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録録 ★ Feed

2019年6月23日 (日)

中波を自作la1600ラジオで聴く。


YouTube: LA1600 nini radio with lm386

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上の動画は中波(nhk)を受信したものだ。

「本基板 RK-33」を入手した方への連絡です。

回路図/レイアウト図が示すように OSCコイル/ANT コイルにはFCZコイルが使える。 FCZの7MHzコイルを載せ、バーアンテナで受信した。

La160027

まずまず聴こえてくる。 受信バンド幅からLCを決める手法は ここでも紹介されている。恐らくは現日本では一番詳しい。

La160028

RK-33は短波も対応しています。LA1600の感度特性表が公開されているので、受信バンド上限は有限である。 回路図は公開済み。

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BFO付の短波専用LA1600 レシーバー (am と ssb対応)は、

①RK-12 :  (BFO オンボード, 高周波増幅あり)

回路図付属で出品中。

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②RK-49 :ミニサイズ(BFOオンボード、高周波増幅なし)

回路図付属で出品中。

La1600b001

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中波放送を聞くのであれば、ICが高性能の「TDA1072使用のRK-34」をお薦めする。

2019年6月21日 (金)

ラジオのif 455kc調整用です。455kcマーカー。

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455kHz発振器キット。

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・発振器の合わせはトリマーで行う。プラス周波数確認。

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AM変調(dbm)  ワイヤレスマイク基板 キット (自作):中波帯、短波帯。

・DBMのデバイスは10種類以上市場にある。 現行品dbmのひとつNE612でAM変調を掛けた。DBMなので深くて綺麗な変調になる。 C級作動によるトランス変調より波形は美しい。

・自作経験の浅い方向けに、NON調整に為っている。半田工作が出来れば作動する。調整としては、①入力レベルのVRを回す ②周波数合わせ がある。

・ICはICソケット利用なので、部品方向を間違えたら刺し直し。とは云っても通電前に向きは確認必要だ。

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NE612 式 AMワイヤレスマイク (トランスミッター) キットはyahooにて出品中です。

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注) JH4ABZ氏に再現性確認をしていただいた。

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「発振コイルには、トランジスタラジオ用赤」だと中波帯になる。 fczコイルもそのまま取り付くので7MHz等の目的周波数に合わせる。

◇AM変調波形。

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飛ばしてラジオで確認した。

・右が注入信号。左がラジオでの受信波形。15cmほどのアンテナ線時に、1mは飛ぶ。飛びすぎはNGなのであえて抑えてある。

・mic-amp部に余裕があるので入力2mV時に MIC-VRがMAXだと過変調になる。

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過変調時の波形。 こう為らぬようにレベル注意。

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サイズ確認。

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主たる部品は NE612(SA612), LM386, それにトランジスタ2個。 赤のOSCコイル。

LC定数は中波帯なので目的周波数に合わせてLC定数は変更。

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・変調トランスレスなので、音域特性は良好。部品点数が少ないので、初心者向き。 調整は放送局のない処でoscさせること。

・スマホ等の入力ok。 スマホによっては youtube再生時に雑音を飛ばすものがあるのでそこは注意。

・この基板の音を動画で上げておく。


YouTube: NE612 AM transmitter

キットはyahooにて出品中。ne612で検索。

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ミニサイズの真空管ワイヤレスマイクの製作例。 リードのs-10に組み込んだ例

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今の処、これより小さいサイズでの作品例は公開されていないようだ、webでは見かけない。


YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

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2019年6月20日 (木)

リミッテイングアンプ: マイクコンプレッサー  違う点。 for tx.

リミッテイングアンプってものを調べてみた。

JA1BLV 関根OMがham journal 寄稿していたのは、feed forward式のvogaである。 FF式なので「リミッテイング」と名づけても支障がないように思う、厳密には単発入力信号に応答するかどうかだ。peak検出は出来るので回路次第だろう。

しかしfeed back式だと 信号幅0.5msや 0.2msの単発入力信号には応答できない。素抜けになる。リミットできていない。(リミッターとの名前でもリミットできないのは、ある種のギャクだ)。

・0.5msの単発信号は、その時間だけを周波数に直すと2kcの1サイクルに相当する.

