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2018年1月

2018年1月 2日 (火)

2018年の製作第1号。12BE6,12AU6。。はいぶりっどワイヤレスマイク製作プロジェクト (MT管編)

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2018年初頭の自作物はこれ。はいぶりっどワイヤレスマイク製作プロジェクト(MT編)

トランスレスラジオ用真空管の12BE6と12AU6を其々1本使う。

真空管ワイヤレスマイクの自作を公開してあるSITEは多くないように想う。FM帯のワイヤレスマイクは半導体キットが多数流通しているが、AMワイヤレスマイクキットの現行品は、札幌の原先生の処だけのようだ。180V等の電圧が嫌われている可能性もある。

FM帯真空管ワイヤレスに至っては製作例がほぼない。 偶々オイラが数台自作したのは紹介してある。

そこで感電しない電圧(正確には感電しにくい低電圧)の12.6Vで作動する真空管ワイヤレスマイクを自作した。回路は下。

1, 構成は、MIC AMP (2TR)⇒VR⇒ MIC AMP(1TR)⇒12BE6(OSC,MOD)⇒12AU6(BUFFER)

2, 特徴として、入力はスマホ等OCL音源対象。MD PLAYERもOK.12AU6で3倍程度は増幅している。

3,飛びはアンテナ次第。

4,12BE6はプレートに100V印加を想定し設計された球ゆえに12.6VでOSCさせるとやや発振が弱いので、よく見かける抵抗値とは値を換えてある。

5,自動車用真空管12AD6,12AF6もピンアサインが同じなので使えると想う。 

6,樹脂の底板も用意してみた。

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回路図は写真のようになっている。1点間違えたがよく見ればわかるだろう。訂正版は手配した。 OSCコイルは祐徳電子さんで売っているもの。札幌のラジオ少年の領布品は基板つきなので、剥がす必要がある。

heptode管でam変調かけると、下写真の波形になる。(6WC5波形)。教科書で見かける波形になる。

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◇通電してみた。

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アンテナ線はゼロcm. つまりアンテナ線無しでこの状態。


YouTube: transmitter 12be6 in test

◇マイクアンプ部のゲインを確認する。

最大で3Vほど12BE6に印加できるようだ。 25mV inで歪む設定になっている。スマホだとpeakで10mVちょっとなので支障はない。スマホ用の実績ある入力回路を持ってきた。

電源は0.3A以上流れているので、0.5Aや1A用のものが必要になる。

入力回路はスマホ等OCL機器向けの回路になっている。

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アンテナ線は20cmつけた。 このままで40cmほど 飛ぶ。 


YouTube: Transmitter 12be6 in 2nd test

作動確認も出来たので、ケースに仮組立してみた。真空管もので剥き出しは見た目が拙いと想い、底板等を樹脂で製作した。

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このアンテナだと0.2mほど飛ぶ。クルクル巻かないほうがよいようだ。 回路図のようにマッチング用LCを配置できるよう工夫はしてある。

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支柱長は15~18mmが良いようだ。

基板の作動はokだが、シルク印刷を間違えた。第二トランジスタのエミッター印をベース側に印してしまった。このままではちょっと領布は無理。

修正して基板を手配した。

ほぼ完成だ。

◇◇2018年1月9日 追記無事完成


YouTube: 12.6Vで動作する真空管ワイヤレスマイク

◇◇

もっとマイナーな電池管でのプロジェクトはこの記事

12vのような低圧で真空管をoscさせる技術は会得した方がよい。トランジスタよりOSCが弱いのでやや手強い。

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YouTube: 電池管1A2実験 その2

2018年1月 3日 (水)

2バンド GT管ラジオの製作。 その1

まず祖国である日本の現状を確認してみよう。

先進国の中でのパソコン普及率がとても低い。スマホ普及率も最も低い。ゲーム機器だけはTOPだぜ。

下の「ノートPC」と「デスクトップPC」の数字を足して100%を超えないのは日本だけだ。 およそ先進国の半分しかない。つまり一人でノートPCとデスクトップPCの両方を持っているのが先進国にはかなり居る。 日本はPC普及率が先進国の半分程度。

