ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

録録 ★ Feed

2018年12月 4日 (火)

LA1135ラジオ基板 奮闘中。

*************************

LA1135ラジオは このように変更した。

004

後学のためにRADIO IC (いま作成中)の一覧をUPしておく。

radio_ic.pdfをダウンロード

上記のように45種類のラジオICはpick upした。あと20種類はあるようだ。AM スーパー専用ICでも10種類超えている。、、とせめてその7割程度は触らないと薀蓄は云えないね。

***************************************

実測感度。SR-7を基準にすれば皆互角。

1_2

ダイレクトコンバージョンも 互角。

2_2

2018年12月 1日 (土)

SSB復調用プロダクト検波utは実装済み。セラミックフィルターは村田のW55H.

***********************

LA1135ラジオ基板は ここまで進んだ。SSB復調用プロダクト検波utは実装済み。

P1010018

・表面実装用の CSB455(村田)にしてみた。

・フィルターは 村田のW55H.

****************************

通電してみた。

(s+n/n)=10dBとなる SSG値。プリアンプUTなしでこの値。プリアンプのゲインが12dBほどなので、SSG値23~25dBuで(s+n/n)=10dBになると推測される。 セラミックフィルターがW55Hなので挿入ロスを考慮すると、「感度良いIC」でまちがいないだろう・

002

プロダクト検波は 写真のように「4xダイオード」にしてみたが、入力用にIFTを実装したら、LA1135の2nd IFTのピークが取れなくなった。切り替え回路が必要らしい。 2ndIFTからの信号も随分と低くなったので、現回路での入力用トランス(IFT)は弊害が多い。

「AM検波⇔プロダクト検波(4xダイオード +補助AF )」の差は15dBほどあった。補助AFなしだと差は30dB超えになる。

半導体で受ける回路に変更にしてみる。NE612では入力過多になるし、プロダクト検波(455kHz)では不思議に455が安定しづらい。安定するOSC強さでは信号入力強時に不安がある。

、、とTA7320はJA1AYO氏の回路が公開されているので、 TA7310を外部OSCで使ってみる。455kHzだとICものはゲインが出ないらしい。NE612では随分とマイナスゲインになった。455kHzにおいてはIC内部OSCゆえにゲインが出ない可能性もあるので、外部OSCで強く信号を入れてトライする。

***************

2019年7月追記

fetカスケード?は実測マイナスゲイン。まあweb情報とは違う。dual gateのfetでも455khzのプラスゲインには??だ。

455kHzでのプロダクト検波において ロスが少ないデバイスとようやく遭遇した。

047

2018年11月30日 (金)

バーアンテナのコイル巻数比。(於:トランジスタラジオ)

*************************************

バーアンテナのコイル巻数比: 「感度不足」 或いは 「IFゲイン過多」への対応を考える。

092

BAR-ANT.pdfをダウンロード

・上記のように帰還発振は物理的距離にも依存するので、自作時にはレイアウトに注意。

・LPF無しの回路は、「エレキジャック」に回路公開されていた。

・コンパクトラジオ系では、TA2003のようにIFTレスにし帰還発振対応したICもある。SANYO のようにIF段 ゲイン過多をデータシート上で吐露したICもある。

2018年11月29日 (木)

MAX295は 予定数にさきほど達しました。 

MAX295は 予定数にさきほど達しました。 これは明朝発送します。

MAX295のご希望が寄せられましたので、新に手配しました。入荷は12月20日頃です。年末には出品します。

イスペット 6石トランジスタ ラジオ キット CR-P461A(再掲)

「ラジオキットでどれが良いのか」との質問が再び寄せられた。 オイラの経験上で感度よく聞こえるベストワンと思えるラジオを紹介する。 このラジオキットからみるとRPC製キットは子供のおもちゃ程度だ。そんなおもちゃキットを造っても面白みはないだろう。

オイラは、たまたま金型設計も数年やっていたのでこのサイズの製品ならば設計範囲だ。難しい機構なしでインジェクションできる。 往時の納品先はオリンパス・エプソン・三井・ミノルタ・テルモ・CKD etc.  このようなラジオキット復刻は資金次第だ。

以下、再掲(初稿2011 /8/22)