・0.2msの単発信号は、同様に5kcの1サイクルに相当する。 

・0.1msの単発信号は10kcの1サイクルに相当する。 FMラジオでは多数流れる周波数だ。

0.5ms単発が、その周波数で連続5サイクルも入れば応答するが、1サイクル入力では無理だ。制御で抑え込む前に信号は1サイクル分すべて通過している。と過入力高域の1サイクル音は無処理のままtxに入り終段でスプラッターに寄与する機器がアマチュア無線界ではリミッターと称される。

・fm放送局でトップを占めるプロユースのは回路上、単発過入力に制限を加えられる。

・アマチュア界のものは回路上、単発過入力には対応しない。素通だ。ならば、リミッターと名乗るのは随分と無理だ。

 2kc :1サイクル単音をヒトの耳で判断できるかどうかの医学研究は、オイラにはわからん。しかし応答時間1.5ms と 2msの差(0.5ms)は聞き分けできるらしい(多くの人が応答時間の数値に言及している)

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繰り返すがプロ仕様(放送)では単発過入力(早い信号もの)はpeak cut回路(制御なし)でリミットさせている。やや長い信号ものは制御している。 

◇feed back式のリミッターアンプは、peak cutは必須。1~1.5msより長い信号をvogaで制御している。(応答時間は設定によってことなる)つまり全ての信号に何かしら脚色している。

◇オイラが興した基板はvoga(vca)によるものだ。それらをマイクコンプレッサーと呼んでいる。くれぐれもリミッターではないのを承知しているので、オイラはリミッターとは呼ばない。(vcaだけだとリミッターには成れないね). オイラの技量ではリミッター製作は無理(時間軸ノウハウが判らない)。コンプレッサーを製作している。

◇feed back式 vca だけの回路品をリミッターと名付けていたのを見て驚いたことが発端で本記事を上げた。リミッターとコンプレッサーを混同しては駄目だ。違いは「時間軸の概念有無」。

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:vogaは、voice operated gain adjusting。

:vcaは voltage controlled amplifierになる。音声信号による制御を含めるとvogaになる。

an5285はvcaとデータシートに記載あり。データから見るとmic入力向けでなく,200mV近傍向けのデバイスらしい。

・電気信号は デバイスを通過する度に脚色される。現実に、真空管ラジオと半導体ラジオでの音色の違いがある。このデバイスによる脚色を劣化と捉えるかどうか?。 所謂高級オーディオアンプには雑多な回路がない。脚色を嫌うならば無処理でtxに入れるしかない。

:feed forward方式では早めに制御するのが一般的だがリリースタイム中に0.5ms単発信号が来ても充分応答するとは考えにくい。「コンデンサーの放電中に再印加したら充電特性がどうなるのか?」の興味がある。先回り処理の時間を2.56msにするか 5.12msにするかによって結果が違ってくる。この辺りの情報は薄い。

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・feed forward :オイラが制御について学んだのは1977年。前動式の呼称は無かった。ダイオードマトリックスで学んだ。 

・1964年に運行開始した新幹線のエアコンを設計した教授に、熱力学を学んだ。往時の熱力学の第一人者だ。

、、、、オイラは田舎のFA機械設計屋です。

2019年6月18日 (火)

昔のシャープ製品です。ミニチュア管のFMラジオ。FM-11  

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ブーン音が少なくなるように基板設計されています。

この辺りの技術は、松下より上です。、、、むしろ松下が技術面では国内平均より低いのではないか?  、、とさえ思う。

2014年にupしているので修理は2013か2014だと思う。

、、、調べたら初稿は2014年10月2日だ。6回に渡り記事はUP済み。


YouTube: FM /AM 真空管ラジオ FM-11 シャープ

オイラが修理記事を公開するまでは国内での修理記事はゼロだった。手がかりを欲しくてさがしたが往時はゼロだった。

昨今は数人が修理したらしい。

教えて君と思しき人物から面妖な問合せが頻繁に届くので修理記事は公開終了にした経緯がある。訊ねて修理するなれば, yahooに出すのに恥ずかしいと思わぬらしい。

検察すると記事キャッシュが見つかる??