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タイ国よりも低くて、日本の青少年はパソコンでゲーム三昧だとも判る。 PCの識字率のような数値はとても低い。これが日本の現状だ。そりゃ「日沈む国になる中間点」だね。

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先進国の半分程度のPC普及率な日本国は、コンピュータースキルでもタイ国よりも劣る。そりゃPICやArduinoの日本語情報が少ないわけだ。

 

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この自作ラジオの続きです。

ほぼ1年振りの2バンドGT管ラジオ製作ゆえに、多少もたもたしている。

①OSCコイル

 中波は祐徳電子さんから販売されているこれを使う。札幌のラジオ少年のは基板に半田済みなので、剥がす作業が発生する。

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 上のOSC基板は、MY基板(バリキャップ搭載)。 ここに紹介済みなので初登場ではない。其れゆえ見覚えがあると想う。

バリコンは 原先生の処の親子バリコン(1300円)を使う。このバリコンだと3.5~7.3MHzまでカバー出来てとても具合が良い。この具合良いことは原先生にはご連絡済みだ。

② 回路。「自作品回路図」に公開済み。 多少古るいので書き間違いはあると想う。

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③進捗状況。

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上写真のようにラジオカウンター用電源基板が1枚載っている。6SK7のカソード抵抗は当面1KΩ。通電後に抵抗値を追い込む。 概ね2KΩ前後になることが多い。

「そんな高抵抗で大丈夫か?」と想われる方は自作経験が少ないだろう。

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CADのようにやや工夫した配線(2nd iF)にすると全体の感度が上がる。6V6のプレートには検波しきれない6SK7のRF成分が、6AQ7と6V6で増幅されて位相360度(イコール同相)で出てくる。これが電波として飛びIF段に入り発振する。飛ばぬように472が6V6の3番ピンに入っている。

6V6のSGにも弱いながら6AQ7で増幅されたRF成分が出てくる。このRF成分を抵抗を介してIF球に戻してやる。同相だからIF信号は強調されて見かけの感度が上がる。6V6のプレートから戻してしまうと強すぎる。SG端がほどよくてラジオ感度が上がる。この方法で50台近く自作している。毎回、内部写真は公開しているので、2年ほど前から気ついているお方も現実に数人居られる。

この配線は、正直にノウハウだ。IF2段ラジオの特典だ。

ボーッと写真を見ているだけじゃ駄目だよ。 文字化しないと会得できないかな??

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上写真のように6SA7のSG抵抗は15KΩ。これで90V以下の電圧になる。回路図には78Vとあるが80V前後でOK。90Vも掛けてしまうとゲイン過多で発振してしまう。

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今日はここまで。

2018年1月 4日 (木)

SANYO LA1600 ラジオのブロック構成

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ダイレクトコンバージョンでの問い合わせがあったので、ブロック図を上げる。

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LA1600ラジオは この構成で試作基板手配した。2nd AFがゲイン38dBらしいので、1st AFで20dBほど増幅したい。 試作基板はまだshippingにならない。

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SR-7.RX-9とは違う回路になった。共通点はLA1600を用いていること。

 昨夜は、別なモノをPCB化しようと思い立った。しかしちょっと勉強しないとオイラには無理なことも判った。

2バンド GT管ラジオの製作。 その2

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COSMOSのおやっさんのラジオキットがYAHOOのここにある。

横ダイヤルの出品はとても珍しい。 さてどの位のお値段になるかなあ?