日本がモノ作りにチカラを注入していた時代の

学習用教材を半田してみました。

**************************

011

この金曜日にyahooを見ていたら
イスペットのキットが出品されていました。

ご存知のように、
この型式はもう生産・販売していません。

で、慌てて落札しました。
cherry のCK-606と並べてみました。

取説を見ると、「MODEL CR-P461A」になっています。

012_2

部品はこんな感じです。↑

013

ささっと半田付けです。
2SC1815Y⇒2SC1815Y⇒2SC1815Y⇒
2SC1815Y⇒2SC2120x2の構成です。


回路は、トラブルに遭遇しないように、よく考えられています。


バーアンテナの感度調整は、ブロードでピークがはっきりしませんでした。

これは、バーアンテナコイルの設計が上手い証です。(線径が充分に太く表面積が大きいので電波受信性が高い。このようアンテナコイルは感度調整がブロードになる)

ヘタなコイルは、ピーキーになりますね。(600kHzで感度とれてもMW全体ではフラット特性に為らない)


IFTは出荷時に微調整してあるようで
1/8回転もズレてはいません。

014

歯車のバーニア機構がついていて、同調は楽です。
感度は、 過去のキットより goodです。
1番耳良く聞えますね。
耳の良さに感動しました。

ACEのラジオも若い頃作ってきましたが

このキットが市販ラジオキットの中では耳が一番ですね。

スピーカーも大きいし、音も良いです。
VRは2/5ほどで五月蝿く鳴っています。

中国、韓国産のキットとは別格です。

往時の教育関係者の意気込みが感じられます。


お薦めのラジオキットです。

ICラジオだと 波形が歪んでいることが多いし、

経験上,

感度も不十分なことが多いですね。

自作派には、トランジスタラジオを薦めます。

好みでゲインも触れますし、波形を見ながら歪みの少ない動作点にあわせられます。

本キットは、電波の弱い場所向きです。(メーカーのCDラジカセより聴こえます)

アウトドアで活躍してくれます。 

現行の市販品でないのが残念です。「YAHOOで売りに出ていたら」、買いですね。WEB上での製作記はこの記事が一番古い。キットを多数製作した経験から、このキットは優れ物と言える。

025

021

022

023

024

電池交換のことまで考えてありますね。

今のラジオキットでは、ここまで考えられていませんね。

追記2011/Nov/26

写真upしました。↓

51

***********************************

追記2011/Sep/22

製作したトランジシスタラジオキットの中で、

唯一の「改良が不要なキット」です。

 「未使用 6石トランジスタラジオ 組立式」の名称で

オークション > 家電、AV、カメラ > オーディオ機器 > ラジオ > アンティーク に出品されていることが多いです

これは、「見つけたら、買い」です。

★2014/Apr/5 追記

yahooでも年1回程度は見つけられますので、探してみてください。 

*******************************

★BC帯トランジスタラジオ キットの現行品は、

ヘテロダイン式⇒FR-7026TR-STDKIT-9CK-606KM-88などがあります。

レフレックス式⇒CK-411,KIT-12

★FM帯も聞えるラジオキットは、ICラジオになります。

FR-7100

FR-7300

KIT-600

HR-200BXなどがあります。

******************************

*******************************

超再生式FMチューナーキットも面白いですよ

超再生って知っておられます?

超再生式FMチューナーキットも面白いですよ。⇒記事

117

AM /FM ラジオキット KIT-210

074

短波が聴こえるラジオキット KIT-600

075

TOP PAGE 

2018年11月27日 (火)

ツートーン信号発生基板をキットにしました。

**********************

・残1枚だった ツートーン信号発生基板が今日届いた。 予想より早かった。

キットとして取り扱いを始めた。 5石+1ICなのでビギナー向きではないように想うが、波形を見る道具があればまとめられる。

Tone411

JH1FCZ氏考案のキットは3石なので、それよりは部品数が多い。

◇◇TDA1072基板も合わせて入荷した。6m向きの基板だ。

◇◇6mのハンドトーキー基板はshippingされたので明後日に届くだろう。年内にはまとめたい。

Ans01

2018年11月25日 (日)

NE612のダイレクトコンバージョン受信 基板を領布中。

2ebff5e8fd9a82ba420a66c541a47067awe

****************************

「自作派のお手伝い用に、、、。」にて、 ne612ダイレクトコンバージョン受信基板を領布中です。

004

002_2

max295が国内市場にないですね。若松さんにも無い。digikeyにありました。780円+送料になりますね。

自作し易いように「基板+max295」のセットもあります。

Ans01

今日気ついたのだが秋月電子でのTA7252APは販売終了になっていた。

yahooにも多数あった。サトー電気でもまだまだ取り扱い中だ。

国内では他2社からキットで在庫があるようだから当面入手はできるだろう。.ここにはまだある。このSITEにもあった。

digikeyからの購入は クレジットカード あるいはデビットカードを所有している人物ならば誰でもできる。 運転免許等の証明をもってそれらのカードは発行されるので、普通に暮らしていれば発行に支障はない。しかし反社会的組織の構成員ではやや敷居が高くなると思う。