2019年6月15日 (土)

LM3080。mic-comp.

まあ現地での報道が極東でも判るよい時代だ。

親書を尻に轢いた国家topは世界初かも知れん。 無礼だと現地でも話題中や。

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ギター用でLM3080は大人気。 むしろ標準らしい。 しかし動作点や 特性測量された情報が弱い。amature radio向けLM3080記事はJA1AYO丹羽OMが記事にした1案しかオイラは知らない。およそ30年前のことだ。

そこで、LM3080の適正入力情報を求めてこの本を読んでみた。

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・基板サイズは この位になりそうだ。

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次のcomp基板はこのデバイス予定。

「ラジオ少年キット KIT-16SP」をスーパー化の場合。

この「LA1600スーパーラジオ基板 RK-33」は100枚をNPO ラジオ少年に無償提供済み(2019年2月)。4ケ月超えたので問い合わせすればフルキット(中波)で提供してくれると思う。 フルキット希望者は札幌に問い合わせのこと。

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LA1600小型ラジオ基板.(基板ナンバー RK-33)

RADIO ICにLA1600 : AF ICにLM386を使った小型基板。

Photo

MW時の様子はここにUP済み。バーアンテナとポリバリコンはラジオ少年(札幌)で販売している。

或いはaitendoでも揃う。今や、TDA1072もaitendoで扱っている。

◇BAS-600は、そのままでは使えないので、巻き数を変える必要がある。NPOラジオ少年には連絡したが、市場流通品を引っ張っているだけだと判った。

むしろaitendoの方が仕入れ知識もあるようなので、aitendoからバーアンテナを調達したほうがよいと想う。

◇バーアンテナの初期写真。

1次:2次が25mm:2mm位で、2次側の巻長が2mmほどだ。 比率では100:8。これは非常に少ないが、中華製ラジオキットでは よく見かける比率だ。

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◇巻き直した。

2次側は6回増やした。1次側は0.5巻き増やした。 0.5巻きなしだと中央でトラッキングできてしまい感度ピークが明確にならなかった。 この0.5巻きの意味はそれだけのこと。

バーはKIT-16SPに付属していたものに為った。

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漸く感度が平均的スーパーラジオになった。 

VRを少しあげただけでLM386が入力過多で歪んだ。VRの前に10KΩを入れて半分に音を絞った。

BAS-600を入手して修正するか、もっともバーアンテナはaitendoから入手するのが楽だろう。

バリコンとバーアンテナ間の寸法は感度に影響するので十分に吟味すること。これも豆知識。

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MWでバンド下側の感度が出ない要因は、2次側の巻数不足なことが多いので、巻数比は確認のこと。局発の強弱により、バンド下側感度は差異があるのでトータルで判断。


YouTube: LA1600 nini radio with lm386

上述のLA1600小型ラジオ基板.(基板ナンバー RK-33)をキットケースに入れてみた。これならば見栄えもする、 実用になる。


YouTube: SANYO LA1600自作スーパーラジオ基板を市販ケースにいれた。

基板は yahooにて。RK-136で検索。

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同期検波のラジオ(TDA4001)。


YouTube: tda4001ラジオ  と la1600 ラジオ

中島オールの解散・閉鎖に思う。

長野県坂城町の中島オールが閉鎖になる。 会社ホームページは落ちていた。 過去ここに紹介されている。

・昭和58年頃には中島オールが売上高約405億円、中島オールプリシジョンが売上高約397億円をあげるまで事業を拡大。 グループで800億円の売り上げがありJRC長野より大きい金額だった記憶。

オイラが訪れた30年前も鼻息は荒く400ほどの数字はあった。

まあ、進み方を間違えた例になるだろう。 売り上げの2%を基礎研究・開発に向けていたならば違うことが出来たろうと思う。

機械設計屋のオイラからみて、ものつくりのクォンタム ジャンプを理解し投資できる経営陣は少数だ。

長野日本無線、新光電気、中島オール、アビック山田、オリオン機械、nissin,シナノケンシ、ミノルタ、リコーエレメックス、オリンパス、ルビコン、エプソン、テセック、KOA,ニチコン、東芝、セキスイ、富士電機、中部電力、東京電力等であればおおよその社風は判る。