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2バンドGT管ラジオの11号機だが、そこそこ進んだ。

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PIC 16F88ラジオカウンター基板が再入荷。

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 PIC式カウンター基板(基板ナンバー RK-02) が12枚届いた。お探しの方お待たせいたしました。

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基板の領布はここ

出品中の商品はこちら

2018年1月 5日 (金)

2バンド GT管ラジオの製作、 その3。通電し短波帯も確認。2バンドタイプの11号機。

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製作中の「short wave  Hバンドのラジオ」を通電した。2バンドGT管ラジオの第11号機になる。

①中波。

業務用ループアンテナから電波を飛ばし、それを受信して調整。

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テストループは祐徳電子さんが独自に復活させて販売中だ。大松、松下、目黒等は既に製造終了ゆえに、祐徳さんの品を買う一手しかない。 年に1度ほどyahooで見かけはするが、、、。

web を見ると、ラジオ修理行為にて代価を得ているお方でテストループを所有する割合は低い。JISにラジオ調整について規程されているので、エンジニアならそれは既知である。

②短波帯

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VRを絞ってのVTVM値。3mVレンジで0.3mV近傍と低い。出来すぎのようにも想う。

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つまみ軸をつけて終了予定。 表示器にJH4ABZ式ラジオカウンターを使っている。

通算236例。 2018年のラジオ1号機になる。

短波が聴こえる自作ラジオ(MT,GT,ST,オクタル)としては通算18台目だ。

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配線のノウハウとIFTルールはここに記載済み

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マジックアイは6BR5(露西亜).

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再生式ラジオはお好きですか?


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

2018年1月 6日 (土)

サトー電気さんのダイレクトコンバージョン基板

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秘蔵?の ダイレクトコンバージョン基板をYAHOOで放出する。

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オイラもようやく基板をそれなりに作図できるようになったので、後進のために放出することに決めた。

過去記事をみると2016年3月にはsold outになっていた。 「520円+税金」が往時価格。

さて、

「auxをエーユーエックス」と読む知識水準では恐らく無理だ。 「toneをトネ」と読み、alternate switch をアルターネイトスイッチと読む水準では、ラジオ工作向きではない。

「呼び半田」を知らないなら出直しすることをお薦めする。

「呼び水」は知っておいででしょうね。 この言葉は、ポンプ屋や機械エンジニアなら既知である。

出品中の商品はこちら

2018年1月 7日 (日)

elecrowから届いた LA1600ラジオ基板(試作)。

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SANYOのLA1600 試作ラジオ基板が到着した。

eagle cadのfree版では、 100x80mmが上限でそれより大きいサイズに部品を配置すると、cadから「アホ!!」と怒られるのだ。 もっともオイラはお馬鹿だと、かなり前から此処に公知してある。お馬鹿だからこの試作基板も数回は必要だろう。

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上の基板はその上限に近い98x78mmでまとめてある。

ブロック図は 先日upした。

部品を確認しはじめたら、AF用ICが無い。 国内に無いようだ。 やはりヌケているオイラだ。 先ほどICは手配した。今月下旬には実装確認をしたいと想う。

◇下写真の小さい基板がTA7320基板。 大きいのがLA1600基板。

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2018年1月 8日 (月)

12.6Vで動作する真空管ワイヤレスマイクの動画をupしました。.はいぶりっどワイヤレスマイク製作プロジェクト (MT管編)

 

はいぶりっどワイヤレスマイク製作プロジェクト (MT管編)

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この試作基板の続きです。

訂正した基板がelecrowから届いた。 シルク印刷が直っているはず。

本機は、トランスレス球を使っての「12.6Vワイヤレスマイク」の製作記事です。


YouTube: 12.6Vで動作する真空管ワイヤレスマイク

プレート電圧が100V用の真空管なのだが、動画のようにプレート電圧12.6Vで使ってみた。 飛びはアンテナ次第だが、この青色アンテナで0.2m程度。アンテナをビニール線にしてラジオに結線する方がよいように思う。

マッチング回路用のインダクターで具合良い値のが見つからないな、、。

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12.6Vで使うとHEPTODE管の音声信号は0.5V程度で球側(12BE6)が歪みはじめる。通常は5V前後までOKだが、プレート電圧12.6Vなりに小入力で飽和する。結果としてMIC ゲインとしては35dBもあれば足りる。