2018年11月24日 (土)

AMワイヤレスマイク基板 キット (自作) :NE612でAM変調

O0480064113982971806

Img_0

*******************************

NE612 式 AMワイヤレスマイク (トランスミッター) キットはyahooにて出品中です。

Ne612tx08

Ne612tx06

612tx01

Ans01

***************************

注) JH4ABZ氏に再現性確認をしていただいた。

055

「発振コイルには、トランジスタラジオ用赤」だと中波帯になる。 fczコイルもそのまま取り付くのでCを換えて目的周波数に合わせる。

◇AM変調波形。

Ne612tx02_2

飛ばしてラジオで確認した。

・右が注入信号。左がラジオでの受信波形。15cmほどのアンテナ線時に、1mは飛ぶ。飛びすぎはNGなのであえて抑えてある。

・mic-amp部に余裕があるので入力2mV時に MIC-VRがMAXだと過変調になる。

057

過変調時の波形。 こう為らぬようにレベル注意。

058

サイズ確認。

056

Ne612tx03

主たる部品は NE612(SA612), LM386, それにトランジスタ2個。 赤のOSCコイル。

LC定数は中波帯なので目的周波数に合わせてLC定数は変更。

Ne612tx01

変調トランスレスなので、音域特性は良好。部品点数が少ないので、初心者向き。 調整は放送局のない処でoscさせること。

スマホ等の入力ok。 スマホによっては youtube再生時に雑音を飛ばすものがあるのでそこは注意。

この基板の音を動画で上げておく。


YouTube: NE612 AM transmitter

キットはyahooにて出品中。ne612で検索。

**************************

ミニサイズの真空管ワイヤレスマイクの製作例。 リードのs-10に組み込んだ例

060

061

今の処、これより小さいサイズでの作品例は公開されていないようだ、webでは見かけない。


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

Ans01

2018年11月21日 (水)

ラジオ 調整 と オシロスコープ :   自作ラジオを測定器で調整しよう

低周波発振器の出力インピーダンスは600オームです。この廉価品も600Ωです。

Smilebox_sbxskrfq6measurementjxc_1

デジタルオシロの入力インピーダンスは1Mオームです。  低周波信号の波形観測には、インピダンス600オームでみるのが基本です。 Z=600Ωの信号をZ=1MΩでみるような間抜けなことをしてますか?

Scs_sds1102

あなた間違っていませんか? 道具は正しく使いたいですね。

WEBを検索すると、Z=600Ωの信号をZ=1MΩでみるような間抜けが主流だと判るね。刊行本を見ても間抜けな計測した写真がUPされている。 もうすでに技術を捨てた日本です。

******************************************************************

MWラジオの調整について列記しておく。

AF出力をVTVM 或いはオシロで観測できることが前提になる。

JIS C6102-2によると

「標準無線周波入力信号は,適切な擬似アンテナ回路網を介して受信機のアンテナ端子に印加するか(第1部の表 III 及び図 参照),又は標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることによって印加する。」と定められている

今回は受信機の磁気アンテナに誘起させ調整する方法について列記する。疑似アンテナ回路網による調整方法は、かなり過去からプロエンジアの手で公開されているので、それを参照願いたい。

yahoo オークッションにて、ラジオを修理販売している方で知らぬ人は居るまい。彼等は、技術対価として金品受領しているのでプロエンジニアに該当する。プロならば知っていて当然のことであり概ね50年前からほぼ変らぬJIS である。

道具

1, テストループ(菊水、リーダー、目黒等のメーカー品のこと).開放線付ラジオでは不要。

2,基準信号発生器。 真空管タイプの場合は周波数が正確に読める周波数カウンターも必要。

3,オシロ。

4,VTVM。出来たら2CH.