2019年6月14日 (金)

機械設計屋のオイラからみての穿孔考。 

タンカーが 攻撃された件。機械設計屋のオイラからみて。

まず事実関係。

・機雷爆発によるものであれば、空圧による応力変形が見られる、穿孔周囲が内側にやや凹る。 空圧により金属伸びて破断形状になる。 しかし写真にはそれがない。せん断破壊に近い。

・喫水線より天側であるので、魚雷等水中移動兵器によるものでない。また機雷の外周径最大部は水面丁度から下側になるので、天地高さからみて機雷ではない。

・まとめ。

爆発しない金属体がそれなりの速度で突き抜けた穴にしか見えない。2穿孔の発射点が同じかどうかは、修理時に測量すれば判明する。 レールガンならば孔形状はもっともっと綺麗だ。

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まあ、日産自動車って会社が日本にあるが、、、、防衛庁にロケット兵器部品を納入しているが、 これは1970年後半から公知されている。日産自動車に乗っているならば基礎知識のひとつになる。

オイラは火力兵器製造会社が民生用に製造している車両を、所有していない。日本人であれば、憲法9条を守りたいものだ。

2019年6月11日 (火)

「レフレックス+再生」式 単球ラジオ : 1-v-2

2012年4月から鳴っている単球ラジオ。

技術面でのハードルは高い。中波全域で再生を掛けるには再生コイル側の工夫が求められる。


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

興味があれば、製作記事へ。

・レフレックスによるゲイン増は、△△dB.

・再生式によるゲイン増は、◇◇db。 これらの実測データは取れている。 雑誌の製作記事にはまず公開されていない内容ではある。

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再生式グリッド検波の単球ラジオ を0-v-1と呼ぶ。AF部が複合管で2段増幅であれば0-v-2になる。

0-v-1に 高周波増幅がつくと1-v-1にupされる。

さて本機は 高周波1段、低周波2段なので1-v-2と呼んでも支障ないだろう。プリント基板化して製作ハードルを下げた 1-v-2.

single tube radio :reflex and genny using 6KE8.           :RK-194
YouTube: single tube radio :reflex and genny using 6KE8. :RK-194

2019年6月 8日 (土)

日本「日本の製品は世界一!」

高度成長期から日本は製品の安さで勝負してきた。人件費が安いから勝負した。弱電系の凋落を見れば成長方向をしくじったことが判る。製品の価値で勝負してきたダイソンが売れるのは、日本企業のヘタレを皮肉ってもいる。意匠権・肖像権の捉え方が後進国なみに低次元な日本では、価値って概念は理解しえないと思う。価値の理解が未熟だから、世界市場で負ける。

東電とか原発とか東芝とか。 今日本が誇れるものは飲料水(ずばり水資源)だが、これをゼニに変えて儲ける上級国民たちが居る。

1980年代
日本「日本の製品は世界一!」
1990年代
日本「同じ値段なら品質は日本が世界一!」
2000年代
日本「小型化技術や安全性能なら日本が世界一!」
2010年代前半
日本「製品に使われている部品は日本のものが多い!」
2010年代後半
日本「あの製品やあの技術は日本が発祥!」
2020年代
日本「日本には四季があり水道水がたくさん飲める!」

これが自民党政治の結果なw
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↑その水道水も外資に献上で怪しくなってる

2019年6月 6日 (木)

自作用455kHz発振器キット。ラジオの調整に、、。セラミックレゾネーターを使う。

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トーン信号変調が掛かる455kHz発振器キット。dbmにne612. 