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フェライトビーズの在庫があったはずだが見つけられなかった。 廻込みするほどは電波が強くないので、ジャンパー線にて繋いでokだ。

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感電しない真空管ワイヤレスマイクを造ってみたい向けの基板になった。

通算237例目。

◇RF出力を有線にてラジオに入れてみた。

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思いのほか具合が良い。 程よい電波強さだ。

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「半導体+真空管」のワイヤレスマイク基板の現行流通品は無いようだ。本基板で、感電しにくい12.6Vで真空管トランスミッターをつくることも出来る。

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  「基板ナンバーRK-09」にて1月10日から 領布します。

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2018年1月 9日 (火)

「ST管ではヒーター線の6pin側をGNDとする」とのルールは無い。真空管によって異なる。

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1、嘘も誠も飛び交う時代に突入していて、「悪貨が良貨を駆逐する」のは人間界の慣わしでもある。

さて日本の鋼(刀剣)に至っては平安末期頃のものが最も良いようだ。

ラジオ工作に於いても、「ST管のヒーターピンはどのピンをGNDとするとノイズが少なく、SNがよいか?」については先人の文章がWEB上に公開されている。 事実、その文章のようにするのが測定上もgoodである。

しかし誤まったままの回路と実物が多数流通していることも事実だ。

「どのピンをGNDにするとノイズが下がるか?」が己脳で判らぬなら、実装して数値観測し体験すればよい。その程度の時間を掛けても罰は当るまい。

理屈を唱えて実装が全く駄目との事例は、20年前から千葉OM執筆本にも紹介されている。

先人を踏みつけて、浅い知識に基ずくmy ルールを押し付けるのが、現状日本の流行りでもある。この行為には為らぬように熟考したい。

2、

とあるラジオ修理siteに、「ラジオ用電源としてスイッチング電源使用が推奨」されていた。

さて、スイッチングの周波数を知っているのか? 波形計測したことはあるのか?

スイッチング電源屋さんがノイズ低減に苦労しているのを知らないのか?

との疑念が湧く。

太陽光発電のパワコンはスイッチングによりDC⇒交流化している。ラジオを持って近よればノイズについての学習にもなる。60ヘルツ地域において、太陽光発電所敷地内では540kHz(60Hzの高調波)の放送が聞え難い。1MW発電の集中型パワコンならばおおむね50m程度の範囲でラジオ受信不能になる。

2018年1月10日 (水)

トランジスタ式 100kcマーカー基板 ver2。コンデンサー。

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再現性を確認していくと、なかなか手強い100kHzマーカー基板の続報です。

LCR発振回路内のコンデンサー容量により発振周波数が左右されるのは、基本中の基本。

今回は、98.2kHzとなったのでコンデンサーを外して再び半田付けすると98.2にならずに88.4などずっこけた周波数に幾度も幾度もなっていた。最初は部品配置によるLC要因かと思い、配置を変化させてみた。配置による要因も多少あることもわかったが、ズバっと改善されないので、ひとつひとつ確認をした。

答えから述べると、「aitendo等から入手できる1個1円程度の廉価なコンデンサーは使えない」。「温度補償のマークあり」も含めて駄目だ。国内流通している「100個で100円~200円」のような廉価品は性能面で駄目だった。

1個10円程度の高価なコンデンサーを共振回路/発振回路に使うことをお薦めする。この答えを導くのに随分と時間が掛かった。 後記のQの大小をオシロでみた

◇下回路中の2000PFと1000PFのコンデンサー安定具合に支配性がある。

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◇下の写真は「回路図中の2000PF」を回路図通りに102uFをつけて 104kHz.

コンデンサー容量が102では誤差(公差ではなく、計測測定器を含めた誤差)10%だと100PF相当になる。10%誤差は 誤差表記K、5%誤差は誤差表示Jと判るように表記されている。 

念のためのにjisはこれ

シルバードマイカでよく見かける誤差表記が J誤差.