5,低周波信号発生器。

上記4と5でインピーダンス600Ωで揃う。

「低周波発生器の信号を1MΩインピーダンス オシロで測る」ようなマヌケはお帰りください。

方法

AF部の作動確認をする。

・1st AFへ低周波発生器から信号を入れる。概ね10mV(VTVM計測)で入れて、SP端での波形をVTVM経由のオシロで観測し・VTVMでの値を確認する。

・周波数特性に凸凹があると聴感ではそれが判るので、250Hz近傍~4.5kHz近傍まで低周波発生器から信号を入れて特性を確認する。

・計測できた特性をみてカップリングコンデンサーやバイパスコンの容量変更により対応できるようであればフラット特性に近づける。概ね±2dBに収めることを目標にする。

・所謂、残留ノイズ値とその波形を確認しておく。半導体劣化による雑音上昇の有無確認に将来使えるので値は保管しておく。

・低周波信号が強く入るようにVRを上げていき、SP端で歪出す入力値を確認する。 この時に「1st AF あるいは2nd AF どちらが先に歪むのか?」を確認する。→同時に歪出すのが理想であるが、現実的には困難なので1st AFがやや先に歪出すように動作点を変更する。(後段が最初に歪出しても耳ではわかり難いので、1stがやや先に歪むようにバイアス変更する)

IFを455.0kHzに合わせる(仮調整)

・基準信号発生器で455.0kHz(30%変調、トーン400Hz)を発生させる。55~75dBu程度。

・その信号を有線でラジオのアンテナ側に入れる。カップリングCは不要。(本調整は電波で行う。有線で入れたものと電波飛ばして調整したものでは差異が発生することが多いので、電波を受信する機器ゆえに電波で合わせる)

・SP端での波形を見て、VTVM値が大きくなるようにIFTを合わせる。コア形状に整合した調整棒を使うこと。材質は樹脂orセラミック。

ヘテロダイン部での作動確認/調整。

・SSGから有線でアンテナコイルに信号を入れる。SP端でVTVMにて値確認/オシロで波形確認。

・受信可能範囲を確認する。 OSCコイルで下限周波数/バリコントリマで上限周波数が変えられるので、MWならば530~1610kHzを受信できるようにする。

局発の強さが感度に強く影響するので発振強度確認は必ず行う。トランジスタラジオでの適正値は奥澤先生の本に数値がある。真空管ラジオではNHKの本に数値記載されている。学習するかどうかで技術向上具合は違ってくる。著作権上その数値は列記できない。

MWでのトラッキング (磁気アンテナ式:所謂 バーアンテナ式)

◇SSGからの信号を「有線→テストループ」に換え、電波で調整する。

1,SSG 70dBu近傍にて600KHz(30%変調、トーン400Hz)を電波で飛ばす。

ラジオのバーアンテナのコイル動かし最も感度が出る位置にする。コイルによっては位置差0.1mmでも感度差が明確になるので確実に追い込む。

2,1400kHzに周波数を変えて、バリコントリマーを調整して感度最大にする。

3,SSGの出力をやや下げて、上記1⇔2を繰り返す。

4, 感度凸凹が収まってきたら、SSGを455kHzにして電波でIFTを合わせる。IFTによる帯域外減衰量が455の上下でほぼ等しくなっていることを確認。

5,再び 上記1⇔2を繰り返し感度差を±3dBに収める。 可能であればレンジで4dB.100台程度調整していると稀に感度差0dBなものに遭遇する。

6,受信可能周波数上限、下限を確認する。

7,最終確認として任意の周波数(仮に800kHz)の信号を電波で飛ばして、受信周波数を合わせ、IFTコアを僅か回し感度最大点を確認する。 この時IFTによる帯域外減衰が均等なことを確認する。

8,バーアンテナのコイルがズレぬようにボンド系で固定する。(アロンアルファ もOK)。固着するまで放置。テストループもその位置で放置。

9,固着後、感度点がずれていないことを測定器で確認する。この後、測定器類は撤去。

◇注意:真空管ラジオでは信号強さによりIF球の内部Cが変化し、中間周波数が揺らぐ。対応としては信号を強弱させてバランスの良好な点を選ぶこと。 FM変調では、信号強弱により内部Cが変化することを利用している。

*********************************************************************

測定器レスの場合: 50年代の雑誌によれば「放送局を信号源にした調整に1週間費やす」ことが公告されているので、かなりの根気と時間は必要。

知識レスな修理SITEが乱立しているが、JISに沿って進めること。

もっとも知識レス者は、スマホのように直流を流下する機器を音源として、ラジオのPUに接続している。 幸運にしてどの程度の電流が真空管のグリッドに流れ込んでいるかはテスターで測れる。真空管のグリッドに外部直流を印加していることに気つかない技術水準で、ラジオ調整を行うのは無謀である。