ラジオのIF合わせに重宝。

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・発振器の合わせはトリマーで行う。プラス周波数確認。

①周波数確認できる道具が必要  :周波数カウンター 或いは ラジオ用周波数表示器 、オシロスコープ。

② 万が一に上記のものが無い場合には c=56pfで455±1には収まるので、その程度でよければ測定器は不要。

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2019年6月 5日 (水)

中波帯でも感度抜群のTDA1072ラジオ基板。 自作向けで 領布。Sメーターの確認。

・有名な「ギルバートセル」の回路を、市販トランジタで組み上げたことがあるが、 まともに動作しなかった。6TR回路でも結構な製造ノウハウ・回路ノウハウが入っていることを経験済みのオイラは、技術エンジニアを馬鹿にしないし、見下すこともしない。

「出来るメーカー」では、その回路ノウハウは等価回路で公開しないよ。ライバルに態々と手の内は公開しない。競争原理社会での基本ですよ。

・製造メーカー公表のチャンピオンデータにして遣られた経験を幾度か積んだオイラは、メーカーデータは目安にはするが、丸ごと信じる「お子ちゃま」では無い。

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昨日UPした基板等のなかで、「感度の良いIC TDA1072を使ったラジオ基板」の確認ができた。

もともとCB向けに開発されたICなので60MHzまで仕様書で作動保証しているIC。 オイラは50MHz用受信機の基板(RK-20)に使っている。

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KIT-16SPの部材のフロントパネル、ベース等を利用してみた。このあたりはRK-33と同じ。

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トラッキングも無事終了。

 

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まとめ。

感度はずば抜けて良い。 LA1600ラジオ(RK-33)で聴こえない放送局がガンガン聴こえた。

感度が良いと評判の「2P3 キット」で聴こえない局が しっかり聴こえてしまった 

こんなに小さい基板(40 x62 mm)で2P3よりも 聴こえた。さすがphilipsのIC。

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このTDA1072はaitendoにも昔あったが今は?.。。。。。。サトー電気にはない。若松通商にもない。

イーエレには僅かに在庫があるね。手に入れておいた方がよいと思う。

LA1600の感度不足で苦労されている方向けです。FCZコイルが取り付く寸法になっているのでこのまま6m基板としても小型で面白いですね。

トラッキング方法⇒ここ

余談だがTCA440は50MHzまで作動保証のあるIC。60MHzで性能保証しているICはこのTDA1072とTDA1752の2種。 この2種を使った記事は他サイトにはないようだ。

ものづくりと自負する日本産のラジオICで30MHzまで謳うものは無い。技術の壁がある。

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④Sメーター用にピンが割り当てられているので、そこにメーターを繋いだ.

メーターのフルスケール調整回路は載せていないのでVRを配置して合わせてほしい。

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周波数表示用のTPがあるので、繋いでみた。

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Sメータ対応、周波数表示対応の優れたIC. おまけに感度は抜群。

中波帯で使うのは随分勿体無い。

感度良い中波ラジオを作成したい方向けの基板です。

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2019年6月 4日 (火)

50MHz AM受信機基板(ダブルスーパー) 。感度良好。TDA1072.

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AM受信機基板をダブルスーパーにて興してみた。

50MHz  とエアバンドでのAM受信専用。

色々と触っていたら感度はこの程度になった。 (S+N)/N=10dBになるSSG値は14.0とかつて無く弱い信号が聴こえた。 TDA1072で50MHz受信させた場合よりも、SNが良いことが波形からも判る。

単位はdBμなので、開放端での値だった記憶だ。 実負荷をSSG端とインピーダンス整合させる道具を持っていないので、真の感度は不明だがこの1/2とか1/4の値でダブルスーパー基板に信号印加されていると想う。

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①基板

②TDA1072

③NE612

④455kHz セラミックフィルター(村田) :W55H。   w55h.pdfをダウンロード

の4点を1SETにて Yahooにて 領布中。  

W55Hは、「 6dB幅が 455 ±3kHz 」とAM通信専用 ラジオ放送専用であればW55Fあたりがお薦め。

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1st OSCは手持ちのcrystal都合で決定のこと。トランジスタには2SC1906を推奨。 

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ラジオカウンター  「受信機の発振回路部に影響が出ないように信号(電波)を貰う」

実装済みのLC7265タイプは祐徳電子さんで販売中。(LC7265表示器はオイラの開発品)

・青色キット品LC7265は祐徳電子さんで販売中。 

・緑色キット品はオイラがYAHOOに出品中。

LC7265基板は2017年3月から2019年3月末で220setほど国内に出荷された。自作真空管ラジオにもっぱら使われている。

JH4ABZ式キットはYAHOOに出品中。(開発はJH4ABZ氏)