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◇下のは102uF+330PF.   もう100PF大きければ100.0になりそうだ。この100PFは102の誤差10%に相当してしまう。 誤差表記K品だと 小容量コンデンサーを追加あるは撤去して周波数合わせする作業が発生する。

同一型番でもOSCトランジスタが変るとこの値が変る。100PF程度の増減幅は必要だ。この辺りが再現性を低下させている要因だ。

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◇ セラミックでお薦めなコンデンサーはこれ。秋月で扱っている。スチロールコンは持っていないのでトライもしてみたい。 発振回路に使うコンデンサーは1%誤差品(誤差表記 F) を使いたいものだ。

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 トランジスタの個々バラツキとコンデンサーの安定性を鑑みると、キット化はちょっと無理だろう。

コンデンサー製造メーカーの製造ラインのLCR測定器に「どこの計測メーカーのどの型番を使っているか?」による容量差が存在するのも事実である。オイラがハンドリング装置設計していた頃は、アジレントのMODEL △△が日本標準だったが、台湾や韓国でそれを見かけた記憶は薄い。アジレントのは高価ゆえに製造会社内のマスター測定器扱いであった。製造会社でアジレントは1台だけ、製造ラインには廉価な日本製測定器が配備されていた。

日本製測定器での計測値とアジレントでの計測値がほぼ同じになるかを時折確認していた。ケルビンコンタクト位置が微妙に違うし、ケーブルのlcrキャンセルや接触圧が異なるのだが、、、、。

今回はこの過去記憶を甦らせてくれた。

今テーマは、技術面で得るものが多かった。

◇このようなpcbになるのがベターだろうと、、。

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2018年1月20日 追記。

ここにupしたが、ようやく完成できたようだ。

2018年1月11日 (木)

SANYO LA1600 ラジオ基板(初回試作)のAF IC。

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先日、試作基板が届いたこれの続きです。

AF ICも届いたので、ソケット式にするか? 或いは直付けにするのか?

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ICを見ると3LOT分が混ざっていた。

オランダ PHILPSだがタイ国の工場製造だと判る。欧州ではこのICが自作派にポピュラーらしい?。

◇AMトランスミッター基板 第3弾の修正基板も安着した。コールド側からの廻る込み対策したつもりだが、、。??

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2018年1月12日 (金)

ダイレクトコンバージョンのデバイス。

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ダイレクトコンバージョン(TA7320)はジュニア向きに領布中だ。

ギルバートセル方式による増幅具合は、デバイスごとに異なる。マイナスゲインからプラスゲインのものまで様々な「DBM IC」が製造されていることは、すでに皆さんがご存じのことだ。

「アクティブ素子にも関わらずマイナスゲインのDBMを選ぶならば、SBMの方がSN良いのではないか?」とここ数日考えている。

回路図を眺めていくと、ダイレクトコンバージョンとしては、直交ミキサーに何を使うかよって

①DBM 

②SBM

③FET SINGLE MIXER

④PSN

の方式があるだろう。この分類は間違っている可能性が高いが、、。。

下のは、fet single mixerによる基板図。さらっと書いてみた。

fet  single  mixerは千葉OM執筆本にも回路記載ある。サイテック内田OMからも「ラジオの製作」時代の回路図が公開されているので、ラジオ工作派ならば充分に既知だろう。

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2018年1月14日 (日)

SANYO LA1600 ラジオ基板(初回試作)。AF ICのゲイン確認。

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LA1600初回試作基板に部品実装を始めた。

「①AF段の確認⇒②LA1600の確認⇒③BFOの確認」の順に実装しつつ作動確認を行なうのがよいだろう、、と。 

◇このAF ICの挙動を確認

VTVMで見ると34.5dBの電圧増幅(9V 供給時)になっている。この数値はWEB上で見かけた情報と整合する。

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TA7368よりは扱い難いね。

さて「どの程度の信号入力で考えればよいのか?」と試して100mVを入力した。FINが暖かくならない。もっと入れられるが五月蝿い音量からも100mV でよさそうだ。9V乾電池駆動の100mV入力でも ボボボとはこない。 少しばかり驚いたが、TA7368よりもモーターボーデイングしないね。