 BLUETOOTH レシーバーも型番によっては、直流カットコンデンサーが不存在である。つまり電流が外部へでてくる。これをそのままPUに接続する勇気はオイラにはない。

技術の低スキル化を後押しすることは、避けたいと思う。

2018年11月12日 (月)

colt Excalibur SSB

********************

yahooをみていたらあった。Citizen band.

ham radio とはパネル面が違う。

リニアアンプ7F71R

もあったぞ。 入力6KVA前後らしい. 何か凄いね。

2018年11月 7日 (水)

JH4ABZ式表示器の電源基板キット。ノイズ減衰量は25dB。乾電池レス化に、、。

時間軸で整理しておく。

・LC7265 ラジオ周波数表示器発表は 2017年4月 :キットも告知。

・JH4ABZ式 表示器告知 2017年7月

 
 
 
 

*********************************

お問い合わせ多数だったJH4ABZ式表示器の電源基板を領布します。 キットにて。

「ダイナミック点灯」はその周期に呼応するノイズが発生します。 ノイズ強のものは電波でもノイズを撒き散らします。 ノイズ弱のものは電源ラインへ漏れ出ます。

本基板はJH4ABZ式の周期に対応しています。 中華製LED表示器には周期が合いません。ノイズ減衰量はおよそ25dB~30dBです。

電波ノイズを飛ばす表示器には、全く適応しません。(シールドBOXに収納すること推奨します)

Spp01

Spp02

オイラはこの基板でLC7265表示器を作動させています。 in-take ampの電源基板でもあります。

ヒーター 6.3Vから供給してください。

********************************

この基板を開発した記事を再掲載する。(初稿  2017年3月13日 )

トラップの減衰具合をバラックにて机上確認。

★まず挿入に拠るロスは3dB程度。

032

周期ノイズと同じ100Hzを入れてみる。 減衰量は30dBほど。

033

◇現状を確認する。 pic式ラジオカウンターからの「電源ラインへの周期ノイズ漏れ」(電池端)の波形。

矩形だね。およそ70mVほど漏れる。「FMチューナーは100mV OUT」で設計されているので、この70mVってのはわりと大きい数字だ。

このまま、ラジオに内蔵し、ヒーター6.3Vで供給してしまうと音で聴こえてくる。実際聞こえてくる。だから乾電池使用が推奨されている。

その音を取り去るための「基板」になる。

072

◇TRAP効果の確認。

乾電池⇔ラジオカウンター の間にいれて、「乾電池⇒トラップ⇒ラジオカウンター」の順に電気が流れるようにする。電気供給元(乾電池端)で, 漏れてくる波形を見る。

この矩形のトラップ通過した波形だ。

25dBほど減衰している。

073

◇次は、実際にラジオで確認。

基板を実装してみた。 ヒーター6.3Vを整流した直後の波形。

電気の質として、60Hz±0.4Hzが要求されている。59.91と優秀な値だ。中電さん凄い。

034

◇次に、ラジオカウンターを取り付けて、トラップ終端で確認。

電気は、ヒーター6.3V⇒整流ダイオード⇒トラップ⇒ラジオカウンター の順。

ラジオカウンターからの漏れが見れるような無いような。

ここで見たような矩形が見えないのでOKだろう。 ここは60Hz地域なので、周期ノイズ(およそ100Hz)のとはタイミングが異なる。周期ノイズを止められないならば、オシロで2つの周期が見えるはず。

見えないね。

035

これでヒーター6.3Vからエネルギー供給してもOKなトラップの確認もできた。

実際の音は改善されている。周期ノイズは聴こえない。オシロで確認した通りに効果がある。

乾電池消耗を気にすることなくラジオカウンターを真空管ラジオに載せれるようになった。

***************************************

波形確認しても周期ノイズが見えなくなる優れものです。 

Ans01

2018年11月 6日 (火)

長野県の県会議員団長。

長野県の県会議員団長に 下崎先生が長いこと君臨していた。

往時はブンブン云わせていたらしい。 選挙区が違うので 間接的にしか聞こえてこない。

その下崎先生から オイラに電話がきた。あの先生から直電が来るとは予想だにしなかった。

現職でなくなったが、オイラに相談してきた。相談は耳に入れたが、、、、。熟慮を要する。

2018年11月 4日 (日)

