使えると想う。 

6,樹脂の底板も用意してみた。

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回路図は写真のようになっている。1点間違えたがよく見ればわかるだろう。訂正版は手配した。 OSCコイルは祐徳電子さんで売っているもの。札幌のラジオ少年の領布品は基板つきなので、剥がす必要がある。

heptode管でam変調かけると、下写真の波形になる。(6WC5波形)。教科書で見かける波形になる。

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◇通電してみた。

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アンテナ線はゼロcm. つまりアンテナ線無しでこの状態。


YouTube: transmitter 12be6 in test

◇マイクアンプ部のゲインを確認する。

最大で3Vほど12BE6に印加できるようだ。 25mV inで歪む設定になっている。スマホだとpeakで10mVちょっとなので支障はない。スマホ用の実績ある入力回路を持ってきた。

電源は0.3A以上流れているので、0.5Aや1A用のものが必要になる。

入力回路はスマホ等OCL機器向けの回路になっている。

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アンテナ線は20cmつけた。 このままで40cmほど 飛ぶ。 


YouTube: Transmitter 12be6 in 2nd test

作動確認も出来たので、ケースに仮組立してみた。真空管もので剥き出しは見た目が拙いと想い、底板等を樹脂で製作した。

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このアンテナだと0.2mほど飛ぶ。クルクル巻かないほうがよいようだ。 回路図のようにマッチング用LCを配置できるよう工夫はしてある。

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支柱長は15~18mmが良いようだ。

基板の作動はokだが、シルク印刷を間違えた。第二トランジスタのエミッター印をベース側に印してしまった。このままではちょっと領布は無理。

修正して基板を手配した。

ほぼ完成だ。

◇◇2018年1月9日 追記無事完成


YouTube: 12.6Vで動作する真空管ワイヤレスマイク

◇◇

もっとマイナーな電池管でのプロジェクトはこの記事

12vのような低圧で真空管をoscさせる技術は会得した方がよい。トランジスタよりOSCが弱いのでやや手強い。

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YouTube: 電池管1A2実験 その2

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