LA1600 の資料を見ると"RF 入力23dBu" で検波出力24mVはあるようだ。 資料が現実と合えば嬉しいが、メーカーからの資料は大体が上げ底してある。このLA1600にRFアンプを追加してあるSR-7キットでも、RF入力30dBuでS/N10dBがやっとだ。製造ラインでのシールド小屋に篭って計測すれば メーカー資料には近つく。

AF ICのDATA SHEETを見るとこの数値ではAF ICをフルドライブできないことが予想される。 左様な理由にて1st AFを入れてある。

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1st AFは、「2mV⇒100mV」の増幅度でよいのだろう、、。 流通市場から消えたはずの「低ノイズ品である2SC1815L(東芝)」が祐徳電子さんにてまだ在庫があるらしい。10個買っておこう。

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SANYO LA1600 ラジオ基板(初回試作)。IFT & セラミックフィルター考。

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AF部も作動したので、LA1600周辺の作動確認に移る。

◇SANYO LA1600のデータシートを見ると、推奨IFTが公開されている。 巻数比とタップ位置が重要なのだが、現行流通品はどうなのか?

たまたま、千石さんのSITEに現行流通品の巻数情報があるので、それを眺めていた。あちこちの写真を見比べて、外観から推し量るとIFTは3メーカー?から出ているようだ。

村田製作所さんのSITEにも、セラミックフィルター使用時の推奨巻き数情報があるが、これはLA1600のPDF情報とはいまは整合しないようだ。

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と、、調べてみるとSANYO LA1600が推奨するIFTはどうも無いようだ。 より正確に性能評価するには、手巻き必要がある。

◇ご存知のようにセラミックフィルターの手差しタイプは既に製造終了だ。

商業用として 金属ケース(メタルケース)製品が販売されていた。 選択度(性能)が必要ならメタルケース入りになる。

 樹脂タイプ、取り分け黒色タイプで「選択度云々」と言い出すと御里が知れるので、ご注意されたし。詳細はWEB上にPDFがあるのでそれで確認のこと。

 下写真の橙色セラミックフィルターは、もっとも簡便なタイプゆえに過度な性能を期待しないこと。素子数に応じた性能になるのは当然でろう。

下の白色樹脂品は、「IFT+セラミックフィルタ」の製品群のひとつ。東光製だがこれも製造終了品。

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10.8mm長の小型フィルターならば置ける空間は確保してある。フィルターを用いると損失が発生する。損失数値はカタログpdfに明記あるので、半田工作派はカタログに目を通しておいたほうが良い。

さて、SFU455Bへの信号は、INから入れるのが正しいのか? 実はOUT側から入れると減衰量が少なく中心周波数も455に近いことを実験で確認した。良い子は真似しないように。

◇市販品IFTならば黒色だろうと想う。

2018年1月18日 (木)

熊本シティ スタンダードの掲載本。 アマチュア無線技士向けの半田工作本。

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大凡30年前の本だ。

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オイラの鮮烈記憶イメージの作品はこの中に無かった。cq誌の各月号のどこかの記事だったようだ。

アマチュア無線技士が廃れて、「アマチュア無線通信士」全盛になって1/3世紀になるだろう。

自称1アマ取得のおっさんが、オイラに昭和20年代の業務用受信機への供給電源の製作依頼してきた折にはギャクだと想っていた。九州の佐賀からだったと想う。

球が8球?だったので実機から図面を興すのは、バンド切替周辺に注意すればよいだけなので、多少時間が掛かるだけだ。 「プリント基板から回路図興し」作業に比して簡便である。それも出来ない1アマだと判明した。高価な実機をこちらに送らずともコネクター結線情報をもらえれば受信機電源はなんとかなる。レア品に傷でもつけたら大事だ。