Alpha9500

**************************

yahoo japanを見ていたら alpha9500 があった。2010年に新発売だった記憶だ。

ebayをみてもalphaは少ない。

AB1とAB2とでは、実際に音が違う。

八重洲の572BのAMP」が人気だが、572Bの音で伸びは無い。

「RF 負荷複同調」及び「セラミックフィルターの損失大小」の影響

Kkk

*****************

実測感度データをまとめてみた。(s+n)/n=10dBとなる値でまとめた。シールドbox内で測定できればより真実な値に近づく。下記値はオイラの環境での測定値だ。

・「RF 負荷複同調」 及び「セラミックフィルターの損失大小」の影響はあるが、概ね フィルターロス3dB時に30dBu入力で横一線に並ぶ。人気のあるSR-7は平均点だ。 

・しかし浮遊容量による感度低下がある50MHzでそれを鑑みると、フィリプス製ICは随分感度良い。 これが日欧の違いだろう。

・フィルターはSFUで支障ないと想う。「人気キット 2P3」ではSFUが1つ入っているだけで、感度も選択度も評価良い。

・LA1247の数字が良いが「RF部は、電磁結合でない方法で後段に信号を渡している」ので、結合レスにより損失が少なく5dBほど感度よい。

001_4

・フィリプスICを使ったものは3.5MHzでもガンガン鳴るが、HFで使うには勿体ないだろう。TDA1072は150円、 LA1245は252円(あと13個)。LA1247は国内SHOPにないようだ。

・ラジオICは、イーエレさんまたは若松通商が廉価だ。サトー電気にもある。

・オイラのST管ラジオに 「22dB~25dBの半導体RF-AMP」を追加すると, SR-7等 高周波増幅付きラジオ基板と同じ感度になることも判った。メーカー製ST管ラジオはノイズ値が高すぎるので検討対象外。

Ans01

2018年10月30日 (火)

プロの修理エンジニア。ラジオ、テレコ、ラジカセ。

メーカー製ラジオを治しても面白みは薄い。なぜなら鳴って当たり前だ。いままで鳴っていたのだから「治せば鳴る」。故障部品を同等部品に交換すれば直る。

製造ラインでの不良は「部品不良+実装間違い+基板のエッチング不良+ 半田実装不良+半導体特性不良」と重なってくる。市場出荷品の不動作では「部品不良+半田実装」」を見れば足りる。工場では、基板のエッチング不良/半導体特性不良にはかなり梃子摺る。「web上のプロ」はエッチング不良に出会わないだけ楽だ。

家電の修理センター(YAMADA電機:松本市 )でTVやビデオの修理エンジニアを募集していたので訪ずれたことがある。ラジカセ・カーステ製造ラインでの修理業務実績が6年ほどあったので、そこを訪ねてみた。

センターでは回路図なしでTVを直していた。正直驚いた。半導体の規格表は数冊はあった。が、、回路図とはにらめっこしていない。 株式上場している ヤマダ電機での現場だ。

回路図を手に入れるのにもゼニが掛かる時代だった。所謂、資料がない状態で彼等の頭の中は凄いと想った。1987年当時なのでWEB情報はまだ弱い頃。実際、ギャラは破格だった。メーカーに修理を頼むより安く直せるからヤマダ電機は始めたようだった。プロの修理エンジニアを見た瞬間だった。

オイラが到達しえない水準だ。

それに比べると真空管ラジオは部品点数が至って少ない。掲示板で修理方法の指導を受けたものをyahooに出す蛮勇者もいる。彼等は「恥じ」を知らないらしい。

「回路図が~」と騒ぐほどの部品点数ではない。騒ぐとかなり恥ずかしいと思うよ。僅か40点弱の部品では配線から追いかけても手間隙は知れている。春日無線AF-22あたりでも回路図なしで追える部品点数だ。

残念だが、オイラが近間で見たプロ修理エンジニアの水準に届くweb はない。「web上でのプロ」と実際のプロとは手作業速度がまったく違う。製造ラインでは、もたもたしていると不良が溜まるのでささっと要因特定し治す。 

田舎のおっさんですら、ラジオ/カーステ系は1万台超えで要因特定してきた。製造ラインに配属されていた時のライン累計製造は150万台~180万台しかない。ナショナルのカーステレオは長野県松本市の松下通信でも製造されていたので、それなりの台数を下請け生産してきた。

