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2017年3月13日 (月)

pic式ラジオカウンターの「周期ノイズ漏れ対策」。その1.

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ハンドメイドラジオを造り始めたのは2011年秋のこと。

5年ほどで通算98号(前作)まで辿り着いた。ラジオ工作のlog である。

今日は 少し工夫を入れた。

PICの周期ノイズが電源ラインへ漏れでるので、ラジオカウンターの乾電池駆動をお薦めしてきた。

PICの周期ノイズの電源ライン流出は設計の良否以前に、3端子レギュレターが役立たずなことに起因している。

原作者の名誉のために上記の事実を申しあげておく。

チャンピオンデータのように50dBも減衰できるならば周期ノイズ流出は測定できないほど微小なはずだ。

◇原作者製作のラジオカウンター。

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◇オイラ製作のラジオカウンター

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これも漏れ出るね。3端子レギュレータは製造メーカーが全く異なる。まあ役たたずってことだ。

上の写真のように100Hz前後でLED点灯している。「ダイナミック点灯式」と呼称される方法である。これらの情報は過去のここにある。

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 VTVMが0.1Vレンジなので70mVほど電源側に漏出ている。

PIC式ラジオカウンターの製作記事は複複数WEB上にあるが、ノイズが漏れることに気ついている製作者も居られる。上記のように電源側に漏れ出るゆえに、基本は乾電池駆動になる。

このままヒーター6.3Vからエネルギーを貰うと100Hz音がスピーカーから非常に弱いながら聴こえてくる。至って弱いのだが音質に敏感な方なら判る。最初はノイジーな天候だと想って聴いていたが、pic式ラジオカウンターを停止させると静かになるので、そこで気ついた。

無対策でも支障はないだろうが、オイラは聴いていてわかるので少し「周期ノイズ漏れ対策」を行なった。

◇古典的にトラップを入れた。ヒータ6.3Vを整流後のリップルが2mV以下なので仮に40dBほど減衰できればヒーターリップル程度にまで下がる。

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低周波発振器で信号を入れると30dB減衰するので、実験データとしては良好だろう。

もう1段増やすか?

このまま実装するか?

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VRを絞ってのSP端VTVM値は0.5mVになった。

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聴く限りはPICの周期ノイズは判らない。 のちほど実測してみよう。実測結果

ロクタル管ラジオは今 慣らし通電中。

1点だけ挙動が妖しい。 5球のうち7B6と7B5の2本だけを挿した状態で電源ON.モードをラジオにするとVRの7分目~ 発振する。 外部入力だとセーフ。 球もCRも換えたが改善せず。ホワイトノイズ系の発振音になっている。PIC式ラジオカウンターを停止させても改善せず。あとはOUTトランスを疑うだけだ。 

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はい、乾電池レスのラジオカウンター搭載ラジオです。

ラジオカウンター基板の取り扱いはここにあります。

ラグ板→基板化しました。

Spp01

Spp02

乾電池レス化基板キットはyahooに出品中。

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通算214作目。

ハンドメイドラジオでは99番目。

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