1アマってのはリニアをバンバン製作するか sstvに取り組むのがオイラの周りでは普通だった。

さて、下写真は半田工作派むけの本である。アマチュア無線通信士向けの雑誌では無い。

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am変調項では、低周波信号とssg信号を単純に加算させたモノでも、ラジオで音として受信できることは記述済みだ。 

乗算回路でなくとも、単に信号線2本を結線しただけのモノがAMラジオで受信できている。周波数SHIFTしていないのでFM変調の規程には整合しない。

「変調トランスを使わないAM変調」の基板(領布中)としてRK-4,RK-7などがある。

先々、AM変調でトライしたい項目も1つあるので、夏頃までには確認したい。其の基板も検討中だ。

 

SANYO LA1600 ラジオ基板(初回試作)。SFU455のセンターは453だった??。

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LA1600を載せて通電した。 他励OSCが非動作中(発振停止中)だが波形は出てきた、ノンヘテロダイン動作で信号通過・検波した。 こりゃ参った。

SFU455が載っているので、SGからの信号が大きくなりようにIFTを回し、SGの周波数を上下させていったら463になってしまった。

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、、と調整方法が拙いらしいこともわかったので、

数個のSFU455のマーキング方向から、SFU455にSG信号を入れると453が中心らしいことが判った。

MY SR-7に見られたスパイクノイズがないので、 MY SR-7はどれかの半導体不良らしいことも判った。

◇453に決め撃ちしてIFTをあわせてみた。

454が中心らしい。

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◇他励式にしたがOSCしてくれない。 ここでの実験ではOKで、CR値もそこそこ決めれたが、、。 OSC不能でも受信・検波してくれるよいデバイスだ。 OSC作動せずとも内部結合により信号伝達・検波している。「通りぬけ」に近いが、 目的周波数と異なる処で起きているのでまだ助かる。 

OSCは停止中であるが、50dBu入れると音として信号検波するのが確認できる。このノンヘテロダイン動作中だから、IFTがしっかりとあわせられないことも判った。さて、何を間違えたのか?

◇追記

 OSC部の確認したが、バラックだと0.8vほどRF出力してくる。基板上ではゼロVだ。 さて、基板化して何の影響を受けているのか?

SFU455の方向性をSSGとオシロで確認した。その結果、▲▲の向きに信号注入すればよいことも確認した。

自励式の基板でもよいかなあ、、。IFは454か453になるらしい。ラジオカウンター表示とはややずれる。PICなら OFF SET 453にしてやれば済むが、、、。

2018年1月19日 (金)

SANYO LA1600 ラジオ基板(初回試作)。「通りぬけ」

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他励できていないLA1600であるが、外部から信号を入れると検波してくれる。 OSCが作動していなくても、、、。

トランジスタラジオだとIFTで区切られるゆえに、OSC部またはIF段の作動停止中は後段のAF部まで検波された信号がしっかりと届くことはあまり遭遇しない。 しかしLA1600では検波までしっかりと行なってくれる。

1番ピンに50dBuも入れるとspから音で聴こえてくる。 osc不能状態で聴こえてくる。さて何故だ?

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上写真のように、LA1600の3番ピンへの注入コンデンサーを外し、3番ピンがブラブラでも5MHz帯の信号をしっかりと検波してくれる。IFTコアを回しても、出力は増減しない。

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パターン図のようにc35を剥がすと3番ピンには、供給電圧が掛かっているだけだ。

、、と、「内部結合による通りぬけ」らしい。 深く考えると、他励式には不向きな内部結合らしいことがわかった。

LA1600の3番ピンにSGフル出力をいれてみたが、ヘテロダインしてくれない。 注入量不足とは違うだろうとは想うが、、、。 オイラが何かを間違えているらしいことは判った。

SANYO LA1600 ラジオ基板(初回試作)。SFU455のセンター周波数計測。逆側から入れてみたら減衰量が少なくFBだ。

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先日、LA1600ラジオ基板でSFU455について疑念があったので、確認してみた。

つまみ易いようにヒゲを半田つけした。SSG⇒SFU455⇒オシロで計測する。

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合マークがSFUにはある。下情報WEBで公開されているように合マーク側がINになる。

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◇ サンプル1.