*******************

美男君も、秀二君も、宮尾先輩も皆、オイラより技術水準は上だった。直上の上司はシーケンサー屋に転職して、三菱電機の某課長(シーケンサー部隊?)を5年ほど勤めて田舎に戻ってきた。その分野では県内に知られている。 オイラは機械設計屋になった。電気回路だけで飯が食える時代ではない。

宮尾先輩は無線通信開発メーカーに居て基板を開発中らしい、知人の某氏も、東芝生産技術の上層部に居るが、彼とて富士通須坂の規模縮小にやられた一人だ。

「エンジニアが丸ごと八重洲無線に転職した」ってのを頻繁に聞いた時代だ。このオイラは往時の平均水準であったが、周りの技術水準が下がるにつれてオイラは平均値でなくなったらしい。

2018年10月29日 (月)

ラジオ用 周波数カウンタ(pic 16f88)が基板(pcb)になりました。

6dcae44ea9d64bfc9cc5e0497667a24a

***********************************

かねてからご紹介してきた周波数カウンターが基板になりました。いままでプロト基板でしたが、修正版が届きましたのでupします。自作派のお手伝い用に基板(pcb)を興しました。

受信周波数直読式です

「中波、短波の自作ラジオ」 或はFMラジオのデジタル表示に使えます。

「ラジオ表示器の生基板」の配布を致します。

基板在庫は成り行きですのでいつもあるとは限りません。MY 基板・SHOPに在庫数がUPされていれば在ります

3端子レギュレータは電波ノイズ源に為る商品からノイズゼロ品まで他種ありますので、ノイズレベルを確認して用いてください。

 

②LEDダイナミック点灯式

★「マイナス455モード」で局発周波数から455引いた数字を表示します。スーパーラジオ向け。

★「マイナスゼロモード」で実発信周波数を表示します。再生式ラジオにgoodです。

BC帯⇔9.999MHzまでカバー.10.001MHz以上は下4桁表示。

JH4ABZ式表示器の販売終了(2016年11月)に伴い、JH4ABZ氏に承諾いただき興しました。多謝 JH4ABZ殿.

015

再生式ラジオにはこれですね。

 回路は同一で、基板は少し小型にしました。

マイコン書き込みはJH4ABZ氏が500円/1個で行っておられます

352

087_3

 

RF部のパターンがJH4ABZ氏領布品と異なります。結果、安定度と感度ともにupしました.


YouTube: RADIO COUNTER

printed circuit boardで取り扱い中。

◇picに拠るダイナミック点灯式ですので、周期ノイズが発生します。電波で飛ぶほどの強さはありませんが電源ラインへ漏れ出てます。その事に気ついて製作している方は至って少数です。 「単純に鳴れば良い・機器ノイズが高くても気にしない」のが時流のようです。

ここにあげたように3端子レギュレータの漏れ阻止能力はほぼゼロですので、電子工作市場には良い物はありません。

オイラは、ハンドメイドでtrap基板をつくって使用しています。これがノウハウのひとつです。

085

2018年10月26日 (金)

7MHz 用LA1600ラジオ基板(RK-12) と 感度抜群(TDA1072)の基板RK-20。ssb復調基板kit. 50MHz A3向けダブルスーパー

自作派むけに、SSB復調キット RK-234kit   (IF=455kHzの LSB / USB )

Rk23409

Ans01

*******************************

relayで切り替えタイプは基板領布。USB /LSB の復調基板RK-234Relay.  

234rl1

234rl3

IF=455kHz用に oscは453.5 / 456.5kHzをリレーでモード切替。                   リレーレスの手動切替タイプはRK-234キット 。

対応ICは、 sanyo LA1247  (RK-27)

                 nxp TDA1572(RK-143.RK147)。

                 TA7613           (RK-17,RK-63,RK-69).

                 TA7641, TA7687,TDA1220B, TDA4001  etc.

Ans01
 上記基板の2nd IF用出力pinから信号を貰えばok.
 
 

*****************************

短波用ラジオICで LA1600が有名になったのは、アイテック電子オーナーの千葉OMに拠る処が大きい。

ただし局発は非作動でも放送を受信・検波してしまうことはこの春に公開した。その意味では他励式には不向きなICでもある。

仮にLA1600を使い回路設計するならば、TDA1072を推奨する。このTDA1072の方がHF帯~70MHzまで自励で回路になる。それに感度ではTDA1072 >> LA1600。実際に中波帯では LA1600基板(RK-33)で聞こえない放送が、TDA1072基板(RK-34)がんがん聞こえる。TDA1072はイーエレさんのみで扱っている。

RF部を内蔵したTDA1046もある。ICが届いた。

**************************************************

50MHzで デジタル表示(RK-03)。 ラジオ基板はLA1600ベースのダブルスーパー(RK-60)

La1600zx14

La1600zx02

*******************************************************************

短波ラジオ基板キット, RK-144.