 M54821表示器(5桁で80.000MHzまで)は オイラの開発品。基板のみ領布中。

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2015年1月からラジオカウンター搭載の真空管ラジオを自作してきた。 その累計数は90台を超えている。オイラのラジオをお持ちの方は実際に見れば 「How  to pick up the osc signal」はお分りなっているでしょう。

基本すぎて、「こんなの常識でしょ」と結線方法は記さずにいた。 製作記事中には写真にて上がっているので目聡い方は十二分に知っておられる。

ラジオカウンターをラジオ(受信機)に付加するには、影響を与えないように信号をもらう必要がある。

仮にわざわざ信号を10PF等のコンデンサーで引き出だしてしまうと、OSC強度が変化する。場合によっては受信周波数範囲も下がってしまう。短波帯なら目も当てられないほど変化する。

真空管ラジオにラジオカウンターが実装されているWEB記事をみるとカソードから引き出しているのが多数見つかる。「何故、OSC回路の敏感な部分からコンデンサーで取り出す」のか? 「この敏感点から引き出す技術思考」がオイラには理解しにくい。

カソードは局発コイルのタップ点と接続されている。 MT管とST管ではタップ位置が違うことはラジオ製作者なら体験していると思う。受信感度に影響する重要ポイントゆえ、手を加えることなくラジオ製作をしたいものですね。

以下

1、信号は「引き出す」のでなく優しく「貰う」。

  電波で飛んでいるものをキャッチすればよい。 中華製のGY560はその良い例だ。

2,どこから貰うのか?

  OSCラインの配線から貰えばOK.

3,コンデンサーで結合させるのか?

  いいえラジオ回路には手を加えません。

4, 参考写真等はあるのか?

はい。

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緑色の線がよじれていますね。

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 5、ツイストにするのか?

 はい。

 「2cmで1pF相当」と古書には幾度か書かれているのを見ました。現実1pFにするにはもっと巻きます。

6,巻き数は?

 ラジオカウンターの入力レベルに依存します。 オイラが興した基板だと6cm程度。C容量としては2PF~3PF相当。

線長があるのならばOSCバリコンラインに這わせてもOK.

7,ラジオカウンターからのノイズは無いのか?

 3端子レギュレータが電波ノイズ源になることがとても多いので、良いものを選定してください。

 中華製のようにクロックノイズが漏れるようなら、乾電池駆動にする。それでもクロックノイズ流出ならそれは捨てる。

 「ノイズにならない3端子レギュレータ型式」を指示して、キット品(祐徳電子さん)になっていますので、これを推奨します。

8,ラジオカウンターの流通品は在るのか?

 メーカー品は無いと想います。ラジオ工作愛好家たちが製作したラジオカウンターは流通しています。オイラが興した基板はこれです

Radio counter.

Received frequency display for radio receivers.

◇ICの能力に基づく適正な信号量がある。例えばLC7265であればその値はデータシートで公開されている。

007_3 データシートも見ずに超過大な信号をLC7265に伝えると場合によってはLC7265は焼損し不動になる。そのような勇気をお持ちの方は少ないとおもうが、LC7265の入力値についてのメーカーからの資料が公開されている。

001 上のように公開されているので、「過大入力でIC破壊する使い方」はお薦めしていません。壊さないようにご注意ください。

 

出品中の商品はこちら

2019年6月 3日 (月)

プリウスミサイル 続。

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国土交通省に情報多数あり。ここ。

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シーサイドラインの逆送。

「駆動軸の回転方向がcwなのかccwなのか?」を検出する「スリット板+透過センサー2個」をケチって駆動部設計したんじゃないの?

切り替えリレーの接点だけでシーケンス組むと、頻繁に起こる事象のひとつ。

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オイラの本業はFA機械設計屋です。

2019年6月 2日 (日)

7MHz エキサイター。MC1496によるAM変調回路。

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7.181MHzは発振できた。

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調整用VRを触っていた。

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◇ ダブラー(音)の波形。 右が入力信号。左がラジオで受信した波形。時間軸は写真のように同じだ。

MC1496は調整具合で1番ピンへ入れた信号周波数の2倍の周波数信号をアウトプットできる。 このことはデータシートに書かれている。

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 データシートのようにダブラー動作できた。 MC1496回路は、「RK-13」と同じ。キャリア調整VRでほどよくダブラー作動する。 

この状態では2倍音を聴いているので、「ダブラー音」を使うチャンスは、どうなんだろう??