IN側から信号をいれて、減衰の少ない周波数はこれだった。

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サンプル2ではこの周波数。写真に文字が読めるのでIN側から信号を入れているのが判ると想う。

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ともに455より下の452近傍に中心があった。 カタログ値より外れている。

 ◇では逆側(OUT)から信号を入れるとどうなるか?

WEBではこの情報がHITしないようだ。 写真のように456になった。 カタログ値455kHz±2kHzと整合する。

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機械振動体ゆえに信号逆方向注入の可逆性は高いがイコールではない。サンプルにおいては、OUT側からの方が固有振動周波数は高いことがわかった。。

品質管理上、「通電計測の良品⇒タンポ印刷」を同一マシーンでハンドリングしているはず。個別マシーンになってしまうと、人的ミスによる不良混入が避けられない。タンポ印刷面の左側(カタログによるとOUT側)から信号を入れると、右側入力より3KCほど高い周波数で固有振動してくれた。

良い子は真似をしないように、、。

◇正方向(順方向?)のセンターをオシロから探る

451.5kHzでは1.23V.

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 少しFREQをあげた。 ここで2.03V. 452.1kHz.

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0.5kHz上の452.6kHzでは1.78vと下がり ロスが増えている。

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452.1近傍がセンターらしい。

◇逆方向から 入れてみよう。

455.0KHzで1.60v.

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少しfreqをあげた。 455.6kHz.  2.36V.とロスが減少した。正方向が2.03だったのでこちらの向きだと1.2dB程度ロスが小さい。

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さらにあげて456.0kHzにしたら、1.07Vと下がった。

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、、と、455.6kHz近傍にセンターがありそうだ。

まとめ

・オシロ波形のように 順方向でなくても使える。むしろ周波数面では必ずSSGで信号を入れて、目的周波数に近くなる「方向」で使うのがよいだろう。

仮に455.6KHzがセンターなら PIC式表示器でなくとも、「-455」固定の数値表示器で間に合う。たとえばこのLCD式

・カタログによれば、SFUの入力インピーダンスと出力インピーダンスはイコールらしい。信号流入方向を変えてもインピーダンス上は支障ない。

・帯域幅が予想していたより狭いことが判った。LA1600基板実装時に、SSGの400Hzトーンと1kHzトーン の出力差が気になっていたが、帯域幅が狭いことに起因することが判った。

良い子は真似をしないように、、。 まあ、カタログの盲信はやはり駄目だろう。ここにもカタログと現実が乖離している事例がある。

2018年1月20日 (土)

トランジスタ式 100kcマーカー基板 ver2。修正版で確認した。作動okだ。領布開始。基板ナンバーRK-10

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着手してから8回目?の修正版が今朝、手元に届いた。

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◇オシロで100.0kcになっていることを確認した。搬送波での確認。

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◇変調をかけた波形。

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◇st管ラジオで受信して確認。電波で飛中。

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短波は有線にて入れてみた。

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上記のように100kcごとに7.6MHzまで確認できた。 それ以上は、受信できるものが無いので不明。

◇ノウハウらしいものは無いが、周波数に影響を与えるコンデンサーは質の良いものを使うこと。aitendo やali expressで扱っている「100個で100円」のものは通電毎に周波数が変ってくるのでお薦めできない。

◇OSC強度を上げると周波数が下がる傾向を見つけたので、エミッター抵抗を1Kにして軽くOSCさせた。このままだと次段のC級をドライブできないので、OSCはTWINにした。、、と、オリジナルの100kHzのOSC回路になっている。

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100.000で安定させる手段として 水晶振動子が2個まで載る回路になっている。 2個にすると安定度がかなり向上する。そこまで不要な場合は1個で作動させる。(良い子は真似をしないように)

◇本基板は、「基板ナンバー RK-10」になる。1月21日から 領布予定。 

通算238作目。

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