SANYO LA1600 ラジオ基板(初回試作)。IFT & セラミックフィルター考。
このLA1600短波ラジオ基板は希望者向けに領布中です。
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AF部も作動したので、LA1600周辺の作動確認に移る。
◇SANYO LA1600のデータシートを見ると、推奨IFTが公開されている。 巻数比とタップ位置が重要なのだが、現行流通品はどうなのか?
たまたま、千石さんのSITEに現行流通品の巻数情報があるので、それを眺めていた。あちこちの写真を見比べて、外観から推し量るとIFTは3メーカー?から出ているようだ。
村田製作所さんのSITEにも、セラミックフィルター使用時の推奨巻き数情報があるが、これはLA1600のPDF情報とはいまは整合しないようだ。
と、、調べてみるとSANYO LA1600が推奨するIFTはどうも無いようだ。 より正確に性能評価するには、手巻き必要がある。
◇ご存知のようにセラミックフィルターの手差しタイプは既に製造終了だ。
商業用として 金属ケース(メタルケース)製品が販売されていた。 選択度(性能)が必要ならメタルケース入りになる。
樹脂タイプ、取り分け黒色タイプで「選択度云々」と言い出すと御里が知れるので、ご注意されたし。詳細はWEB上にPDFがあるのでそれで確認のこと。
下写真の橙色セラミックフィルターは、もっとも簡便なタイプゆえに過度な性能を期待しないこと。素子数に応じた性能になるのは当然でろう。
下の白色樹脂品は、「IFT+セラミックフィルタ」の製品群のひとつ。東光製だがこれも製造終了品。
10.8mm長の小型フィルターならば置ける空間は確保してある。フィルターを用いると損失が発生する。損失数値はカタログpdfに明記あるので、半田工作派はカタログに目を通しておいたほうが良い。
さて、SFU455Bへの信号は、INから入れるのが正しいのか? 実はOUT側から入れると減衰量が少なく中心周波数も455に近いことを実験で確認した。良い子は真似しないように。
◇市販品IFTならば黒色だろうと想う。
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