市販ラジオICでは 感度は最高性能なTDA1572。 70MHzも自励受信できる。「メーカーでは60MHzまでにしてね」だが、動いてしまう。 

RK-144はプロダクト検波用端子を配置ずみ。 つまりプロダクト検波キット(RK-234等)でSSB復調OK.


YouTube: now checking my TDA1572 radio for 7.5MHz. short wave radio diy

Rk14304

**********************************************************

「tda1572+ プロダクト検波で7MHz」 は、rk-25.

2018年10月16日 (火)

ウエスティングハウスの6SA7を1 スリーブ調達した。

およそ103年の歴史を持つウエスティングハウスのGTバルブを調達した。 6SA7を1スリーブ。

015

実に綺麗だ。およそ60年前のバルブだが、脚に錆は無い。

016

2018年10月 6日 (土)

中小企業事業後継支援の成功例です。公開しました。。 by 長野県 。 でも今は読めません。

かぶちゃん農園が今年9月に破産したが、 昨年10月に 公務員様の指導の下、 かぶちゃん農園を後継者に選定して、株式を譲った酒蔵がある。

はい、 倒産するような怪しい会社を公務員様が推奨しました。 その事実はまだweb上に残されている。

Photo

詳細は下のPDFにて。

ninai023_kabuchannouen.pdfをダウンロード

表向きには「後継者不在」とのことである。 酒蔵側には、経営者の弟も健在だし、娘も二人いるが、何故「表向きは後継者 不在なのか?」

◇◇

公務員の組織に

「長野県中小企業振興センター」がいまもある。 オイラはこの組織を40年前から知っている。

2

詳細はこれ。

201803.pdfをダウンロード

この公務員組織の 成功事例として 大きく取り上げられたのが、「酒蔵 市野屋の 事業継承」だ。 

ギャクなのが、 成功事例としてこの夏まで長野県中小企業振興センターに記事が掲載されていたが、今は消されて読めないことだ。

約22億円(報道値)の負債倒産した「かぶちゃん農園」なので、おそらく実態は30億円~40億円の負債だろう。 事業継承手続きが昨年10月なので、その10ケ月後には後継会社(かぶちゃん農園)が倒産した。 公務員様指導によって進められて、いかにも成功事例として業界誌にまで記載され、記載後6ケ月後に パーになった。

事業継承手続き時には赤字が10億円とか15億円存在したようなので、公務員様の経営情報取集能力がここまで低いと、 ギャク or パロディのように見える。

銀行の意向もあったはずなので、 「公務員 or 銀行 」のどちらが絵を書いたのか?

10月6日朝での 酒蔵の情報

3

************************

おまけにもうひとつ。 長野県庁のホームページに 成功事例として公開されていたが、いまは読めない。

県職が  「赤字会社との提携」をほめたたえるほど、ここは田舎なのだ。

市野屋側にしてみれば、 「公務員たちに騙された」 思いだ。  製造設備はかぶちゃん所有なので当面酒造りは法的に無理らしい。杜氏の出番の季節だが、今年は無理だろう。ずっと無理のようにも思える。

公務員様 もよい仕事をして 酒蔵をひとつ飛ばしました。

***********************************

市野屋のおっさんはオイラより1つ年下。 向こうもこっちも顔を知っている。 なぜなら同じ集団登校をしてきたからだ。

市野屋の先代は長野県会議員を3期?務めた名士である。

大町市の河内屋旅館の件も含め、銀行が下手を打っているように見える。チノンが飛んだのも銀行が引き金だった。

2018年10月 1日 (月)

台風で shippingは飛ばず。

NE612式トランスミッター の問合せが多かったので、急遽基板をPCBWAYに手配して金曜日夜にはfedexに引き渡された。 pcbwayでは丁度2日で製作してくれた。

台風が来ていたので、この土曜日・日曜日はRPCからのfedexも飛ばなかった。

今朝、5時に離陸したので成田税関は今夕には通過するだろう。

追記

午前10時には成田税関に持ち込まれた。

ウェブページ

カテゴリ