良い子はマネをしないように、、。

◇◇◇◇◇

本来のAM変調。送信波は7.181MHz. VR maxだと入力3mVくらいで歪み出す。入力5~6mVで歪出すような使い方が良い。

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bufferの電流は、抵抗値に掛かる電圧から算出して 10mA.  このbufferからの信号線をバーアンテナに4回巻きつけて測った。

12Vで10mAだから 恐らく50mWくらいの出力だろう。 FINAL(M28S)も同じ電流値にしておいたが30~45mAくらいは流したほうがよいと想う。40mA x12V=480mW程度は入る

FCZコイルの線径が0.1mmなので80mAあたりまで流せる。 基板のパターン幅は0.04インチ以上あるゆえに、基板では1Aまで流せる計算になる。FCZコイルが熱くならないように注意する。

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3端子レギュレータはSTMicro推奨。「3端子レギュレータから発生する電波ノイズ」及び「レギュレータから電源ラインヘ流出するノイズ」を考慮すると推奨できるメーカーはかなり限定される。 もっとも良いメーカーはこの容量サイズが無い。

この基板向けだと、100mAタイプでは苦しい。

「2番ピン⇔3番ピン」の1KΩ抵抗を増減させるとゲインは変るが、「1K⇒500」にしても4割も増えないので300オームあたりにする必要があるが、バランスが崩れてくると想う。7MHzあたりではマイナスゲインにはならない水準。 7MHzダイレクトコンバージョン受信機でDBM-IC採用だと体験上マイナスゲイン範囲に落ち着くことと整合する。

「DSB用回路」と「AM変調用回路」では、回路形は同じで4個抵抗値が異なる。「DSB用抵抗値」でAM変調を掛けるのは実際苦しかった。 この辺りはメーカーも確認してあることが分かった。、、とダイレクトコンバージョン向けの送信測定器として使う場合には,final段電流は10mAも必要ないと想う。(強くて困る)

基板の用途は、

1, AMエキサイター (FINAL FCZコイルの上限 :80mA )

2, DSBエキサイター

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作動確認できたので、領布中。

◇DSB時の注入キャリア量は、キャリア周波数に依存することがデータシート(fig. 22)に明示ある。7MHzだと150mV(rms)前後が推奨されると思う。現回路だとOSCが強力すぎるので、OSCコイル2次側から注入等の工夫が発生するとは思うが、その辺りは題名がAM変調回路なので、ご勘弁ください。

◇DSB時にはDSB用値に抵抗値は変えること。その方がキャリアが出てこない方向なことが実験でも確認した。

◇AM用としてはオシロ読みで0.3~0.4V程度で支障ない。AF信号とのバランスにはなる。 キャリアを抑制することなくしっかりと出力してもらう必要がある。 ただしRFで1Vも入れると歪むことが波形観測できるのでほどほどに。AM専用ならば750Ω⇒680Ωの方がよい感じである。

◇水晶振動子を別なメーカー品の7.011MHzを載せてみた。OSC強度が3倍ほど強い。 AM用でも発振過多だ。 「同調回路コンデンサーのQ大小(共振時)で発振強度が10%は異なる」ことは、過去の記事でご紹介済みだ。 おそらく7.011水晶の製造メーカー品はQ(共振時)が大きいのだろう、、と。 「水晶メーカーに合わせた抵抗値にする」ことも必要だ。サトー電気取扱いの7.181MHzならば図中値で支障ないと思う。 

搬送波形と受信音は無縁なことは、ここで確認済み。

すでに公開済みのLA1600ラジオ基板とセットにすれば、QRPのrigがまとまると想う。

TA7045(CA3028)を使う。 

先日のTA7045(CA3028)実験のように、DSB/amのTX基板にした。

 

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搬送波を漏らす方法が拙いとこのような波形になるので回路は注意。

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2019年5月31日 (金)

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